特技/【ブラスター】

Last-modified: 2023-11-03 (金) 00:29:37

クアールと言えばこれ。
ラーニングしたいと思ったプレイヤーも多いはず。
青魔法・敵の技/【ブラスター】(FF10-2)


ほとんどの作品で、麻痺石化即死など相手を行動不能にさせる効果を持っている。


初登場のFF2~FF6まで作品が進むごとに段々と効果が凶悪になっていったが、FF7で一旦弱体化。
しかしその後は再び凶悪な効果の技に返り咲いたところをみると、既に凶悪な技のイメージが定着してしまい今更弱体化させてしまうと逆に文句を言われるようになったのかもしれない。


元ネタは、おそらく映画「スターウォーズ」シリーズに登場する光線銃(帝国兵や賞金稼ぎがピュンピュン撃ってくるアレ。銃のスイッチで、普通に撃ち殺すモードと対象を無力化させるだけの麻痺モードが切り替えられるらしい)。

  • サガフロンティアでは警察組織の標準装備として採用されている。即死効果はないが。
  • Wizardryに魔法使いか僧侶を麻痺or石化させる「メイジブラスター」或いは「プリーストブラスター」という罠があったりした。
  • クアールの元ネタがSF作品の登場人物だからそれも狙ってるのだろう。

ジョブ/【ブラスター】


FF2

初出。クアールが使用する敵専用の特殊攻撃。
敵全体をマヒさせる効果。無属性なのでリボンを装備しても防御できない。
技名表示が6文字までのため「ブラスター1」と表示されるが、実際はLv10のため10回命中する。
魔法防御」を上げておかないとラスダンパンデモニウムを突破するのは非常に難しいだろう。


クアールのこれによる全体麻痺→即死付の打撃の恐怖のコンボは、前作FF1のマインドフレイアの悪夢(マインドブラスト→即死付の打撃)の再来ともいえる。
全体マヒ・即死付の打撃共に無属性なのでリボンでは対処不可能なのも同様。


自爆のように画面がフラッシュするのが特徴。


逆に魔法防御まで上げておけば即死物理攻撃も含めて無効化できる。
そこまでしなくても回避率を上げて速攻で倒せばよい。


FF2において、魔法防御レベル・魔法回避率を上げる意義と言える技。
上記の通り属性耐性では防げないので、魔法回避率が足りない場合はローブなども併用する必要がある。


特殊技なので、しっかりMPを消費する。
なので、さっさとアスピルで吸い取ってしまって使われないようにしてしまおう。

FF2(GBA版以降)

GBA版以降に追加されたクアール系モンスター「ケットシー」も使ってくる。
こいつはクアールの即死打撃から混乱打撃に変更されたものの、戦利品が一切ないという嫌な奴である。
なおこいつが出てくる追加シナリオでは戦闘から一切逃げられないので、未熟な状態だと要注意。

FF2(ピクセルリマスター版)

表記が「ブラスター10」になった。
本作は回避レベルが極端に上がりにくく、ブラスターで麻痺させてから打撃フルヒットで即死という大惨事になりやすい。
FF2PRの仕様上魔法防御が「状態異常を防がない」ため、回避レベル10以上でないと確定でヒットするというのが非常に厳しい。

FF4

マヒまたは即死の効果を単体に与える敵専用攻撃。FF2のものからさらに凶悪化した。
FF2と同様クアールが使用する。
最初にこれを見るのは磁力の洞窟のケットシーから。
…なのだが、悪しき妖精を倒さない限りはまともに戦えないので、この時点ではあまり気にしなくてよい。

  • エブラーナ城の宝箱にもいるので、寄り道好きの人はこちらで初遭遇するかも。
  • 単体しか狙わないので、割り切れればFF2ほどの脅威ではない。

クアールが乱発してくるので印象に残ってる人も多い事だろう。
「ぴー!」というビームの音とともに現れる、やたらカラフルなホールドのエフェクト。
初見の人は、マヒかと思ったら戦闘不能になることもあるその性能に面食らうことも。


ケットシーは最後の一体になってから、クアールはダメージへのカウンターで使用する。
つまり、この条件を満たさないように倒せばよい。

  • ケットシーは最初に倒せば全く怖くない。
    が、クアールはストップなどを使わない限り、確実に一撃で仕留めないとブラスターを使ってくる。
    確実に一撃で倒せばいいと言うのは簡単だが、実際には他の敵に殴られたりクアール自身の攻撃でダメージを負いながら一撃必殺を狙うため、なかなか大変。

FF4(GBA版以降)

追加モンスターのクアールレギナミストクラーケンも使用する。
前者はケットシー同様、残り1体になってから使用する。

FF4(DS版)

ケットシーやクアールが無条件でバンバン連発して来るので、最低でも光の盾で即死耐性を付けないと大変なことになる。
2週目以降はオニオンシールドアダマンアーマーを揃えておけばマヒ効果も含めて恐るるに足らなくなるが、
人数分揃えること自体一苦労なので、その分も含めて厄介。

