藤田・”セオドア”・哲也

Last-modified: 2018-09-02 (日) 17:33:55

キャラシート

 
「はっはっはっは、やぁやぁ諸君! Dr.トルネードこと、そう、私だ!!」
Fujita1.png
 
【クラス】アーチャー
【真名】藤田・"セオドア"・哲也
【容姿】快活そうな白衣の男性。
【英雄点】30点(ステ16点・スキル14点):令呪1画消費
【HP】10/10
【筋力】A+:6(7)
【耐久】D:2
【敏捷】A:5
【魔力】E:1
【幸運】E:1
【スキル1】単独行動:B
5点:移動フェイズに行動を行うことで、全ての隠れている相手の移動後の位置を知る。
また、自分に遭遇フェイズが発生しない場合は、遠距離攻撃フェイズを行える。
【スキル2】風神の加護(偽):A++
4点:物理攻撃時、補正値4を得る。先手判定時、補正値2を得る。
【スキル3】天賦の見識:C+
5点:物理攻撃時、補正値3を得て、相手のスキルによるダイスのプラス補正を無効にする。
【宝具】『竜巻博士』(ドクター・トルネード)1/1
【ランク・種別】D:対人宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:1人
【効果】交戦フェイズ開始時に発動可能。
先手判定時、味方陣営に補正値5を与える。
【宝具2】『暴威折伏・颶風天鎚』(ブラスティング・ダウンバースト)1/1
【ランク・種別】C:対城宝具 レンジ:3~20 最大捕捉:500人
【効果】キャラクターシート作成時、令呪を1画失う。敵前衛全体に対し、補正値5を得て物理攻撃を行う。
対象が"天の属性"を持つ場合、更に補正値2を得る。
対象が"風を操る、若しくは司る神格・逸話"を持つ場合、更に補正値3を得る。
【属性】混沌・善・人 男性
 

キャラクター個人データ

真名:藤田・セオドア・哲也
クラス:アーチャー
出典:史実・気象学
性別:男性
身長・体重:176cm・55kg
地域:日本/アメリカ
年代:1920年~1998年
属性:混沌・善・人
好きなもの:竜巻
嫌いなもの:風が人に仇を為すこと

ステータス

筋力:A+
耐久:D
敏捷:A
魔力:E
幸運:E
宝具:D+
 

クラス別スキル

・単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
 
・対魔力:D++
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
 但し、風の魔術については例外的に高い効果を発揮する。
 

保有スキル

・天賦の見識:C+
 物事の本質を捉える能力。鋭い観察眼はあらゆる情報を見逃すことがない。
 ランクCでは未来予測を行うことまでは出来ないが、現状を把握するのであれば十分。なお、気象現象の観測については例外的に、未来予知と同等の精度を持つ予測を算出することができる。
 
・道具作成:D
 魔術的な道具を作成する。
 自身の研究に用いる為の計算尺や、それを表現する為の図画などを作成するが、小型の竜巻発生装置なども作れる。
 
・風神の加護(偽):A++
 本来は、風にまつわる神格から受けた加護を示すスキル。魔力放出(風)や風除けの加護などの効果を兼ね備える複合スキルで、風の力を持つ攻撃に対する耐性を獲得する。
 アーチャーは、自身の業績によって神秘の領域にあった幾つかの天災を観測及び予測可能なものとし、人々の命を救ったことから、風神の裁きを事実上調伏したものと見做されており、これらの効果を自身の能力として発揮することができる。
 
・気象学:A++
 気象現象全般に対して、専門的且つ学術的な造詣がある。ランクA++ともなると、魔術的な理由によるものを除けば、彼に理解不可能な現象は存在しない。
 天賦の見識スキルによって気象観測を行う際に併用することで、その精度を未来予測と同等のものにすることが可能。物理学畑から移ってきた彼は、気象現象に対して常に独自の観点からの解釈を与える。
 

宝具

『竜巻博士』(ドクター・トルネード)
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:1人
 チャーターしたセスナ機で自ら竜巻の親にあたる積乱雲に突っ込み、危険を顧みず研究をし続けたことから、"カミカゼ"、"ドクター・トルネード"とまで呼ばれたアーチャー。その破天荒さと功績を体現するかのような、奇怪な風貌の機械鎧。
 外装部に仕込まれたドップラーレーダーによって、視覚に依らず動体を検出し、それが風であるのならば、これを自在に制御する機能を有する。また、風神の加護(偽)スキルによって発生する風の出力を更に強化することも可能。
 尚、この宝具を着用する間、彼の手足が人間の関節の可動域を無視したもの凄い動きをすることがあるが、不思議なことに当人には何の問題もない。
 
