Transportation(輸送)

Last-modified: 2021-03-29 (月) 22:15:10

輸送カテゴリーには、物流網のハブとして機能する施設が含まれる。

コンベアベルトによる運搬をはじめとする通常の物流との基本的な相違としては、長距離輸送(惑星内の遠隔地や、別の惑星・星系)が可能であること、数千~数万個単位の大量のアイテムを一度に取り扱うこと、その一方で扱えるアイテムの種類は少ないことである。

 

関連アイテム

物流ステーション

名称アイテム容量/スロットドローン物流船最大充電力待機電力
Planetary logistics station
惑星内物流ステーション
3スロット500050-60.0MW60.0kW
Interstellar Logistics Station
星間物流ステーション
5スロット100005010300MW60.0kW

主に惑星内の離れた場所、あるいは別の惑星・星系といった離れた場所にそれぞれ設置し、その間でアイテムのやり取りを行うことができる物流ハブ。中にLogistics drone(物流ドローン)やLogistics vessel(物流船)といった物流機を装備し、設定を適切に行うことで、それらが自動でステーション間を往復して物資を運搬する。

 

ステーションを使用するには、最初にEmpty slotの白い円をクリックすることによって、このステーションで輸出入したいアイテムを設定する必要がある。ここで設定されていないアイテムは、そのステーションは一切取り扱わない(ベルトで搬入しようとしても受け取らずに詰まる)。実際の設定方法については、ステーションの種類によって若干異なるためステーションごとの記述に譲る。

ステーションへの物資の搬入は、直接ベルトを接続するか他のステーションからの物流機を用いる他に、インベントリから直接行うこともできる。搬出も同様の方法で行えるが、ベルトを用いる場合は搬出するアイテムのフィルタ設定を行わなければならない

 


そのためには接続時にTabキーで選択するか、接続後に搬出口付近にカーソルを合わせると出るフィルタのアイコンをクリックして設定する。

 


アイテムを設定するとこの画像のような表示になる。それぞれの意味は以下の通り。

Storage(貯蔵中)このアイテムを、このステーションで現在保有している量。
In transit(輸送中)現在このアイテムを輸出または輸入しようとしている量の合計。言い換えれば、現在このアイテムのために動いている物流機がすべて動き終わった後、Storageがこの値だけ変化すると予想されることを示している。
Max(最大)このアイテムの、このステーションにおける最大保有量。

アイテムを設定している場合、棒グラフの部分をドラッグすることによりMaxを制限することができる。この個数以上になっている場合、そのアイテムを輸入しようとしない。物流機はそれ以上そのアイテムを輸入するために出発しなくなり、コンベアで搬入している場合は搬入が停止する。

ただし、1個でも空きがある場合(Storage + In transit < Max の場合)は輸入しにいく物流機は出発する。またそれが戻ってきて荷下ろしをする際、Maxを超えてしまうとしてもすべてのアイテムを降ろす。このことによって、一時的にStorageがMaxを超えることがある。これはステーション自体のキャパシティ(惑星内なら5000、星間なら10000)であっても同様に超えることがある。

Maxの設定は、長期的に見ればアイテムを輸入する場合にはその優先度として機能する。例えば2種類のアイテムを2:1の割合で輸入したい場合は、Maxを10000と5000というように設定しておくとよい。物流機は基本的に空きがある限りまんべんなくアイテムを輸入しようとするため、より少ない数しか必要としないアイテムは早く上限に到達するようにすればよいのである。

 

電力関連の仕様

ステーションには蓄電器のように充電し、エネルギーを貯蔵しておけるようになっている。このエネルギーは、ドローンや船が出発する瞬間にそれらの積載燃料として消費されるもので、エネルギー不足の場合は出発できない。なおステーションから電力網に電力を戻すことはできない。

