【アスバル】

Last-modified: 2021-04-12 (月) 19:25:09

概要

Ver.5.0の主要人物の一人。【ゼクレス魔導国】【魔王】演者は山中真尋
見た目は中性的で優しげな顔立ちをした【魔族】の青年。一国の戦う王ということで【トーマ】【ギルガラン王子】同様かなりのイケメンだが方向性は大きく異なる。
先代魔王【イーヴ】と、その王妃にして現在は太后である【エルガドーラ】の息子。
 
魔王としてはゼクレスが建国から7000年以上が経過していることから魔族が1世代およそ200年~500年と仮定すると14代目~35代目程度。
もっとも14代目の【バルメシュケ】までは代数が判明しており、先王イーヴの存在も明らかとなっているので16代目以降だろう。
なお魔界では【大魔王ヴァルザード】は1500年以上も【海運都市ザード】を統治していた他、その滅亡を2500年前に見届けた【ハジャラハ】や1000年以上生きていることが語られている【ヴァレリア】など長命の例が多くある。
 
ゼクレスの【建国王ワラキウス】の直系の子孫。
魔導国の王だけあって魔術に秀でており、召喚・結界・空中浮遊・変身(主に白い【ドラキー】になる)など様々な術を使いこなす。
戦闘シーンでは召喚術で使い魔を使役しつつ、闇魔法を用いて戦う。特に、ゼクレス王族に代々受け継がれてきた魔人【レイジバルス】は彼の切り札的存在であり、多くの場面で使い魔として召喚されている。
性格や使い魔の存在から単身での戦闘力で劣るイメージを持つかもしれないが、Ver.5.2の共闘時にはしっかりと実力を見せてくれる。その前のイベントムービーで【デモンズゲイト】1体を討伐していたのは伊達でも何でもないようだ。
 
その実態はエルガドーラの傀儡で、長年に渡り彼女にとって都合のよい王となるよう強引な教育をされていた。
さらにはエルガドーラが魔法を使うと、彼が首に着けたチョーカーが怪しく光り、その後苦しみだして瞳から光が失われ、人が変わったかのような言動をするという描写もあり、文字通りの洗脳がかけられていることも伺える。
 
こうした虐待じみた実母の扱いの反動で、彼は魔王としての責務を忌避するようになってしまったようで、普段は城下町に降りて【アストルティア】の骨董品集めや銀翼竜の観察に没頭しており、身分差のないアストルティア(実際はゼロではないのだがゼクレスの現状もあって美化しているのだろう)を旅することを夢見ている。
この際は「シリル」の偽名を使っており、表向きは六大陸堂の店主ということにしている。
シリルの状態でもろくな変装をしていないにもかかわらず、ゼクレスの名門貴族である【リンベリィ】でさえシリルの正体がアスバルであることに気付くのに相当時間が掛かっているあたり、国民の前にほぼ全くと言っていいほど姿を見せていないことが覗える。
 
かつて【ユシュカ】から貰ったアストルティア産のコンパスを宝物としており、それを母に壊された時は怒りに我を失っていた。
王に就任していることから魔族としては成人男性相当の年齢だと思われるが、その割には自分の義務と向き合わず趣味に逃避したり、ひどく取り乱した姿を見せたりと幼稚かつ依存的な言動が目立つ。毒親に精神の成長を妨げられたアダルトチルドレンともいえるだろう。
 
前述の通り母親の傀儡であるため、本人が大魔王を目指す動機は「母親の支配から逃れるため」という他二国と比較すると非常に個人的なものとなっている。
よって大魔瘴期に対するアスバル本人の考えは現時点では不明瞭である*1

活躍

【いばらの巫女と滅びの神】(Ver.5.0ストーリー)

ストーリー序盤では先のシリルとして銀翼竜のヒナを群れに返すために【湖の魔獣ボルゲルグ】と戦う事を主人公に依頼する。
そもそものアスバルとしての能力なら自分で排除できる相手なのでは?とも思えるが、強大な魔力を使う事でエルガドーラに自身の行動を察知され咎められることを恐れていたのかもしれない(後にアスバルがアストルティアに行った際アンルシアには彼の強大な魔力の存在を察知されているが、シリルの姿でいる際はエルガドーラの目から逃れるために意識的に自身の魔力を察知されない様に対策していた可能性が考えられる)。
 
ストーリー終盤では【デモンマウンテン】の試練に挑む。
エルガドーラが妨害のため送り込んだ【呪われたシシカバブ】に逆に襲われるという骨折り損な状態になっている。
【デモンズゲイト】戦では得意の召喚術で奮戦。なおこの際「もし大魔王になれなければきっと母は今度こそ……」等と話しているため、最悪の場合大量殺戮をさせられると薄々気付いていたようだ。
 
