◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【アナンタ】 ◆殺◆
登場エピソード
「私の名前はアナンタです。タダオ大僧正の聖領域を侵す敵を罰し、ジゴクに落とす」
人物
- アマクダリの大幹部ブラックロータスの配下であり、ブラックロータス自ら配下の中でも最強と評するニンジャ。ブラックロータスの居室である黄金ルームに通じる最後の広間を守護する。
- 書籍版では、ブラックロータス配下の「純潔聖堂騎士団」の団長。
- 百畳ほどの広間には平安時代からの文化遺産である多数のブッダファイター木像とともに数十人のクローンヤクザボンズが左右に並び、モクギョを叩きながら一心不乱に読経しており、ベルトスクロールアクションの中ボス面めいたアトモスフィアを醸し出している。
外見
- 大理石の如き白く美しい肌の持ち主。その背中には呪文めいたブディズム神聖タトゥーがびっしりと刻まれる。
- ブラックロータス曰く、多額のマネーを注いで身体的改造を施したらしく「完成美の極み」と評する。顔立ちについての言及は作中されないものの、ブラックロータスの趣味を鑑みれば美形と考えるのが自然か。
- テンプラー同様、その双眸は感状の起伏とともに白く発光する。
- 余談だが、初登場時、背中にびっしりと刻まれたブディズム神聖タトゥーという描写からヘイケの亡霊から身を守るべく全身に経文を書き連ねた伝説的ビワシンガー・ホウイチ=サンを想起し、そこからの連想で彼の正体を名鑑にのみ登場するビワを武器にするというアマクダリ・ニンジャ、スカルドと予想したヘッズも多かった。
元ネタ・考察
- アナンタ(अनन्त/Ananta)とはインド神話に登場する千の頭を持つ大蛇で、その名は「無限」を意味する。世界の始まる前から滅び去った後まで永遠に混沌の海の上にいるとされ維持の神であるヴィシュヌは世界が生まれる前、そして世界が滅び去った後、次の世界が生まれるまでの間、アナンタを船代わりにして眠り続けるとされる。
- さらに余談であるが彼の名が明かされた時もブッダの十大弟子の一人であるアナンダ(आनन्द/阿難/Ananda)と勘違いするヘッズが続出した。
- 登場時と名前判明時に二度多くのヘッズを勘違いさせた稀有なニンジャである。全てはブラックロータス=サンの特殊な性的嗜好がさせた事なのだ……。
ワザ・ジツ
- 優れたニンジャ柔軟性とスピードの持ち主。この二点に関してはニンジャスレイヤーをも上回り、後述のカラテに存分に活かされている。また「ドッコ・クナイ」と呼ばれる鋭く神秘的形状をした特殊なクナイを用いる。
- 元ネタは主に密教などで用いられる両端に小型の槍の穂先が着いた仏具・独鈷杵(どっこしょ)であると思われる。
- 書籍版では、全身に刻まれている経文にはテンプラーと同じくエンハンスメント・ジツが込められており、目眩ましや攻撃を軽減させるのに使われている。
コブラ・カラテ
- アナンタのニンジャ柔軟性を攻撃に転化した奇怪なカラテ。
- まるで蛇の如く敵が繰り出した腕に絡みつき通常では有り得ない角度からのカウンターを与える、両腕を鞭の如くしならせ懲罰鞭めいた連打で肉を裂くなど、そのニンジャネーム通り千匹のコブラに例えられる軌道予測不能なカラテを次々と繰り出し相手をじわじわと嬲り殺す。
- もちろん回避動作にもその柔軟性は存分に活かされ、ブリッジ姿勢から股の下に胴体を潜り込ませそのまま前進するなどという芸当も可能。
- コブラ・ニンジャクランのソウル憑依者であることが想起されるワザマエであり、地の文=サンからも「コブラニンジャ・クランの猛者」と評されている。
コイリング・ヘビ・カミツキ
- コブラ・カラテの奥義。全身の関節を外してコブラの如きとぐろを巻き、そのままバネ仕掛けめいた大跳躍で一気に相手に飛び掛かる。
- 通常の防御では間違いなくそのままマウントを奪われてしまうため、受け手の対処は回避あるのみである。
ストーリー中での活躍
- ブラックロータスの籠るシェルターに通じる最後の広間の番人としてニンジャスレイヤーと交戦。奇怪なコブラ・カラテでニンジャスレイヤーを翻弄した上、ついにはカラテ応酬で完全に優位に立ちこれを叩きのめすというブラックロータス配下中最強との下馬評に違わぬ恐るべき実力を見せつける。
- 書籍版ではさらに、ニンジャスレイヤーからの反撃も背中の経文から発する光で防ぎ、より難敵となった。
- しかしコイリング・ヘビ・カミツキでトドメを刺さんとした所で、ニンジャスレイヤーがブッダ像から奪い取った大型錫杖に反射的に絡み付いてしまい、そのまま錫杖ごと全身の骨が砕けるまで何度も床に叩きつけられた上、ブラックロータスの黄金居室に蹴り込まれる。瀕死の状態でブラックロータスに縋ろうとするも、冷たく一瞥され絶望の中で爆発四散した。
