ガブリエル・ド・ロルジュ

Last-modified: 2018-09-13 (木) 19:20:18

「たとえこれが仮初の生でも、何恥じることなく誇ろう。
 このマスターの下で貴方たちと戦い、勝利した。これこそが“僕の物語”だと」

【クラス】ランサー
【真名】ガブリエル・ド・ロルジュ
【容姿】若獅子の意匠があしらわれた鎧を纏う騎士
【英雄点】30点(ステ20・スキル15):令呪1画消費
【HP】55 / 55
【筋力】A :5
【耐久】B+ :5
【敏捷】A :5
【魔力】D++:4
【幸運】E :1
【スキル1】仕切り直し:B
5:先手判定と逃走判定時、補正値5を得る。
【スキル2】心眼:B
5点:物理攻撃時、補正値5を得る。先手判定に補正値2を得る。
【スキル3】無辜の怪物:D
5点:物理攻撃時、補正値4を得る。最大HPを15増やす。
【宝具】『命運を裂け、若獅子の牙』(レ・リオン・ジュヌ・レ・ヴュー・サモンテ) 1/1
【ランク・種別】B:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
【効果】補正値10を得て物理攻撃を行う。
    対象は物理防御時、「幸運を参照する」か「ランクB以下のクラススキル以外のスキルを使用できない」かを選択して適用し行う。
【その他】属性:秩序・中庸。天地人:人。男性。看破はガブリエル・ド・モンゴムリでもよい。

 

キャラクター個人データ

真名:ガブリエル・ド・ロルジュ
クラス:ランサー
出典:史実
性別:男
身長・体重:179cm・72kg
地域:フランス
年代:15世紀
属性:秩序・中庸
好きなもの:勇猛な人間
嫌いなもの:カトリーヌ・ド・メディシス

ステータス

筋力:B
耐久:C
敏捷:A
魔力:D
幸運:E
宝具:B

クラス別スキル

・対魔力:D
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

 

保有スキル

・仕切り直し:B
戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。
また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。
同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。

・心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性がゼロではないなら、
その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

・無辜の怪物:D
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。
本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
老いたるを殺す若獅子。鎧に若獅子の意匠が顕れ、騎馬がなくともその機動性能を維持する。
また、その運命に常にバイアスがかけられ、幸運ランクが低下する。

 

宝具

『命運を引き裂け、若獅子の牙』
ランク:B 種別:対人宝具
レンジ:1 最大捕捉:1人
レ・リオン・ジュヌ・レ・ヴュー・サモンテ。
ミシェル・ノストラダムスの『百詩編集』第1巻35集に予言されたとされる事故の具現。
相対した対象の眼や護られた急所目掛けて槍が加速、軌跡が強制的に補正される。
回避するにはこの宝具以上の神秘を持つ手段か高い幸運ランクが要求される。
予言通りレンジ内の年上や老人を優先的に対象とするが、予言の解釈が強引なためか距離さえあればかなり融通は利く。

史実の人物像

16世紀のフランス軍人。モンゴメリー伯爵。
馬上槍試合の事故でアンリ2世を死なせてしまい、王妃カトリーヌ・ド・メディシスに憎悪され出奔。
英国にて新教に改宗し、ユグノー戦争に身を投じ活躍するも1574年に投降、助命の約束を反故にされ肩書と財産没収の上で斬首に処された。
国王を誤殺した件はノストラダムスの百詩編集第1巻35番に予言されていたとして日本では有名。ただし早々に齟齬は指摘されている。
なお、当のアンリ2世は死の床でも彼の罪を免じることを明言した。

聖杯戦争TRPGにおける人物像

無辜の怪物スキルによってその在り様を歪められた英霊。
主君殺し、カトリーヌ・ド・メディシスに剥奪された財産と名誉、そして何よりも己を歪める、かの“予言”。
それら生前に抱く後悔を払拭するために聖杯戦争に挑む。
西洋殲滅包囲 アレシアにおいて、R・Rと契約し戦い抜く。
クィントゥス・ファビウス・マクシムスヤークップ・フーズールとの一騎打ちに勝利し、マスターに功を労われ満足して送還された。
なお、現界年齢はアンリ2世を誤殺した29歳であるが、それよりだいぶ若く見える。
これも予言の文言のイメージに沿った、無辜の怪物による改変である。