デモンズゲイト戦後の彼はその直後にエルガドーラによる洗脳のスイッチが入ったせいで様子が一変。
【ジャディンの園】の試練では「すべてを あきらめてしまえばいい。すべてを受け入れてしまえばいい。死を恐れることはない。死とは 平等に訪れる 安息なのだから。」と力なき魔物達を安らかに呪殺する行動に出た。
また、その後の【魔仙卿】との問答では【大魔瘴期】は選民をシェルターに避難させて乗り切り、アストルティアとは断交すると答えた。
上記を受け、魔仙卿はアスバルについて「他者どころか自分自身を救うことすらあきらめており、それは絶望でしかない」と評し、大魔王としては不適格としている。

【魔界大戦】(Ver.5.1ストーリー)

ストーリー中盤にエルガドーラの所有するミアラの宝杖により、アスバルの魔力を触媒として【太古の魔人】へと変貌。
その圧倒的な力によりバルディスタ軍、同盟を組んでいたファラザード軍双方に大打撃を与えるが、その一撃で力を使い果たしたのか元の姿に戻り、【オジャロス】に連れられてゼクレスへ帰還する。
 
その後ゼクレス城へ乗り込んできたヴァレリアに対して再び太古の魔人へと変貌させられ、ヴァレリアを返り討ちにし、主人公にも襲い掛かろうとするが、ユシュカに額の宝玉を破壊される。
エルガドーラの命を懸けた魔力を注ぎ込まれたことで半ば暴走状態に陥るが、主人公とユシュカによって打倒され、元に戻る。
ユシュカはそのままアスバルに止めを刺そうとするが、オジャロスに懇願されて命は助かることに。なおこの時点でチョーカーは外れている。
Ver.5.1エピローグでは自室と思われる場所でやっと自我が戻り、操られていたとはいえ無差別攻撃によって多数の犠牲者を出した事を悔いていた。
 
最大のネックであった母が死亡したことで何にも縛られず旅が出来るようになったが、罪の意識を抱えてとても手放しで喜べる状況とは言えなくなってしまった。
さらには、今まで母に代行させて目を背けてきた政務にも本格的に向き合わなければならなくなるだろう。
現在のゼクレスは、元々エルガドーラの方針が災いして内部に反体制派を抱えていたところへ、戦争で敵味方に甚大な被害を出し実質トップも倒れるという惨状である。
講和や国力回復は勿論のこと、差別・格差の是正や報復・革命を企てる勢力への対処など、課題はあまりに多い。
それを忌避してアストルティアに逃げたとしても、魔界諸共滅ぼされるという規模の【大魔瘴期】の到来が近づいている。
魔王としての責務をきちんと果たすか、ユシュカと再び友好関係を築くのか、はたまた全てを放棄して逃げ出してしまうのか。
いずれにせよ、アスバルには厳しい道しか残っていないと言えるかもしれない。

【王の戴冠】(Ver.5.2ストーリー)

「先の大戦でエルガドーラが亡くなり、その死に塞ぎ込み、部屋に閉じこもってしまっている」と聞かされるが、実際には声の似ている【ボッガン】を替え玉とし、オジャロスの勧めでアストルティアのヴェリナードに赴き、ウェディの姿に変身して【オーディス王子】の家庭教師として【詩歌の遺跡】を訪れていた。
オーディス王子とは似たような容姿の家族を持ち、厳しい母親に苦労させられた者同士で通じ合うものがあったのかもしれない。
【メルー公】によると時折【女王ディオーレ】を物陰から切なそうに見つめていたらしく、ディオーレにエルガドーラの面影を見ていたと思われる。
なお、この時ディオーレらはアスバルに対して何らかの違和感を感じていたようなので、何らかの魔法を使って認識を変化させていたものと思われる。
【セーリア】がおぼろげながらその存在を覚えていたことから、300年前の王族(おそらく【ラーディス王】)にも教鞭を執っていたことが分かる。
 
