【DRAGON QUEST】

Last-modified: 2021-09-18 (土) 08:10:18

解説

本wikiで扱う『ドラゴンクエスト』の英字表記で、シリーズ内のほぼ全作品の【タイトルロゴ】で用いられている。
ロゴ上では最後のTが剣を形どったものになっていることがほとんどだが、DQ3等の例外もある。

海外版 "DRAGON QUEST"

海外(北米・欧州)では版権上の都合からDQ7まで【DRAGON WARRIOR】が使用されていたが、2003年に【スクウェア・エニックス】が北米での "DRAGON QUEST" の商標を登録したことで、2005年に発売したDQ8からは "DRAGON QUEST" の名前を使用するようになった(この件についての詳細は【DragonQuest】も参照)。
【サブタイトル】も毎回設定され、既にDRAGON WARRIORとして世に出ていたDQ2~DQ4とDQ7にもスマホ版・DS版・3DS版でそれぞれサブタイトルが追加された(DQ1はサブタイトル無し)。
ただしDQ8でナンバリングタイトルが初進出となった欧州では見慣れなかったIPであることから、PS2版DQ8とDS版DQ4・DQ5についてはナンバーを省略したものになった。DQ9以降の作品からは世界共通のナンバーが付けられるようになった。
 
DQ8では日本語版には無かった要素の追加、さらに海外での知名度が高くなっていたファイナルファンタジーシリーズ最新作の体験版を付けるなどの試みを行い、その成果もあってか売上150万の大台に到達。
それ以降は、コンスタントにリメイク作品や外伝を海外で発売。DQ5とDQ6もDS版で海外デビューし、新作のDQ9も発売された。外伝もDQMJシリーズ(2まで)やDQS、いたストWiiなどが発売されている。
2012年からは約2年にわたるブランク期間ができてしまったが、2014年のスマホ版ナンバリングタイトル(DQ1~6・8)より海外展開を再開。家庭用ゲーム機でもヒーローズシリーズ、ビルダーズシリーズ、そしてDQ11などを発売している。ヒーローズシリーズ以降はパソコンにも進出し、SteamやStadiaでのサービスは海外版の方が日本語版に先駆けて始まっている。
2019年のDQ11S(およびDQ1・2・3)はDQ史上初の日本国内・海外同時発売となった。それを皮切りに以降の作品は世界同時発売および多環境マルチ発売がメインとなりつつあり、従来日本よりも海外市場で強かったXbox系列にも進出しだした。
 
一方で少年ヤンガスやスラもり1・3、テリワン3D以降のモンスターズなど海外展開されなかった作品も多くあり、DQ10も現在のところ欧米には進出しておらず、すべての作品が海外進出とはいっていない。
F2P方式のスマホアプリも輸出されたが、その第一弾であった星ドラは不振に終わり約1年でサービスが終了、2021年7月現在はDQタクトのみ運営中。
 
"DRAGON QUEST" に統一後は翻訳元の日本版の時点で十字架の表現が変更されているが、【グランドクロス】【Pearly Gates】など海外版でエフェクトが変更されたものも一部ある。
メッセージの翻訳方法も変更され、"DRAGON WARRIOR" 時代は日本語の台詞を直訳していたが、本作からはいわゆる「堀井節」が海外でも活きるように用語を練り直し、呪文名も変更されている。また英語版であっても地域によって他言語(フランス語・スペイン語など)訛りがあるなどの演出も取り入れられた。
GB・PS時代に過去形で表記されていた戦闘中のメッセージは、NES時代(DW2除く)と同じく現在形での表記に戻されている。
 
ほとんどの作品は言語以外に大きな仕様変更は無く単なる翻訳版といった感じだが、DQ8はUIの大幅変更にキャラボイスや特技【ドラゴンソウル】の追加、DQ11(無印版)は同じくボイスと【ダッシュ】機能・しばりプレイの新項目追加、DQSはクリア後のオリジナルボスの追加といった仕様変更があり、日本語版に対するバージョンアップ版に近い位置付けになっている。
移植の際にはこれらの多くが日本語版にも「逆輸入」された。
 
作品の一覧はこちら

固有名詞について

"DRAGON QUEST" 改題後は、一度登場した固有名詞は【ルイーダ】【パノン】【エスターク】のように、役割や位置付けが同じであればシリーズ内のナンバリング・外伝全作品で統一していることが多い。ただし【メダル王】など例外もある。
 
呪文名はほとんどがDW時代から一新された(例:【ルーラ】はReturn→Zoom)。
英語版は主に擬音語を用いており(Zoomならブーンという音)、上位呪文ならそれに強調や反復を意味するKa-や-leを付けている。基礎呪文をベースに等級順につけているので、等級が追加・変更されると日本語版での名称とずれる(日本語版では【デイン系】最下位が【デイン】の作品と【ライデイン】の作品があるが、常に最下位がZap)。
その一方で、英語以外の言語はDW時代のような直球表記が用いられている(フランス語:Téléportaion、イタリア語:Teletrasporto、ドイツ語:Teleportaion、スペイン語:Telerregreso(regresoはスペイン語でreturnの意味))。
 
キャラクター名や地名も変更されたものが多いが、そのまま引き継いでいるものもある。
ロトシリーズ関連の固有名詞は

  1. NES版以来不変のもの(Tantegel等)
  2. GB版まで変わらなかったがスマホ版から変更されたもの(Rhone→Rendarak等)
  3. GB版で変更されたものの再びNES版準拠に戻されたもの(Gwaelin/Lora等)
  4. GB版で変更され、スマホ版以降にもそれが引き継がれたもの(Errol→Eric等)
  5. NES版・GB版・スマホ版以降の全てで異なっているもの(Hauksness→Domdora→Damdara等)

以上のパターンが混在する。2.のパターンが比較的多く、それに対して4.は少数派となっている。
DQ4・DQ7は大多数がDW時代から変更されている。
なお、先にDQ8やDQ9にてDWシリーズの名前を使ったもの(RagnarHealieRamiaOrgodemirなど)は、それを引き継いでいる。
特殊な例として【トルネコ】はNES版DW4のTaloonとトルネコの大冒険2のTornekoの双方を取ってフルネームとされている。
各地の国王や村長、主要人物の親など日本語版では特に名前の付いていなかったキャラにも、欧米版で新たに名前が設定されたケースが多い。
 
アイテム名・モンスター名は絵文字を使わないNES時代のスタイルに戻っている。
 
フォントの変更により、キャラクターの名前はウィンドウ内でも短縮されずに表示されるようになった。