ハーバート・ウェスト

Last-modified: 2018-07-14 (土) 23:02:38

【クラス】泥新宿のフォーリナー
【真名】ハーバード・ウェスト
【容姿】継ぎ接ぎに縫われた肌の白衣の不気味な男
    頭部には大きな鉄筒が突き刺さっている
【英雄点】40点(ステ25点・スキル15点)
【HP】20 / 20
【筋力】Ex:8
【耐久】B:4
【敏捷】D:2
【魔力】B:4
【幸運】A:5

【スキル1】領域外の生命:- →Ex
5点:交戦フェイズ中に相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。
交戦フェイズごとに1回まで、相手のクラス固有スキルの補正値を無効にする。
【スキル2】人体理解:C
5点:人型からの物理・魔術防御時、補正値5を得る。
【スキル3】神性:B
5点:キャラシート作成時、サーヴァントの英雄点10を得る。

【宝具1】『素晴らしき墓場の友よ』(ファミリアー・フロムユゴス) 1/1
【ランク・種別】B:対人 レンジ:100 最大捕捉:100人
【効果】英雄点20点の乗騎「ユゴスよりの菌状生物」を召喚出来る。

【その他】混沌・悪 地属性 魔性 狂気:B++

【クラス】乗騎
【真名】ユゴスよりの菌状生物
【容姿】画像参照 羽音が不快
【HP】25/25
【筋力】Ex:8(10)
【耐久】A:5(5)
【敏捷】B:4(4)
【魔力】B:4(4)
【幸運】D:2(2)
【その他】異界の幻想種、魔性

「俺が怖いのはねェ、自分が自分でなくなっちまう事さぁ」
「んだからよぉ、……ちょいと解体させちゃくれないかい?人助け人助け」
 

プロフィール

【元ネタ】クトゥルー神話
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】泥新宿のフォーリナー
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【容姿】継ぎ接ぎに縫われた肌の白衣の不気味な男
    頭部には大きな鉄筒が突き刺さっている
【属性】混沌・悪

 

【ステータス】

筋力■■■■■EX耐久■■■■■B
敏捷■■■■■D魔力■■■■■B
幸運■■■■■宝具■■■■■C

クラススキル

領域外の生命:- →Ex
人間の知覚外の存在である生命であることを表すスキル。
彼自身は通常、なんの変哲もない人間である。
ただし、彼の内側に潜む”狂気”と彼が従える”来訪者”は、
どちらも人間の常識を遥かに超えた存在である。

固有スキル

外科手術:B
人体理解:C
共に生前、彼が医学生であったことに由来するスキル。

 

神性:B
彼の内側に潜む幻霊(きょうき)の持つスキル。
その幻霊(きょうき)は、この世ならざる高位存在の血を色濃く受け継いでいる。

 

狂気:B++
彼が持ち、そして彼の内側の幻霊(きょうき)も持つスキル。
狂"化"ではなく、狂気。人為的な物ではなく生まれついての人の獣性。
彼は人の死を冒涜したい、という一種の狂気じみた感情を持っていた。
その感情を、幻霊(きょうき)によって増幅されつつある。
そしてその狂気に呑まれた時、彼は人でなくなる。

宝具

『素晴らしき墓場の友よ(ファミリアー・フロムユゴス)』
ランク:B 種別:対人 レンジ:100 最大捕捉:100人
彼が生前、ふとしたきっかけで出会った地球外生命体を使役できる宝具。
我々の知覚の範囲外から来訪した生物らしいが、彼はそんなこと気にせず、
まるで長年来の友人のように親し気に接している。

 

その見た目は人ほどの大きさの蟲のようであり、非常に速い速度で移動する。
しかし見た目に反し知能も高いらしく、会話(?)してきたり外科手術を行ったりも出来る。
特に、対象が抵抗さえしてこなければ脳みそを抜き取って鉄筒へと保存することも可能。
見た目に反し、とんだインテリ使い魔たちである。

 

