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〔公式版〕 〔Steam版〕
概要
AH-64D アパッチ・ロングボウは、アメリカ陸軍の主力攻撃ヘリコプターとして設計され、長年にわたって進化を遂げてきた。もともと、アメリカ陸軍は冷戦時代におけるソビエト連邦の大量の戦車部隊に対抗するため、より強力な対戦車ヘリコプターを求めていた。その背景には、既存のAH-1 コブラの能力を超える次世代機の必要性があった。1972年、アメリカ陸軍は「アドバンスト・アタック・ヘリコプター (AAH) 計画」を発表し、各航空機メーカーに新型攻撃ヘリコプターの設計を求めた。ボーイング(当時のヒューズ・ヘリコプターズ)とベルの二社が最終選考に残り、試作機の比較評価が行われた。その結果、耐久性や生存性、武装の柔軟性が評価されたヒューズの YAH-64 が採用され、1983年にAH-64Aとして正式に制式化された。
その後、冷戦終結や戦闘の性質の変化に伴い、AH-64Aをさらに発展させる計画が進められた。1990年代初頭、アメリカ陸軍は電子機器や通信システムの大幅な近代化を図るため、「AH-64D アパッチ・ロングボウ」の開発を決定した。AH-64Dの最大の特徴は、メインローター上に装備されたAN/APG-78「ロングボウ」レーダーであり、これにより全天候下での目標探知能力が向上し、複数の標的を同時に攻撃する能力が強化された。また、アビオニクスの刷新により、ネットワークを介して他の航空機や地上部隊と情報を共有できる能力も強化された。これにより、戦場での協調作戦がより効果的に行えるようになった。
実戦において、AH-64Dは数々の戦闘に投入され、その優れた性能を発揮してきた。1991年の湾岸戦争では、先代のAH-64Aがイラクの防空網を無力化するための最初の攻撃を実施し、戦場での有効性を証明した。その後、2001年のアフガニスタン戦争や2003年のイラク戦争では、改良型のAH-64Dが主力として活躍し、対ゲリラ戦や市街地戦闘においても高い精度の攻撃を行った。特に、敵の防空火器やRPGからの生存性を高めるための装甲強化や電子対策システムの搭載により、危険な環境下でも任務を遂行する能力を持っている。
現在、AH-64Dは世界各国で運用され、アメリカだけでなく、イギリス、日本、イスラエル、オランダなど多くの国が導入している。また、最新型のAH-64E「ガーディアン」へのアップグレードが進められており、さらに高度なネットワーク戦闘能力や航続距離の向上が図られている。AH-64Dは、その卓越した攻撃力と防御力により、現代戦において欠かせない攻撃ヘリコプターとしての地位を確立し続けている。
購入時のアドバイス
世界最恐のヘリコプターと評される
(最強と言うのは議論の余地有り?)
メリット
- 圧倒的なリアリズム: "PCシミュレーションとして最もリアル"と謳われており、飛行力学、アビオニクス、センサー、兵装システムが正確にシミュレートされています 。
- 2つの高精細コクピット: パイロット (PLT) 席とコパイロット/ガンナー (CPG) 席の両方が、完全にクリッカブルな 6DOF (6自由度) コクピットとして詳細にモデル化されています 。
- AIクルー "George": シングルプレイヤーでも、AIクルーの "George" がもう一方の座席のタスク(操縦または索敵・攻撃)を支援してくれます 。
- 高度なセンサー: M-TADS (近代化目標捕捉指示照準器) とマスト搭載型の APG-78 Fire Control Radar (FCR) により、卓越した夜間戦闘能力と索敵能力を持ちます 。
- 多彩な兵装: レーザー誘導およびレーダー誘導の AGM-114 Hellfire ミサイル、ロケット、30mm機関砲を搭載できます 。
- マルチクルー: マルチプレイヤーで、2人のプレイヤーが同じ機体に乗る「協同マルチクルー」に対応しており、友人や他のプレイヤーと役割を分担できます 。
デメリット
- 急な学習曲線: 本機は非常に複雑なシステム(FMC, TADS, FCR, Datalink など)を搭載しており、そのすべてを習得するには膨大な時間と学習が必要です 。
- ヘリコプター特有の操縦: ヘリコプターの飛行は本質的に不安定です。「Helicopter Fundamentals of Flight」の章(P.31-60)が示すように、Translating Tendency(トランスレーティング・テンデンシー)や Vortex Ring State(ボルテックス・リング・ステート)など、多くの空力特性を理解する必要があります 。
- 特殊な操縦桿の仕様: Force Trim(フォース・トリム)システムは、一般的なスプリング式ジョイスティックでは独特の操作(ボタンを押してスティックをセンターに戻す)を要求され、特に Central Position Trimmer Mode は「精神的に直感に反する」場合があります 。
まとめ
DCS: AH-64Dは、2005年から2010年の米陸軍 Block 2 仕様をシミュレートした、非常に高忠実度なモジュールです 。FCR(火器管制レーダー)による索敵能力と、M-TADS による高度な夜間戦闘能力を特徴とします 。
シングルプレイヤーではAIクルー "George" がパートナーとなり 、マルチプレイヤーでは2人乗り(マルチクルー)が可能です 。その学習コストは極めて高いですが、現代の対戦車ヘリコプターの頂点を体験したいプレイヤーにとって、これ以上ない選択肢となるでしょう。
マニュアル/ガイド
chuck'sguide(24/09更新)