- 書籍版では錫杖に反射的に絡みつくウカツはなくなり、ニンジャスレイヤーがブッダ像から奪い取ったヤリによって経文の防御ごと腹を貫かれるという最期だった。
- 書籍版では錫杖に反射的に絡みつくウカツはなくなり、ニンジャスレイヤーがブッダ像から奪い取ったヤリによって経文の防御ごと腹を貫かれるという最期だった。
- 彼の敗因となった大型錫杖はニンジャスレイヤーとの戦闘の余波で破壊されたブッダファイター木像の持ち物を利用したものであり、仮にも仏罰執行者であるはずの彼がブッダファイターの宝具によって滅ぼされるというなんとも皮肉な結末であった。
- 書籍版では、ワダマキ・ヨシと直接戦って捕えたのは彼だと明かされた。もっともヨシは信者を人質にとられていたため満足に戦えなかったのだが。
一言コメント
- 三@ -- 2014-07-07 (月) 22:55:09
- ダルシム=サンと見せかけてヤナギ・リュウコウ=サンやスプリングマン=サンめいていた。 -- 2014-07-07 (月) 22:56:47
- 前エピ+道中の疲弊とタイムリミットというハンデがあったとはいえ純粋なカラテ比べでフジキド改善を打ち負かしたってのは割とマジでスゴイ。また強さ議論とかそういうなんかがはくねつすることですね? -- 2014-07-08 (火) 01:32:57
- あまりにもあんまりな弱点に全ヘッズがズッコけたのもいい思い出な…ショッギョ・ムッジョ… -- 2014-07-08 (火) 10:01:38
- 現実のアナンダ=サン -- 2014-07-21 (月) 09:14:10
- アイエッ!?途中送信…現実のアナンダ=サンは死後自らの骨を取り合わないようにと爆発四散したと言う伝説もある。ブディズムもまたニンジャ文明の一端か? -- 2014-07-21 (月) 09:16:36
- しかも爆発四散の直前に空を飛ぶ描写すらある・・・ -- 2014-07-21 (月) 15:19:26
- ゾンビー砕き!真・ゾンビー砕き! -- 2014-08-02 (土) 14:43:28
- ↑猫のフルメンポをかぶったり実際ニンジャでもおかしくないことですね? -- 2014-08-02 (土) 21:47:14
- インターセプター=サン然り、アマクダリの中ボス格のカラテはやけにレベルが高いものがありますな -- 2014-08-02 (土) 22:50:17
- 油断ならぬ強敵であった -- 2014-09-02 (火) 12:37:56
- アイエエエエエ強敵!!(BRAM! -- 2014-09-02 (火) 21:03:14
- コイリング・ヘビ・カミツキへのハメ殺し対処は多分ナラクおじいちゃんが教えてくれたんだろうな -- 2014-11-02 (日) 22:29:15
- わたしはアナンタのためを思って言っているのに! -- 2014-11-02 (日) 22:50:01
- アコライト=サンとストライダー=サンの間に挟まるとアナコンダ=サンに見えてくる -- 2014-11-03 (月) 21:27:35
- ドラゴン系ニンジャネームにハズレなし?サラマンダー=サンやニーズヘグ=サンともいい勝負できそう(勝てるとは言っていない) -- 2014-11-08 (土) 02:56:05
- コブラ・ニンジャは自分はアンブッシュを磨いたからアイサツ前のアンブッシュを認めろとワンソーに頼んだらしいが、コブラカラテだけで十分強かったんじゃないか -- 2014-11-08 (土) 10:17:02
- ボーに巻き付いてしまい隙を曝すという状況も素手のカラテでは起こりえないからな。なんと奥深いことよ。コブラ・ニンジャクランの株を、ひいてはビホルダー=サンの株を爆上げですね? -- 2014-12-09 (火) 09:24:13
- ビホルダー=サンこのカラテやろうと無理して半身不随になったんじゃ・・・アッハイ彼はマルノウチ抗争の中で名誉の負傷をしました。 -- 2014-12-09 (火) 11:22:26
- ↑初期はコブラニンジャ・クランとされていたニーズヘグやバジリスクのソウルが現在はヘビニンジャ・クランに変更されてるから、もしかしたらビホルダーもそっちに変わってるかもしれない。しかし、蛇の持つ毒や眼力に因んだジツを極めたのがヘビニンジャ・クランで、蛇の柔軟性や身体能力に基づいたカラテを求めて、そこから派生したのがコブラニンジャ・クランだったりするんだろうか -- 2014-12-09 (火) 22:49:56
