海野夢

キャラシート

【名前】海野　夢
【容姿】浅傷だらけの男子高校生
【ＨＰ】5／5
【筋力】E-：1
【耐久】E：1
【敏捷】D-：1
【魔力】A+：6（7）
【幸運】A：5
【スキル１】微睡む起源：自身のサーヴァントの魔術攻撃時、補正値3を得る。
【スキル２】小源湧出：自分のサーヴァントの最大HPを15増やす。
【奥義】大源流入：自身のサーヴァントの魔術攻撃時、補正値5を得る。
【属性】秩序・中庸・人　一般人　起源覚醒候補者　魔術師の血筋
【職業】高校生
【願い事】特に無し。戦いの場に身を置いている事自体が一種のロマンである以上、彼にとって報酬はそれで充分なのである。

泥　

「夢を追う、それの何が悪い！　どこまででも、オレは求め続けてやる！」

【データ】
年齢：17歳
身長：176cm / 体重：58kg
地域：日本
属性：秩序・中庸・人　　性別：男性　　血液型：B
誕生日：4月3日
イメージカラー：滾る様な焔色！（赤）
一人称：オレ　/ 二人称：アンタ、貴方、呼び捨て、名字＋さん
特技：ロマン談義、諦観
好きなもの：ロマン / 苦手なもの：現実感
天敵：現実そのもの
起源：『夢想』
魔術属性：地
魔術系統：なし
魔術特性：注入（転換派生）
魔術回路・質：D / 魔術回路・量：A++ / 魔術回路・編成：異常（魔力産生に特化）

【略歴】
どこにでもはいないが、比較的有り触れた男子高校生。
魔術とは何の縁もゆかりもない一般家庭に生まれ育ったが、先祖に魔術師の血でも混じっていたのか、彼にだけ特異的に大量の魔術回路が存在している。
これが呼び水となってか、ごく普通に日常を送る中で聖杯に選ばれ、参加者として聖杯戦争に関わっていくことになる。
尚、何の故にか聖杯戦争という儀式についてある程度の知識を持っており、巻き込まれた割りには比較的落ち着いて物事に当たれている模様。

【人物】
思考の根底に「ロマン」の文字がこびり付き、どう刮ぎ落とそうとしても取れない根っからのロマンバカ。
あらゆる行動の基準に「格好良さ」を置き、格好良くないことについては死んでもやりたがらない頑固者。この為、「格好良いから」と自らに対して英雄的に行動することを強制している気があり、喧嘩や無茶な行動から来る生傷が絶えない。また、彼自身にそういった英雄的行為に耐え得る身体的能力がある訳でもないので、結果に結びつくことはなく、「何にでも首を突っ込む割りには何の役にも立たないバカ」という風に認識されている。
ただ、「英雄たれ」と意識することで強力な倫理観もそれに付随しており、非道を為す者を見逃さず、弱きを助け強きを挫かんとする意志と、貧弱な彼自身にできる範囲での善行を誰に見られていなくとも継続している為、ただその一点に於いて、身の回りの人々からはその人格を信頼されている。

───その心底にあるものは、渇望。
幼い頃から「夢」を追い続け、されど届かず。
輝ける未来を求めるあまり、彼は他のものを見失う。
しかし、今は、まだ。
高校生というモラトリアムに、彼はその渇望を果たそうとしている。
夢破れたその時、彼の中にある現実と理想の乖離は、毒の如く身を蝕むだろう。
されど、今は、まだ。

【能力】
彼は魔術についての才をほとんど持たず、また肉体的にも虚弱この上ない。
しかし、その身に備わった特異な魔術回路は、『魔力生産』というその一点に於いて、一流魔術師をも凌駕する性能を発揮する。
魔術回路の本数も特異的に多い上、肉体の生命力から魔力を生成する効率が恐ろしく良く、更に其処に存在するだけで大源をその身に引き寄せて蓄えるという異常な性質を持ち、総生産量は低級サーヴァントを構成する魔力をゼロから編める程にまで達する。他方、その魔力を制御し、魔術として扱うことは全くと言っていいほどできない。繊細に扱おうとすればする程、その莫大な魔力を制御しきれずに魔術が暴発する。
こういった性質から、彼が扱える魔術は数える程しかなく、そのほとんどは単に魔力を流すだけで済むような単純なものが多い。その中でも最たるものは、サーヴァントに対してこれを供給し、その活動を賦活するという至極シンプルなもの。しかし、注がれる量の莫大さ故に、これはサーヴァントの攻撃を必殺の一撃たらしめるほどの効果を発揮する。
……何故、彼の肉体は魔力を生み出すことにこれだけ特化しているのか。それには全て、彼の起源『夢想』が関与している。
彼という存在の根本にあるのは、「夢見ること」。現実には達成されず、常に理想として存在するそれを追い求めることこそが、彼の起源を体現する最も効率的な行動。そして、夢とは「存在を認識され、しかし実在を否定される」もの。神秘としての夢とその身を一つにする限り、彼は神秘の表出たる魔力を生み出し続ける。