概要
【モンスタータロット】のアルカナ効果の1つ。
4枚まで入れることができる。消費MP6。射程10m、範囲7m。
対象とその周囲の敵目掛けて荒れ狂う稲妻を呼び寄せ、【こうげき魔力】依存の【雷属性】ダメージと闇属性耐性低下を与える。
他の攻撃系タロット同様、幻惑の影響は受けないが、身かわしや各種ガードが発動することがある。
耐性ダウン効果はランクによらず一律で効果時間30秒、低下量50%。
また、基礎成功率は初期状態で60%程度。攻撃魔力か回復魔力の高い方が100以上になると成功率が上がり、最終的には成功率100%になる。
ランクによる変化
後述の基礎ダメージはダメージ補正全般を適用する前の基礎値。
最終ダメージはこれにタロットダメージ補正(【うらない】【棍スキル】のパッシブや【魅惑の水晶球】により最大+700%)やその他補正を加味した値となる。
タロットダメージ補正は他の【与ダメージ増加】系補正と合算だが、宝珠と属性強化はそれぞれ独立した枠となる。
最終ダメージ=基礎ダメージ×(1+タロットダメージ補正+その他与ダメージ補正)×(1+宝珠補正)×(1+属性強化)
- 基礎ダメージ量
ランク 最小 中間 中間以降 B以下 46±5
(攻魔10以下)238±5
(攻魔999)(攻魔-999)÷24+238±5
(攻魔999以上、小数点以下切り捨て)A以上 90±6
(攻魔10以下)263±6
(攻魔999)(攻魔-999)÷24+263±6
(攻魔999以上、小数点以下切り捨て)オーラ 129±6
(攻魔10以下)358±6
(攻魔999)(攻魔-999)÷24+358±6
(攻魔999以上、小数点以下切り捨て) - ダメージ上限
ランク 通常 魅惑の水晶球 B以下 1999 1999 A以上 3999 4999 オーラ 6999 9999
詳細
範囲攻撃系はこれと【死神のタロット】のみなので、必要な場面では上手く組み合わせよう。
死神のタロットと比べると、発動は早いものの威力の伸びは緩やかなので攻撃魔力が高くないと威力は控えめ。最終的なダメージも少し劣る。
タロットで使えるアルカナのうち、闇属性攻撃は死神のタロットと【罪人のタロット】、【隠者のタロット】の3種類もあるため、上手く闇属性耐性低下が発動するとダメージを大きく引き上げることができる。
弓を使っているなら【ダークネスショット】に繋げるのも有効。
味方に【賢者】や【デスマスター】、【魔剣士】がいる場合、彼らの火力も高められる。
ムチスキルに【状態異常成功率アップ】をセットしておけば高確率で闇耐性低下を付与できる。
範囲攻撃かつ死神のタロットよりも発動が早いため、【タロットメダルの破片】集めなど、雑魚をサクサク狩りたい時に塔の【わたぼう】をデッキに入れておくという使い方もある。
初手に闇耐性低下を入れられるのでサポート仲間の魔剣士との相性も抜群。
変遷
Ver.3.3後期
実装。当初のダメージ計算は以下の通り。
| ランク | 最小 | 最大 |
| B以下 | 46±5 (攻魔10以下) | 188±5 (攻魔800以上) |
| A以上 | 90±6 (攻魔10以下) | 213±6 (攻魔910以上) |
| オーラ | 129±6 (攻魔10以下) | 258±6 (攻魔999以上) |
当時は闇耐性低下の成功率が30%程度とあまり高くなかった。
Ver.4.0
闇耐性低下の成功率が30%程度→60%程度に上昇した。
ただし、この調整はアップデート情報で触れられていない。
Ver.7.3
攻撃魔力によるダメージ増加量と攻撃魔力上限が上昇。
増加割合が変わる攻撃魔力999では、以前の上限と比べて通常が+50、オーラが+100上昇した。
また、魅惑の水晶球でない状態のダメージ上限が上昇。
専用の宝珠「塔のタロットの極意」が追加。
Lv1につき+2%、最大で+12%威力を強化できる。
【ライオネック】が落とすが、同時に追加された他の関連宝珠も落ちる魔界(【デスディオ暗黒荒原】)より、【勇者の曙光】の方が狙いやすい。
他作品における塔のタロット
初出となったDQ4では【ぎんのタロット】で引き当てるとパーティにダメージの効果。
リメイク版では効果が変更され、敵にデイン属性ダメージを与える効果になり、本作とDQH2の【塔のカード】ではこの効果が採用されている。