chuck'sguide日本語版(24/09更新)
AH-64Dクイックスタートマニュアル
キーアサイン
AH-64D は、操縦桿 (Cyclic) とコレクティブ (Collective) から手を離さずに多くの操作を行う HOTAS (Hands On Throttle And Stick) 思想 に基づいて設計されています。快適な操作には、ジョイスティック、スロットル、ラダーペダルの3点(特に軸設定)が強く推奨されます。
優先度の高いもの
| 機能(Function) | 該当操作 | 役割 |
|---|---|---|
| Cyclic Pitch (軸) | Axis Commands | 機体のピッチ(前後傾)制御 |
| Cyclic Roll (軸) | Axis Commands | 機体のロール(左右傾)制御 |
| Collective (軸) | Axis Commands | 機体の上昇・下降(揚力制御) |
| Anti-Torque Pedals (軸) | Axis Commands | 機首の向き(ヨー)制御 |
| Trimmer (ボタン) | Force Trim/Hold Mode Switch - R (Release) | 現在のスティック位置を新しい中央として固定 |
| Weapon Action Switch (WAS) (ハットスイッチ) | Weapon Action Switch (G/R/M) | 兵装(Gun/Rocket/Missile)の選択 |
| Weapon Trigger (ボタン) | Weapon Trigger | 選択した兵装の発射 |
| Sight Select Switch (ハットスイッチ) | Sight Select Switch (HMD/FCR/TADS) | 照準器(ヘルメット/レーダー/TADS)の選択 |
| LRFD Trigger (ボタン) | LRFD Trigger | CPGのレーザー照射(測距/誘導) |
余裕があれば割り当てたいもの
| 機能 (Function) | 該当操作 | 役割 |
|---|---|---|
| Hold Modes (ハットスイッチ) | Force Trim/Hold Mode Switch (AT/AL/D) | 姿勢/高度/位置維持ホールドモードの操作 |
| Symbology Select (ハットスイッチ) | Symbology Select Switch (CT/HB) | HMDの表示モード(巡航/ホバー)切り替え |
| FCR Controls (ハットスイッチ x2) | FCR Mode Switch, FCR Scan Size Switch | FCRのモードとスキャン範囲の操作 |
| Countermeasures (ボタン x2) | Chaff Dispense Button, Flare Dispense Button | チャフとフレアの射出 |
| NVS Select Switch (ボタン) | NVS Select Switch | 暗視センサー (PNVS/TADS) の選択 |
ゲームパッドレイアウト
- プロファイルのダウンロードはこちら⇒https://www.digitalcombatsimulator.com/en/files/3336077/
- コントローラー設定に関する詳細はこちら⇒操作設定
始動
AH-64Dは APU (補助動力装置) を搭載しており、外部電源なしで始動できます 。
始動手順
これは「Appendix A - Abbreviated Checklists」に基づく簡易手順です 。
- MSTR IGN (マスターイグニッション) スイッチを BATT (バッテリー) にします 。
- TAIL WHEEL (テールホイール) がロックされていることを確認します(UNLOCK ライト消灯) 。
- FIRE DET/EXTG (火災検知/消火) パネルの TEST スイッチをポジション 1 と 2 でテストします 。
- APU ボタンを押し、APU を始動します 。EUFDに "APU ON" と表示されるのを待ちます 。
- RTR BRK (ローターブレーキ) スイッチを OFF にします 。
- ENG START (エンジンスタート) スイッチを START にし (まずEngine 1)、NG (ガスジェネレーター回転数) が上昇し始めたら、対応する POWER (パワー) レバーを IDLE (アイドル) に動かします 。
- Engine 1 の始動シーケンスが完了したら、Engine 2 も同様に始動します 。
- 両エンジンの POWER レバーを FLY (フライ) の位置までスムーズに押し上げます 。
- NP (パワータービン回転数) と NR (ローター回転数) が 101% で安定するのを確認します 。
- APU ボタンを押し、APU を停止します 。
注意点
- ホットスタート: エンジン始動中、NG が 63% に達する前に TGT (タービンガス温度) が 851°C を超えそうな場合は、直ちに POWER レバーを OFF に戻し、スタートを中止してください 。
- APU: POWER レバーを FLY にし、NR が 101% で安定するまで APU を作動させ続けてください。それ以前に APU を停止すると、ACジェネレーターがオフラインになり、主要な電力を失います 。
飛行
特性
ヘリコプターの飛行は、常に不安定な4つの力(揚力、重量、推力、抗力)のバランスを取る作業です 。
