【レンズ】

Last-modified: 2021-11-04 (木) 11:47:39

DQ11S

追加ストーリー【希望の旅芸人】に登場するサブキャラクター。
銀髪の坊ちゃん刈り風のヘアスタイルと赤ぶちメガネの植物学者の青年で、後の【ナカマ】の1人。
名前の由来は、メガネに使われるレンズ、そしてその由来である植物のレンズ豆か。
 
【ホムスビ山地】【サマディー地方】の山中で、突然変異によって暴れだしてしまった植物(【ひぐらしそう】)をなんとか救わんとしていた時に【シルビア】一行に出会い、彼が持っていた【うまのふん】を利用して作った肥料で無事に救うことに成功する。
この時レンズは日暮らし草を「普段は大人しい」と評しており、討伐モンスターリストの解説もほんわかしているが、実際に戦った人なら分かるだろう、ひぐらしそうは通常版でも痛恨使いの凶暴な敵である…。
その後、世界中の植物を救うという夢をかなえるため、シルビア一行に加わり、後にナカマとなった。
 
人付き合いが苦手な学者肌。チカラは弱くとも、アタマの良さで活躍してくれる。
植物学者らしく、【火炎草】入り農薬を使った【ばくだんいし】相当の攻撃と、【おかしな薬】【ゆめみの花】【どくがのこな】を使いこなす。
補助アイテムはどれも1体にしか効果がないので、複数で登場する雑魚戦では効果が薄い。頻度は高くないが農薬での攻撃をしてくれれば、全体攻撃なのも相まってかなりの火力である。
一方で各種補助アイテムは、1体で登場する【ごうけつぐま・強】やボスの【ギガンテス】戦で活躍する。
全体攻撃があるのでつい集団戦に投入したくなるが、農薬の使用頻度はそんなに高くないので、彼が真価を発揮できるのは、1体で登場する強敵である。仲間になるタイミングは遅いが、そういう強敵も最後の方に出るので、活躍のチャンスはある。
しかし、肝心の【サバクくじら】戦ではどういう訳か補助アイテムを一切使用してくれない。恐らく敵の耐性を参照して行動を選択する仕様になっているのだろうが、サバクくじらは麻痺・混乱は無効だが眠り耐性は半減止まりなので、ゆめみの花だけは効く可能性があるのだが…それでも使ってくれない。
また、彼の行動はいずれもアイテム使用扱いなので、支援エースの【パンチョ】との相性が悪いのも残念なところ。
 
その容姿から中年片眼鏡の【イッテツ】同様に目立ちやすく、食事の最中に【ナカマよび】で招集されたり、シルビアがパレードを辞め再び勇者と行動を共にする際の別れの言葉などで印象を残している。
またチカラが弱いという割には、パレード中ではおみこしを担ぐ役が多い。
ソルティコの町に落ち着いた後はリゾートホテルで働いており、重傷を負った戦士を励ましているが、その戦士からは空からお迎えに来た天使かと間違われている。

2Dモード

グラフィックの都合上か、彼のみ登場する場所が【ダーハラ湿原】北西の【かくれスポット】に変更されており、加入時のイベントも【あおバチ騎兵・強】【スライムつむり・強】に襲われている所を助けるというものに変更されている。
これにより、うまのふん入手イベントも削除されている。
ここはサマディー方面へ向かう道と真逆であるうえに初見だと見逃しやすく、さらに3Dモードではそもそも立ち入ることができないエリアゆえに、一度3Dモードを楽しんでから2Dモードに切り替えた既プレイヤーも別の意味でスルーしやすい。
そのため「設定ミスなのかレンズが出てこない」「レンズが仲間にできないからカーニバルの服がもらえない」という勘違いの声が多く聞かれた。
また、攻撃手段が爆発する種を投げるというものに変更されており、ダメージも「少し威力の高い【イオ】」程度に弱体化している(エフェクトもイオと同じものになっている)。
 
実際仲間にしてみると、3Dモードでは終盤に仲間になる彼が2Dモードでは序盤に仲間になるため、2Dモードでしか聞けない限定的な会話が幾つかある。
シルビアの真似をする一環としていい香りのする植物から香水を作ったり、植物に音楽を聞かせると元気になったので【バッチ】に太鼓演奏をお願いしようと言う等、基本的に植物絡みの内容である。