DQ3
道具として使うと姿を消して【透明】になることができる草。消え去り草。
しかしモンスターは視覚以外の感覚が鋭敏なため、エンカウントが無くなったり戦闘が有利になったりするわけではない。
【かわきのつぼ】が眠る【エジンベア】に入るための、実質的なキーアイテムとなっている。そのため【公式ガイドブック】でも「最重要アイテム」という括りに分類されている。
【レムオル】でも代用はできるが、普通のプレーなら上記の時期に魔法使いや賢者がLv33というのはまずありえないので、これに頼ることになるだろう。
「重要アイテム」に分類されていながら量産品として市販されているのは前作の【ろうやのカギ】と同じだが、使い捨てという点ではむしろDQ1の【かぎ】に近い。
FC版ではへんげのつえでの変身が持続している間は使っても効果がない。
GBC版ではへんげのつえでの変身が持続しているあいだに使うと変身した姿のまま透明になるが、いつの間にかへんげのつえの効果は消えている。
【ランシール】と【スー】の道具屋で300Gで売っている。
ランシールの道具屋の娘いわくイチオシの看板商品らしい。
また、【まほうおばば】や【まじょ】がたまに落とす。なかなかうまい演出だ。特に後者はエジンベア周辺にも現れるので、運が良ければ『現地調達』もできる。
なお【ラダトーム】の道具屋にも売っていたり、さらにFC版では【へんげのつえ】入手中に【エルフの隠れ里】でも購入できるうえになぜか【岩山の洞窟】の宝箱にも入っている。この時点で手に入れてもお遊びぐらいにしか用途はない。もっとも、そんな頃にお遊びで使うなら既に習得しているレムオルで充分だろう。しかもその方が何度も使えるので使い勝手がいい。
ランシールやアッサラームの強制一人旅状態の最中は使っても効果が無い(レムオルも同じ)。
神父やぱふぱふの台詞の不整合を避けるための措置かと思いきや、なぜか【へんげのつえ】で変身することは可能。
魔物に化けて話し掛ければ魔物相手の台詞を返すが、イベントで向こうから話し掛けてくるときは通常の会話になってしまう。
なお使うと身体に振りかけたという説明が出るが、効果が無かった場合に限り無くならない。何故だ。
効果を発揮せずに消耗しなかった草をいちいち拾い集めて回収しているのだとすれば、大変そうだ。
ゲームブック
やはりランシールの道具屋で売られている…と思いきや、売り切れで、実際には入手できない。
エジンベアに入るためには、別のアイテムが必要になる。
トレジャーズ
【お宝】の一つとして登場。
お宝No. | 289 |
レアリティ | ジャンク |
カテゴリー | ヒストリー |
コレクション | どうぐ |
標準価格 | 60,000G |
アベル伝説
19話で登場。
【亡霊の島】で【ラーのかがみ】を手に入れて【ドランの都】に戻ってきた【アベル】一行が、【シーザーオライオン】の化けた偽国王【ピエール3世】の正体を暴き出すために、城下町の闇商人から30ゴールドで買い、城内に潜入する際に使用した。
草を粉末に変えて対象者に振りまくことで使用する。粉をしっかり全身にかけないと、かかっていない部分だけ見えてしまう。
粉が吹き飛んでしまうと効果は消えてしまうようで、城内で【モコモコ】がクシャミをしたことで潜入がバレてしまった。
勇者アバンと獄炎の魔王
【ハドラー】に【凍れる時間の秘法】をかける際に【アバン】が姿を隠してできるだけ近づくために使用していた。
余談
【薬草】や【毒消し草】と違ってトルネコシリーズには登場していない。【草】なので馴染めそうではあるのだが。
しかし、姉妹作の【風来のシレン】では「消え去り草」という表記で登場している作品がある。
4コマ漫画劇場ではDQ4のネタにも関わらず登場しているケースがあった。
フレノールで病床に伏せっているクリフトにアリーナがパデキアのねっこを持って来たので飲ませてみたらクリフトの姿が消えた。
なぜならそれはきえさり草だったからというオチである(6巻P72)。