- Translating Tendency (トランスレーティング・テンデンシー): AH-64のメインローターは反時計回りに回転するため、トルクを打ち消すテールローターの推力によって、機体は常に右へ流され(ドリフトし)ます 。ホバリング中は、この力に対抗するために常に Cyclic (操縦桿) を少し左に傾ける必要があります 。
- Force Trim (フォース・トリム): ヘリコプターは、操縦桿を中立で飛行することがほとんどありません 。Force Trim システムは、特定の姿勢を維持するためのパイロットの負担を軽減します 。DCSでは、希望の姿勢になったら Trimmer (トリマー) ボタンを一度押し、すぐにジョイスティックを物理的な中立位置に戻すことで、その姿勢が新しい「センター」として設定されます 。
- FMC/SCAS: Flight Management Computer (FMC) が、Stability Augmentation System (SAS)(安定増強装置)と Command Augmentation System (CAS)(コマンド増強装置)を提供します 。SAS は機体の不要な振動(レート・ダンピング)を抑え 、CAS は「パワー・ステアリング」のように機能し、全速度域で機敏かつ一貫した操縦感覚を提供します 。
禁止操作
以下の空力現象は揚力の損失を招き、墜落に直結します。
- Vortex Ring State (VRS) (ボルテックス・リング・ステート / 渦輪状態): 低速(ETL 以下)で、高い降下率の時にパワーを当てていると発生します 。ローターが自分自身の下降気流(ダウンウォッシュ)に入ってしまい、揚力を急激に失います 。回復するには、前進速度を付けて下降気流の柱から脱出します 。
- Retreating Blade Stall (リトリーティング・ブレード・ストール / 後退翼失速): 高速飛行時、高G機動時、または高高度で発生します 。機体進行方向に対して後ろ側(後退側)に来るブレードの対気速度が低下し、失速します 。激しい振動、機首上げ(ピッチアップ)、左ロール(反時計回りローターの場合)を引き起こします 。回復するには、Cyclic を引き、Collective を下げる必要があります 。
- Rotor Droop (ローター・ドループ / 回転数低下): Collective を引きすぎてエンジンが出力できる以上の負荷(抗力)をローターにかけた場合、TGT が限界に達し、ローター回転数 (NR) が低下し始めます 。揚力は速度の2乗に比例するため 、回転数が落ちると揚力を急激に失います。回復するには Collective を 下げて ローターの負荷を減らし、回転数を回復させなければなりません 。
離陸
手順
最も標準的な VMC Takeoff(有視界気象状態での離陸)の手順です 。
- まず、地上 5フィート (約1.5m) での Hover Power Check(ホバー・パワー・チェック)を行い、機体の重量と現在の環境(高度、気温)で十分なパワーがあることを確認します 。
- IHADSS のシンボルを Transition モードに設定します 。
- Trimmer ボタンを押しながら、Collective を引き、機体を上昇させます。HOVER Q - REQUIRED IGE(地上効果内ホバーに必要なトルク)より約10%高いトルクを目標にし、毎分500フィート (FPM) の上昇率を目指します 。
- 機体が地面を離れたら、Cyclic を前に倒し、「90ノット・ピッチ姿勢」をとります(IHADSS の Horizon Line が LOS Reticle の中心を横切る状態) 。
- Pedals で機首方位を保ち、障害物をクリアするまで上昇します。
- 高度 50フィート AGLを超え、障害物をクリアしたら、Skid/Slip Indicator(横滑り指示器)のボールが中央に来るよう Pedals を調整し、「イン・トリム」状態にします 。
巡航
巡航速度
- ヘリコプターの対気速度は、機体のピッチ姿勢によって制御されます 。
- 加速するには機首を下げ (Cyclic を前に倒す)、減速するには機首を上げます (Cyclic を引く) 。
- 高度を維持するためには、機首を下げたら Collective を引き(揚力を増やす)、機首を上げたら Collective を下げる(揚力を減らす)必要があります 。
- 最適な巡航速度は MPD の PERF (パフォーマンス) ページで計算されます 。TAS - RNG (最大航続距離速度) と TAS - END (最大航続時間速度) が表示されます 。
自動操縦
AH-64Dには伝統的な「自動操縦」はありませんが、FMC による強力な Hold Modes (ホールドモード) が搭載されており、パイロットの負担を大幅に軽減します 。これらは Cyclic の Force Trim/Hold Mode Switch で操作します 。
- Attitude Hold (AT): AT を押すと作動します。機体の速度に応じて、3つのサブモードが自動的に切り替わります 。
- Position Hold (位置ホールド): 対地速度 5ノット以下。その場でのホバリングを維持します 。
- Velocity Hold (速度ホールド): 5ノット以上 40ノット未満。現在の対地速度と進行方向(横進や後進も含む)を維持します 。
- Attitude Hold (姿勢ホールド): 対地速度 40ノット以上。現在のピッチとロールの姿勢を維持します 。
- Altitude Hold (AL): AL を押すと作動します。高度維持には2つのサブモードがあります 。
