田宮坊太郎

Last-modified: 2023-08-13 (日) 00:42:52

サーヴァント
【クラス】アヴェンジャー
【真名】田宮坊太郎
【容姿】どこか陰のある美少年剣士
【英雄点】40点(ステ20点・スキル20点):令呪2画消費
【HP】15/15
【筋力】D+:8(10)
【耐久】E:3
【敏捷】B++:5
【魔力】E:1
【幸運】E:1
【スキル1】復讐者:B
10:宝具の使用回数が無制限になる
【スキル2】金毘羅権現の加護:A
5:セッション中に1回まで、HPが0になった時、HP1で耐える。
【スキル3】新陰流:A
5:物理攻撃時、補正値5を得る。先手判定時、補正値2を得る。

【宝具】金毘羅利生稚讎(オン・クビラヤ・ソワカ) ∞/∞
【ランク・種別】ランク:B 種別:対人宝具
【効果】物理攻撃時、攻撃対象はクラススキルを除くスキルを使用できず、効果を受けることもできない。

【その他】中立/悪 人属性

「僕は道具だ。復讐のための道具。好きに使ってくれて構わないよ」
 

プロフィール

【元ネタ】実録本『金毘羅大権現加護物語』
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】息長刀子
【真名】田宮坊太郎
【異名・別名・表記揺れ】田宮小太郎圀宗
【性別】男性
【体高・体重】150cm・40kg
【外見・容姿】どこか陰のある美少年剣士
【地域】日本
【年代】江戸時代前期
【属性】中立・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型

筋力■■■■■D+耐久■■■■E
敏捷■■■■■B++魔力■■■■E
幸運■■■■E宝具■■■■■B

クラススキル

復讐者:B
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正:C
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

自己回復(魔力):C
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
魔力を微量ながら毎ターン回復する。

保有スキル

新陰流:A
柳生宗矩、あるいは一説には柳生宗冬を師とし剣術を学んでいる。
齢十七にて印可を受けたアヴェンジャーは天性の才能を持っている。
このスキルをAランクで有するアヴェンジャーは、剣の技のみならず、精神攻撃への耐性をも有している。

居合術:B
出典が定かではないがアヴェンジャーの父は田宮流居合術の達人であるとされ、アヴェンジャーも居合術を扱うと語られる場合がある。
このスキルを使用した攻撃時敏捷に+補正がかかる。

薄幸の美少年:B
紅顔の美少年の亜種スキル。
男女問わずの魅了効果を発揮するが幸運にマイナス補正がかかる。
実録本には記載はないがその後の伝承において仇討ちを果たしたアヴェンジャーは間もなく病死、もしくは自刃したとされる。

宝具

【宝具】『金比羅利生稚讎(オン・クビラヤ・ソワカ)』
【ランク・種別】B:対軍宝具 レンジ:0 最大補足:1人(自身)
オン・クビラヤ・ソワカ。
母の祈りにより絶命したアヴェンジャーを養源寺の僧侶の真言によって蘇生された逸話が宝具となったもの。
霊核を砕かれようが真言と共に一度のみの蘇生を可能とする。
また宝具使用後はAランクの金毘羅大権現の加護を獲得し、筋力と敏捷に+補正が入る。

解説

幼名田宮坊太郎。元服してからは田宮小太郎圀宗。
江戸時代に流行った敵討ち物語の主人公である。
産まれる前に父を殺された赤子が成長し、一度死亡するも金毘羅大権現の加護を受け蘇生。
その後寺に引き取られやがて柳生宗矩に弟子入りし剣の腕を高め敵討ちを果たすといった物語。
江戸時代に流行し人形浄瑠璃や歌舞伎の演目として人気を博した。
大元のエピソードは実録本にも記載がある人物であるが、その実在性は疑問視されている。

人物像

どこか陰のある美少年。
温厚で人当たりは良く誰にでも優しい、そして諦観の念に捕らわれた人物。
弘法大師の再来と謳われた通り才覚があり、仮に剣の道ではなく仏道を選んでいても大成したであろうことを思わせる。
剣の腕に関してまさに天性の素質を持つ神童。
ただし肉体がまだ少年であることと圧倒的な経験の不足故に剣聖や対人魔剣の域に至った剣士には一歩劣る。
あと10…いや5年生きて修行を積んでいれば最強の新陰流の使い手の一人になっていただろう。

因縁キャラクター


五歳の時に寺に引き取られた際を最後に生き別れている。
顔も朧だがその声は今も耳に残っている。
『仇を取れ』『彼奴を殺せ』と囁き続けたあの声が。

堀源太左衛門
父の仇。しかし坊太郎本人は彼に対して何の感情も抱いてはいない。
相対した時この男はあまりにも小さかった。
名ばかりの剣術師範という肩書きも既に過去のものであり、そこにあるのはただの老いた小男でしかなかったのだ。
まだ幼さの残る坊太郎に怯え命乞いをする太左衛門を坊太郎は無感情に切り捨てた。
それはあまりにも容易なことであり、ここに至るまで研鑽した剣の技術などまるで不必要だと知らしめるが如くであった。

柳生宗矩
剣の師匠。
坊太郎の才能を見抜き育てた。
仇討ちに関しては武士として義務であると教えると同時に、幼い坊太郎に背負わせるものなのかという苦悩もあった様子。
剣の腕ではとうに果たせるようになってもなお十七まで傍に置いたのは坊太郎の精神的な成長を待っていたのかもしれない。

オリヴィエ
とある聖杯戦争にて相対した相手。
経歴、霊格、実力。どれをとっても自分よりはるかに格上の大英雄。
金毘羅大権現の加護によるものかあるいは坊太郎の剣の才によるものか、防げないはずのオリヴィエの一撃を受け止め
そしてオリヴィエはそんな坊太郎を称賛した。
嗚呼、そういえばこのように認めてもらったのはいつ以来だったか……

剣豪や人斬り系サーヴァント
剣聖の域に至った剣豪や修行の末の極致…対人魔剣を発現させた者と比べると坊太郎の実力は劣る。
『この年でここまで…!』と驚かれると同時に『今なら殺せる』と冷徹に実力差を把握されてしまうだろう。