エネルギーが消費されるのは出発地のステーションのみであり、目的地で積み下ろしする際にそのステーションのエネルギーは一切使用しない。このため、目的地にしかならないステーション(輸出のみを行い、かつ物流機を一切所属させていないステーション)*1に電力供給を行う必要はない。

 

蓄電するのに用いる最大電力を、Max charging power(同時最大充電量)で設定することができる。ただし、実際の消費電力は設定した値に「ステーションのエネルギーロス割合」を掛けたものになる。例えば30.0MWで充電するように設定し、ステーションが現在3割しか充電されていない場合は、30.0*(1-0.3)=21.0MW で充電される。これは、残りのエネルギーが少なくなるほど急速に充電できるようにするための仕様だと思われる。

このため、設置してすぐは非常に消費電力が大きく電力充足率が低下するかもしれないが、必ずしも発電施設を増やすなどする必要はない。ステーションが充電されてくれば、基本的には安定する(非常に頻繁に物流機が出発するのでなければ)。

Planetary Logistics Station(惑星内物流ステーション)


同じ惑星内の輸送限定で用いることができる物流ステーションである。惑星間輸送を取り扱うことはできない

これにできてInterstellar Logistics Station(星間物流ステーション)にできないことはないため機能面では完全下位互換ではあるが、その分比較的低コストであるため気軽に使用できる。また、星間物流ステーションより狭い間隔で複数配置できるのもメリット。

主に採掘を行って鉱石を輸出するためだけのステーションや、同じ惑星内の独立した生産ラインに対してそれぞれ材料の輸入・製品の輸出を行うなど、柔軟な輸送手段として最後まで役立ってくれるだろう。

 

アイテムは3スロットまで設定することができ、設定するとその右にあるボタンにより輸出入設定が可能である。

  • Supply(供給)はそのアイテムを輸出することを指示する。同じ惑星上にある他のステーションがそのアイテムを輸入しようとしていれば、そこへ輸出する。輸入しようとしている他のステーションが無い場合は何もしない。
  • Demand(要求)はそのアイテムを輸入することを指示する。同じ惑星上にある他のステーションがそのアイテムを輸出しようとしていれば、そこから輸入する。輸出しようとしている他のステーションが無い場合は何もしない。
  • Storage(貯蔵)はアイテムをそのまま保管する。つまり、他のステーションと取引を行わない。*2。アイテムを保管したいだけならば、より素材が少なくて済むストレージを利用した方が良いので、この設定は基本的には何らかの理由で一時的に輸出入を停止したい場合に使用する。
    例外として、物流ステーションにはコンベアベルトを直接12本まで接続する事が可能であるため、例えば、「5本のコンベアベルトから搬入されて来るアイテムを3本のコンベアで搬出したい、しかもある程度はアイテムを保管してほしい。」といった場合は、5本の搬入ベルトと3本の搬出ベルトをそのまま物流ステーションに接続するだけで実現できるので、他の方法よりも作成が簡単であったり、省スペースで済む場合がある。

Interstellar Logistics Station(星間物流ステーション)


惑星内物流ステーションのすべての機能を有し、さらにLogistics vessel(物流船)を用いた惑星間輸送機能も備える施設である。

 

アイテムは5スロットまで設定することができ、設定するとその右の2種類のボタンによりそれぞれLocal(惑星内)、Remote(星間)における輸出入設定が可能である。

 

Local(惑星内)の設定

  • Local supply(供給(惑星内))Local demand(要求(惑星内))惑星上にある別のステーション(種類は問わない)との間で輸出または輸入する設定であり、惑星内物流ステーションのSupply(供給)Demand(要求)の設定と全く同じ機能である。
  • Local storage(貯蔵(惑星内))も惑星内物流ステーションのStorage(貯蔵)と全く同じ。ただし、これを設定してあっても、それとは別に星間輸送設定を行うことが可能であるので、貯蔵しておくというよりは同じ惑星内の他のステーションとの取引はしないというほうが理解しやすいだろう。
 