- Radar Altitude Hold (電波高度ホールド): 対地速度 40ノット未満で、高度 1,428フィート AGL以下の場合に作動します。地面からの高度を一定に保ちます 。
- Barometric Altitude Hold (気圧高度ホールド): 対地速度 40ノット以上、または 1,428フィート AGLより高い場合に作動します。海抜高度を一定に保ちます 。
着陸
成功への鍵
VMC Approach (有視界進入) が基本となります。これは、一定の進入角を保ち、着地点に向かって徐々に減速していく操作です 。
- Flight Path Vector (FPV)(フライトパス・ベクター、機体の実際の進行方向を示すシンボル)を、着陸したい地点に合わせます 。
- Collective で降下率(FPV の上下位置)を制御し、Cyclic で対気速度(FPV と LOS Reticle の間隔)を制御します。
- 着陸進入中は、FPV が着地点に重なったままになるように、徐々に Cyclic を引いて減速していきます 。
手順
- IHADSS のシンボルを Transition モードに設定します 。
- Collective を調整し、FPV を目標の着地点に合わせます 。
- Cyclic を引き、着地点までの距離に応じて徐々に減速を開始します 。
- 高度 50フィート AGL以下になったら、Pedals を使い機首を着陸方位に合わせます 。
- 着地と同時に対地速度がゼロになるように減速を続けます 。
- 着地したら、Collective を完全に下げ、Cyclic を中立に戻します 。
対地
AH-64Dは、強力なセンサーと多彩な武装を統合した、恐るべき対地攻撃プラットフォームです。
FCR
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AH-64Dに搭載されているAN/APG-78 Fire Control Radar (FCR)(火器管制レーダー)は、マスト上部に搭載されたミリ波レーダーで、天候や昼夜を問わず地上および低空の目標を広範囲にわたって探知・分類できます 。
FCRは主に「撃ちっぱなし」能力を持つAGM-114Lレーダー誘導ミサイルと組み合わせて使用されますが、機関砲やロケットの照準にも使用できます 。
以下に、FCRの基本的な使い方をステップごとに説明します。
1. FCRの起動
FCRはミッション開始時に自動で起動しているわけではありません。以下の手順で電源を入れる必要があります。
- MPD(多目的ディスプレイ)で WPN (兵装) ページを開きます。
- UTIL (ユーティリティ) サブページ (VAB T6) を選択します 。
- FCR (VAB R5) を選択して電源を入れます 。
- 注意: MMA (マスト搭載アセンブリ) の状態が PINNED (固定) になっている場合は、FCR の電源が入りません 。MMA (VAB R6) を選択して NORM (通常) に切り替えてください 。
- 電源投入後、FCR は約1分間のセルフテスト(BIT)を行います。HAD (High Action Display) のサイトステータス欄に "FCR NOT READY" と表示されます 。テストが完了すると、この表示が消え、使用可能になります。
2. FCRの操作モード
FCRには主に3つの戦闘用モードがあり、Collective Mission Grip または TEDAC Left Handgrip の FCR Mode Switch で切り替えます 。
- GTM (Ground Targeting Mode / 対地目標モード):
- 地上車両や低空飛行の航空機を探知・分類します 。
- 探知範囲は前方90°セクター、距離8kmまでです 。
- 目標は PPI (Plan Position Indicator) 形式(円形のレーダースコープ)で表示されます 。
- RMAP (Radar Map Mode / レーダーマップモード):
- GTM と同じ目標を探知しますが、同時にレーダーによる地形マップを生成し、その上に目標を重ねて表示します(B-Scope 形式) 。
- 地形によるレーダーの「死角」(影)も黒く表示されるため、敵が隠れている可能性のある場所を特定するのに役立ちます 。
- ATM (Air Targeting Mode / 対空目標モード):
- ヘリコプターや固定翼機などの航空目標を探知・分類します 。
- スキャン範囲を Wide に設定すると、機体周囲360°をスキャンできます 。
3. スキャンと目標の指定
FCRで目標を捕捉するための基本的な操作フローです。
- サイト選択: Collective Mission Grip または TEDAC Right Handgrip の Sight Select Switch を操作し、FCR を現在の照準器として選択します。HAD に "P-FCR" または "C-FCR" と表示されます 。
- スキャン範囲の選択: FCR Mode に応じて、FCR Scan Size Switch でスキャンする範囲を選択します 。
- W (Wide): 広範囲(GTM/RMAPでは90°)
- M (Medium): 中範囲
- N (Narrow): 狭範囲
- Z (Zoom): 極狭範囲
- スキャンの実行: FCR Scan Switch を操作してスキャンを実行します 。
- S-SCAN (シングルスキャン): 選択した範囲を1回(数サイクル)スキャンして停止します。目標への攻撃前に最新の情報を得るのに適しています 。
