本項目ではDQ11などにおける強化版の雑魚モンスターという意味での強モンスターについて触れる。
それ以外の強とつくモンスターについては【強ボス】を参照のこと。
概要
DQ11などでストーリー中盤以降に登場する、従来【モンスター】の強化形態のひとつ。
DQ10オンライン
Ver.5からの新天地【魔界】で登場する。なおVer.5の開始はDQ11の発売よりも後である。
目はPS4版DQ11のものに近いが、体色は内側が暗く、外側は白く明るくなっている。
中には最高レベルのパーティーを蹴散らすほどの危険な強さを持つ者も。
詳細はこちらを参照。
DQ11
世界に異変が起きた後の各地、および【ネルセンの迷宮】に登場する、従来モンスターの強化版。
【スライム・強】のように、名前に「・強」が付加される。
英語表記は"Vicious Slime"のように、名前の頭に「悪意がある・凶暴な」という意味の"Vicious"が付加される。
韓国語表記は名前の後ろに「 P」が付加される。複数登場すると「◯◯ P A」「◯◯ P B」と表記される。
PS4版では目が赤色に光り、体色がオリジナルより暗くなるのが共通する特徴で、目がないモンスターは口や輪郭が赤色に光る。
3DS版3Dモードでは、全ての強モンスターの輪郭が赤色に光る。2Dモードでは元モンスターと姿は変わらない。
【討伐モンスターリスト】の説明は
魔王の 悪しきチカラによって
身も心も支配され 凶暴化した
◯◯◯◯◯◯◯◯◯。
で統一されている。
要はDQMJ3に登場したブレイクモンスターと同じような存在。
またはダイの大冒険で魔王の影響を受けたモンスターたちを想像してもらうと分かりやすい。
世界に異変が起きた後
【魔王ウルノーガ】誕生の影響により、世界各地で既存のモンスターが凶暴化したもの。
世界に異変が起きた後、既存のモンスターの一部が置き換わる形で登場する。
「強」とつくだけあって、序盤の敵であってもオリジナルよりステータスがかなり上がっており、使用呪文や特技も変更されている場合が多い。以前倒したから楽勝と思って挑むと痛い目にあうので注意。
一応、【デルカコスタ地方】の船着き場にいる【旅の商人】からも情報を聞けるので、情報収集を怠らなければ前もって知る事にはなるだろう。この旅の商人のアドバイスは機種やモードによって、そのグラフィックに合わせた説明となる。
なお、元凶である魔王を倒した後も支配から解かれることはなく、過ぎ去りし時を求めるまでそのままの状態で出現する。
世界に異変が起きた後で強モンスター化するものは以下68種。
★印は過ぎ去りし時を求めた後の邪神復活後で通常版と遭遇可能(【冒険の書の世界】を除く)。
過ぎ去りし時を求めた後
地上世界では出現しなくなるが、【ネルセンの迷宮】に出現する。【ネルセン】が勇者一行の修行のために強化させたと思われるもの。
従来からの強モンスターすべてがパワーアップして再登場するのに加え、世界に異変が起きた後に新登場していたモンスターの半数以上(邪モンスター化していないもの)、それと【トラップモンスター】のミミックが、新たに強モンスターとなって登場する。ネルセンの迷宮の生息モンスターの大多数は、これらの強モンスターが占めている。
魔王が存在しない世界であるが、なぜか「魔王の悪しきチカラによって―」の説明はそのまま使われている。元々【天空魔城】に出現する事から魔王の手先であると思われる【デスマドモアゼル】等の強バージョンも登場するが、魔王がいない世界でだけ魔王の力を得た手先というのも不思議だが、実際このダンジョンのボスたちも【六軍王】をモチーフとしており、それらと同様、主人公自身の恐怖が具体化したものかもしれない。
PS4版では、外界が昼間の時に訪れると既出の強モンスターが、夜間の時に訪れると新規の強モンスターが多く出現する。
ネルセンの迷宮で新たに登場する強モンスターは以下70種。
★印は他の場所で通常版と遭遇可能(「冒険の書の世界」を除く)。
DQ11S
基本事項は各モードの移植元(3Dモード→PS4版、2Dモード→3DS版2Dモード)に準拠。
仲間シナリオが追加されたことに伴い強モンスターの出現タイミングも早まり【希望の旅芸人】と【気高き戦姫マルティナ】(3Dモードのみ)のフィールド上、【カミュと不思議な相棒】のイベント戦闘でも登場し、これらの討伐モンスターリストでの掲載順(2Dモードは一部のみ)も早まっている。
DQMSL
DQ11発売後に【新生転生】した際に強モンスターとなるものが現れ、彼らも目の色が赤になるという特徴を踏襲した形で登場している。
詳細はこちら。
どこパレ
とくぎセレクションで登場した【強バトルレックス】を皮切りに、初期から存在するランクSSモンスターの強化バージョンとして登場した。
その後初期から登場しているモンスターだけではなく、とくぎセレクションで登場した一部モンスターにも実装されるようになった。
おもさはそのままながら、ステータスや耐性面で上方修正が加えられている。
【バラモスブロス】など、モンスターによってはパレードスキルにも上方修正が加えられる場合がある。
ただし、旧個体(強が名前に冠されていないバージョン)とはあくまで別種扱いであり、旧個体の単純な上方修正というわけではない。
もちろん旧個体との【同種配合】?も可能だったのだが、旧個体はこの同種配合をしないと弱いままであり強くするにはたんけんスカウトで「強○○」を引くしかないというやり方は一部から顰蹙を買った。
バトルレックスや【キラーマジンガ】、【だいまじん】など強バージョンとなった後は正しく強くなった形となったものもいれば、強バージョンになった後も弱いままだった【ウィングデビル】や【ベロリンマン】など、扱いの差も気になるところだった。
素麺のソーミャ
第136回に登場。
上述のDQ10に実装された強モンスターの宣伝漫画に登場。表記は『「強」シリーズのモンスター』。