『暴威折伏・颶風天鎚』(ブラスティング・ダウンバースト)
ランク:C 種別:対城宝具 レンジ:3~20 最大捕捉:500人
 『竜巻博士』による魔力放出(風)の強化と流体制御の最大出力。
 攻撃対象の上空にメソスケールの高気圧塊(メソハイ)を形成し、魔力を注ぎ込むことでその発達を助長。メソハイの自然降下で本来はダウンバーストが発生する筈の所を、広域に渡る流体制御によって目標周辺に抑え込む。結果、大地に衝突して拡散しつつ秒速60m程の暴風を発生させる筈の空気塊は、その力の行き場を失い、収束によって風力を更に強めながら目標に襲いかかる。全方位から吹き荒ぶ風は呑み込んだ物体を弾丸のように対象に降り注がせ、時に鋭利な刃となり、時に重い鈍器となり、時に不可視の衝撃となって、敵を宙に舞い上げ、弄び、甚大なダメージを与える。推定風速、毎秒150m以上。有史以来、人類が経験すらしたことのないF6級の暴風に身を晒して耐え切れる者は、英霊と言えどそう多くはない。
 また、神が人間に下す天罰として認識されていた自然災害であるが、アーチャーはその内、風にまつわるもの、つまり竜巻やダウンバーストといった現象の原理を解明し、それの発生を検出する為のシステムを世界に広め、航空機の事故や災害による被害を事前に予期・予防する手段を確立した。この瞬間、彼は神の権能の一部を人の手に降ろし、その猛威を断片的にではあれ折伏することに成功した。この功績が反映されたことで、この宝具による攻撃は、風にまつわる神格に対して、その力を奪い取るという形での特攻性能を有している。

性格

 礼儀を弁え、思慮深く、そして計算高い。それでいてユーモアも解する柔軟な思考の持ち主。但し、それ以上に研究者としての性質が強く、また自身の興味を抑える気がないので、結果として自分の好きな事を徹底的にハイテンションで追究する変人として見られることの方が圧倒的に多い。研究者として完璧主義者でもあり、それを人に強制する点や、自身に対する批判を中々受け入れようとしない点など、幾つかの欠点もある為、一概に素晴らしい人物とは言えないが、それでも、人々の未来に対する誠実さが揺るぎない芯として存在する、良くも悪くも真っ当な科学者と言える。
 実際、注意深く観察しながら話をしてみると、根本にあるところは間違いなく真人間のそれに近いのだが、初対面では面食らうに違いない。その奇妙なまでの落差と、そしてそこから感じる茶目っ気、愛嬌をも含めて、彼は人々に愛されたのだが。
 

動機・マスターへの態度

 彼が望むのは、まず第一に「自身が安全を齎した空が未だ健在であることを確かめる」こと。「Dr.トルネード」として自身を演出し、そして気象にまつわる知識を普及させることに尽力した彼が生前求めたのは、ひとえに、人々のより良き未来だった。それが当然のようにしてあることを、彼は確認したいのだ。
 そして、科学者としての人倫をも備えた彼は、マスターにもそれに従う事を強く求める。人々がより良く生きることを願うが故に、それから外れる者を強く忌む。単なる魔術師が彼を喚び出すことは考えにくいが、もしそのような事があれば、少なくとも彼の前では魔術師らしさを見せない方が良い。人の社会に仇を為すと理解すれば、その暴風が容赦なく主を襲うことだろう。逆に、人の為を思って生きる者が喚び出したのならば、彼は喜んで、折伏したその風を善き事に使うだろう。
 