- C-SCAN (連続スキャン): 停止するまで継続的にスキャンします。主に警戒監視(ATM)や地形回避(TPM)で使用します 。
- 目標の表示: スキャンが完了すると、FCR ページに探知・分類された目標がシンボルで表示されます 。
- NTS (Next-To-Shoot / 次交戦目標):
- FCRは探知した目標を脅威度(SAM、移動目標、近距離など)に基づいて自動的に優先順位付けします 。
- 最も優先度の高い目標が自動的に NTS (次交戦目標) に指定され、ダイヤモンド型のシンボルで囲まれます 。
- 2番目に優先度の高い目標は ANTS (代替次交戦目標) として逆三角形のシンボルで表示されます 。
- NTS の手動変更:
- FCR ページの NTS ボタン (VAB L1) を押すと、優先順位リストの次の目標に NTS が移動します 。
- または、MPD カーソルで FCR ページ上の任意の目標シンボルを選択すると、その目標が NTS に指定されます 。
4. 兵装との連携と交戦
NTS を指定した後、兵装を使用して交戦します。
- AGM-114L (RFミサイル) での交戦:
- WPN ページで MSL フォーマットを開き、TYPE が RF になっていることを確認します(FCRがサイトの場合、自動で選択されます) 。
- Weapon Action Switch (WAS) を MSL に設定します。
- NTS ターゲットの情報が自動的に RF ミサイルに転送されます(ターゲットハンドオーバー) 。
- HAD の Weapon Status 欄に LOBL (発射前ロックオン) または LOAL (発射後ロックオン) が表示されます。移動目標や近距離目標の場合は LOBL が試みられ、成功すると "RF MSL TRACK" と表示されます 。
- Missile Constraints Box (ミサイル発射拘束ボックス) が LOS Reticle に重なるように機体を操縦します。
- Weapon Trigger を引いて発射します。
- AWS (機関砲) / ARS (ロケット) での交戦:
- WAS を GUN または RKT に設定します。
- FCR の NTS ターゲットの位置情報とレーダー距離("R" と表示される)を使用して、自動的に弾道計算が行われます 。
- GUN の場合は機関砲が NTS に照準され、RKT の場合は Rocket Steering Cursor が NTS に向けて表示されます。
- トリガーを引いて発射します。
FCRの便利な機能
- Sight LINK (サイト・リンク):
FCR がサイトの時に Sight Select Switch で LINK(P-FCRL または C-FCRL と表示)を選択すると、TADS が自動的に FCR の NTS ターゲットの方向を向きます 。これにより、レーダーで探知した目標が本当に敵かどうかを TADS の光学センサー(FLIRやDTV)で目視確認(CID - 戦闘識別)することができます 。 - C-Scope (シー・スコープ):
FCR ページの C SCP (VAB T1) を有効にすると、FCR が探知した目標のシンボルが HMD(ヘルメット表示)や TADS の映像に直接重ねて表示されます 。これにより、センサー映像とレーダー情報を融合させ、戦場の認識を大幅に向上させることができます。
武装一覧
AH-64Dは3種類の主要武装を搭載します 。
- M230E1 30mm Automatic Gun: Area Weapon System (AWS) の中核となる30mm機関砲 。対軽装甲・対人用の M789 HEDP(高性能爆薬二重目的)弾を使用します 。
- Aerial Rocket Sub-system (ARS): Hydra-70 2.75インチロケット弾 。M151 (HE) や M229 (HE) 、M257 (照明弾) など、さまざまな弾頭を搭載できます。
- Hellfire Modular Missile System (HMMS):
- AGM-114K (SAL): セミ・アクティブ・レーザー誘導。TADS などによるレーザー照射が必要です 。
- AGM-114L (RF): レーダー誘導。「撃ちっぱなし」(Fire-and-Forget) が可能なミサイルで、FCR と連携します 。
武装の使い方
※トリガーガードが開いていないと射撃できないので、武装を使う前に良く確認しましょう。
M230E1 30mm 機関砲 (AWS)
Area Weapon System (AWS) は、近距離の軽装甲車両や非装甲目標に対して使用します 。射撃モードは NORM (通常モード、選択したサイトに連動) と FXD (固定モード、機首前方に固定) があります 。
1. TADS (CPG) を使用した精密射撃 (NORM モード)
最も精密な射撃方法です。移動目標に対しては、レーザーを照射し続ける(トリガー2段引き)ことで TSE (目標状態推定器) が作動し、自動で見越し射撃を行います 。
- サイト選択: CPGは Sight Select switch で TADS を選択します 。
- 目標捕捉: TEDAC Sight Manual Tracker を操作し、TADS のレティクルを目標に合わせます。必要に応じて LMC (線形運動補償) や IAT (画像自動追尾) を使用します 。
- 兵装作動: TEDAC Left Handgrip の Weapon Action Switch (WAS) を前方に倒し、GUN を作動させます 。
