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【モンスター】

Last-modified: 2019-09-09 (月) 02:49:15

概要 Edit

それぞれが個性的な姿をした、【人間】とは異なる存在。魔物とも呼ばれる。
【フィールド】【ダンジョン】などを歩いていると襲い掛かってくる存在。モンスターの一覧についてはこちらを参照。
 
ドラクエに限らず、RPGでは切っても切れない存在でもある。
攻略本には、ゲームで登場している写真が掲載されているが、3D化されてからはCGのデザインが掲載されている。
その中でも強大で尚且つ通常のモンスターとは異なる立ち位置にいるものや、ストーリーの一つの区切りとなるものは【ボス級モンスター】と呼ばれる。
 
DQ2までは人間に対しては(ごく一部を除き)ただ襲い掛かってくるだけの完全な敵対関係に過ぎなかったが、DQ3で【ゴールド】を賭けてモンスター同士の戦いを観戦する【格闘場】が初登場。
そしてDQ4では初めて味方のパーティメンバーになるモンスターも登場した。
さらに後のシリーズでは人間と生活を共にしていたり、【クエスト】で親しくして来る個体も登場しており、モンスターと味方との関係は近づきつつある。
本格的に魔物を使役するのを主とする外伝作品としてドラゴンクエストモンスターズシリーズも登場した。こちらは基本的にモンスターしか【戦闘】を行わないので、モンスターが主役のシリーズといえる。
 
特に【魔王】やそれに準ずる存在のいる初期はそれらの命令で襲う魔物がほとんどだったが、DQ8やDQ9などといった近年の作品では野生動物に近い魔物も増えてきている。
明確な敵対関係ではないので、縄張りに入った敵を迎撃するといった感じであり、下手をすれば無理に縄張りに入った人間が悪いとも言える。
イルルカ、DQMJ3では動物をモチーフとしたモンスターを主とする捕食関係が視覚演出されるようになり、野生動物化が加速している。
もともとDQのモンスターデザインは動物を元にしたものが割と多いので、必然であったのかもしれない。
 
一方で、DQ5やDQ8の終盤では「それまで生きていた人がモンスターに殺されてしまった」という話を聞くことがあり、やはり完全な共生関係とはいかない現実を目の当たりにすることになる。
 
また、初期の作品(特にDQ1)では魔物達はみな魔王に忠実で、近年の作品でも魔物達の連携は良く、人間同士での戦争は良く出てきても(人間側に着く例を除けば)魔物同士で争うことはリメイクDQ4の【エビルプリースト】の一件位である。
と言っても、DQ5の【ジャハンナ】にいた元魔物の話などでは戦いと裏切りの連続を経験してきたとあり、組織によっては個人レベルで闘争は絶えないようだ。明確に【めたる狩リの季節デス】の様な個人レベルでの争いが見られる例もある。
他にも上述したモンスターズシリーズで描写されている様に、捕食者と被食者といった弱肉強食の争いも存在する。
 
過去作品に出てきたモンスターが再登場したりするが、出現時期の関係でパワーアップしている場合があり、前作と同じ感覚で戦ったら負けてしまう事もあるので注意。逆に前作より弱体化している場合もあるが、油断は禁物である。
同一作品内でも、序盤や中盤に出てきた敵が後になって再び現れた際にはステータスが上がっていたり、最初に遭遇した時には使わなかった呪文や特技を使ってきて苦戦するケースがある。このケースはモンスターズシリーズに多いが、ナンバリング作品でもDQ8以降で多く見られるようになった。特にDQ11は後半になると殆どのモンスターが【強モンスター】【邪モンスター】化して強化される。
 
ゲーム機の性能向上に伴って【モンスターずかん】【討伐モンスターリスト】機能も搭載されるようになり、考えようによっては人間などの通常キャラクターより、ゲーム内での情報量も多くなっている。
上項のようにモンスター社会を描写するイベントも現在では珍しくない。
ちなみに、敵としての【テリー】【マルチェロ】といった人間も扱いとしてはモンスターになる。

モンスターができるまで Edit

【ドラゴンクエスト モンスターズ】の記事によると、
モンスターの創作は【堀井雄二】【鳥山明】の共同作業で行われていたようである。
まずは堀井が、ラフスケッチと簡単な説明文のみを書いた資料を鳥山に渡す。
この段階でのモンスター名は仮のものである。
次にこの堀井のイメージ資料をもとに、鳥山がイラストを描き起こす。
堀井は「鳥山さんの意外性にも期待している所があって、出来上がった絵を見て決める。」と語っているように、
モンスターの名前や攻撃方法などは、イラストが上がったあとに考えることが多い。
 
次に、モンスターをワールドマップに配置する作業に入る。
モンスターのイラストを全部コピーして会議室の壁一面に貼り、モンスターの強さ順に並べ替える。
ここで色違いのバリエーションやモンスターの大小といったバランスを調整し、足りないイラストを鳥山に追加発注することもあるという。
 
近年の作品では鳥山がデザインするのはラスボスなど一部に限られ、大半はスクエニのスタッフによるものとなっているが、一応鳥山のテイストを踏襲したデザインである。
なお、モンスターのイラストは初期の頃はアナログで着色されていたが、DQM1辺りからデジタルで着色されるようになった。