そのままアストルティアで生きる事を決めていたが、【イルーシャ】からオジャロスの部屋にいた魔物が途切れ途切れに口ずさんでいた詩を聞かされ、その魔物が母エルガドーラの変わり果てた姿なのではないかと疑念を強める。
その詩はかつてのイーヴ王より求婚の際にエルガドーラへと贈られた詩で、幼少期のアスバルにエルガドーラが歌っていた子守歌でもあった。イーヴ亡き今となっては、母子以外誰も知るはずのないものである。
急遽ゼクレスに引き返し、オジャロスを問い詰めるとオジャロスはその場で開き直って自分の悪事を暴露。その様に憤った彼はゼクレス国民の前でその悪事をさらす一計を案じ、表向きはオジャロスに王位を譲る事を宣言し、裏では主人公に【リドのタリスマン】の入手を密かに依頼。
 
タリスマンの入手後、戴冠式にてリンベリィの幻術の中でエルガドーラを元に戻すようオジャロスに迫るが交渉は決裂。
【魔瘴魂オジャロス】と化した彼を主人公と共に倒すも、オジャロスはエルガドーラをゼクレス全てを破壊するほどの爆弾へと変えていた。
アスバルの魔力をもってしても何日かかるかわからないと脅されれながらも解呪を試みようとするも、正気に戻ったエルガドーラに「お前など産むのではなかった」と強い言葉で叱責され、その真意を悟ってレイジバルスを召喚。涙ながらにオジャロス諸共エルガドーラを破壊した。
全てが終わった後、母の愛したゼクレスを魔王として守っていく事を国民の前で宣言した。
 
主人公の大魔王としての戴冠式に際しては王者の居住まいを教え、礼典の間で主人公を試しつつも大魔王の王冠を贈った。
なお、この礼典の間での試練は彼自身も大魔王選定の儀に際して受けていたものとのこと。
戴冠式での魔仙卿の暴走ではリンベリィを守りつつ、魔瘴魂を撃退していた。
 
エルガドーラの死亡シーンにおいてアスバルは、その罵倒を自分の背中を押すものと解釈し、最期は励ましの声を感じ取っているが、これは彼が都合よく解釈している・幻聴を聞いているだけではないかという意見もある。
とはいえ、結果的に一生逃避するつもりでいた彼が立ち直る切っ掛けとなったため、本心では互いへの想いがありそれがプラスに働いたと好意的に解釈することもできるだろう。
 
魔瘴魂オジャロス戦では【NPC戦闘員】として共闘してくれる。
肩書きはもちろん魔王で、レベル110、HP930、MP1500。MPは【黄金のパラディン】をも超えてNPC戦闘員トップ。流石は魔導国の魔王というべきか。
魔界のしもべ(よろいのきしの色違い)やレイジバルスを召喚しつつ、【ドルモーア】【ドルマドン】【漆黒の旋風】による攻撃や【祝魔陣】?でのサポートを行う。これまでのNPC戦闘員のお約束通り、こちらに死者が出ると【ザオリク】での蘇生もしてくれる。
まとめると、【賢者】【天地雷鳴士】のハイブリッドのような戦い方と言ったところ。
【攻撃呪文強化】が掛かっていればドルモーアで1300前後、ドルマドンは暴走して3000前後と火力面は非常に高い。
今回の戦闘を見るに、腕力では他の二魔王には敵わないが魔力という点で見れば三魔王の中でもトップと見るべきだろう。
 
Ver.5.2のクリア後に再びヴェリナード城を訪れると、グランゼドーラ側から少し前にヴェリナード王国のどこかで強大な魔族が出現したとの知らせが届く。
民には手を出さずにすぐ退却したという情報から、魔王アスバルのことでほぼ間違いはないだろう。
この時のアスバルはせいぜい認識を変える魔法ぐらいしか使っていないが、それでも感知されるということは、アスバル自身がとてつもない魔力を秘めていると言える。
いずれにせよ、アスバルがアストルティアに来たこと自体が、次回ストーリーで波乱を巻き起こすきっかけになると思われる。

【勇者復活】(Ver.5.3ストーリー)

前バージョンラストの【魔仙卿】の謀反を受け、大魔王城の周囲に結界を設置するなど、魔導国の魔王らしいサポートでもって主人公を補佐する。
が、【ナラジア】に簡単に突破され、大層驚く場面も。
 
曲者揃いのゼクレスの民に、主人公の大魔王としての威厳と教養を示すため、格式高いダンスパーティーを執り行うこととなり、(メインストーリークエスト【大魔王の舞踏会】)リンベリィと共に主人公の舞踏を見守った。
勇者による大魔王城襲撃では、アンルシア達に呪文で対抗するも、ルシェンダとエステラの防御魔法(エフェクトはマホカンタ)によって防がれ、続く勇者による反撃で膝をついてしまう。
その後、大魔王である主人公が勇者の盟友と判明し、勇者らとは休戦。もともと親アストルティアだった彼は、会議でも終始穏和で冷静な応対をしていた。
主人公が盟友と知ったことで更に評価を上げ、「君って本当に最高だよ!」と大喜び。彼にとっての悲願とも言える「アストルティアとの和平」の実現が見えてきたのだから当然と言えよう。
ストーリーラストでは、「アストルティアの力を借りずに我々だけの手で」と強がる【ヴァレリア】を「君をあっさり打ち負かした勇者ですら、(ジャゴヌバには)手も足も出なかったのに?」とからかう一面も。
 