史実上の人物像

 気象界のシャーロック・ホームズ、或いはウォルト・ディズニーにして、竜巻博士。もしノーベル賞に気象学部門があれば、真っ先に受賞したに違いない偉人。そう呼ばれる藤田哲也という男は、元は物理学を畑とする学者だった。
 大正中頃の九州に生まれた藤田は、旧制中学校時代、太陽黒点の観測から太陽の自転周期を求めた研究を学校で評価されて以降、地理教師だった父の影響もあって、自然科学の道を志した。父母の早逝を受けて家計の苦しい中、学校長の推薦で奨学金を得て専門学校に進学し、家庭教師のアルバイトで家計を支え弟妹を養いながらも、物理学、地学、機械工学など幅広い分野の学を修め、最終的には、物理学助教授として専門学校で教職につく。在任中、特に戦後になると、広島と長崎に投下された原爆について、その爆心地が空中の一点にあることを現地の調査結果とそれをまとめた図表から導き出すなど、幾つかの功績をあげるが、その中に、彼が気象学に移る切っ掛けとなるものがあった。職場近くの気象観測所からデータを貰い受ける際に、それを独自に分析したことを皮切りとして観測所に出入りするようになった彼は、蓄積されたデータから、当時日本国外で知られていなかった「下降気流から生じる雷雲」について独自の研究論文を書き上げたのだ。これは国内では評価されることがなかったものの、彼が米軍基地のゴミ箱から入手した論文から連絡先を知ったアメリカの気象学権威にこれを送りつけたことを切っ掛けとして、彼は物理学ではなく、気象学の研究者としてシカゴの大学に招かれることになった。
 渡米後、彼はその独自の視点───物理学や機械工学を通じて培った立体的な視座、そして地学で学んだ観測測量法などを用いて、まず竜巻に関する分野で功績をあげる。特定地域に発生する竜巻について、民間から写真などの情報を募ってこれを解析し、それが辿った経路などを解明してみせたのがそれだ。当時、竜巻についてはそれが引き起こす被害への対処が第一であって、被害自体を科学的に解析した事例が少なかった中での取り組みだったことは、評価の対象とされても良いだろう。また、性能的限界から劣悪な質だった気象衛星による写真撮影について、独自の手法を考案して解析精度を大幅に改善するなど、当時の宇宙への関心の高まりと噛み合う成果を残したことで、大幅な研究予算増額を受けると同時に、その名声をアメリカ全土に広めることとなった。日本人であるというギャップを物ともせず、自身の不慣れな日本語や失敗談をユーモアの種として自身の研究を発表していった彼は、現場に出向き徹底的に証拠を集め、そこから帰納法的に真実を導き出す手法を用いた。そして、それを様々な手段で視覚化し、人々にわかりやすく図を用いて表現することにも長けた。ここから生じたのが、気象界のシャーロック・ホームズ、そしてウォルト・ディズニーという異名であった。更に、彼は自身がまとめた研究成果を人々に広める為に、積極的にマスコミの取材などを受け、自身を「Mr.トルネード」と呼称するなどして印象づけ、其処に紐付けられた研究の知名度をも引き上げることを狙った。竜巻博士、とまで呼ばれるようになった理由は、彼のこうした地道な活動からであった。
 藤田やその周辺が対象とする数十から数百メートル規模の気象現象学は、本来の地球規模のそれとは異なる「メソ気象学」として独自の潮流を築き、その中で彼の功績と評価は着実に積み重ねられていった。調査の為に雷雲やスーパーセルに接近するなど、自らと周囲の危険をも顧みずに研究に邁進する彼は、それに見合うだけの結果を残してきた。その一つが、今日でも修正版が用いられている「藤田スケール」……竜巻などの風速と被害規模を直結させた指標の発明である。発表当初はその基準の曖昧さに批判もあったが、それでも、指標を設定し竜巻の被害を推定しやすくなったことは、建築基準などの設定に大きな利益を齎し、やがて世界中でのデファクト・スタンダードとなっていくことになる。
 そして、もう一つ彼が残した偉大な功績として挙げられるのが、「ダウンバースト」の発見である。当時の航空業界の現場では、突発的な異常風によって航空機が飛行に異常を来たし、場合によっては墜落する事故が発生していた。パイロットの操縦ミスと結論づけられ、事故責任によって賠償を請求された航空企業によって、全く原因不明であったこれらの事故の真相究明を委託された藤田は、空港側に残された情報などから、当時の気象学の常識からは考えられなかった「突発的に発生し、地表近くで爆発(バースト)する、極めて強い下降気流」の存在を仮定。これを「ダウンバースト」と名付け、パイロット達の無実を一刻も早く証明し、更にこれから先同様の事故が発生しないようにと気を焦った藤田は、実証する証拠もないままに、事故の原因をこのダウンバーストだとする説を発表したのだ。この概念が提唱された当初、余りに非常識で、しかも飽くまでも藤田の仮定に過ぎなかったダウンバーストの存在は、徹底的に学会の批判に晒された。自身の研究を否定されたり、精査の為に研究が世に出るのが遅れるのを嫌った藤田が、査読のある学術雑誌などへ投稿せず、自費出版で研究を発表していたこと、それによって論文内の不備をそのままに発表してしまったことなども、批判に対して拍車を掛けた。しかし、こういった批判をも乗り越え、彼は、ダウンバーストの存在を、当時開発されたばかりの特殊なレーダー「ドップラー・レーダー」による風の観測によって実証した。一度検出に成功したという成果を以て、彼やその賛同者は国に働きかけ、全国の空港にドップラー・レーダーを設置し、観測規模を拡大。すると、それまで存在しないとされてきたダウンバーストが、実は年間に数百件以上発生していることが判明した。事此処に至り、研究者や国はダウンバーストの存在を漸く認め、ドップラー・レーダーの普及やパイロットに対する研修の徹底など、事故への対策に乗り出した。その結果、平均して一年半に一度、千人以上の死者を出していたダウンバーストによる航空機事故は激減。事実上、その被害をなくすことに成功した。この時、藤田は実に65歳。ダウンバーストの概念を56歳で提唱して9年。米国に33歳で渡ってきて、それまでの人生と同じ程の時間を既に過ごした後のことだった。
 その後、国内外の気象学関係の賞を幾つか受賞し、70歳で定年を迎えた後も、藤田は研究に勤しんだ。日本への望郷の念はあれど、研究をしたいという思いがそれに勝り、環境の整ったアメリカに留まり続けた。しかし、住居の周辺の開発に伴う騒音公害で体調を崩し、糖尿病などの疾病を発病。それに対する薬剤投与などを繰り返す中で、急速にその精力は衰え、77歳でその生涯を終えた。没後、日本に建てられた墓には、彼を象徴する竜巻の絵が刻まれているという。その生涯の大半を気象に捧げ、人々の安全な空の旅を確約した男は、その功績と異名を以て、現在の世界に強い影響を与え続けている。
 

