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ハイドランジア

Last-modified: 2018-06-30 (土) 14:14:54

キャラシート Edit

欧州聖杯奇譚(NPC)

【クラス】フォーリナー(アルターエゴ)
【真名】ハイドランジア
【容姿】毒の雫。
【英雄点】40点(ステ26点・スキル14点):令呪3画消費
【HP】45 / 45
【筋力】B :4
【耐久】A+:6(7)
【敏捷】C :3
【魔力】A :5
【幸運】A+:6(7)
【スキル1】ハイドランジア・マクロスフィア:EX
5点:キャラシート作成時、令呪1画を消費する。
   自陣営を真名看破している陣営に対する奇襲攻撃と物理防御と魔術防御時、補正値5を得る。
   また自陣営を真名看破している陣営に対する攻撃と防御時、交戦フェイズ終了時まで相手に「激痛」状態を付与する。
   (「激痛」:行動後、1d6のダメージを受ける。このダメージでHP0にはならない)
【スキル2】領域外の生命:B
5点:交戦フェイズ中に相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。
   交戦フェイズごとに1回まで、相手のクラス固有スキルの補正値を無効にする。
【スキル3】正気喪失:B
4点:自身のHPを15増やす。奇襲攻撃時、補正値3を得る。
【宝具】『神冒す涜聖の雫』(スティギオメドゥーサ・ギガンティア) 1/1
【ランク・種別】B・対人宝具
【効果】HPが0になった時、容姿情報を変更し、HPを(5D6)回復して復活する。
    またその攻撃陣営を「自陣営を真名看破している」状態にする。
【その他】混沌・悪 地属性 猛獣・神性・竜種 真名看破は「レルネーのヒュドラ」「クトゥルフ」でも可。

 

Edit

とある聖杯戦争において、イレギュラーとなる八騎目のサーヴァントは召喚されようとしていた。
しかし元より不確かな召喚であったこと、触媒となる遺物の由来、召喚直前の令呪の強奪というアクシデント。
そして新たに令呪を得たマスターが深淵の属性を持っていたことにより、かつてない召喚事故が発生する。

 

マスターの肉体・パーソナリティと、サーヴァントの霊基・能力の合一。
そしてマスターの肉体を通じて影を落とした、「この宇宙に存在しない神性」が組み合わさった異常存在。
アルターエゴとフォーリナーの二重属性。

 

――その真名を、ハイドランジア。
ギリシャ神話に名を示す猛毒の毒蛇「レルネーのヒュドラ」を基に、深海に潜む邪性との融合によって成立した複合霊基。
ありえべからざる偶然によって地に芽吹いた冒涜の種子。
……雨に濡れて美しく咲く、毒の花。

 

●アルターエゴ(フォーリナー) 真名:ハイドランジア
筋力:B 耐久:A+ 敏捷:C 魔力:A 幸運:A 宝具:B

 

【クラス固有スキル】
・領域外の生命:EX
・狂気:C
・陣地作成:B

 

【サーヴァント保有スキル】
・神性:B
・正気喪失:B
・天性の魔:A-

 

・ハイドランジア・マクロスフィア:EX
『id-es(イデス)』と呼ばれる、アルターエゴたちが生まれながらに持つ特殊能力。
スキル『猛毒』から進化したチートスキル。狂気を齎す激痛の知識毒。

 

ギリシャ神話が語るにおいて、ヒュドラの毒は絶対の死を示す。
凄まじい毒性により肉体を確実に死に至らしめるから――というのは、この毒の一面に過ぎない。
彼のギリシャ最強の大英雄ヘラクレスは奸計によりこの毒を受け斃れたが、彼は毒により即座に果てたわけではない。
不死をも殺すと謳われた毒蛇の牙は、不死の英雄を破壊するには至らなかった――だが、それでも英雄を殺したのはこの毒なのだ。
ヒュドラの毒はただ肉を融かすのではない。
十二の試練を踏破した、鋼の理性を持つ大英雄でさえ。死を懇願する程の激痛を伴うのである。

 

――その痛毒を、ハイドランジアは直接触れずとも対象に付与できる。
ハイドランジアの霊基は猛毒と冒涜の邪性のみによって構築されている。即ち、人類が味わう(知る)べきでないものの塊だ。
その存在を深く知るということは、毒の沼地に脚を踏み入れるのと変わらない。
故に、この能力は「情報」をトリガーとして発動する。「ハイドランジア」という情報そのものが、毒として機能するのだ。
姿や声を識るだけならば僅かな痛痒を覚える程度だろう。だが詳細な情報を得て、ハイドランジアを理解することで苦痛の度合いは増していく。

 

怪物を理解しようとしてはいけない。
深淵を覗き込む時、深淵もまたこちらを見返しているのだ。

 

【宝具】
『神冒す涜聖の雫』(スティギオメドゥーサ・ギガンティア)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1人
自己を対象とした蘇生宝具。毒で構成された、ハイドランジアの肉体そのもの。
九つの首を持つレルネーのヒュドラは、その内八つは斬られても二つに分かれて再生し、一つは不死であったという。
そうした伝承に語られる不死性と、毒の雫という明確な形を持たない流体特性。
これらにより致命傷を負っても即座に蘇生し、より強く、より大きく、肉体を再構築する。
魔力の続く限り極めて強力な再生能力を発揮できるが、それ故に魔力の消費量も尋常ではない。また伝説の通り、火による攻撃は弱点となる。

 

――そして、その断末魔を、肉を斬り落とす刃の手ごたえを。
「ハイドランジアの殺し方」を識ってしまったら――それは身体に染み込む毒へと変わる。

 

原型となったヒュドラの肉体――宝具『神殺す多頭の雫』は、神性を冒し取り込む劇毒だった。
しかし恐ろしく在っても、その毒の雫は毒としての純性を有していた。
何を溶かし喰らっても、どこまでも純粋に。
自然に、生のままに在る美しさを保っていた。
しかし今の其れは、不純に染まり、穢れ濁った泥水であり――

 

……ハイドランジアは常時この宝具を発動しており、その外観も宝具の機能によって成形されている。
幾度となく再生を繰り返すことで、そのシルエットも名状し難き冒涜的なものへと変じていく。

 
 
 

ハイドランジアは、原型となった少女の根幹の記憶――
愛されて、認められて、祝福された、その幸福の実感を持っていない。
同じものから別たれた異なる欲身であるからこそ、同じものを希求しているのに両者には隔絶がある。
故に、彼女は渇望する。愛されて、認められる――この世界に、祝福された存在として産まれ落ちることを。
その願望を理解されることを、願っている。

 

もっともハイドランジアは、どこまでも悍ましい怪物であり――備わった能力も、それを使った方法論も。
悲しい位、間違えているのだが。