- 設定確認: WPN ページで BURST LIMIT (バースト射撃数) と MODE (NORM) を確認します 。
- マスターアーム: Armament Panel の A/S ボタンを押し、ARM 状態にします 。
- 測距: TEDAC Right Handgrip の LRFD Trigger を引いて測距します 。
- 静止目標: 1段引き(単発測距)で十分です 。
- 移動目標: 2段引き(連続照射)を維持し、TSE を作動させます 。
- 発射: HAD (High Action Display) に "COINCIDENCE"(照準一致)以外の安全/性能インヒビットが表示されていないことを確認し 、TEDAC Left Handgrip の Weapon Trigger を引きます 。
2. FCR を使用した射撃 (NORM モード)
FCR (火器管制レーダー) が探知した NTS (次交戦目標) に対して射撃します。
- サイト選択: Sight Select switch で FCR を選択します 。
- 目標選択: FCR ページで NTS (ダイヤモンド形のシンボル) が目的の目標に合っていることを確認します。合っていない場合は NTS ボタン (VAB L1) または MPD カーソルで目標を選択します 。
- 兵装作動: WAS を GUN に設定します 。
- マスターアーム: A/S ボタンを ARM にします 。
- 発射: HAD にインヒビットが表示されていないことを確認し、Weapon Trigger を引きます 。
3. HMD を使用した射撃 (NORM モード)
パイロットまたはCPGがヘルメットを向けた方向に機関砲を指向させる、近接戦闘用の射撃方法です。射撃精度は TADS より劣ります 。
- サイト選択: Sight Select switch で HMD を選択します 。
- 兵装作動: WAS を GUN に設定します。
- 注意: HMD で GUN を作動させると、射撃距離が自動的に WPN ページの MANRNG (手動設定距離、デフォルトはPLT: 1.5km, CPG: 3.0km) に設定されます 。
- マスターアーム: A/S ボタンを ARM にします 。
- 測距 (任意): 必要に応じて、WPN ページで ACQ (捕捉ソース) を TADS にしたり、MANRNG を A (自動測距) や N (ナビゲーション距離) に変更します 。
- 照準: HMD の LOS Reticle (十字線) を目標に合わせます 。
- 発射: Weapon Trigger を引きます。弾着を見ながら照準を修正します (walking the rounds) 。
Hydra-70 2.75インチ ロケット (ARS)
ロケットはエリア制圧用の兵器です 。Rocket Steering Cursor (ロケット・ステアリング・カーソル) と呼ばれる I 字型のシンボルを使って照準します 。パイロットは、HMD のレティクルがこの I 字カーソルの内側に来るように機体を操縦し、発射します 。
1. COOP モード (協同射撃) - TADS 直接照準
最も一般的なロケット射撃モードです。CPGが TADS で目標を照準し、パイロットが機体を操縦して発射します 。
- CPG サイト選択: CPGは Sight Select switch で TADS を選択します 。
- PLT サイト選択: パイロットは Sight Select switch で HMD を選択します 。
- 目標捕捉 (CPG): CPGは TADS で目標を捕捉し、必要に応じて LMC や IAT で追尾します 。
- 兵装作動 (両名):
- CPG: TEDAC Left Handgrip の WAS を RKT に設定します 。
- PLT: Cyclic Grip の WAS を RKT に設定します 。
- HAD の Weapon Control Status 欄に "COOP" と表示されます 。
- 設定確認: WPN ページの RKT フォーマットで、TYPE (弾種) と QTY (発射数) を選択します。COOP モード中は、この設定は両クルーで共通になります 。
- マスターアーム: A/S ボタンを ARM にします 。
- 測距 (CPG): CPGは LRFD Trigger を引き、正確な距離を取得します。移動目標の場合は2段引きを維持します 。
- 操縦 (PLT): CPGが「Match and Shoot」(合わせて撃て)とコールします。パイロットは HMD に表示される Rocket Steering Cursor (I字カーソル) の中心に LOS Reticle が来るように機体を操縦(ホバリング中はペダル、前進中はサイクリックでバンク)します 。
- 発射 (PLT): HAD にインヒビットが表示されていないことを確認し、パイロットが Cyclic Grip の Weapon Trigger を引きます 。
2. FCR を使用した射撃
FCR の NTS ターゲットに対してロケットを発射します。直接照準も間接照準(目標が見えない状態での射撃)も可能です 。
- サイト選択: Sight Select switch で FCR を選択します 。
- 目標選択: FCR ページで NTS を目的の目標に指定します 。
- 兵装作動: WAS を RKT に設定します 。
- マスターアーム: A/S ボタンを ARM にします 。
- 操縦: HMD の LOS Reticle を Rocket Steering Cursor に合わせるように機体を操縦します 。
