ジャック・ザ・リッパー〔娼婦〕

Last-modified: 2018-07-16 (月) 00:19:15

キャラシート

【クラス】セイバー
【真名】ジャック・ザ・リッパー[剣]
【容姿】露出の多いドレスを着た金髪の美女、その目に光はない
【英雄点】35点(ステ20点・スキル15点)
【HP】35 / 35
【筋力】D++:4
【耐久】B :4
【敏捷】B+ :5
【魔力】B :4
【幸運】E :3
【スキル1】対魔力:D
5点:キャラシート作成時、英雄点5を得る。
魔術防御時、補正値5を得る。
【スキル2】霧夜の殺人:B+
5点:先手判定時補正値3を得る。
物理攻撃時、補正値4を得る。
【スキル3】精神汚染:C+++
5点:相手に対して先手を取っている場合、
物理攻撃と物理防御時、補正値5を得る。

【宝具1】『解体母胎(マリア・ザ・リッパー)』 1/1
【ランク・種別】ランク:D~B 種別:対人 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
【効果】物理攻撃時、補正値10を得る。
攻撃対象が女性の場合、相手は防御に筋力・幸運・耐久の内最も低いステータスを用いなくてはならない。

【その他】混沌・悪 人属性 人型 女性
【願い事】「この手で我が子を抱きしめたい」

「────私ね、もう子供を産めないんです。女性なのに、おかしいでしょ?」
 

プロフィール

【元ネタ】伝承
【CLASS】セイバー/アサシン
【マスター】
【真名】ジャック・ザ・リッパー[娼婦]
【性別】女性
【身長・体重】181cm・37kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】灰
【スリーサイズ】78/56/79
【地域】イギリス・ロンドン
【年代】19世紀後半
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人/地
【その他属性】人型・近代

筋力■■■■■D++耐久■■■■■B 
敏捷■■■■■B+魔力■■■■■B 
幸運■■■■E 宝具■■■■■D 

クラススキル

対魔力:D

固有スキル

霧夜の殺人:B+
暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、
加害者の彼女は被害者の相手に対して常に先手を取れる。
ただし、無条件で先手を取れるのは夜のみ。昼の場合は幸運判定が必要。

 

精神汚染:C+++
精神干渉系の魔術を中確率で遮断する。
ただし同ランクの精神汚染スキル保持者でなくてはコミュニケーションが取れない。
彼女の場合、女性が周囲に存在する限り段階を追ってランクが上昇する。
これによって魔術の遮断確率は上がるが、ただでさえ破綻している彼女の
狂った精神は取り返しの付かないところまで退廃していく。

 

血染めの爪先:A
彼女が娼婦を殺し続けたことで得た快楽の証。
一種の慟哭外装に近い物。彼女がストレスなどの外的要因で自傷をした際、
その傷口より流れ出た血は彼女の手を覆い、かつて使用した業物の如き切れ味を誇る刃となる。
彼女がセイバーで呼ばれた所以の刃であり、アサシンの場合はこのスキルは持たない。

 

宝具

『解体母胎(マリア・ザ・リッパー)』
【ランク・種別】ランク:D~B 種別:対人 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
ジャックザリッパーとして女性を殺害し続けたことに由来する宝具。
女性に対して高い特攻を発揮する。彼女が女性を視認した際に感じた、
嫌悪感や劣等感、そして憎悪が強ければ強い程に、この特攻は強さを発揮する。

 

解説

19世紀後半に世間を騒がせた、ロンドンのイーストエンド・オブ・ロンドン、ホワイトチャペルにて、
最低でも5人の娼婦を切り裂き殺したといわれる殺人鬼、切り裂きジャックの正体とされる1人。

 

曰く、切り裂きジャックとはその正体の数だけ姿が存在するとされている。
堕胎された子の霊の集合体や、その全ての正体になれる切り裂きジャックという概念の姿など、
実に様々な切り裂きジャックが、クラスや召喚者に応じて『切り裂きジャック』として召喚される。
彼女はそんな切り裂きジャックの中の、最もポピュラーな説の一つ……娼婦説の切り裂きジャックである。

 

彼女は────それが偽りの記憶か、実際に会った体験かは分からないが────娼婦として生計を立てていた。
だが、当時のロンドンは治安も悪く、また医療をまともに受けられない人々も多く存在していた。
故に……娼婦と言う職業は、常に劣悪な環境での堕胎を強いられる職業であった。

 

彼女は運悪く、数度の堕胎をそういった環境で行う事を強いられた娼婦であった。
子が出来ては、その子を下ろして、卸て、降ろして、颪て、そして堕ろした。堕ろし続けた。
本来なら愛され、祝福され生まれるべき我が子を、その手で抱くこともなく、無惨に切り刻み堕ろし続けた。

 

その報いは、"永劫愛する子を成せない"という最悪の形で彼女に降りかかる。
自業自得ではあるとは言え、彼女は己の在り方を憎んだ。「なぜこんな道を選んだのか」
「金を稼ぐだけなら、他にも道はあった」彼女は後悔した。一時の利益の為に、彼女は最も捨ててはならない物を捨てたのだ。
金よりも大事なものを、彼女は二度と得る事は出来なくなったのだから。

 

彼女は後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し、己を憎み、後悔し──────そして、発狂した。

 

『コノ世ノ 全テノ 娼婦 ナンテ 死ンデ シマエバ 良イ』

 

彼女は殺す 彼女は殺す 己と同じ 身を売る女を
彼女は刻む 彼女は刻む 己と同じ 子捨てた女を

 

彼女は歩む 彼女は歩む かつて失った
子と言う温もりを抱きしめるその日を待ち続けながら………。

 
 
 
 

実際に、この記録が実際にあったものなのかは、定かではない。
『切り裂きジャックはこうあれかし』と植え付けられた偽りの記憶なのかもしれない。
本来のジャックザリッパーは別にあり、彼女の憎しみも、後悔も、全ては嘘なのかもしれない。
だがそれでも彼女は往く。もう子を成せぬ自分と違う、子を成せる女性をその手で切り刻み、快楽を得るために。

 

性格

男性に対しては、非常に穏やかでお淑やかな言葉遣いと性格を見せる。
だが裏では悪態をつくことを平気でやり、結構裏表の激しい性格。
人の悪い所を見つける事の天才であり、何かしら悪口を言いながら愚痴をこぼし、
全ての人間を自分より下に見る事で、己の心の平穏を保つ。

 

女性に対しては、もはやかつての己への憎しみを忘れ、『ただ切り裂くと快感を得れる肉塊』としか見ていない。
見た瞬間に、子を成せる存在、自分とは違う優れた存在、つまり殺さなくてはいけない、と思考が繋がり、
マスターの命令をも拒絶して一目散に殺しにかかる。

 

ただし例外がある。その出自……実際に彼女が体験したかは定かではないが、
その記憶から、どうしても子供と言う存在に対しては男女関わらず"慈愛"を注ぐ。
故に、子供の英霊に対してだけは彼女はその悍ましい本性を出せず、戦闘を中断するだろう。

因縁キャラクター

ジャック・ザ・リッパー〔Apocrypha〕
彼女が本当に求めていた子。否、ひょっとしたら、
彼女の堕ろした子こそが、彼女らだったのかもしれない。
この二人が出会う事は決してないであろう。もし、二人が出会うようなことがあれば……

 

コメント

公式とは逆になるように練った。