【サバクくじら】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 05:41:12

概要

DQ11で初登場したモンスター。
砂漠クジラなんて名前だが、背中にサボテンを生やした黄色の怪獣という見た目はクジラには見えないし、怪獣らしく(?)【ドラゴン系】
上位種に【コーラルモンス】【アメジストワーム】、ボス敵に【覇海軍王ジャコラ】【モンス・デミーラ】がいる。
この系統と【ブラックドラゴン】系統、【ワイバーンドッグ】系統は【量産型】にあたる雑魚ですらボス級モンスターに並ぶほど手強く、ボスにいたっては冗談のような超攻撃力で殴りかかってくるため油断は禁物。

DQ11

世界に異変が起きた後【サマディー地方】に生息。
3Dモードでは南端とバクラバ砂丘に生息する。
普段は擬態のごとくサボテンだけを表に出しているが、近づくとサボテンが引っ込み、砂の中から勢いよく飛び出してくるというアンコウみたいなヤツ。はずみで接触してしまわないように。
【まちガエル】と同じようにオブジェと間違えやすい。
避けたいのであれば、サボテンが引っ込んだ瞬間に即Uターンして距離をおくといい。砂から出てくるまでには若干の間があるため、かわせる可能性は高い。
ただし、クエスト【砂漠に咲く幻の花】では、3DS版の場合ほぼ強制的にこいつとの戦いが待っている。
一方、2Dモードではサマディー地方全土に出現する上に出現率が異様に高く、こいつとの戦闘を回避するのは困難。
 
序盤に【サマディー城下町】を訪れた時点で読める本「バクラバ砂丘の凶悪な魔物たち」の記述から存在が確認できるが、実際に会えるのは上述のとおり異変後。
(ちなみにその本に存在が記載されている魔物は、こいつのほかには【ワイバーンドッグ】【デスコピオン】の2体。)。
必ず単体で出現するものの、これまでのナンバリング(DQ10を除く)の雑魚ではDQ3の【クラーゴン】など極一部しかできなかった3回行動を行ってくる。しかもDQ3のクラーゴンですらできなかった完全3回行動
攻撃力は324とアホみたいな数値で、自身で【バイキルト】を唱えてさらにダメージを跳ね上げてくる、まさにボス並みの強敵。
しかもこいつは【隊列】を認識しないらしく、後列のキャラも頻繁に狙ってくる。
 
【しゃくねつ火球】で単体に大ダメージを与えてくるが、これは通常攻撃に比べれば弱いのでまだマシ。
さらに【すなあらし】で全体攻撃しつつ【幻惑】も与えてくる。ダメージはそれほどでもないが幻惑は厄介。
この2つの特技は【制限行動】に指定されておらず、1ターンに3連発してくることもあるが、コイツの場合通常攻撃の方が脅威なので、特技3連発してくれた方がやりやすいかも知れない。
 
HPも【メルトア】と同じ1200とこの段階では猛烈に高くてしぶとい上、ほとんどの状態異常が無効か強耐性。土以外の属性で全力で倒してしまいたい。
幸いにも素早さは52しかないので、行動される前に【スクルト】【ヘナトス】で守りを固めるのも有効。
 
ドロップアイテムは【黄色の宝石】、レア枠は【大地の竜玉】

邪Ver

【サマディー地方】の北側の砂丘と魔蟲のすみか付近に場所を移して登場。
しゃくねつ火球が【れんごく火球】にパワーアップした他、すなあらしのダメージも上昇。
攻撃力は523と相変わらずの高水準で、HPも2400に倍増。この上3回攻撃なのだからたまらない。
加えて、魔蟲のすみか付近では【ギガデーモン】と同時出現することもあり、このペアはザコ中でも有数の危険度を誇る。
通常版同様、3DS版2Dモードでは出現率がやたらと高い。
やられる前に全力をぶつけないと高レベルでも全滅しかねない。
 
