各務元正

Last-modified: 2018-06-06 (水) 02:56:23

キャラシート

第一次ふたば聖杯戦争〔Shadow Edition〕

【クラス】バーサーカー
【真名】各務元正
【容姿】額に鬼の角を備えた女武者。
【英雄点】点:45(ステータス:25点・スキル:20点)令呪1画消費
【HP】50/35+15 
【筋力】EX :8(10)
【耐久】A++:7(8)
【敏捷】D  :2
【魔力】E  :1
【幸運】B  :4
【スキル1】狂化:D
10点:物理攻撃時、補正値5を得る。物理防御と魔術防御時、補正値3を得る。
【スキル2】鬼種の魔:B
5点:キャラシート作成時、英雄点10を得る。
【スキル3】乱戦の心得:A
5点:同盟を組んでいない場合、物理防御と魔術防御時、補正値5を得る。
【宝具】『戦旗鬼気狂瀾』 1/1
【ランク・種別】E・対人宝具
【効果】交戦フェイズ中、自身がダメージを受ける時発動できる。最終ダメージを20削減する。
    また発動時に同盟を組んでおらず、味方陣営の前衛の数より他の陣営の前衛の数が多い場合、以下の効果を適用する。
    ・交戦フェイズ終了まで、自身が受ける最終ダメージを20削減する。
    ・次の巡の終了時まで自身は逃走を宣言できず、他の陣営は自身に対して逃走を宣言できない。
【その他】混沌・悪 人属性 人間・魔性

 

●バーサーカー 真名:各務元正
筋力:B+ 耐久:A 敏捷:D 魔力:E 幸運:B 宝具:E

 

【クラス固有スキル】
・狂化:D
 「狂戦士」のクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
 生まれ持った鬼としての性質、生前からの気質と合わさり低ランクながら出力は高め。
 倫理道徳的な意味での理性は相当怪しいが、戦場に於いては高度な判断力・技術を保ったまま暴威を振るう。

 

【保有スキル】
・鬼種の魔:B
 鬼の異能および魔性を表す、天性の魔・怪力・カリスマ・魔力放出、等の複合スキル。
 バーサーカーは祖先が鬼と交わったことで生じた混血であり、化外の血が顕在化した先祖返りである。
 戦闘時は楽し気な笑みを崩さないまま、血液が沸騰しているかの如き熱量を撒き散らす。
・乱戦の心得:A
 敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。
 軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。
・心眼(偽):C
 直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。
 視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。

 

【宝具】
『戦旗鬼気狂瀾』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1人
 生前参加した合戦、甲州征伐における高遠城攻略の折に背に差したと伝わる、長さ9尺の長指物。
 これを賞賛され気を良くしたまま斥候に出たバーサーカーは、背の指物が引っかかり敵城内に転がり落ちてしまう。
 あわや討ち死にかというところだが、しかしバーサーカーは敵兵を薙ぎ倒し、笑って生還したという。
 その大きさ故に戦場に於いても大変目立ち、その武勇をより大きく、より勇ましく、より歌舞いて演出する。
 宝具そのものの効果は「バーサーカーの士気を上げる」ことだけであり、神秘としてのランクは非常に低い。
 ……ただ、この宝具を背に差す間、バーサーカーはいかなる苦難の中でも万全の戦闘状態を維持することが可能である。
 戦場に似合わぬ人懐こい笑みを浮かべながら迫る"鬼"の姿は、相対する者に多大な精神的圧迫を与えることだろう。

 

【キャラクター詳細】
かがみもとまさ。日本の戦国時代から安土桃山時代の武将。
織田家重臣として広く知られる森家三代に仕えた勇ましい猛将であり、忠義厚い臣であり――しかしその実。
額に一対の角を備えた、鬼の娘であった。

 

その祖先に、異形の化外との間に如何なる交わりがあったのかは不明であるが。
その娘は、人に非ざる者の証――"鬼の角"を備えて産まれ落ちた。
……周囲の者は当然に驚き、この明確な異形を忌避することを選んだ。
育つにつれ日に日に力を増して手に負えず、不自然過ぎる順調さで家督を継ぐに至った鬼の娘から、目を逸らした。
目を逸らし続ければ居なくなってくれるのではないかと期待するように、怯えていた。

 

――そして、あくる日。
彼女はかねてより領地を巡る禍根の在った相手の屋敷へ単身押し入り、その家来諸共惨殺した。
童のような無邪気さで、童のように愚かしく。
皆の役に立ったのだから、これできっと愛されるだろうと――人懐こい笑みを浮かべて。

 

……先の咎で蟄居を命じられていた娘――各務元正は、以前より各務氏が仕えていた斎藤氏が滅亡した後、仲介人を介して森可成に仕官する。
元正は各地の戦場で将として活躍し、その武勇、武略を愛されて重用され、次第に森家の重臣として認められるようになる。
……結局のところ、彼女を必要としたのは怯えて彼女を見る狭い世界の人々ではなく、広大な戦場と、そこで駆ける者達だった。
彼女もまたそれらを愛した。武を誉れとし、肩を並べて勇ましく駆ける者達を尊んだ。
彼らは自分のような、"たかが角の生えただけの"鬼などよりも――大きく、強く、恐ろしい。
そんな人々の中で、認めてもらえることが嬉しくて、楽しくて。
血を浴びながらでも、いつだって人懐こい笑みを浮かべていた。

 

曰く――各務元正は戦働きと同じくらい、戦場の外でも良く働いて。
他家からの引き抜きの声にも耳を貸さず、晩年まで森家を支え続けたという。