- 発射: Weapon Trigger を引きます 。
AGM-114K (SAL) レーザー誘導ミサイル
SAL (Semi-Active Laser) ミサイルは、レーザー照射を必要とします 。CPGが TADS で目標を照準・照射して発射するのが基本です。
1. LOBL (発射前ロックオン) での交戦
最も基本的で確実な発射方法です。発射前にミサイルシーカーがレーザー反射を捕捉します。
- サイト選択 (CPG): Sight Select switch で TADS を選択します 。
- 目標捕捉 (CPG): TADS で目標を捕捉し、追尾します(LMC または IAT を推奨) 。
- 兵装作動 (CPG): WAS を MSL に設定します 。
- 設定確認 (CPG): WPN ページの MSL フォーマットで以下を確認します 。
- TYPE (タイプ): SAL
- TRAJ (軌道): DIR (LOBL を行うには DIR 必須)
- PRI (優先チャンネル): CPGの LRFD レーザーコード(HAD 右上に表示)と同じコードが設定されていることを確認します 。
- マスターアーム: A/S ボタンを ARM にします 。
- レーザー照射 (CPG): LRFD Trigger を 2段引きで保持 します 。
- ロックオン確認 (CPG): HAD の Weapon Status 欄に "PRI CHAN TRK" と表示され、ミサイルがレーザーを捕捉したことを確認します 。
- 操縦 (PLT): CPGのコール("Constraints")に基づき、パイロットは Missile Constraints Box(ミサイル発射拘束ボックス)が HMD の LOS Reticle と重なるように機体を操縦します 。
- 発射 (CPG): Weapon Trigger を引きます 。
- 誘導 (CPG): ミサイルが着弾するまで、LRFD Trigger の2段引きを 保持し続けます 。
2. LOAL (発射後ロックオン) - DIR / LO / HI 軌道
機体を障害物に隠したまま発射し、ミサイルが目標に近づいたタイミングでレーザー照射を開始する(またはオフボードの観測員が照射する)方法です 。
- 手順1~5 は LOBL と同じです。
- 設定確認 (CPG): WPN ページの MSL フォーマットで以下を設定します 。
- TYPE: SAL
- TRAJ: DIR, LO, または HI を選択します。
- PRI: 使用するレーザーコードのチャンネルを選択します。
- マスターアーム: A/S ボタンを ARM にします 。
- 操縦 (PLT): パイロットは Missile Constraints Box が LOS Reticle に重なるように機体を操縦します 。LOAL の場合、Constraints Box は LOBL よりも狭くなります 。
- 発射 (CPG): Weapon Trigger を引きます 。
- レーザー照射 (CPG): ミサイル発射後、HAD に "LASE # TRGT"(#は秒数)というメッセージが表示されたら、遅くともそのタイミングまでに LRFD Trigger を2段引きで保持し、着弾まで照射を続けます 。
AGM-114L (RF) レーダー誘導ミサイル
RF (Radio Frequency) ミサイルは、FCR または TADS から目標データを受け取り、自身のレーダーで目標を追尾する「撃ちっぱなし」ミサイルです 。
1. FCR を使用した交戦 (GTM または ATM)
FCRで探知した目標に直接ミサイルを発射する、最も一般的な RF ミサイルの使用方法です。
- サイト選択: Sight Select switch で FCR を選択します 。
- スキャン: FCR Scan Switch で S-SCAN(シングルスキャン)を実行し、目標を探知します 。
- 目標選択: FCR ページで NTS (次交戦目標) を指定します 。
- 兵装作動: WAS を MSL に設定します。WPN ページの TYPE が自動で RF になります 。
- マスターアーム: A/S ボタンを ARM にします 。
- ハンドオーバー: ミサイルが作動すると、NTS の目標データが自動的にミサイルに転送されます 。
- ロックオン確認: HAD を確認します。
- ミサイルが発射前に目標を捕捉した場合(LOBL)、"RF MSL TRACK" と表示されます 。
- 捕捉しない場合(LOAL)、"LOAL NORM" 等と表示されます 。
- 操縦: Missile Constraints Box が LOS Reticle に重なるように機体を操縦します 。
- 発射: Weapon Trigger を引きます。LOAL の場合、発射後すぐに離脱可能です 。
2. TADS を使用した交戦
FCR を装備していない場合や、FCR では探知できない目標(例: 遮蔽物の陰にいる)を TADS で見つけた場合に使用します。
- サイト選択 (CPG): Sight Select switch で TADS を選択します 。
- 目標捕捉 (CPG): TADS で目標を捕捉し、追尾します (LMC または IAT を推奨) 。
- 兵装作動 (CPG): WAS を MSL に設定します 。
- 設定確認 (CPG): WPN ページで TYPE (タイプ) を RF に設定します 。
- マスターアーム: A/S ボタンを ARM にします 。
