オリジン

Last-modified: 2018-10-24 (水) 17:59:20

キャラシート

【クラス】キャスター
【真名】オリジン
【容姿】超越者然とした少女の姿。
【英雄点】40点(ステ15点・スキル20点・宝具5点):令呪2画消費
【HP】40/25+15
【筋力】D+:3
【耐久】B+:5
【敏捷】E:1
【魔力】A:5
【幸運】E:1
【スキル1】陣地作成 EX
10点:移動フェイズに陣地を作成出来る。
    陣地内では魔術攻撃と物理防御と魔術防御と奇襲防御時、補正値5を得る。
    また、遠距離攻撃フェイズで受けるダメージを無効にする。
【スキル2】根源接続 A
5点:セッション中に1回まで、1ターンの間、自分の陣地の陣地破壊を無効にする。
【スキル3】高速神言 A
5点:魔術攻撃時、補正値5を得る。相手の対魔力を無効にする。
【宝具1】『起源付与』(オリジン・エンチャント) 1/1
【ランク・種別】EX・対人宝具
【効果】交戦フェイズ中に1度だけ、
    【スキル1】で作成した陣地の効果で得られる補正値を倍にする。
【宝具2】『万物根源回帰救済』(アポカタスタシス) 1/1
【ランク・種別】EX・対界宝具
【効果】キャラシート作成時、英雄点5を消費する。
    任意のタイミングで【スキル1】の陣地を作成できる。
    交戦フェイズ中に作成した場合、交戦フェイズ終了時に消滅する。
【その他】中立・中庸 神性

クラス:キャスター
真名:オリジン
筋力:D 耐久:B 敏捷:E 魔力:A 幸運:E 宝具:EX

 

【クラス固有スキル】
・陣地作成:EX
 魔術師として自らに有利な陣地を作成する。
 ───彼女にとって態々構築する手間など不要。
 その言葉一つで周囲の空間を操る。

・道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成可能。
 乞われたものなら何でも作ろうとするが、生前に逸話等がないため
 不死の霊薬などの高ランクの道具は無理。

 

【保有スキル】
・根源接続:A
 一なる始原から発した多くの種々異なったものは、再び神の善良さによって、
 キリストへの服従、聖霊との一致によって、始原に似た一なる終極へと導き戻される。
 よって、神がすべてにおいてすべてとなる。
 彼女の呼称は原生地、あるいは原点を意味する。

 即ち、万能の願望器の証。
 このスキルを持つ者にとって、
 通常のパラメーターは意味のないものとなる。

・神性:E
 救世主を模したモノとしての弱い神性。
 救世主自身の威光を背景とする宝具に対しては、低ランクの耐性を持つだろう。

・高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 本来なら「統一言語」と呼ばれるべき、
 根源への門であり、真理のようなものを自身を通して現実に投影させるもの。
 サーヴァント化にあたり調整された。

・魔力同調(起源):C
 同調した他者と自己の魔力を、同時に大幅に賦活させる。
 それに加え、対象の『起源』を確認し、自らと繋げ……、
 という荒業も可能としてしまう。

・千里眼(獣):EX
 視力の良さ。遠方の標的の補足、動体視力の向上。
 ランクが高くなると、透視、未来視、そして読心さえ可能になる。
 オリジンの千里眼はこの読心に特化しており、
 目の前の人間の欲望や真理を見抜き、暴きたてる賢人としてのスキル。
 ……だがその本質は獣にも通じる、毒蛇のものかもしれない。

 

宝具
【起源付与(オリジン・エンチャント)】
 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0~10 最大補足:1人
 人間が『肉体』、『精神(霊)』、『魂』から成るように、
 聖書も『肉体』、『精神(霊)』、『魂』から成るという考え。
 そして生前聖書の批判研究を行ったことから宝具として現れた術式。
 その聖書批判研究の成果から『ヘクサプラ』とも呼称する。

 

 対象の構造、特に『魂』を暴き、その現在の在り方を否定し、
 その定められた本質を前世、究極的には「根源」へと巻き戻す。
 結果、相手は前世を見つめることでその原初の渦からの絶対命令の宿命を自覚する事となり──……。

 