ドロップアイテムはオリジナルと同様。

DQ11S

【ワイバーンドッグ】などと同様に特技が全て制限行動に指定され、同一ターンに各1回までしか使わなくなった。
恐らく弱体化させるつもりだったのだろうが、こいつの場合は通常攻撃の方が強力なのでかえって強化されている。

希望の旅芸人

3Dモードの【希望の旅芸人】においては、明らかに無理があるレベルであるにも関わらず出現する。
サマディー南側の割と奥深くまで探索する必要があるため存在をスルーされることも多いが、探索をこまめにした結果痛い目にあったり、初見プレイヤーが「もっと奥を探索するといいよ」等と嘘を吹き込まれて大惨事になる事例もちらほらある。
また一部では「希望の旅芸人を2Dモードでやったら、こいつにエンカウントして酷い目にあった」という意見も聞けるが、当wiki内で検証したところ2Dモードでの出現は現在のところ確認されてはいない。
 
サマディー城南にある行き止まり部分に行かなければ大丈夫だが、どうしても倒したい場合は【ランス】を入れて守ってもらおう。
こいつと同じような強さを誇るデルカダール城の【ブラックドラゴン】と似たようなポジションである。

すべての敵が強い

【すべての敵が強い】適用中は、通常攻撃で170、バイキルトで280というアホみたいなダメージを与えてくる。
防御してない状態で通常攻撃が2回シルビアに当たればお陀仏。
HPを少しでも削られた状態だと、バイキルト攻撃でワンパンKOされることも。
そしてこの攻撃力で完全3回行動。
なので普通に戦うと勝つのはまず無理。
だが、強い敵ほど燃えるのは冒険者の性。コイツを倒すためにストーリーそっちのけで挑む者が後をたたないらしい。
 
ランスは必須として、残りは火力役の【トンタオ】、回復役の【イソム】【パンチョ】で決まり。
イソムはコイツを寝かしつけてくれることもある。期待できるほどの確率ではないし、3回行動ですぐ起きてしまうが、それでも寝たらラッキー。隙を作れるだけありがたい。
【バッチ】は守備力を上げても容易にブチ抜かれて大ダメージを受けてしまうので微妙。それよりも火力と回復の手を増やすべき。
シルビアは【ヴァイパーファング】で猛毒を入れ、防御しつつ戦おう。運よく相手が眠った時など余程余裕があるなら【アモーレショット】等でダメージを与えるのもアリだが、その直後相手が目覚めて超火力でお陀仏…なんてことで泣きを見るリスクもあるので素直に毒ダメージを積み重ねた方が良い。
ムチスキルを上げているのであれば、【スパークショット】が比較的効くのでこれでダメージを与えつつ攻撃をいなすのも手。積極的に鍛冶をしているならプチャラオ村にあるレシピからドラゴン系特攻の【ドラゴンテイル】を作っていると思うので大ダメージを狙える。とはいえ、すなあらしは食らってしまうし確実に防げるわけではないので過信は禁物。
覚えていれば【極竜打ち】でバイキルトを消す手もあるが、そもそも元の火力が高すぎるので非推奨。
おとめスキルを上げているのであれば【ゴールドシャワー】で大ダメージを狙うのも良いが、この時点では所持金も少ないので撃ててもせいぜい1、2発程度。
バイキルトをされたら必ず防御!防御を解いてしまうとその瞬間に死にます。というか防御しても回復が間に合わないことも。
防御を解くのはバイキルトが解けてから。より安全に戦うならランスが庇っている間のみ。
すなあらしで幻惑された際も、無理に攻撃するよりは幻惑が解けるまで防御した方がいい。
シルビアに攻撃が集中すると勝てないので、ターゲットがうまく分散することを祈りながら戦おう。基本はトンタオのベギラマとメラミで削りつつ、自分は徹底して防御でダメージを抑え、ランスが庇っている間にヴァイパーファング、スパークショット、バギマでダメージを与えていくのがベスト。幸い(?)にして出現場所はサマディー城下町から遠くないため、複数回のリセットもそれほど苦ではない。