【エッチな本】

概要

透明な包みに
おおわれた
いかがわしい本

大いなる生命の営みの神秘について記された、崇高な書物。
世の健全な男性のみならず、女性でさえ惹きつけられ、追い求めずにはいられないという魅惑の至宝。
過去作に於いても、読んだ者の性格に劇的な変化をもたらす程の力を持ち、大魔王さえ超越する「神」なる存在によって厳重に管理され、世界を救った勇者が自らの父親の命と天秤にかけたという逸話すら残っている。
詳細は本家大辞典の【エッチな本】の記事を照覧されたい。非常に気合の入った書き込みがなされた充実の内容となっており、編集者諸賢の並々ならぬ情熱と関心の高さがうかがえる。
　
本作では【古ドワチャッカ】においてだいじなものとして登場。クエスト【太古の偶像を求めて】で手に入る。
といっても、クエストクリアだけが目的なら入手する必要は無い。また手に入れたとしても、クエストクリア時に【フィロソロス】に見つかり没収されてしまうため手元には残せない（クエストクリア報告をしに行かなければずっと大事なもの欄に残せるが）。
没収されたこの本がどのような運命をたどるかは、想像に任せるしかない。大学者たるフィロソロスのことである、ドワチャッカ大陸の性風俗文化の歴史を調査する上での貴重な資料として、歴史学の発展のために大いに役立ててくれると期待したい。
　
なお説明文からわかる通り、この本は透明な包みに覆われているため、中身を確認することはできない。実に残念。
このあたりは1970年代後半から現実の日本でも流布したいう書物の形態を踏襲している。
　
なおドワチャッカ大陸で製作・販売されていた本なので、当然ながら表紙は【ドワ子】である。