また、サブクエスト【ある魔術師の悔恨】?では、イーヴ王に呪いを掛けた魔術師【サラジャン】を許し、それが母エルガドーラの脅迫による出来事だったため、その罪を認めると共に現国王として改めて謝罪した。
これによりイルーシャ同様、今後アスバルがシナリオ上で死亡する展開はほぼ無くなったとみて良いだろう(今後のアプデでこのシナリオクリアが条件になると一転してその可能性が高くなるが、さすがにあからさますぎるか)。
 
前バージョンまでと比べると精神的にかなり余裕があり、紆余曲折を経て、真に国王としての自覚や責任に目覚めた彼の成長ぶりが伺える内容と言えるだろう。

【神の覚醒】(Ver.5.4ストーリー)

【ルファ神殿】にてユシュカが呼んだ援軍としてヴァレリア・エステラ・シンイと共に登場。
ユシュカが三手に分かれることを提案した際、お互いによくわかっているとしてユシュカとの同行を申し出、月の塔を探索。
頂上では【邪神ヤファギル戒】と戦うことになる。その際のステータスは以下の通り。

LvさいだいHPさいだいMPこうげき力しゅび力こうげき魔力かいふく魔力すばやさきようさおしゃれさおもさ
1109301500380780750420440450380300

呪文・特技はオジャロス戦同様にドルモーア・ドルマドン・ザオリク・魔導兵召喚・レイジバルス召喚・【破滅の冥光】?などを使う。
二度目の必殺チャージ頃に「ユシュカ、奴の動きを止めてくれ!」と台詞が入るので、そこで【魔剣アストロン】を使うと破滅の冥光を合わせて打ち込んでくれる。

【闇の根源】(Ver.5.5前期ストーリー)

ネタバレ注意

大魔瘴期到来が近づき、自国内にこれまでにない規模の魔瘴が発生したことでゼクレス城下で魔瘴によるものと思われる病が発生していることを報告。以降は対応のため自国へと戻る。
 
魔界への大魔瘴期到来後、【ザハディガル岩峰】で事態の対処にあたっていた主人公とアスバルのもとに兵士を派遣し伝令を送る。
自国の魔瘴には結界を張って一応対策をしたが、何時までも持ちこたえられないことを語り、そして主人公らを呼んだもう1つの理由としてゼクレスの宝物庫に賊が侵入してリドのタリスマンを盗み出したこと、そしてその賊が逃げるときに主人公宛の手紙を残していたことを明かす。
そして主人公から【魔仙卿】【主人公の兄弟姉妹】であることを明かされ、兄弟姉妹を救いたいというユシュカに同調し、その行動が魔界を救うことになると信じて送り出す。
 
クリア後はユシュカが大魔王になるといってジャゴヌバと共に行ってしまったことを聞かされたようだが、アスバルは主人公が思っている以上にユシュカは主人公のことを大切にしていると語り、ユシュカの行動が主人公を守るための最善策だと判断し、単なる自己犠牲ではなく何かしらの策あってのことと推測している。

イベント・その他

【第7回アストルティア・ナイト総選挙!】

運営推薦枠で参戦。念願だったアストルティアに来れたことで、大層ご満悦である。
しかし、結果は優勝した【城主ダストン】に5倍以上の票差を付けられるぶっちぎりの最下位であった。エルガドーラに洗脳され操られたあげく、結果的に【ナジーン】を殺害するなど登場してからいい所を全く見せられていなかったことが響いたか。
ただ、彼本人は普通に好青年であるため、ユシュカ同様に今後の活躍次第では順位向上の見込みはある。
しかしその後に開催された【第8回アストルティア・ナイト総選挙!】では予選25位となり予選落ちしてしまっている。

おしゃれ装備

2020年3月27日より便利ツールの福引に1等の景品として【アスバルの杖】が登場。2等に【アスバルのマントセット】も登場している。



*1 大魔王選別時の「優秀な魔族だけをシェルターに避難する」というのは、十中八九エルガドーラの思想だと思われるため