聖杯戦争TRPGにおける人物像

 古来神の権能の一端であった「風」、即ち嵐や竜巻の力を解明し、無力化した人間の一人。特に、自身が解明した竜巻やダウンバーストについては、それを折伏したと世界に認識されたことで、これを自身の力として統御する機能を獲得している。その現れが、彼の持つ風神外装……『竜巻博士』であり、第二宝具の『暴威折伏・颶風天鎚』である。
 自ら「Mr.トルネード」と名乗る、雷雲へ飛行機で突っ込むなどの破天荒なエピソードが戯画化されて強調された影響から、生前よりも遥かにハイテンションな性格になっている。しかし、その本質──原爆被害の凄まじさ、航空機事故の恐ろしさを見て、これを二度と繰り返すまいと決心した理性ある科学者という性質は変わっていない。ただ人の世の未来の為、彼は戦い、そしてマスターを助けることだろう。
 尚、科学者という性質上キャスタークラスにも適正があるが、そちらで召喚された場合、より史実に近しい落ち着いた性格となり、また宝具も、主に藤田スケールにまつわる理論的なものに変化する。
 ……因みに、真名の「セオドア」とは、彼がアメリカ市民権を得た際に新たに名付けた米国名で、その略称が「テッド」であることから、マスターのような味方からは「テッド」と呼ばれることを好む。一般的に彼の名前が人口に膾炙している訳ではないので、情報のディスアドバンテージになる訳ではないが、敵にヒントを与えたくない場合は要注意である。

武器

「風神外装」
 藤田が自身の第一宝具を指して言う呼称。真名解放と同時にその姿は変化し、胴体部に大きなファンが、左腕部に風を発射する「風圧砲」が装備されたロボットのような概観に変化する。これらの装備を用い、極小の竜巻として風を自在に操作。自身に追い風を吹かせ、敵対者には鋭い風の刃を見舞う。
 更に、機能を最大開放し、第二宝具を発動する時には、よりスマートな、鬼のような姿に変化。その頭頂部にある二本の角はドップラー・レーダーとして機能している為、通常であれば、異常な風の検出に用いることができるが、宝具として使用する場合、このドップラー・レーダーは、現実に先んじて「ダウンバーストの発生を観測」する。世界に先立って発生した観測を満たす為、世界はそれに沿って下降気流を急速に作り出し、第二宝具としてのダウンバーストを発生させる。
 

セリフ集

●藤田・”セオドア”・哲也
一人称:私 二人称:君、諸君 マスター:マスター

 

