概要
【トロル】【ボストロール】の上位種。バイオレットカラーの体がとても特徴的な【あくま系】モンスター。
初出はDQ3で、さらなる上位種に【ダークトロル】が、ボス敵には【トロルバッコス】や【スイーツトロル】がいる。
初登場がラスダンだけあって基礎ステータスは高く倒すのに少々手間がかかる。
だが、トロル系統の特徴である低守備力という点もしっかり踏まえており、守備力はたったの89である。
そのため物理攻撃でゴリ押せば大した敵ではない。と言うかただのボストロールの強化版である。
通常ドロップ【破魔石】、レアドロップはボストロールと同じく【ちからのゆびわ】。
ちなみにVer.2.0では通常モンスターとしては最高値の経験値を持っていたが、Ver.2.1で【リザードファッツ】に抜かれてしまった。しかし狩りやすさは断然こっちが上。
初登場時、モンスター図鑑の通常モンスター枠の締めを飾っていたが、こいつより数倍強い通常モンスターが出現したことで、順番が入れ替わった。
豆知識によると、かつて存在したトロル王家の生き残りとのこと。こいつが登場したレンダーシア編では【グランゼドーラ王国】と【邪将トロルバッコス】、【オーガキング】族の設定が掘り下げられ、地味ながら密接な関係があった。
Ver.2.0
初登場。【創生の邪洞】最奥のみで見ることのできるレアなモンスターであった。
Ver.2.1
真の【セレドット山道】南部に出現するようになる。しかしポップ数が少なく湧きも遅いため狩りには向かない。ちなみに真セレドット山道はトロルとボストロールも出現する地域である。
Ver.2.2
【ねじれたる異形の大地】に出現。第四の魔峡に生息するが、攻略過程で橋が架かればアクセスしやすい場所となる。
Ver.2.4
【悠久の果ての決戦】の序盤で、神秘のゴブレットに創生の魔力を満たすため、創生の渦に最も近い場所に生息する、すなわち創生の邪洞に生息するトロルキングを倒してくるよう依頼される。
3体しかいない為初日はある程度混雑したようだが、1匹倒すだけで良かったためかすぐに解消された模様。
それを経た先の【悠久の回廊】にも出現。今度は2匹同時に相手をすることになる。
Ver.3.0後期
【おにこんぼう】と並んで「奥義・棍閃殺の極意」を落とすようになった。
おにこんぼうより守備力は圧倒的に低いが、その分HPが2000近くも高いので、大して差はない。
また、しゃくねつのほのおがない分、痛恨の一撃が500あっても即死級となるので、むしろこっちの方が大変。
Ver.3.2
【とこしえの氷原】南部に生息。見るからに寒そう。複数で登場する場合もあるので注意。
Ver.3.5
【天ツ風の原】の【ムストの町】入り口付近に生息。この場所では吹き荒れる毒の影響で体色が判別しづらいため、不意に遭遇する恐れもある。
Ver.4.1
通常ドロップが【げんこつダケ】から破魔石に変更された。
Ver.4.2
【ドランド平原】の南部の渓谷地帯に生息。
同エリアにはボストロールも生息しているが、彼らとは生息域が大きく異なっており、【鬼岩城】には出現しない。
トロルキングには「トロル王家の生き残り」との設定があることから、彼らに関してはボストロールとは異なり、【悪鬼ゾンガロン】に姿を変えられた元オーガという訳ではないのかもしれない。
Ver.5.3
【破界篇】第5話【芸術の殉教者】で創生の邪洞に三たび訪れることになるが、モンスターレベルが高いためまだ襲ってくる。
いつの間にか創生の邪洞で逃走可能になったほか、こちらのレベルも上がって脅威は薄れているが、邪魔である。
大魔王ゾーマへの挑戦
ゾーマ城の道中に登場。攻撃力が大幅に下がり痛恨の一撃が180程度になっている上、武器を舐め回す頻度がやや高いため大した敵ではない。
ただ、暗いゾーマ城では注意して進まないと暗い中からいきなり現れるように感じる事があるのでビックリしないように気を付けよう。