概要
【属性】の一種。
雷の名の通り電撃のエフェクトが使われる事が多い。
攻撃呪文では【デイン系】が該当する。
他のRPGやファンタジーでの雷属性は、【炎属性】や【氷属性】(もしくは水属性)と並ぶ三大エレメントとして扱われることもある一方で、主要属性を四大元素(+光闇)の4~6種に絞るために【風属性】や【光属性】に内包されることもある*1。
そうした都合から作品ごとに扱いが分かれ、RPG全体から見れば炎や氷・水と比べると若干登場回数が劣り、やや冷遇気味な属性と言えなくもない。
行使する側はともかく攻撃を受ける側にとっては、電撃がカマイタチや光線と同属性扱いされることについて理解に苦しむところもあるが…
ただし、DQシリーズにおいては(【ストームフォース】や【ビーナスのなみだ】で風とセットにされることは度々あれど)、基本的に雷は風や光から独立した単一の属性として扱われる。
それどころか本シリーズ特有の都合として、雷魔法のデイン系呪文には「勇者しか扱えない」といった特別な設定が付与されることが多く、その関係で雷属性(旧デイン属性)は特別かつ最強の属性として扱われることが多かった。
DQ9の頃は雷・爆発属性と呼ばれており、名の通り【イオ系】がこの属性に属していた。
今作では【イオ系】は【光属性】に移り変わり、それに伴ってDQ9では欠場していた【デイン系】が復活した。
【デイン系】こそ未だプレイヤー側には解禁されてないが一方で特技の方は充実しており、武器スキルでは【雷鳴突き】【ジゴスパーク】【地ばしり打ち】【疾風迅雷】【サンダーボルト】等がある。
Ver.3.0後期になって宝珠によって雷鳴突きがヤリのメイン火力になり、更にVer.3.1にて【ジゴスパーク】に雷耐性低下効果が付いたので、ヤリメインのプレイヤーは主力属性となる。
さらにVer.3.4からは両手剣の超強化に伴って【プラズマブレード】の使用率が跳ね上がり、Ver.4.5後期にはブーメランの大技として【ギガスロー】も登場した。
職業スキルでも【占い師】の【塔のタロット】や【天地雷鳴士】の【いなずま】、【隠者】の【雷鳴双牙】がある他、チャンスとくぎにも【ドラゴンソウル】が存在する。
呪文こそ無いが使う機会には非常に恵まれてる属性と言えるだろう。
何気にこちらが使える中で属性耐性を下げる方法が最も豊富な属性でもある。
また、【勇者姫アンルシア】が【ギガデイン】や【ジゴデイン】を使える。
それらを使わないプレイヤーにとっては、中レベル帯の魔法の迷宮で出てくる【ハヌマーン】の【いかずち落とし】。
高レベル帯になってくると【ネクロバルサ】をはじめとした強敵が使う【ジゴデイン】。
強敵から雑魚まで幅広く使い手のいる【いなずま】。
といった風にどのレベル帯でも満遍なく苦しめられるため印象に残るプレイヤーは多いはず。
なお、Ver.6.5後期段階では唯一ブレス系の技が存在しない属性だった。
Ver.7.0で雷属性のブレスである【ライトニングブレス】が初登場した。
【マシン系】のモンスターのほとんどはこれに弱い。電気が通ってショートするからだろうか。
【水系】にも効きそうなイメージがあるが弱点となるものは多いわけでは無く、【炎属性】と半々ぐらい。