【ルザミ】

Last-modified: 2025-10-02 (木) 08:35:11

DQ3

【海賊の家】から【船】で遥か南南西に行った大海原に浮かぶ小さな島。隙間なく生い茂った森林に加え、中央には湖と思しきものもある。
同じ緯度の【レイアムランド】と異なり、温暖な気候の可能性がある。
また、意外にも【アリアハン】大陸から近い。
英語版の地名はNES・GBC版ではLuzami、スマホ版以降ではLozamii。
【公式ガイドブック】では巻末のフローに「ルザミの島」と名前のみが掲載されている。
 
世界地図で見ても端っこの方にあり、特定の2地点を結ぶ航海ルートのいずれにも引っ掛りそうにない位置なので、普通に航海していたらまず気づかないだろうが、ここの情報は海賊の【おかしら】から聞くことができる。
ゲーム内データとしては【サマンオサ】の周辺地域として処理されているらしく、森の中を歩き回ると【コング】【まほうおばば】と遭遇する。
いかにも独自の生態系がありそうなDQ3屈指の秘境のわりに、まるで最近まで陸続きだったかのように似通ったモンスターが出現する。
ただこの周辺の海域は海の王者【テンタクルス】が生息する限られた場所なので、そこは注意が必要。
 
立地と探しにくさでは前作の【ザハン】に似ているが、ザハン以上に最果て感が強い。
住民曰く「忘れられた島」。おそらく流刑になることを指して忘れられたということなのだろう。
宿屋や教会等の施設は皆無、唯一道具屋と思しき店舗も貿易が止まって久しいのか「売るものが無い」とハッキリ言われる。
周囲に何かダンジョンがあるわけでもなく、挙句に【ルーラ】の移動先にも指定できないというシリーズ通してもなかなか類を見ないほどの最果ての最果て。
住民の話によると、プレイヤー一行のような旅人が最後に立ち寄ったのはもう思い出せないほど昔のことらしい。
ストーリー上は特に寄る必要はない場所ということもあり、上記の通りNPCとの会話にも出てくる場所ではあるが、それらの話を全く聞かず、存在すら知らなかったプレイヤーもいるかもしれない。
(海外NES版では【エンディング】のエンドロールに登場するので、ここで初めて存在を知った人もいたかもしれない。)
ただし、予言者と名乗る老人が【バラモスの城】【ネクロゴンド】の奥地にあること、そして勇者一行が火口に【ガイアのつるぎ】を投げ入れ、ネクロゴンドへの道を開くだろうと伝えてくれる。
実はゲーム中でガイアの剣の使い道を教えてくれるのはここだけである。
 
お墓の前には【かしこさのたね】が落ちている。
また右上に1マスだけ、意味深に砕けた床のマップチップがあるが、調べても何もない。
 
だが一番プレイヤーの印象に残ったのは「じめんは まるくて ぐるぐる まわっているのです」と地動説を訴えている天文学者らしき人物だろう。
彼の結びの台詞「それでも じめんは まわっているのです!」は、言うまでもなくガリレオ=ガリレイが地動説で異端審問にかけられた際に呟いたという『それでも地球は回っている』が元ネタである(実はこのセリフ自体の歴史的信憑性は薄いとされているが)。
彼もガリレオと同じく地動説を世間に受け入れられず、異端扱いされてこの島に流されたのである(ただしガリレオの受けた罰は軟禁であり、流刑にはあっていない)。
ちなみに【ランシール】には【地球のへそ】というダンジョンがあり、「地球」という単語から、少なくともランシールでは世界が球体である事実は常識となっているようである。
問題とされたのは「地面が回っている」という考え、つまり地動説の方なのだろう。
 

DQシリーズの舞台となる世界がどのような形状をしているか、という点についてはファンの間でよく議論されるが、DQ3世界については少なくともSFC版はゲーム中に「あるもの」が描かれているため球体型惑星であることが確定している。
詳しくはここを参照されたし。

リメイク版

クリア後の謎解きで【けんじゃのいし】が学者の足元で拾えるようになり、知名度が上がった。
FC版では白いマップチップという簡素な表現だった【望遠鏡】も立派なものに描き起こされた。
また墓前の種は【ラックのたね】に変更されている。さらに意味深に砕けていた床からは【ちいさなメダル】が拾えるようになったので、ぜひ立ち寄っておこう。
 
【ふしぎなちず】にも表示されているが、訪れると町があることを示す点滅表示で島が覆い隠されるほど小さな表記なので、地図があってもしっかり見ないと見過ごしてしまいかねない。
まぁそれでも【浅瀬のほこら】ほど極端な理不尽さではないが。
 
また、SFC版では島内で歩き回っても通常エンカウントが発生しなくなっているようで、【くちぶえ】【ぎんのたてごと】が無いとモンスターと遭遇できない模様。
ただし、【しあわせのくつ】で経験値を得ることができる。
GBC版及びスマホ版では通常通りエンカウントする。

HD-2D版

島自体が一つの独立したオブジェクトとなり、船から直接町に入れるようになったためモンスターは出現しなくなった。
ルーラの移動先にも追加されている。
東西南北4箇所に船の接岸できる場所があり、どの方角から入ったかによって船のグラフィックが表示される場所も変わる(ルーラの場合は南側となる)。
南側には【教会】役の【神父】が追加されている。
 
入手できるアイテムがいくつか追加されている。ちいさなメダルが拾える場所の描写は砕けた床から花畑に変わっている。
特筆すべきは学者の家の【本棚】から性格を変える本のほか、10000ゴールドという大金が手に入ること。これほどの額を拾って入手できる場所はDQシリーズ内でも極めて珍しい。
 
【はぐれモンスター】が2体おり、夕方にはガニラス(匂いに反応する)、夜にはガメゴンが出現する。ここには宿屋が無いため、2体回収するには一度フィールドか他の場所の宿屋で時間帯を切り替えて再び来る必要がある。

ゲームブック

【幽霊船】に侵入するためのオリジナルアイテム「レライの竪琴」があり、訪問が必要不可欠になっている。

ロトの紋章

5巻収録の18話にて、ダフォーラに操られた海王リバイアサンに飲み込まれている島がここ。島の形も本編のドットを思い起こさせる地形になっている。
本編中でこの島がルザミであるという直接の描写はないが、後の11巻の巻末コーナーの「ロト紋攻略MAP」にて、飲み込まれた島がルザミであることが明記されている。