鉄要

——曰く、その男は誰よりも堅く誰よりも脆い
　
　

キャラシート

　
【名前】鉄（クロガネ）要（カナメ）
【容姿】幸薄い雰囲気を持つ黒髪黒服の少年
【願い事】
【英雄点】20　（スキル＋10）
【令呪】　２　／　２
【ＨＰ】１０　／　１０
【筋力】Ｅ：１
【耐久】Ｄ：２
【敏捷】Ａ＋＋：７（８）
【魔力】Ｅ：１
【幸運】Ａ（自己申告）：７（８）
【スキル１】代行者：英雄点５を得る。サーヴァントに対し、通常のダメージを与える
【スキル２】自己改造：英雄点５を得る。ステータスの上限がＥＸになる。
【EXスキル】「”人狼殺しの銀弾”」：交戦フェイズ中に相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。
【その他】中立・中庸　男性　

泥

【マテリアル】
　身長：174cm / 体重：62kg
　血液型：Ａ型
　特技：銃の改造　整備
　起源：『背負う』
　属性：混沌・中庸
　好きなもの：スーツ　
　嫌いなもの：火
　苦手なもの：子供　箸の扱い
　属性：中立・中庸
　魔術属性：
　魔術系統：
　魔術特性：
　魔術回路:

略歴

聖堂教会、『人狼局』に所属する若手の狩人。
鉄の如く硬い激情と鉛のように重く脆い感情を併せ持つ”背負う者”　
黒のスーツを基調とした幸薄な雰囲気が特徴的な青年。
　
元は魔術とは所以もない、極東の小汚い道場の息子として生まれ
普通は貧乏を嫌うだろうが、少年は両親や個性的な兄弟姉妹に囲まれ、確かに幸せを感じて過ごしていた
だが突発的に起こった『土石流』によって家は倒壊、
咄嗟に窓から飛び出した彼以外の家族は瓦礫の下敷きになる
生きたまま衰弱し必死に助けを求める家族達
手を伸ばしたところで、助けようとしたところで　もう救えないであろうその命の手綱を
彼は見捨てず残ることを選ばず、見捨てて逃げ出すことを選んだ過去がある
その後咄嗟に逃げ出した先の森の中で倒れている彼は”代行者”を名乗る女性に拾われ一命を取り留める
　
彼を拾い上げ鍛えた代行者である『師匠』の影響を受け
論理立て入念に作戦を練った上で、戦闘時には脳をフル回転させながら狩りを行う
片腕にそれぞれ1丁ずつ装備した「S&W M500」の二丁拳銃は
その威力と比例する反動の大きさから、射撃に用いるのではなく文字通り”二丁の拳”
狼の人智を超えた腕力に対抗する”盾”であり、その攻撃を切り崩す起点として用い
加えてナイフやワイヤーを使い狡猾に狩りを遂行する。
その戦法はさながら『銃士』や『狩人』を装った『暗殺者』
”切り札”も含め、彼の戦闘距離は極近接戦闘と言っても過言ではない。
　
”強いのではなく”巧い”
”１００回中１回しか掴み取れないような活路を最初の１回に持ってくる”
等周りからの評価は低いようで高い
　
前述の事件の影響で、罪悪の意識とそれに伴う自己を絶え間なく奮い立たせる強迫概念
その双方に精神を揺さぶられ続ける精神衰弱者。——曰く、その男は誰よりも堅く誰よりも脆い。
　
彼が為すのは”復讐”ではなく
何もできずに逃げ出した自己を”赦せるよう”になること
　
”背負う者”は、常に多くの重く割り切れない十字架を背負いながら鎮魂を代行する

人物