火焔山の土地神

Last-modified: 2018-06-27 (水) 17:18:39

キャラシート

【クラス】キャスター
【真名】火焔山の土地神
【容姿】とんがり帽子のテンプレ魔女っ娘。えっ、なにこの格好?
【英雄点】40点(ステ22点・スキル18点):令呪0画消費
【HP】25/25
【筋力】C:3
【耐久】A:5
【敏捷】E:1
【魔力】EX:8(10)
【幸運】D+:3
【スキル1】陣地作成:B
10点:移動フェイズに陣地を作成できる。
陣地内では魔術攻撃と物理防御と魔術防御と奇襲防御時、補正値5を得る。
また、遠距離攻撃フェイズで受けるダメージを無効にする。
【スキル2】神性:C-
5点:英雄点10を得る。属性"神性"と"竜"を得る。
【スキル3】八卦炉:A-
3点:魔術攻撃時、補正値5を得る。
【宝具】『八卦転身・竜焔解放』(トリグラムシフト・バーストブレス)1/1
【ランク・種別】A+:対城宝具 レンジ:10-100 最大捕捉:1-500
【効果】魔術攻撃時に、補正値5を得て相手前衛全てに攻撃できる。相手前衛が1体しかいない場合、更に補正値5を得る。
【属性】秩序・中庸・地 女性
【その他】真名看破時は、「八卦炉の管理人」でも可。「太上老君」では不可。
 

「八卦の、受けてみなさい!」
 
【キャラクター詳細】
 古くは漢民族の民話に出典を持つ神格。
 元は天界で八卦炉の管理を任される太上老君配下の役人であったとされるが、当時美猴王と称していた孫悟空が天上で暴れまわり、八卦炉に閉じこめられた折、悟空がこれを破壊した責任を取らされ、地上の火焔山の土地神となった。
 その後、牛魔王の登場する件で西遊記作中に再登場した際は、悟空に芭蕉扇の在り処を伝えるなどして協力。最終的には、土地の民が迷惑を被っていた火焔山の火を完全に消し切ってもらって、三蔵法師一行を見送った。
 
【パラメーター】
筋力■■■■■C耐久■■■■■A
敏捷■■■■E魔力■■■■■EX
幸運■■■■■D+宝具■■■■■B+

  
【絆Lv.1で解放】
 身長/体重:156cm/43kg
 出典:西遊記・民話
 地域:中華文明圏・ウイグル
 属性:秩序・中庸・地 性別:女
 女なのは元々だが、服装が変わっている。「私こんな服着てなかったんだけどなあ」
 
【絆Lv.2で解放】
 中国大陸の天山山脈近く、タクラマカン砂漠の一角にある丘陵。その昔、天界で猿の王がひっくり返した竃の火が溢れて出来たとされるのが、彼女の棲まう火焔山であった。
 この民話の猿の王は、西遊記の孫悟空と結びつけられ、火焔山はかの有名な羅刹女と牛魔王、芭蕉扇にまつわるくだりの舞台となった。
 また、火焔山については、同地域のウイグルの民の間に一つの伝承が残されている。
 昔、この地には悪しき竜が棲み、人々の子供を食ってしまっていたという。そこで、ウイグルの英雄がこの竜を退治し行き、その身体を八つに切り刻んで殺した。後に残された屍は山となり、その山肌は竜の血で赤く染まった。これが火焔山の始まりである、というものである。
 ――こうして、元々単なる熱暑の丘陵でしかなかった火焔山は、壊れた八卦炉の残り火を灯し、竜の骸と血を含む一級の神秘となり、その地の土地神に対する信仰に、大きな変容を齎した。
 この影響を受けて、彼女の頭や尻尾には、普段は隠れているが竜の名残が見られる。また、漢民族の伝承より彼女には八卦炉が齎され、竜の(或いは龍の)息吹の力と相俟って、その威力を底上げしている。
 
【絆Lv.3で解放】
 サーヴァントとしての彼女は、丁寧な物腰でマスターに接し、その上下の関係を重んじている。また、それと同時にマスター自身のことも基本的には尊重してくれる為、良好な関係を築きやすい。
 よほど彼女を侮辱したり、癪に障るようなことを言ったりしない限り、下級とはいえ神である彼女はその姿勢を崩そうとはしない。仮にも神霊であるというのにこれだけの腰の低さは珍しいようにも思われるが、それというのも、彼女自身を英霊として召喚するような奇特な人間が殆どいない為である。
 物語の中での登場機会はタダの一度であり、それも主人公である三蔵一行の旅路を助ける為の舞台装置に近い扱い。元来の神格を信仰するものもなく、物語に取り込まれたが為に忘却こそ免れたものの、だからといって別に取り立てて喚び出そうとするほどの逸話も持っていない、或いはあっても知られていない。
 万事がこんな塩梅であるから、彼女にとって、召喚されて誰かの力になれるということ自体が、既に望外の喜びなのだ。
 
【絆Lv.4で解放】
 ○道具作成:D
  魔術的な道具を作成する技能。
  天界で炉の管理を任されていたという逸話の後付けによって、主に設置型のアーティファクト作成などへの習熟を得ている。
  
 ○陣地作成:B
  自身に有利な“陣地”を作成する技能。
  土地神という特性上、一定の領域を自分のものとして統御する能力はもとより高い。更に、道具作成と合わせることで、その気になれば獄熱を吹き出していた頃の火焔山を再現することもできる。
 
 ○八卦炉:A-
  伝承によって付与された、天界の炉。それを上手く制御する技能。
  彼女は現界の時点で、八卦炉の極小模型を獲得しており、これを操ることで大威力の魔力砲撃を行うことができる。元々は丹を練る為に使われていただけに、火力の調整はかなり細かく行うことができ、竈代わりに使うこともできる。
  それ以外にも、何故か幾つかの現代的素敵機能(防腐防錆、空調及び空気清浄、護符機能、etc)を用いることができるようだが、こんな逸話を彼女自身が持っている覚えはなく、首をかしげている。
  
【絆Lv.5で解放】
 『八卦転身・竜焔解放』
 ランク:B+ 種別:対城宝具 レンジ:10~100 最大捕捉:500人
 トリグラムシフト・バーストブレス。
 武装として携行する八卦炉の極小模型内部で、芭蕉扇で掻き消される前の火焔山の炎……竜の息吹と天界の火が混じり合った極超高温のそれを練成し、指向性を持たせた上で放出する。
 天への信仰と地への幻想を束ねた火炎は、地上に再現可能な神秘としては最上級の威力を誇る。また、斉天大聖ただ一人を罰する為に八卦炉が用いられた逸話から、目標が一つに絞られている場合、魔力の収束が発生して更に威力が向上する。
 
 尚、本来は英語の名称などついていない筈なのだが、後付けで名称が変化している。一応真名解放は問題なく行えるが、このように変化した理由について、特に彼女は語ろうとはしない。
 
【幕間の物語『八卦の炉』クリアで解放】
 尚、古代漢民族及びウイグル族の伝承を出典とする彼女の服装が、全く縁もゆかりもない魔女っ娘スタイルに変化している理由については不明。
 ただ、以前に一度召喚された時、彼女ではない何かを召喚しようとしていたマスターが服装に心当たりのあるような様子をしていたことから、多分それが原因ではないかなぁ、と思っている。