ゴディバ夫人(♂)

Last-modified: 2021-09-23 (木) 00:38:06

キャラシート

【クラス】ライダー(シールダー扱い)
【真名】ゴディバ夫人
【容姿】ウェーブした金色の長髪を全身に絡みつかせた女性。
【英雄点】30+5点(ステ20点・スキル15点)
【HP】75 / 75
【筋力】B :3
【耐久】EX :8(10)
【敏捷】C :1
【魔力】B :3
【幸運】B :3
【スキル1】対魔力 B
5点:英雄点5を得る。魔術防御時、補正値5を得る。
【スキル2】自陣防御 C
5点:最大HPを20増やす。相手の攻撃時、攻撃対象を自分に変更できる。
【スキル3】事前工作 B
5:移動フェイズで現在地のエリアで陣地を作成出来る。
陣地内では奇襲防御か宝具防御時、補正値5を得る
 
【第一宝具】『全裸行婦の清楚さ(レディ・ラッピング)』 1/1
【ランク・種別】A:対視聴者宝具(対軍宝具として扱う) レンジ:∞ 最大補足:1人
【効果】自陣営への攻撃に対する防御判定時、攻撃対象を自身のみに変更する。
加えて、ゴディバ夫人は、例え脱落したとしても、マスターが脱落するまでロールに参加できる。
 
【第二宝具】『彼方よりの証人(ピーピング・フロム…)』 1/1
【ランク・種別】A:対偉人宝具(対人宝具として扱う) レンジ:∞ 最大補足:1人
【効果】援護時のみこの宝具を使用できる。
援護時、更に補正値3を与え、その攻撃に対するスキルによる攻撃対象変更を無効にする。
 
【その他】中立・善 人属性
 
 
【マスター】
 ピーピング・トム(マスター)
 【スキル1】特殊召喚:英雄点5を得る。エクストラクラスの召喚が可能となる。
 【スキル2】霊基補強:自分のサーヴァントの最大HPを15増やす。
 【スキル3】浸透魔術:自分のサーヴァントの物理防御時、補正値3を与える。
 

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泥詠唱
【第一宝具詠唱】
夫人「ぐえー!?」
トム「奥様、ぐえーはどうかと…」
夫人「うう……なんとか耐えました、しかし貴方はボロボロですね」
トム「奥様が無事であればいかほどの事もありません」
夫人「……そうですね、宝具は没収です、座に帰ったらすぐ戻るように」
トム「仰せの……通りに……」
夫人「では、今は眠りなさい私の従者」
夫人「そして…!!ちらっ!?」
トム「はい、こちらで覗いております、奥様」
夫人「……よろしい!では参りましょう、私の従者!!『全裸行婦の清楚さ(レディ・ラッピング)』!!」

【第二宝具詠唱】
ゴディバ夫人の逸話に元々「ピーピングトム」は存在しない
ピーピングトム・トムは11世紀の人間ではない
そう、彼は過去視の魔眼を持つ代行者…
“過去の偉人の異端審問のため、その証人となるべく招聘され、そうあるべく自らを鍛え上げた奇形の魔術師”である
彼はついに“座の記録を盗み見た”そして、そのまま帰らなかった
彼の宝具は、英霊のその過去の素行を暴き立て
15世紀の異端審問が、その罪を断罪する
彼方よりの証人(ピーピング・フロム…)
異端の罪は、どこへ逃れようとも暴かれる、そこが例え英霊の座であろうとも
トム「汝に、罪あり(ギルティ)……!!」
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【キャラクター詳細】
レディ・ゴダイバ、コヴェントリー領主レオフリック伯爵の夫人。
11世紀イングランドの女性。
夫の悪政を諫めるため夫の町の中央を全裸のまま馬で駆けた逸話が残る。
その全裸行をのぞき見た仕立て屋は視力を失った、あるいは死んだ、等と伝説は語る。
 
サーヴァントとして召喚されたこの霊基は、金髪の夫人と同じく金髪の少年の二人組だが……?

 

【パラメーター】

筋力■■■■■B耐久■■■■■EX
敏捷■■■■■C魔力■■■■■B
幸運■■■■■B宝具■■■■■C
 

【絆Lv1】
【キャラクターデータ】
真名:ゴディバ夫人
身長/体重:160cm・52kg
出典:史実
地域:イングランド
属性:秩序・善
性別:女(宝具使用時)/男(宝具未使用時)
 
ゴディバ夫人の霊基には決定的な“まやかし”がある。
“彼女”の宝具は『夫人の身を町民の目から隠し通したその長髪』である、
その宝具を纏う者は、世界から『英霊ゴディバ夫人』として扱われる。
 
