FF6
魔力依存の聖属性の全体攻撃で敵専用技。ラーニングは不可。必中、効果値28(比較としてファイアなどが効果値約20)。
しかし使う敵が魔列車だけなので、どんな攻撃なのかはあんまりピンと来ない人が多いだろう。
しかもスケッチ、暴れる、操るでも使用出来ない超レアな完全敵専用技。
FF6のCMでは魔列車(表記は「まどうれっしゃ」)がこの技を使うシーンが流れていた。
なので技名はわからずとも目にした人はそれなりにいると思われる。
攻撃時のグラフィックは画面の上から複数のサーチライトのような光が画面内を動き回り、ダメージを与えると言った感じ。
音もフォ~ンフォ~ンと神々しい。
- 聖なる光で浄化して、あの世に連れてゆくような感じか。
- 「追いすがるサーチライトを背に走る複数の男」「背景(や魔列車の色)が暗くて見えにくい」
ということで、CMでチラ見した時は夜中の脱獄シーンかと思った。
ちなみに、FF6(1994年発売)の前後に発売された同じスクウェア製の『聖剣伝説2』(1993年)『聖剣伝説3』(1995年)にも、同名の「セイントビーム」という魔法が登場する。
こちらは味方も使用できる普通の精霊(属性)魔法だった。
- このうち聖剣3の全体版はFF6のに比較的近い(上から多数振ってくる)が、他は全くの別物。
FF6(GBA版)
GBA版の追加敵ではエクストラダンジョン竜の巣のホーリードラゴン強化型が使用する。
ホーリーも交えて2~3連発してくるので、「こころないてんし」をかけられHPを1にされたところで必中のこの技を使われ、全滅させられるケースが非常に多い。
- 「必中の全体がけ技」なのが非常に怖い。魔法回避率が128以上あっても当たる。
カウンター技が「こころないてんし」なので、攻撃タイミングによってはカウンター→セイントビームと続く事もある。
英雄の盾装備者がパーティーにいない時の高確率全滅パターンだろう。
フォースフィルドで聖属性を無効化できれば相当楽になる。
ストラゴスかゴゴを連れて対策しよう。
ガウやゴゴが聖属性に耐性のあるモンスター「あばれる」という手は危険。
操作できないので強力なカウンターを誘発する可能性がある。
- 「あばれる」で生き残れたとしても行動選択不能のガウやゴゴで勝てるか怪しいものがある。
あばれるの聖属性は
しかいないため、選択が難しい…というかケアルガが使えるマジックポットくらいでしかまともに戦えないのではないか。
眠れる獅子で暴れると「ゆうごう」を使って自滅するのであまり意味はない。
攻撃面ならバイオを使うモルボルグレートも悪くないかもしれないが、結局「あばれる」はやめたほうが良い。バイオを機軸にすると、リフレクでケアルガを反射して妨害する戦法が使えなくなる。
- プリンなんてあばれるだとねんえきネバネバ、攻撃技で無い上に強化ホーリードラゴンはスロウ耐性持ち、もはやお話にならない。
フォースフィルドなしではカイエンがいるorクイックがあるなら話は別。
クイック必殺剣 烈やクイック1回目の攻撃はカウンターされないのでこころない天使コンボを回避できる。
これらもないとやっぱり英雄の盾がないと辛いだろう。
セイントビームは魔封剣で吸収できる。
でも強化ホーリードラゴンは三連続行動を取り1ターンの間に何回も撃ってくるので、、最初の1発分しか吸収できないのではあまり意味がない。
心無い天使→セイントビームが連続する時も同様。
連発されるためエフェクトが鬱陶しくなってくる。
FF14
魔列車が使用する。
ランダムに指定されるメンバーを、まずサーチライトで追尾し、一定時間後に魔法陣が展開。
その魔法陣の描かれた場所に着弾する、というタイプの範囲攻撃となっており
魔界の汽笛で召喚される一部の幽霊を巻き込むことで消滅させることもできる。
なお、それとは別に、詠唱時間の非常に長いセイントビームもあり、こちらは全員を全滅させる威力。
(戦闘時間がタイムオーバーになった時に使い、いかなる防御手段でもダメージを軽減出来ない)
後に青魔法として習得できるようになった。
対象の周囲に無属性魔法ダメージを与える。アンデッド系モンスターに対してはさらに威力が上昇する。
- 習得元たる魔列車は今作ではアンデッドではないので、残念ながら特効にはならない。
FFRK
共通必殺技。効果は敵単体に聖属性白魔法攻撃。
必殺技がついている装備は「チェインフレイル【VI】」。
魔列車が使用する聖属性全体攻撃技としても登場している。