- 目標データ転送 (CPG): HAD に "TARGET DATA?" と表示されているのを確認し、LRFD Trigger を 2段引きで3秒間保持 します。メッセージが消えたらトリガーを離して構いません 。
- ロックオン確認: HAD で LOBL または LOAL の状態を確認します 。
- 操縦 (PLT): パイロットは Missile Constraints Box が LOS Reticle に重なるように機体を操縦します 。
- 発射 (CPG): Weapon Trigger を引きます 。
対抗手段の使い方
AH-64Dの対抗手段(Countermeasures)の使い方について、チャフとフレアに分けて詳しく説明します。
これらは ASE (Aircraft Survivability Equipment - 航空機生存性装備) スイートの一部であり、脅威を探知するシステム(RLWR や CMWS)と連携して機能します。
1. チャフの設定 (ASE ページ)
- MPD で ASE ページを表示します(または WPN > ASE)。
- Chaff Status (VAB T1) の設定:
- T1 ボタンを押し、ステータスを ARM (作動可) にします 。
- 地上(Weight-on-Wheels)では、ARM に設定できず、自動的に SAFE になります 。
- Chaff Mode (VAB L1) の選択:
- MANUAL (手動): Chaff ボタンを1回押すごとに、1発のチャフカートリッジを射出します 。
- PROGRAM (プログラム): Chaff ボタンを1回押すごとに、ASE UTIL ページで事前設定されたプログラム(バースト数、間隔、サルボー数)を実行します 。
- (任意) プログラムの編集:
- ASE ページから UTIL サブページ (VAB T6) に入ります。
- Burst Count (VAB L2): 1回のサルボーで射出する数 。
- Burst Interval (VAB L3): 各カートリッジの射出間隔(秒) 。
- Salvo Count (VAB L4): ボタンを1回押したときに実行するサルボーの回数 。
- Salvo Interval (VAB L5): 各サルボー間の間隔(秒) 。
チャフの射出
- Cyclic Grip(操縦桿)にある Chaff Dispense Button を押します 。
2. フレア (Flare) の使い方
フレアは主に赤外線誘導(熱追尾)ミサイルを欺瞞するために使用されます 。ICMD ディスペンサー2基に合計60発搭載されています 。
フレアの制御は、パイロット席のダッシュボード右側にある CMWS Control Panel (共通ミサイル警報システム・コントロールパネル) で行います 。
フレアの設定(パイロット席のみ)
- Power/Test Knob: ON の位置に回し、CMWS システムを起動します 。
- ARM/SAFE Switch: ARM の位置に切り替えます 。地上では ARM にしても射出は抑制されます 。
- BYPASS/AUTO Switch: モードを選択します 。
- AUTO (自動): CMWS がミサイルの脅威を探知した際、自動的にフレアプログラムが実行されます 。手動での射出も可能です。
- BYPASS (手動): 自動射出を無効にします。フレアは Cyclic Grip のボタンによる手動射出でのみ作動します 。
- CMWS/NAV Switch: CMWS の位置に設定します 。
- 重要: CMWS の音声警告(ミサイル発射を探知した際のアラート)は ADF のオーディオチャンネルを使用します。このスイッチが NAV になっていると、ADF の音声(NDBなど)が優先され、ミサイル警告音が聞こえなくなります 。
フレアの射出
- Cyclic Grip にある Flare Dispense Button を押します 。
- AUTO モードか BYPASS モードかに関わらず、ボタンを押すとプログラムされたフレアが1回射出されます 。
フレアプログラムに関する注意点: チャフとは異なり、フレアの射出プログラム(バースト数、間隔など)は飛行中に変更できません 。 このプログラムは、ミッションエディタの Aircraft Additional Properties タブ、または地上でエンジンが停止している時にプレイヤーのニーボードからのみ設定可能です 。
脅威の警告について
対抗手段は、脅威を探知して初めて効果を発揮します。
- RLWR (レーダー/レーザー警報受信機): AN/APR-39(レーダー)と AN/AVR-2(レーザー)の総称です 。
- 敵があなたをレーダーで探知 (Searching)、追尾 (Tracking)、またはミサイル誘導 (Launch) しているか、あるいはレーザーで測距 (Ranging)・照射 (Designating) しているかを検知します 。
- TSD と ASE ページの円形ディスプレイ(フットプリント)に脅威の方位がシンボルで表示されます 。
- "SA-15, 1 o’clock, searching"(SA-15、1時方向、サーチ中)のように、脅威の種類、方位、状態を音声で警告します 。
- CMWS (共通ミサイル警報システム): AN/AAR-57 がミサイル自体(特に赤外線ミサイル)の発射を探知します 。
- CMWS Control Panel の Quadrant Arrows(象限矢印)が脅威の方向を示し、音声警告を発します 。
- AUTO モードに設定されていれば、この探知に連動してフレアが自動的に射出されます 。