たとえ夫人が本当は少年だったとしても。
たとえ今その長髪を纏うのが、トムという名の彼の従者だったとしても。
 
【絆レベル2で解放】
彼の夫となるレオフリック伯爵は若い頃から聡明であったが横暴な人物で、
弱い者に対し権力を振るうことに躊躇いがなかった。
 
夫人はコヴェントリーの町の役人の三男として育ったが、
ある時レオフリック青年は彼の父親にこう言い募った
『お前の家に器量の良い娘が居るだろう。先日風の良い日にこの家の裏で水浴びをしていた髪の長い娘だ』
『俺に嫁として差し出せ、隠せばためにならんぞ』
 
うちに娘は居ないと困り果てる父の後ろから歩み出たのが少年の頃の夫人である。
 
『それは恐らく(わたくし)です』
『貴方にはお諫めするご内儀が必要なようす、私が嫁に参りましょう』
 
レオフリック青年は、少年の真っすぐな眼差しにしばらく?然としていたが。
やがて大いに笑ってその輿入れを受け入れた。
 
 
夫人の性的自任は男性。
恋愛対象には男女を問わない両性愛者である。
 
【絆レベル3で解放】
宝具
全裸行婦の清楚さ(レディ・ラッピング)』 1/1
【ランク・種別】A:対視聴者宝具 レンジ:∞ 最大補足:1人
【効果】この宝具を纏う者は、あらゆる効果から『英霊・ゴディバ夫人』として扱われる。
伝承に残るその長髪を切り、(かつら)として仕立てたもの。
普段は彼の従者であるピーピング・トムに無理やり被せている。
 
戦闘的な宝具でないもののその効果は世界を騙すという看板に偽りなく、
『この宝具を被ったまま息絶えた者が、脱落したサーヴァントとして聖杯の釜に貯まる』程。
解除は夫人の意思で自由かつ、ピーピング・トムもまた夫人の霊基の付属品に近い扱いのため、
宝具の本質を見抜かない限り、夫人の敵対者はその霊基から何度も復活するピーピング・トムと延々切り合う羽目になる。
 
また、「この宝具が隠す者は英霊・ゴディバ夫人である」という概念を拡張すれば、
『この髪に身体が隠された者に、ゴディバ夫人のマスターとして自害を命じる』ことさえ可能。
ただしこの使用法には多大な魔力が必要で、少々反動が大きい。
 
【絆レベル4で解放】
『赤子が本当に産まれただとッ!?あり得ん!!貴様!産婆と組んで俺をたばかる気d』
『何を言ってるんです伯爵様ァ、元気のいい男の子ですよホレお抱きになって上げてくだせェ』
『ぐっ……か、軽いッ!?そ、それにこんなに小さ…馬鹿者!!赤子などできるモノか!!そいつはおとk』
『(ハァハァ……)主が我らの子をお望みになったのでしょう、ほら、目元など貴方によく似て』
『おっ……!?ぐ、ぐぅ……、そ、そう言われればそのような…』
『さ、貴方……、その子に名前を(ハァハァ)』
『名前だとッ!?』
『そうですよォ旦那様ホレ』
『ぐ、ぐぅうぅ……』
『ええ貴方、その子が貴方のように強く、賢い子に育つように…(ハァハァ)』
 
彼は善の人物ではあるが、その善性にはいささか“悪癖”がある。
彼は『悪の人物がふと見せる善性』に対して強い執着を見せるのだ。
 
例)
・夫が、彼の前でだけは悪性を抑えてふるまうのを見て内心ゾクゾクする。
・初めて赤子を抱いた夫の憑き物の落ちた顔を脳内で反芻しては伯爵夫人がしちゃいけない顔をする。
・市の税を免除する際、何度も何度も言い訳してなかなかサインできない伯爵の姿をナイショで肖像画にしており、
それを見ては聖的法悦に浸る。
 
余談だが、彼は男性の身でありながら、夫との間に二男三女を設ける奇跡を成し遂げている。
 
【絆レベル5で解放】
彼はあくまで悪の領主を支え、(カウンターウェイトとして働いたにせよ)その悪政を補佐した人物である。
それが聖人と呼ばれる偉人達と最も異なる点である。
 
彼自身は悪も善も“民には関わりの無いこと”と考えている。
善と悪がいかに争おうとも、最終的に庶民の食卓に毎朝パンが過不足無く並ぶ事こそが最も大切なのだ。
あるいは、その争いこそが民の生活を安定させるのだとも。
そのためならば、たとえ(みずから)が敗北しようともさして気に留めない。
 
悪が駆逐され、完璧な善政が敷かれる、などという事態になったならば、彼はそっと悪に手を差し伸べるだろう。
 
「善いばかりの世の中では民も息が詰まるでしょう?」
そう微笑みながら。