- ↑ニーズヘグ=サンとバジリスク=サンはトカゲニンジャ・クランな -- 2014-12-10 (水) 07:12:30
- ↑アナヤ!ハヤトチリ!? と思って彼らのページを見てみたら、トカゲ・ニンジャクラン由来のジツやスリケンを使うコブラニンジャ・クランのソウル憑依者だったが現在はヘビニンジャ・クランとして扱われていると書いてあった。ソウル由来のジツからしてやっぱりトカゲ?でもザ・ヴァーティゴ=サンが!でも証拠が残って無い、ムラハチはカンベンだ!でもやっぱりヘビ?いや↑の人=サンがトカゲだと言っている!だから結局コブラではない?ワカラナイ!アーッ! -- 2014-12-10 (水) 13:48:54
- ↑つまり、こうだ、ヘビ・ニンジャクランはトカゲ・ニンジャクラン、でもってコブラ・ニンジャクラン -- 2014-12-10 (水) 19:00:32
- 正解です -- 2014-12-10 (水) 19:40:22
- 通常のカラテでは終始ニンジャスレイヤー相手に優勢をとってた、まさに油断ならぬ強敵であった。敗因はヒサツ・ワザの弱点とカイシャクのタイミングの読み間違い… -- 2015-07-22 (水) 02:34:10
- ↑3実はコブラ・ニンジャとヘビ・ニンジャとトカゲニンジャは3兄弟だったのでは? -- 2015-08-18 (火) 02:54:10
- ニンジャスレイヤーがブラックロータスに苦戦したのも前座にこいつがいたのもあるかな -- 2015-11-05 (木) 18:34:44
- アナンタ=サンというとあれだ。皆の盾な、脳みそマッスルレディな。 -- 2015-11-16 (月) 18:06:49
- きっと最初は爬虫類ニンジャクランだったのがだんだん分派していったのさ。きっとカメとかワニのクランもでてくる、たぶん。 -- 2015-11-18 (水) 14:35:32
- コブラニンジャはワンソーに直訴しに行ける手千葉だったらしいし、そこから専門化して行ったんだろうな -- 2016-07-19 (火) 01:26:23
- 少年ニンジャ・コミックNARUTOのカンクロウ=サンのセリフ「全身の骨を砕けばもっとグニャグニャになれるじゃん。ただし、首以外にしといてやるよ。」がニューロンに再生される!!彼もコブラ・カラテ使いとイクサしてましたね。 -- 2016-07-19 (火) 15:14:35
- 実際ツワモノであったのに名鑑未掲載。物理書籍でフォローされますか?おかしいと思いませんかアナンタ? -- 2017-03-11 (土) 06:01:10
- ↑ 3だがニンポを使えるのはシズナ=サンだ -- 2017-05-17 (水) 19:46:19
- アイエッ!?↑5でした、スミマセン -- 2017-05-17 (水) 19:48:27
- 蛇には骨格が有り、骨がバラバラになっているわけではない。だが骨がバラバラでぐにゃぐにゃなのはナマコではなかっただろうか?…もしやアワビ・ニンジャクランと並び立つナマコ・ニンジャクランがかつて存在していたのかもしれないのか?(彼は狂っていた) -- 2017-05-18 (木) 01:23:10
- リシャイン版はヤリを突き出されてガードしようとするも、流石にガードできるヘビの串刺しめいた姿に・・・インガオホー! -- 2017-07-07 (金) 06:48:32
- 純潔聖堂騎士とかタダオマジでいい加減にしろよ・・・ -- 2017-07-07 (金) 10:58:55
- ↑あくまでここで言う「純潔」とは宗教的・道徳的な清らかさを指すコトダマであって単に肉体的な処女性だけを指しているわけではないとブッダも言っておられることですね? -- 2017-07-15 (土) 21:21:28
- ↑9 手千葉…千葉からワンソーにジキソに行ける…ワンソーはタチカワ住まいな?(彼は狂っていた -- 2017-07-16 (日) 13:51:48
- この人の強さは実際尋常じゃない、正直失禁モノ -- 2017-11-14 (火) 15:43:06
- タダオの愛人だったのかな? -- 2017-11-14 (火) 18:58:59
- お稚児(意味深)の一人でその中のお気に入りとかそんなとこだろう。 -- 2017-11-14 (火) 19:42:40
- タダオに出会わなければ、もう少し真っ当な最後を迎えられたかもしれないと思われるニンジャ。タダオの金貨の下敷きになり、助けを求めるも冷たく見捨てられるとは…インガオホーの極みとはいえ哀れみすら感じる -- 2021-03-08 (月) 22:25:49