バリエーション Edit

色違いによりモンスターのバリエーションを増やすことはDQ1から行われているが、その時点で【よろいのきし】系統に代表されるように武器や盾の有無、画像の反転でも差異を出したものが出ている。
 
モンスターグラフィックが3D化したDQ8以降は得物以外のパーツの変更もされるようになった。
近年では【青狼鬼グルバレイダ】【鉄鬼軍王キラゴルド】【妖剣士オーレン】【屍騎軍王ゾルデ】のように、全体のパーツが著しく異なるが、骨格やモーションが共通なものまで登場している。

DQ1 Edit

第1作で登場したモンスターはわずか40種だが、同じ姿で色を変えることによって【種属】の上位種・下位種の概念ができるなど、DQのモンスターの基本はある程度完成されている。
また今作はオリジナル版に限って歴代で唯一、種によっては姿が反転しているモンスターもいる。
ただし動きは見せずダメージによって点滅するのみであり、どのように動いているかはプレイヤーの想像に任せられていた。
今作ではラスボスの【りゅうおう】を除いて会話を行うモンスターは存在せず、【ランダムエンカウント】であるため目に見える【NPC】として登場することも無く、戦闘画面でのみ姿を見られる。
モンスター名の文字数は仮名(ひらがな・カタカナ)文字で最小3文字、最大7文字。

DQ2 Edit

モンスター数は前作より倍増したが、パーティ制となった今作からは、グラフィック上の都合で反転表示は消滅した。
町やダンジョンなどではNPCとして姿の見えるモンスターが登場。ただし移動画面では悪魔型の汎用グラフィックや犬・神父の姿で代用されており、戦闘になると見た目が大きく変わっているというケースも多い。
話しかけると襲い掛かってくる場合が多いが、中には戦闘にならずヒントをくれるものもいる。

DQ3 Edit

モンスター種はさらに増加し、【カンダタ】【やまたのおろち】のような物語半ばの中ボス専用のモンスターも増え始めた。
シリーズ初のモンスターを利用したお楽しみ要素として、前述の【格闘場】が登場している。

DQ4 Edit

初めて主人公側の味方になるモンスターとして【ホイミン】が登場。それ以外にもNPCのスライムが登場し始め、主人公たちに冒険のヒントを与えたりする。
敵としてのモンスターもごく一部のみではあるが、アニメーションで動きを見せるものが登場した。
ストーリー上ではモンスターの住む城である【デスパレス】が登場し、モンスター同士の会話などが見られる。
なお、モンスター名はかな文字で最大9文字に拡張された。

DQ5 Edit

【仲間モンスター】が導入され、モンスターは一気にプレイヤーから身近な存在となった。モンスターをコレクションできるという要素もこれが初めてである。
中でも【キラーパンサー】はストーリーにも絡んでおり、主人公の幼少期から親しい存在となっている。

DQ6 Edit

従来はほとんど静止画像でしかなかった戦闘画面のモンスターが、今作からほぼ全てアニメーションするようになり、攻撃や呪文・特技など様々な動きが見られる。
仲間モンスター(リメイク版は【仲間スライム】)も前作から継承され、今作では人間と同じように【転職】で好きなように育成できるようになった。

DQ7 Edit

仲間モンスターは廃止されたが、【モンスターずかん】が今作で初登場し、【モンスターパーク】も登場するなど、モンスターに関するコレクション要素は増加している。
フォントの変更に伴い、モンスター名には漢字も使われるようになった。
 
リメイク版では配信限定の【トクベツなモンスター】が大量に追加されたほか、モンスターパークにいるモンスターをすれちがい石版(モンスター石版)に詰め込んで他のプレイヤーと交換する要素も登場した。

DQ8 Edit

仲間モンスターのアレンジとして【スカウトモンスター】が登場。このスカウトモンスターでは、初めてフィールド上をウロつくモンスターの姿も確認できるようになった。
また、前作のモンスターずかんに相当する【討伐モンスターリスト】が初登場し、モンスターの【系統】もナンバリングで初めて設定されるようになった。
戦闘の完全3D化によって、戦闘でのモンスターの動きも攻撃時だけでなく待機中やダメージを受けた時、眠っている時などバラエティーに富むようになった。

DQ9 Edit

【シンボルエンカウント】の採用により、フィールド上やダンジョンを徘徊するモンスターを日常的に見られるようになった。出現時や通常時、追跡時などの動きもバラエティーに富むものとなっている。

DQ10 Edit

モンスターシンボルが活動していない時間帯に眠っている姿などが見られる。
【転生モンスター】のシステムも導入された。

DQ11 Edit

同じ姿でも外部の影響によって能力の強化された【強モンスター】【邪モンスター】が登場し、これによってモンスターの総数は600種類を超えた(3DS版はさらに限定モンスターを加えた700種以上)。
モンスターシンボルの描写も、複数で輪になっていたり【スロット】で遊んでいたりなどと、より生活感が演出されるようになっている。
モンスター名は最大11文字に拡大された。