・キーワード
:感嘆符大量に付く系ハイテンション気象学者。
:人倫が興味に優先する良識者だが、それはそれとして研究はしたがるし、危険にも首を突っ込みたがる。
:自分の意見に絶対の自信を持ち、これに反論されたりするのが苦手で嫌いという困った研究者。その辺りには要注意。

 
召喚「御機嫌よう、我がマスター! サーヴァント・アーチャー、藤田哲也だ! 是非とも気軽に、ドクター・トルネードと呼んで欲しい!」
レベルアップ「ふぅむ。力が漲るね!」
霊基再臨「はっはっは! 風神外装、パァァァァジ! これが私の顔だよ、マスター!」
「まだまだ、先は長いぞぅ!」
「どうだね、これが風神の怒りを折伏した男の姿だ! この私がいる限り、風は最早脅威ではないともさ!」
「はーっはっはっはっ! 爽快だ! 実に爽快だ! 台風一過した後の晴天を仰ぐようじゃないか! 感謝しよう、マスター! ここまでしてくれた礼だ、これからも存分に風の力を振るうとしよう!」
戦闘セリフ
戦闘開始「むっ、あれが今度の敵か。観察せねば」
「ドクター・トルネード、登場である!」
スキル「ウインドシアッ!」
「ダウンバーストッ!」
カード「ほほう!」
「宜しい!」
「こうだ!」
宝具カード「では、風神の怒りを再現してご覧に入れる!」
アタック「凩よ吹け!」
「颪よ注げ!」
「嵐よ来たれ!」
EXアタック「ドッドド・ドドード・ドドード・ドドー!」
宝具「吹き荒ぶ神の怒りよ、不可視なりし天の一撃よ! その正体、この私が見破った! 我が意に従い、災いを避け、我らに仇為す者を討てッ! 『暴威折伏・颶風天鎚』ーッ!」
ダメージ「何とぉーっ!?」
「これは痛い!」
戦闘不能「はっはっは。私は、ここまでのようだな……」
「何、悔やむことはない。またいつかがある」
勝利「このドクター・トルネードの勝利ということだな! 大いに結構!」
「さて、風は止んだ。凪の暇に休息を取ろう、マスター」
マイルーム会話
「やぁやぁ、マスター。何事も、室内に篭りきりではいけない。時には外に出ることも大事だよ」
「いやはや、私も色々と無茶なことをしたものだが、死んだ後もそうなるとはね。折角だ、大いに楽しもうじゃないか」
「別に君に従属をする気はないが、この遠大なプロジェクトのリーダーとしての君の指示には従うつもりさ」
「ほう、嵐の王。そういう伝承にはあまり詳しくないが……挨拶くらいはしておこうか。何しろ、彼女らの神威の一部は、私が奪った訳だからね」(嵐の王に類するサーヴァント所持時)
好きなこと「好きなこと? そうだな。やはり竜巻観察だろうか。彼女らも、人間と同じように個性がある。それを見るのは中々楽しいね」
嫌いなこと「嫌いなことか。自分の思うことが思う通りにならないのはストレスになるかな……。特に研究については、我がことながら、我慢の限界点が低いね」
聖杯について「聖杯か……。願いごとはこれといってないが、動力源としては興味深いね。ドップラーレーダーの改良にでも使えないだろうか」
絆Lv.1「然り! 私こそがドクター・トルネード! 目に見えない風の発生を予期し、神の裁きを気象現象に零落させた男だとも!」
Lv.2「ところでマスター。君は竜巻に興味はないかい? トルネード・ハンターとして嵐を追いかけるのは面白いぞ……?」
Lv.3「……まあ、こうしてテンション高く振る舞ってはみているが、実の所、これも中々疲れるんだ。霊基に望まれた性質というのは、中々難儀なものだね」
Lv.4「ん? 竜巻について勉強したい? そうか、それは喜ばしいことだ。いつ来るか分からない災害に備える心構えは、きっとこれから先にも必要になってくる。私も、それを手伝うとしようか」
Lv.5「テッド。そう、私のことは、テッドと呼んで欲しい。嘗ての仲間達にも、そう呼ばれていた。君にも、是非そう呼んで欲しいな、マスター」
イベント「風の様子がいつもと違うな。何かあったと見える。早速、確かめにいくとしよう!」
誕生日「おめでとう! 今日が君の誕生日なのだそうだね! そこで私からプレゼントだ、セスナに乗って竜巻を見に行こうじゃないか!」