【メイデンドール】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:33:57

概要

DQ11で初登場した、赤色のドレスを着た金髪の女性型人形のモンスター。下半身が鳥籠のようになっている。
端正な顔立ちではあるが、あくまで人形だからか瞳がなく白目。これは系統全員に共通している(ただし【メルトア】は赤目)。
お仲間に【セイレーンゴースト】【デスマドモアゼル】、ボス枠にメルトア、【ゾーマズレディ】、そして転生種【オカルトビスク】がいる。
このうち最初の3種は強バージョンがいるので、実に9種類も登場するやたらバリエーション豊かな連中。なお一作品で同系統が9種類も出てくるのは精々がDQ6・DQ10の【デビルアーマー】系や一部作品の【スライム】系くらいのものである。
ちなみにこいつらは単なる色違いではない。冠の装飾がそれぞれ異なっており、こいつの冠には蝶の装飾が付いているという芸の細かさ。
 
ボスの色違いで女性型なのにもかかわらず、テリワンSP、ライバルズ、星ドラなど結構な頻度で外伝作品に登場したり、スクエニカフェのDQ11Sコラボで「ドレス・ド・ビーフ」として登場したり、DQ10ではVer.5の新登場モンスターに抜擢され、【哭声の化身】【ろうごくドーター】【源世妃フォルダイナ】といった色違いが追加されたりとDQ11初登場モンスターのなかではかなり人気の高いモンスターである。
 
メイデンドール(maiden doll)を直訳すると「処女の人形」ということになるが、あのおどろおどろしいデザインは、おそらくヨーロッパ中世の有名な拷問器具「鉄の処女(アイアンメイデン)」を踏まえているのだろう。実際、英語版での名前はiron maidenである。DQ8の【マイエラ修道院】に上述の拷問器具があり、トロデ王が放り込まれた。

DQ10オンライン

Ver.5.1より登場のため、ブレスが【こごえるふぶき】になるなど、DQ11の強バージョン並みになっているが、極端に高い守備力は攻撃力の数値に回された。
また、オリにとじこめることはしない。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

世界に異変が起きた後の【デルカダール城】【ソルティコの町】周辺に登場。
「幼少期に死んだ女性の魂が乗り移った人形」という設定だが、あくまで人形であるため【物質系】
DQ11では異変によって命の大樹が失われたがために生まれたモンスターというべき彼女らも、魔王を倒した後は昇天して命の大樹に還ったと思われる。
魅了攻撃や【こおりの息】を使うほか、1人を檻に閉じ込めて排除してしまう。
檻に閉じ込められた仲間はメイデンドールを倒すかこいつが自分から出すまでは行動できなくなるが、3DS版や2Dモードでは閉じ込めたメイデンドール側も出すまで「ようすをうかがう」の行動しか取らなくなる。
 
HPはいたって低めだが、守備力がかなり高いのでルカニなどを使って守備力を下げると倒しやすい。
落とすアイテムはノーマルが【シルク草】、レアが【ヘアバンド】と後半の敵としては微妙にショボいが、
シルク草は1個1000Gと値が張る代物の上異変後は使うレシピがそこそこ増えるのでこいつで集めるのもいいだろう。
 
なお、世界に異変が起きた後のデルカダール城では触れてもオカルトビスクは出現しない。ソルティコ周辺なら出現するので根気よく狙ってみよう。
 
ちなみにPS4版の討伐モンスターリストにおける女性型モンスターは(CERO観点から)ズームできないが、メイデンドール系統は可能。あくまで人形という非生物に分類されているからだろう。そのせいか、【ぱふぱふ】は使ってこない。
胸はなかなかデカいが、これがありがたいかどうかはプレイヤー次第。
怖い人にとっては怖いし刺さる人には刺さる、そんなモンスターとなっている。
紳士の方々はオリにとじこめられたいと思っているそうな。

