間違いや不足している情報が有れば、加筆修正にご協力頂けると助かります。
概要
この項目では実際の作戦運用について執筆しています。
「CAP(戦闘空中哨戒)って実際どうやっているのか?」という事についても執筆しています
( ´_ゝ`) フーン、な内容ですがミッション作成等に生かして頂けると幸いです。
Air Tasking Cycle
米軍のAT サイクルは、航空戦力を効果的かつ効率的に運用することが可能な、優れた指揮統制システムである。 その代表例が、湾岸戦争時の砂漠の嵐作戦(Operation Desert Storm:ODS)におけるAT サイクルの成果である。ODSでは、多国籍軍による航空作戦が、ATOによって一日に2,500ソーティ強が計画され、43日間で合計10 万ソーティ強が整斉と実行された。その結果、ODSで適用された「ATサイクル」は、多国籍軍を含んだ膨大なソーティ数の部隊運用を可能とする、効果的な指揮統制活動のシステムとして認められたのだった。
- 定義及び基本的な手順
米軍が実施する軍事作戦では、航空戦力の運用に際し、後述の統合航空作戦指揮所(JAOC)または共同航空作戦指揮所(CAOC)が設置される。通称:AT サイクルは、これらAOCで実施される指揮統制活動の基本的な手順となる。
米軍の AT サイクルは、「統合指揮官の指針に従い、計画、割当て、戦力配分、調整などを通じて、効果的及び効率的に航空戦力へ任務を付与する反復的かつ循環的な手順」と定義されており、循環的な手順には図のような6つの段階が示されている。
引用:https://www.mod.go.jp/asdf/meguro/center/img/09ken04.pdf- 第1段階では、統合指揮官(Joint Force Commander:JFC)からの指示や作戦計画を受け、独自の作戦目標や得るべき効果を検討し、日々の航空作戦指針(Air Operations Directive:AOD)を作成する。
- 第2段階では、対象地域の攻撃目標を選定して優先順位をつけ、優先度付き統合目標リスト(Joint Integrated Prioritized Target List:JIPTL)を上申し、その承認を受ける。
- 第3段階では、承認されたJIPTLの達成に必要な戦力を見積もって兵力割当てを行い、航空攻撃基本計画(Master Air Attack Plan:MAAP)と対象期間における主要任務別のソーティ配分を決定する。
- 第4段階においては、MAAPとソーティ配分から、実際の部隊ごとの行動スケジュールをATOとして作成し、発令・配布する。またこの際、ATOの実行に必要な、空域統制指令(Airspace Control Order:ACO)及び特別指示(SPecial INstructionS:SPINS)を併せて配布する。
- 第5段階では、部隊のATOの遂行状況を監督するとともに、必要なATOの修正などを行う。
- 第6段階では、現 ATO の遂行状況とその成果を評価して次のATO に反映させるという、AT サイクルの要となる活動を実施することとしている。
ATO(Air Tasking Order)
- ATO(Air Tasking Order、航空任務命令)は24時間ごとに更新され、これに基づいて日々の航空作戦が展開される事になります。
- ATOはJFACC*1がJAOC*2で作成し、テレビのブロードバンド放送のような形で各基地に「Flag」が送信されます。
- ATOは各航空団に割り当てられ、命令されます。 この命令書を「ATO Fragment」または「Flag」と呼び、テキストファイル形式で、コールサイン、航空機の機種、ミッションの種類(近接航空支援や空中給油など)、航空管制、ROE(交戦規定)といった情報がリスト形式で記載されています。
また、周波数やパイロットの救出方法等が書かれた「SPINS」*3が併せて送られます。 画像出典:https://www.semanticscholar.org/paper/Weapon-Target-Pairing%3B-Revising-an-Air-Tasking-in-Zacherl/a1955aef7dc812b5dfe6105f9d38d36891571b47/figure/2)
CAP(戦闘空中哨戒)
- 航空作戦には攻勢対航空作戦[OCA](Offencive Caunterair)と守勢対航空作戦[DCA](Deffencive Caunterair)が有る。
OCAで代表的なのがストライクパッケージである。逆にDCAで代表的なのがCAP(戦闘空中哨戒)である - 米軍教本によるとCAPは3H~4Hシフトで行われる。そして休息や整備の為、最大12時間休みを取る事になる
そうなるとMAX32人のパイロットが1日に必要になる。 - 因みにCAPのエリアを[Lane]と呼び、それぞれGCIやAWACS等で個別に管理されることも有る(図①)
- 実際のCAPはレーダーノッチングや低空進入による見逃し対策の為、互い違いになる様に
CAPルートを周回している(図②) - CAPルートの直線部分は20Mileに設定され360knotで巡行する⇒3:20秒で旋回を始める
(タイマーが搭載されている理由の一つ)
4機編隊でCAPを始めるには70秒で2機が旋回を始めれば出来るようになる「ね、簡単でしょ!」
(もしくは単純に2分で2機が旋回して残りは4分で旋回しても問題はない。) - CAPで迎撃する事を「Commit」と呼ばれる。
- 蛇足だが古の「エナジーエアフォース」シリーズではCAPをwaypointまでしっかり再現されてた(流石TAITO!!)
- 実際の作戦図を下に示す。これはコソボ紛争時の物であり青枠のKOSOVOとFRY(旧ユーゴ)から
敵機が来ると想定されている。そして赤い円はCAPであり黄色い円は空中給油機のルートである。
よく見ると下のBARIという変なCAPルートが有るがこれは「予備」として機能しており
[Goalie CAP]と呼ばれる

引用元/参考動画
| ATO |
| CAP |
| 「砂漠の嵐」作戦(1日目) |
コメント
- 一応、書きました。間違いや追記事項有れば編集してもらって構いません。 -- もちもち? 2024-08-09 (金) 21:23:30
- ATOの項目を少し編集させてもらいました。 間違い等あれば修正願います。 -- 編集者C? 2024-08-10 (土) 09:43:39
- とりあえずATCについて記載しました。 分かりずらいところがあれば編集して頂けると助かります。 -- 編集者C? 2024-08-10 (土) 10:31:55