Remote(星間)の設定

  • Remote supply(供給(星間))およびRemote demand(要求(星間))が、他の惑星上*3にある星間物流ステーションとの間で輸出または輸入する設定である。他の惑星上にあるステーションでも、惑星内物流ステーションは当然物流船の受け入れは不可能のため対象外である。
  • Remote storage(貯蔵(星間))は、他の惑星のステーションとの取引はしない。もうお分かりだと思うが、これを設定してあったとしても、Local(惑星内)の設定を行えば、このアイテムに関しては惑星内輸送に限定して行うことが可能である。
 

恒星系間輸送とSpace warper(空間歪曲器)に関する仕様

恒星系間輸送も物流船を用いて行えるが、恒星間の数光年の距離ではワープを使用しなければ往復で最低でも10時間程度はかかり現実的でない。ワープを使用させるためにはLogistics carrier engine Lv.4の性能強化と、Space warperが必要となる。

ステーション設定のDistance to enable Warp(ワープ有効化距離)以上の距離にある惑星に行こうとする際、物流船は通常のエネルギー供給と同時に、往復で用いるための空間歪曲器を自動的に2個消費して出発し、ワープして目的の惑星に向かう。

ワープ有効化距離を超える距離であっても、Must Equip Warpers(Space warperの装備が必須)にチェックを入れていなければ、ワープが不可能(性能強化を行っていなかったり、空間歪曲器が枯渇した状態)でも出発してしまうので要注意

万一ミスで遠くまでワープ無しで向かい始めてしまった場合は、Remote storage(貯蔵(星間))に設定することによって輸送を中断させ呼び戻すことが可能。

空間歪曲器は、アイテムスロットに設定してあって保管されている場合、自動的に空間歪曲器専用スロットに移動される。この仕様によって、空間歪曲器を輸出しているステーションがある場合はワープを使用する星間物流ステーションで空間歪曲器を要求することにより、空間歪曲器を自動的に配備することが可能である。ただし、これを行うとアイテムスロットを無駄に1個消費してしまうことになる。

これを避けたい場合は、星間物流ステーション同士を近くに配置しておき、空間歪曲器をコンベアベルトを使用して順番に配布していくようにするとよい。空間歪曲器専用スロットは第6のアイテムスロットとして扱われているので、他のアイテムと同様の要領で搬入出することができる。恒星間取引を取り扱うステーションは最低積載貨物量を多めに設定しておかないとあっという間に空間歪曲器がなくなるので制限しておこう。
あるいは、星系内取引を行うステーションと恒星間取引を行うステーションを別々にするというのも1つの手。

採集機

名称スロット容量/スロットドローン輸送船消費電力
Orbital Collector
軌道採集機
*45000--30.0MW

Orbital Collector(軌道採集機)

巨大惑星に設置することで天然資源を採集する機能および、それを輸出するステーションとしての機能を備えている。

この施設の作成に用いるAccumulator(full)(蓄電器(満充電))はEnergy exchanger(エネルギー交換機)で作る*5。一度設置してしまえば採集した燃料を用いて自家発電を行い、永続的に資源を採掘可能。

 

巨大惑星は地表が存在しない。そのため見た目で分かると思うが、一応Vキーのスターマップから惑星をクリックし、惑星のタイプが「~giant」であるかどうかを見れば判断できる。また、ここで「Collectable(収集可能)」となっている資源が軌道採集機を用いて採集可能である。

 

軌道採集機は、赤道上に10グリッドごとの間隔でしか設置できない。赤道を見つけるには、左下のマップの右あたりに表示されている緯度(NまたはS)が小さくなる方向に移動する。この数値が0になったあたりで、惑星表面のグリッドが太い線になっているところが赤道である。

 

天然資源の採集機能

設置した瞬間から、自動的にその惑星で採取可能な種類な天然資源をすべて並行して採集し始める。軌道採集機の設置数と、軌道採集機1個あたりの産出量に関係はない。設置するほど時間あたりに採集できる資源の量は増えていく。