強ver

まさかの最下位から最上位に下剋上。
【ネルセンの迷宮】に登場。PS4版等では【勇者の試練】2Fに昼の【デスマドモアゼル・強】と入れ替わる形で夜のみ生息。3DS版等では【賢者の試練】・追憶の城1Fで出現する。
氷の息が凍える吹雪になっている以外はオリジナルとあまり変わらない。されど能力値はデスマドモアゼル・強を上回り、特に守備力は840とカッチカチ。メタル系はノーカンとしても、なんとボスを含めても今作最大の値なのである。HPも820とオリジナルの6倍近くにのぼり、3体で現れることも多いというから厄介。
……と思いきや、属性耐性は特に高くなく【イオグランデ】【灼熱斬】辺りの守備力に影響されない攻撃を適当に撃ってれば割とあっさり沈むため数値ほど極端な硬さはない。わざわざルカニ系を使う必要もないだろう。
時期的に吹雪も大して脅威ではなく、【ザラキーマ】使いのデスマドモアゼル・強の方がまだ危険だったりする。
落とすアイテムはオリジナルと同じのため、オカルトビスクを出す目的でもなければ無視したほうが無難。

DQ11S

3Dモードでは【モンスター乗り物】としてスカートのカゴに入ることができるようになった。乗っている間はモンスターにぶつかってもエンカウントしなくなる(意図してでも不可能)。いわば3DS版DQ8の【魔物の香水】のような効果である。
その他は各モードの移植元と同じ。
あの中に全員入るのかという疑問はさておき、主人公はもしかしたら上を見ているのかもしれない。【ロウ】あたりなら多分上を見てそう。

テリワンSP

11のような悲しい事情は一切なく、【しあわせの扉】に普通の魔物として登場。
当然だが3DSの方にはいない(そもそも3DSの発売日である2012年5月31日はDQ10すら発売されていなかった)。
配合では生み出せず、野生からのスカウトのみで入手可能。
セイレーンゴースト、デスマドモアゼル、オカルトビスクとの4体配合でメルトアが作れる。11の追加モンスターで系統最下位種に配合先があるのはこいつだけ。
【ゾンビ系】のDランク。物質系でないのは生い立ちゆえか。
特性は【メガボディ】【ライトメタルボディ】【マホトラ攻撃】【ひん死で呪文会心】、+25で【封じブレイク】、+50で【ときどきスカラ】
所持スキルは系列共通の【ダークビューティー】
また、この系統は基本的にメスしか存在しない。

イルルカSP

ランク・スキル・配合関連に変更無し。
【雪と氷の世界】のまよいの森の奥のほうに野生の個体が出現。
今回の転生はオカルトビスクではなくセイレーンゴーストなので要注意。そのシンボルも入口付近の毒沼とだいぶ離れた場所に出現するので注意。
 
【新生配合】でときどきインテ、【ギガボディ】化で【まれにまもりの霧】【超ギガボディ】化でまれにハイテンションを修得する。

DQM3

ゾンビ系Eランクとして登場。
【甘味楼の魔界】・初級に全季節でLサイズとして生息しているが、強敵なのでスカウトは難しめ。
ドロップアイテムは【まほうのせいすい】で、レアは【かしこさのゆびわ】
 
ゾンビ系x物質系、【くらやみハーピー】x【ミステリドール】の配合で生まれる。
いずれも【災厄の魔宮】の下層でスカウトできるので、スカウトが難しければこちらを頼ろう。
スキルは【みわく】。特性は【休みブレイク大】、ピンチで魔力暴走(20)、マホトラ攻撃(40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】【ときどきスカラ】【マホキテボディ】(60)を習得。
【ギャスモン】との配合で【メルトア】が生まれる。
 
また【災厄の魔宮】・中層には【パッゴイ邪教団】の一員として【アリスレシア】?がいる。

ライバルズ

第5弾カードパック「勇気の英雄譚」にて実装。魔剣士専用のスーパーレア。

3/1/3
召喚時:味方ヒーローがいる場合
敵ユニット1体を-2/-2

【妖剣士オーレン】とほぼ同じ効果を持つ。
コストが下がった分、より速攻の出鼻を挫きやすい一方でパワーは控えめ。
使い終わったら壁か生け贄にすると無駄がなくていい。