【○属性耐性低下】

概要

Ver.2.2後期から追加された状態変化の1つ。
○には「炎（赤色）」「氷（青色）」「風（緑色）」「雷（黄色）」「土（茶色）」「闇（紫色）」「光（白色）」のいずれかの属性名が入る。
この状態変化に陥ったキャラクターは対応する【属性】攻撃に対する耐性が下がる。
低下量と持続時間は付与手段によって変わるが、基本的に30秒の間50%低下となっている（例外については後述）。
全ての属性耐性が下がる【全属性耐性低下】もあり、こちらは各属性耐性低下とは別枠の状態変化として扱われている（Ver.3.4後期の調整によるもの）。
　
敵側では解釈がシンプルで効果の大きい全属性耐性低下の方がよく使われるが、少数ながら使い手がいる他、敵対NPC（【？？？系】モンスター）の中にプレイヤーと同じ技を使ってくる者がいたり、コロシアム内でかかることがある。
僧侶の【聖者の詩】と武闘家の【不撓不屈】、どうぐ使いの【プラズマリムーバー】で消去可能。
　
なお、この状態変化は、属性に対応した色の結晶が3つ△字状に並んだアイコンで表現される。
かつては全て全属性耐性低下と同じアイコン（紫色の【魔導の書】のような見た目）であったが、Ver.3.4後期から上記のアイコンに変更され、どの属性の耐性低下が入っているかわかりやすくなった。

耐性低下の重複と延長について

各属性耐性低下はそれぞれが独立した状態変化であるため、同時にかかることがある。
　
同じ属性に対する耐性低下効果を重複して付着させようとした場合の処理は、「上書きによる効果延長を受け付け、上書きもできる」もの（以下、上書き可能タイプ）、「上書きによる効果延長を受け付けず、上書きもできない」もの（以下、上書き不可タイプ）の2つに分けられる。
　
上書き可能タイプのものは、他の状態変化と同様に状態変化を上書きすることができる。
【ダークネスショット】や【ジゴスパーク】、【グランドクロス】、【ドラゴンソウル】などが該当する。
　
上書き不可タイプのものは、それよりも低下割合の大きい、もしくは効果時間の長い上書き可能タイプのもの以外での効果延長を受け付けない。
こちらには【おどり】、【しょうかん】スキルラインの特技や【タロット】、【プラズマブレード】などが該当する。
　
以下に例を示す（付与する状態変化はすべて雷耐性低下）。

耐性低下の成功率

耐性低下の追加効果がある特技には基礎成功率が設定されており、例えば氷結らんげきは基礎成功率25%、ジゴスパークは基礎成功率100%となっている。
特技によってはステータスによって成功率が上がるものがあり、ドラゴンステップは基礎成功率約60%+α（攻撃魔力または回復魔力の高い方によって成功率がアップする）、ダークマターは基礎成功率100%+α（きようさによって成功率がアップする）となっている。
武器の基礎効果にある「攻撃時○%で×属性耐性ダウン」は、○%の確率で基礎成功率100%の属性低下を発生させる。
また、モンスターは耐性低下の状態異常に対して耐性を持っており、公式ガイドブックによるとこの耐性は★（1.0倍）、◎（0.75倍程度）、○（0.5倍程度）、▼（0.25倍程度）、▼▼（不明）、▼▼▼（不明）、×（無効）の7段階存在する。
そのため、最終的な成功率（%）=基礎成功率（%）×耐性低下耐性となる。
例えば耐性低下が○（0.5倍程度）の敵に対してジゴスパークを使うと、耐性低下が発生する確率は100%×0.5=50%程度となる。
ほとんどの敵（フィールド上のモンスターを含む）の耐性低下の効きやすさは◎以下、ハイエンドバトルでは軒並み▼以下なので実際の成功率は基礎成功率ほど高くない。

属性耐性低下を引き起こす手段

プレイヤー

特に明記がなければ効果時間30秒で低下割合50%。
基礎成功率の＋αは、カッコ内のステータスによって成功率が上昇することを示している。

このほか、【不思議の魔塔（Ver.5まで）】では武器の錬金効果で魔弓サジタリウスやヒュドラの弓と同様に「攻撃時○%で×属性耐性ダウン」の効果が付く場合がある。

仲間モンスター・NPC

敵サイド