【万物根源回帰救済(アポカタスタシス)】
 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:0~50 最大補足:不明
 すべてを根源へと戻す、対界級宝具。
 英霊、そしてサーヴァントという器では
 対象の『起源』強制覚醒、周囲の空間の神代回帰現象誘発、魔力濃度急激上昇、
 そして──オリジンの根源再接続、接続回路固定といった効果に留まる。
 この宝具を発動している間は生前同様の、あるいはそれ以上の魔術を使用できるが、
 抑止力、ならびに世界からの修正が働くため長時間の、さらには複数回の使用は出来ない。

 
絆レベル

【キャラクター詳細】
アレクサンドリアのオリゲネスまたはオリゲン
あるいは──オリジン。

 

その名は原点、起源、そう──『根源』を意味する。

 

後世に真の魔術師と讃えられた神学者は……真実、真の魔術師だったのだ。

 

【パラメーター】

筋力■■■■■D耐久■■■■■B+
敏捷■■■■E魔力■■■■■
幸運■■■■E宝具■■■■■EX
 

【絆Lv1】
身長/体重:154cm・42kg
出典:史実
地域:アレクサンドリア・アテネ
スリーサイズ:B83/W58/H83
属性:中立・中庸 性別:女性
最初にして最大の神学者とも、聖書をギリシア文化に汚染させたヒュドラとも、様々な評価を受ける。

 

【絆Lv2】
『はじめに言葉があった』(ヨハネによる福音書1:1)
『わたしはアルファでありオメガである』(ヨハネの黙示録1:8)

 

───アルケー、という言葉がある。
はじめ、原初、原理、そして『根源』を意味する言葉であり、ギリシア哲学や神学において幾度も、
そして言葉を変えながらも議論され続けた言葉であり、魔術師の渇望とされるもの。

 

オリジンは生前、一貫してこう主張したという。

 

「神は存在するすべてのもののアルケー(根源)である」
そして
「常に終極は始原に似ている」、と。

 

【絆Lv3】
キリストこそ神(根源)があらゆるモノよりも先に創造したものであり、化身。
彼を通して全てのモノは成り、終わりの時に己を空しくしてヒトとなり、神(根源)でありながら生まれ降りた。
故に全てはキリストを通じ根源へと繋がっており、導かれ善を選ぶことにより原初の混沌の渦に回帰する。

 

あらゆる時代、あらゆる救いをキリストは自らを通して根源から実現させた。
キリストは全てのモノに対して全てのモノとなった。
悪のために盲目となった人々のために「人々の光」となり、人々が限りある生を生きるようになったので「生命」となり、
ヒトが無知な家畜となったため「羊飼い」となった。
かように彼は自身を与え続けた。『ご自分を空しくして』救い続けた。

 

───ここに、空を。ゼロを。「  」を見出した。

 

これこそがオリジンの、いや彼女をつくり、育てた父の。
殉教者レオニデスの考えだった。

 

【絆Lv4】
「万物根源回帰救済」
ランク:EX 種別:対界宝具 
レンジ:0~50 最大補足:不明
アポカタスタシス。
すべてを根源へと戻す、対界級宝具。
英霊、そしてサーヴァントという器では
対象の『起源』強制覚醒、周囲の空間の神代回帰現象誘発、魔力濃度急激上昇、
そして──オリジンの根源再接続、接続回路固定といった効果に留まる。
この宝具を発動している間は生前同様の、あるいはそれ以上の魔術を使用できるが、
抑止力、ならびに世界からの修正が働くため長時間の、さらには複数回の使用は出来ない。

 

【絆Lv5】
かつて多くの神々の神殿が立ち並んだアレクサンドリアで生まれ育ったレオニデスは
ローマ市民として生き、市民権も持たないエジプトの血を引く娘と子を為し、その子にエジプト世界の神が由来の、
オシリスとイシスの子、天空神ホルスの子を意味するものを名付けるという
ファラオとまで同一視させ得る行為をした後、キリスト教への愛のために殉教を果たした。

 

あまりに混沌とした生涯を送ったレオニデスはその生で確信していたのだ。
キリストこそが「根源」への門であると。
そして、ギリシャの神々の恩恵、ローマに伝わる御業、エジプトの古の魔術。
それらを用いて作り上げた自身の子が第二のキリスト=根源への門に成りえると!

 

しかしレオニデスが殉教を果たした後のオリジンは自ら人々を救おうとはしなかった。
ただ乞われるまま、願われるままに力を使う。
その有様は救世主でも聖人でも無く───「万能の願望器」と呼ぶのが相応しかった。