軌道採集機による採集速度の基本値は8倍であり、上記の惑星のデータで表示されている速度にその値を掛けたものが実際の採集速度となる。上の例では、この惑星の水素の基本産出量は0.25/sだが、軌道採集機により採集されるのはその8倍の2.00/sとなる。さらにこの採集速度はVeins utilization(鉱脈の利用)による影響も受ける。

ただし、計算上の採集速度よりも実際の採集速度は遅くなる(UIを開いて溜まっていく速度を見てみよう)。これは軌道採集機の消費電力(30.0MW)を補うために、採集した資源の一部を燃料として消費しているためである。

 

ステーションとしての機能

このステーションは、他の惑星に設置したInterstellar logistics stationからの目的地としてのみ機能する。つまり、物流船や空間歪曲器を保管することはできず、また取引をする設定もRemote supply(供給(星間))のみしか存在しない。
そのため、軌道採集機の資源が欲しい場合はInterstellar logistics stationに目的の資源の要求を設定して、物流船を乗せて充電をしないといけない。

また、Remote storage(貯蔵(星間))を選択することは可能だが、動かし続けることにデメリットは一切ないので意味はないだろう。

その他

名称最大入力最大出力
Energy exchanger
エネルギー交換器
45.0MW45.0MW

物流ステーションと組み合わせて使用することによって効果を発揮する施設。

Energy exchanger(エネルギー交換器)

アイテム状態のAccumulator(蓄電器)に充放電を行うことができる施設である。蓄電器を充電してAccumulator(full)(蓄電器(満充電))を生産するか、逆に蓄電器(満充電)を放電させて電力を生み出すことができる。

充電時は余剰電力を最大45.0MWまで使用することができる。蓄電器の容量は90.0MJのため、最速で2秒に1個を充電可能(0.5/s)。放電時の出力も同様に最大45.0MWで、蓄電器(満充電)を最速0.5/sで消費する。

この施設の機能としてはそれだけだが、星間物流ステーションを用いて蓄電器(満充電)を輸送することによって、電力を惑星間でやり取りすることができるようになる。この方法ならもちろん別星系であろうと電力を送ることも可能である。

例えば電力を渡す側の惑星のセットアップ例はこの画像のようになる。まず準備として蓄電器を量産しておき、ステーションに要求するなりベルトで搬入して大量に保管しておく(安定して使用するには1000個程度か)。また発電施設による余剰電力がある状態にしておく(最大効率で活用するなら45.0MW以上)。

そして、蓄電器をステーションから交換器に搬入する。交換器のモードはCharge(充電)にしておく。すると余剰電力を用いて、蓄電器への充電が行われる。充電が完了した蓄電器(満充電)が交換器から搬出されるので、ステーションに搬入する。ステーションでは蓄電器(満充電)をRemote supply(供給(星間))に、蓄電器をRemote demand(要求(星間))に設定しておく。

電力を受け取る側の惑星では、これとは全く逆の設定をする。蓄電器(満充電)をRemote demand(要求(星間))して、Discharge(放電)モードの交換器に搬入する。そうすれば最大45.0MWの電力が得られる。

また、使用後の空になった蓄電器が交換機から搬出されるので、ステーションに再び搬入し、それをRemote supply(供給(星間))する。元の惑星ではこれをRemote demand(要求(星間))しておいたため、空の蓄電器が返却され再利用されるというわけである。


*1 例えば、天然資源を採集して運び出すためだけに用いるステーションなど
*2 ベルトによる搬入出は普通に行える。また、星間物流ステーションの説明を見ればこう表現することの利点が分かるだろう
*3 恒星系が同じでも違ってもよい
*4 惑星の産出資源の種類に依存
*5 または設置した蓄電器が充電されてから解体する手も……