ウェルキンゲトリクス

Last-modified: 2018-09-11 (火) 05:26:25

サーヴァント
【クラス】セイバー
【真名】ウェルキン・ゲトリクス
【容姿】使命感に満ちた瞳を持つ少女
【英雄点】45点(ステ30点・スキル15点):令呪3画消費
【HP】70 / 40+30
【筋力】A:8(10)
【耐久】B:8(10)
【敏捷】B:4
【魔力】C:4
【幸運】D:2

【スキル1】対魔力:B
5点:キャラシート作成時、英雄点5を得る。魔術防御時、補正値5を得る。
【スキル2】カリスマ:B
5点:奇襲防御時、補正値5を得る。相手の攻撃時、攻撃対象を自分に変更できる。
【スキル3】始まりの英雄:A
5点:物理攻撃と物理防御時補正値2を得る。最大HPを15増やす

【宝具】1『我が身が光への道となるならば』(ラ・リーベルテ) 1/1
【ランク・種別】B:対人・対民宝具
【効果】物理攻撃時補正値5を得る。
攻撃発動時に自身が何かしらのデバフを受けている場合、それを無効化する。

【宝具】2『我が身が勝利を期待されるなら』(ウェルサン・ジェトリクス) 1/1
【ランク・種別】C:対人宝具
キャラシート作成時に令呪を一画消費する。
交戦フェイズ中のエリアに、セッション中に二度以上セイバーと戦った敵あるいは二度以上セイバーと共に戦った同盟相手がいる場合にのみ発動可能。
交戦フェイズ開始時、真名看破をした上記の条件を満たしたキャラクターを一体選択し、クラススキルや戦闘続行系統以外のスキルをその交戦フェイズ中獲得することが出来る。
この宝具によって得たスキルで獲得した補正値はスキルによって獲得した補正値として扱われる。
【その他】混沌・善 女性 王属性

設定等

【キャラクター詳細】
 ガリア戦記におけるガイウス・ユリウス・カエサル最大の敵対者であり、烏合の衆に過ぎなかったガリアの民を一纏めにし民族掃討戦であった対ガリアを戦争に変えた若者。
 若くしてカエサルを苦しめたその才能は恐れられ、幽閉され、処刑によって人生を終えたという。
 フランス最初の英雄としても信仰され、不自由という鎖を断ち切る剣を持つ者としてセイバーとして召喚された

 

 情熱と冷静が同居した若者。身振りには自信があふれ、行動には迷いなく、ついていければなんとかなると思わせるカリスマの持ち主。

 

 確かにその評価は間違っていない。だがその身の内にあるのはガリア、ひいてはそれに続いたフランスへの一切の自己を捨てた愛の持ち主。
 故にガリアを守り切れなかった自己への評価は最低に近く、かつて受けた敗北についても割り切れていない。
 カエサルは優れている。自分が指揮官としてそれに劣っただけだ。だが、その結果を正しいことと認めてしまったら、ガリアの──私についてきた民たちの敗北と死も正しいこととなってしまうではないか。

 

【キャラクターデータ】
身長/体重:161cm・47kg
出典:史実
地域:ガリア
属性:混沌・善 性別:女性
好きなもの:ガリア・フランス・自由
嫌いなもの:自分
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 宝具:B+

史実においては指揮官として名を馳せ、本来は最前線に出る戦士ではないが、フランス最初の英雄としての信仰と彼女の持つガリア解放の際に得た名であるウェルキン・ゲトリクス───
優れた戦士を意味する名をつけられた技量によってセイバークラスを基準としても見劣りしないステータスと戦闘技術を持つ。

 
絆レベル

【絆Lv1】
○カリスマ:B
〇軍略:C
王として、人を惹かせる才能は古代ローマ最高の英雄の一人であるカエサルと互角、あるいは超えていたかもしれない。
だがその指揮官としての能力はあと一歩カエサルに及ばず──あるいは、ローマという国の層はあまりにも分厚く──
戦争においての指揮能力そして勝利をつかみ取るべき天運においてセイバーはカエサルに一歩譲る。

 

【絆Lv2】
○始まりの英雄:A
ウェルキンゲトリクスは今現在においてもフランス最初の英雄として信仰され、古代ローマのガリア侵略に対して唯一組織的な抵抗を見せたガリアのケルト民族を率いた最初にして最後の王でもある。
その生涯と信仰がスキルとなったもの。抗い難く、勝利が厳しい叛逆の道を進むとき、ウェルキンゲトリクスはランダムにガリアのそしてフランスの戦士や英雄が所持しうるスキルを獲得し、一時的にそれを使用する。
戦士として、個人としての能力を駆使し続けるサーヴァントとなったセイバーは単純戦闘能力においては生前を凌駕する力を得るに至った。

 

【絆Lv3】
我が身が光への道となるならば(ラ・リーベルテ) 1/1
【ランク・種別】B:対人・対民宝具
フランス語において自由を意味するこの宝具は即ち、ガリア解放に向けて行動したセイバーの生涯とその行動に向けられた信仰の具現化である。
不自由という鎖を断ち切る刃として顕現したこの剣は自身を拘束する戒めを断ち切る力となり、味方する集団の前に掲げれば一時的に意識を過剰なまでに高揚させ自由を求め前進する集団を作り上げる。

 

【絆Lv4】
我が身が勝利を期待されるならば(ウェルサン・ジェトリクス) 1/1
【ランク・種別】C:対人宝具
敵に回った人間ですら殆ど処刑をすることがなかったとされるカエサルをして処刑に動かせたとされる才能───即ち、二度目以降の機会に対する適応能力の宝具化
同一の相手との戦闘を行うたびにセイバーはその相手に対して学習を深め、対策能力を増し、肉体に影響するスキルや固有スキルを除いたスキルの学習すらも行うようになる。

 

【絆Lv5】
聖杯への望みはフランスの安寧。確かにガリアは敗北した。多くの民の血が流れ、多くの涙が流された。
だが、だが、それでも次につながる何かがあったのだ。だからこそフランスとしてかつてガリアと呼ばれた地域が今もなお現代で人が生きる土地としてある。
英雄としてのセイバーは間違いなくそう望むだろう。

───だが、仮に『もう一度』の機会があったとき。ガリアの民をもしかしたら救えるかもしれない事態に出くわした時。
セイバーは英雄としての自らの願いを捨て、再びガリア解放に繋がる道を模索するだろう。
その行いがかつて自分を信じてついてきたガリアの民たちの行動を無かったことにすることに繋がろうとも。
その行いが今を生きるフランスの民の存在の消去に繋がったとしても。
そこに生きるガリアの民に、負けることが、死ぬことこそが正しいから諦めろなどと言える精神も、経験もセイバーにはないからだ。
ガリアの自由のために行動したこのサーヴァントこそがあるいは、ガリアの誰よりも不自由に縛られているのかもしれない。