概要
Ver.2.1より登場したモンスター。【けもの系】。
6本腕に多種多様な武器を持った攻撃的な見た目をした白肌の象の魔神で、象の神様が【魔瘴】を大量に浴びて魔神へと変貌したもの。
下位種に【ナウマンボーグ】が、ボスに【ファラオ・エレフ】【邪教祖サダク】【封印の守護者(調理室)】が、シャレマネモンスターに【ナウマンコック】がいる。
まめちしきによると6種の武器スキルラインを極めており、ブーメランや鞭にも手を広げるつもりらしい。戦闘で使うことは無いものの、パッシブは沢山取ってそうである。
DQ10以外の作品にも登場しているが、オフライン版には系統共々登場していない。詳しくはこちらを参照。
モチーフ元と思われるガネーシャとはヒンドゥー教の象の神様。慈悲深い善神とされているが、こいつは名前に「エビル」がついているのでご本尊様ではないことが解る。また、DQ5にも【ガネーシャ】というモンスターがいる。
【はげしく斬り裂く】、【はげしいおたけび】、【めいそう】を使う。通常攻撃は二回攻撃になっているほか、武器ガードされることも。
怒ると必ずはげしいおたけびを1度使う上に、最大HPの高いサポート仲間は避けようとしない場合があるため要注意。
通常ドロップは【ぎんのこうせき】、レアドロップは【幻獣の皮】。
Ver.2.1
真の【アラハギーロ地方】南部の鏡面湖に出現する。クエスト【わかめ国王のなげき】で戦うことになる。
Ver.2.3
【転生モンスター】に【キングエレファント】が追加された。
Ver.2.4
【悠久の回廊】で【デスケルト】2体を従え出現。真偽セレドのボスの色違いが同時出現した形である。
Ver.3.0
超はやぶさ斬りの宝珠を落とすようになったので、片手剣使いのプレイヤーに狙われるようになり、更にキングエレファントは蒼天魔斬の極意を落とす為、オノ使い達からも標的になる。かくして真アラハギーロ南部は多くの冒険者で溢れるように。
【ダラリア砂岩遺跡】にも出現するようになったが、2匹同時出現もありえるため危険、よってアラハギーロ以外の選択肢は無いとみて良い。
ちなみに他には気まぐれな追撃とめいそうの奇跡を落とすがいずれも属性が違うため、落とした時点で判別が可能。
【ゴールドマンMAX】の件の際、目撃談の日誌の投稿がこいつのお供として現れると解釈され討伐祭りが発生したが、後に投稿者が「転生乱獲中に別にシンボルを見つけた」と説明を改めたため収束した。
Ver.4.3
【ガタラ大山林】の南東部に生息。2体で出現。
Ver.6.5前期
【神具解放の審問宮】2・3に生息。2だと最大3体まで出現するが、3だと2体までしか出ない模様。
モンスタータロット
Ver.3.5前期に追加。主に【ビーストパック】から出る。
ランクA、デッキ枚数制限は5枚。
効果は「使ったときに10%の確率でアルカナ効果が2回発動」。
Aランクタロットとの合成で、Sランクのキングエレファントに変化。
また、【トロルキング】との合成でSSランク【ネクロバルサ】に変化する。
キングエレファントから作れる【メカバーン】とネクロバルサから、SSSランク【キングヒドラ】につながる他、同じくSSSランクの【アクバー】および【デュラン】の前提にもなる。
余談
この系統については本作の後は3DS版DQ11に出演したものの、以降のDQ11SやDQ10オフラインでは出現するモンスターが全て差し替えられ、存在ごと抹消されている節がある。
メインストーリーのボスである邪教祖サダクも、オフライン版では【なげきの亡霊】と同じ姿の全く別なモンスターに変えられてしまった。
本家大辞典でも触れられているが、考えられる理由としては、年々創作物へのコンプライアンス自主規制が厳しくなる中で、あまりにモチーフ元そっくりな容姿から宗教的な配慮として自重せざるを得なくなったということが挙げられる。
ガネーシャエビルや邪教祖サダクについては、よりによって本来は善神であるガネーシャに酷似した姿を持つ存在に邪神やらカルト宗教教祖やらの設定を付けてしまっているため猶更だろう。
要するに、キリスト教への配慮で旧作では当たり前に使われていた十字架マークがドラクエオリジナルの宗教シンボルに変わったのと同じような経緯と考えられる。
当然DQ10オンラインでも存在が危うくなるのではと思われていたが、上記のソフトが発売されて以降のVer.6.5前期でも出番を得たため、本作では少なくとも当分はそのままの姿で続投されるようだ。
ただ、今後自主規制が更に厳しくなれば、良くてデザイン変更や【シルエト】のような改名、最悪DQ10オンラインからも系統ごと消される可能性もあることは留意しておくべきだろう。