【教皇のタロット】

Last-modified: 2025-02-12 (水) 23:51:39

【モンスタータロット】の回復系アルカナ効果の一つ。
4枚まで入れることができる。消費MP4。範囲20m。
 
自身を中心とした広範囲に、60秒間に渡って徐々にHPが回復する効果と120秒間守備力を1段階上げる効果をかける。
回復効果の最初の1回はこのカードの使用直後に発動するという仕様があり、最初の1回+その後の20回(=効果時間60秒/回復間隔3秒)で合計21回回復する。
ランクに応じて回復量が上昇する。一方で効果時間や守備力アップ効果は据え置き。
演出は【リホイミ】を複数にかけるような感じ。

ランク回復量
B以下3秒毎にHPが15ずつ、最大315回復(リベホイミ相当)
A以上3秒毎にHPが25ずつ、最大525回復(リベホイム相当)
オーラ3秒毎にHPが35ずつ、最大735回復

一手で【スクルト】+範囲【リベホイム】を掛けるという便利なアルカナ効果。
分類上は回復アルカナとなっているが、実際はダメージの蓄積を防ぐ強化アルカナの意味合いが強い。
占い師を補助役として起用する場合、ほとんどの場面においてこのアルカナの効果を維持して回復の負担を軽減することが求められるため、多めにデッキに積んでおきたい。
強化効果をいっぺんに2つかけるので、【戦車のタロット】とも相性が良い。
ただし、一撃で瀕死または即死するような攻撃を多用する強敵相手に使うにはやや心細いかもしれない。
 
なお、リホイミ部分は下位の効果を上位の効果で上書きできない。
他の手段でリホイミ効果を掛ける場合はあまり気にすることでは無いが、オーラの存在するタロットでは注意が必要。
オーラ教皇を掛けてしまうと、オーラ無し教皇でリホイミ効果を延長できなくなってしまうためだ。
しかも、その場合でも守備アップ効果はしっかりかかるために「miss」の表示は出ないので、リホイミ効果の延長失敗に気付きにくい。
トータルで見ると上位のリホイミ効果を掛けるより切れ目なくリホイミ効果を維持する方が安定しやすいので、教皇はオーラ状態では使いたくないアルカナだと言える。
できればデッキ構築の時点で教皇は複数種のモンスターに分散して割り当て、他のアルカナでオーラを消化しやすい形にしておくと良い。
 
かつては【タロット魔人】戦、【バトル・ルネッサンス】同職縛り、【邪神の宮殿】四獄などで占い師オンリーパーティを組む場合、占い師が直接HPを回復する手段は限られている(特に全体回復手段はデッキに2枚までの【太陽のタロット】のみ)ため、教皇の維持は重要となっていた。
また、このような場合は【力のタロット】【わたぼう】はあまり重要ではない(と言うか、定番中の定番なので大概誰か一人が持ってくる)のでわたぼうに配置しておくのもあり。
しかしこのような状況は、Ver.5.5後期時点で条件の撤廃や変更を理由にそれぞれなくなっているため、意図的にパーティを組まない限りは起こりえなくなったため気にしなくてよい。

HP回復効果が即時発動するようになり、その分1回回復の回数が増えた。