彼自身「使い魔の癖に諜報には向かない」と言っており、使用は主に戦闘用。
大きなはさみでの攻撃に加え、彼自身の毒塗りメスでの攻撃もあるため近接・遠距離どちらも強い。
彼の毒で動けなくなった対象の脳を使い魔で抜き取る、というのが彼の必勝パターンらしい。

 

『禁忌なりし幻想来訪(フォービドゥン・インストール)』
ランク:Ex 種別:対理 レンジ:1 最大捕捉:1人
彼の内に封じられし幻霊(きょうき)そのものの存在、霊基が宝具となった物。
この世に存在しない、在り得て良いはずがない高位の邪神の血が現実へと映し出された者。
それ故に"彼"に対してこの世の全ての常識は通用しない。人型や英霊への特攻は通用せず、
聖杯戦争などで死亡した場合は、根源へと帰依するのではなく"あちら側"へと帰依する。
また、一時的ではあれど"あちら側"の常識をこちら側に投影することも出来る。
その有り様は、生きる螺湮城異本に等しい。

 

だが、殻となっている英霊によってこの宝具、並びにその持ち主たる幻霊は封印されている。
しかしそれでもその幻霊は非常に強力らしく、常に外側たる幻霊を狂気に落として外側に出ようとしている。
その為、外側たる"彼"は常に幸運・正気度判定を強いられており、そのほとんどを頭部の鉄筒に頼っている。
そしてその判定が失敗した場合、彼が内側に封じている幻霊(きょうき)が現出する。

解説

別世界の幻霊が集いし特異点に突如として現れた"招かれざる存在"が召喚した幻霊を、
「英霊としての格」へと満たせさせる為に無理やり結合させられ生み出された狂気の存在。

 

その正体は、稀代の死体蘇生師ハーバード・ウェスト。
だが彼本人は幻霊であり、英霊として存在するわけではない。
ただ、彼の中心にある幻霊を安定させる"殻"として呼び出されたにすぎない。

 

──────だがそれで彼は終わらなかった。
彼は生前、死体を掘り起こしては蘇らせる実験を行っていた。
しかし、死体だけでは人は蘇らない。新鮮な、生きた"脳"が必須であった。
悩んでいた彼はある生物と接触した。それは地球の常識の外、ユゴスと呼ばれし惑星よりの降来生物であった。
それ以降、その降来生物を利用して、死体の蘇生を行っていた。

 

彼は幻霊として呼ばれるその瞬間に、その生物を"引き攣り連れて"来た。
そしてその存在に、生前脳みそを狩らせていたときのように、己の脳を霊基から抽出させた。
彼は己の脳を鉄筒へと収納させて、それを己が己であるための楔にしたのだ。
自分の内側に封じられた、彼の召喚者が望んだ幻霊(きょうき)を、
決して己より外に出さないために。

 

彼自身は、己のうちに何がいるなんて知ったことじゃないし興味もない。
ただ、「自分が自分でなくなる」こと。それだけが許せないだけである。
そのためだったら、地球外の化物であろうと利用しよう。どれほど理不尽な、狂った状況に置かれても、
彼は自分の道を、進むべき思考を止めないしやめない。それこそが、狂気の中であろうと狂気に飲まれない、
フォーリナーたる所以である。

 

最後に、彼の内側に封じられた幻霊の話をしよう。
それは幻霊でありながらこの世のものではない。在り得て良い存在ではない。
創作でありながら「外の常識」につながる唯一の存在である。

 

「ギャハハハハハハハハハハァ!!!ようやく眠りやがったかヤブ医者ァ!!
俺は俺の為に動く!!我が偉大なる父上をこの腐れ切った世界に投影するために!!」

 

名をウィルバー・ウェイトリー。
正真正銘、外宇宙の神と人の間に生まれた邪神の忌み子である。
彼と言う存在が、殻を破り災害の坩堝たる泥新宿へと顕現するとき、
この世界は狂気へと包まれるであろう。