FF4TA

チャレンジダンジョンに頻出するクアールがカウンターとして使う。
生半可な強さの内はホイホイくらって全滅は必死。
睡眠やストップなどの動きを止める状態異常で封じた方が良い。
これをくらわないほど火力が充実する頃には、チャレンジダンジョンの難易度も大分低下しているはず。


カウンターの条件は本編そのままで、一撃で倒さない限り確実にブラスターでカウンターされる。
謎の男を転がした状態でのセオドア編では、さっさと逃げた方が安全。倒し切れない=死、もしくは、麻痺からの一方的な撲殺である。
先制攻撃→オートバトルで即攻撃→カウンターのブラスターで即死か麻痺→全滅、の恐ろしい展開もあり、オートバトル泣かせの最悪な攻撃である。


カルコのアビリティ「おどる」で発動する。
単体に即死麻痺の効果を与える。

FF5

単体にマヒまたは即死の効果。消費MP10。
即死にせよマヒにせよ、くらえば危険な状態になる事は目に見えて明らかである。
しかもリボンではマヒが防げないので、完璧を期すならばエルメスの靴も装着する必要がある。


使う敵はプロトタイプオメガバンデルクアールなど。
リフレクで反射可能。

  • パンテーラが勝手に自滅する姿は一見の価値あり。
  • オメガの1ターン目の行動はこれも含めすべて反射可能なので、確実に1ターンで葬るつもりならリフレクは有効な戦術のひとつ。

この即死効果は「非デス系」のためアンデッドにも有効。
ネクロマンサーを操って自分に使わせればマヒまたは即死する。


自分に撃った時は上に向けて放つ。
通常時では行動に含まれないが、マインドフレイアやネクロマンサーなど「操る」で使用できるようになるモンスターも多い。


第一世界序盤で出現するバンダースナッチや、バンデルクアール、エクスデス城のルーレットで出現する版のオワゾーラールを「はなつ」と使える。

  • バンダースナッチはあやつるでも使用できるのだが、先にエーテルなどで回復させないとMP不足となる。

麻痺か即死かはランダム。他の特殊攻撃同様、耐性で防いだ場合エフェクトが発動しない。

FF5(iOS/Android版)

ゲーム全般の仕様として、耐性を持っていない効果が必ず発動するようになった。


1ターン目にブラスターがローテーションに含まれるオメガ改戦では要注意。炎属性対策で炎の指輪とリボンを装備していれば麻痺が、ものまね師がフレイムシールドとエルメスの靴を装備し麻痺耐性を持てば即死が必ず発動するため危険度が増した。


旧スマホ版では他の特殊攻撃同様、耐性で防いだ場合でもエフェクトは発動するようになった。

FF6

単体または全体対象の即死効果を与える敵専用魔法。ブラスターの進化は誰にも止められない。ヒット値は70とデスの95やデジョンの85より低い。
結構な数の敵が使用してくる上に全体化までしてくることがあるので、理不尽な死に方をする事も多い。
こちらもリカオンクアールキャットスケッチや「あばれる」で使用できる。


アンデッドであるダイダロス操るとこれが出るが、
ダイダロスが透明状態の時にこれをあてると即死するため、属性のない即死の効果と言える。


全体も対象となり効果も即死と強烈なため、体感的な命中率が高く思えるが、内部データ的には決して高くはない。
魔法回避率が50程度だと3/4ぐらい当たるという感想があったので魔法回避率50で検証したところ、20回中9回ヒットと45%の命中だった。
とはいえ単純計算で全員の魔法回避が50あっても4人中半分が死ぬわけで、即死耐性で防ぐのが良いだろう。


コロシアムムードスードから雷神の盾を盗む場合や、スリースターズを量産する際戦うデスマシーンのカウンターなど、コロシアムで使ってくる敵が要所にいる。
これらと試合する場合は即死耐性アクセサリを装備した方が絶対に安定するので、用意しておこう。


セリスがいれば、魔封剣で吸収するのが一番。


上記にもあるがバニシュデスと同様にバニシュによる即死耐性剥がしが有効(SFC・PS版)。
リカオン(即死耐性持ち)が複数体出た時に一部を透明にして透明でない方をスケッチするとわかりやすい。
逆にこちらもセーフティビットを装備していても透明状態なら即死してしまう(SFC・PS版)。

  • 海外版ではスケッチバグに注意。国内版なら透明な方をスケッチしてもミスになるだけなので大丈夫。

FF6(GBA版以降)

GBA版では追加モンスターのアーモデュラハンも使用する。


追加ボス「カイザードラゴン」も内部的には「弱点属性なし」時3ターン目に1/3の確率で使う設定なのだが、開幕バリアチェンジしていくため未使用となっている。

FF7

誰にも止められない…と思いきや、ここにきてまさかの弱体化。
威力こそ単体に約1500ダメージと高めなものの、追加効果は一切ない。
また、隠し属性攻撃なので、マテリア「ぞくせい」で対策可能。
クアールがカウンターで使用するほか、正体不明も使用してくる。

FF8

クアールの特殊攻撃で、即死石化の効果がある。
地味に面目躍如だが、ST防御Jをちゃんとしていれば防げるのが何とも。


即死効果の方は物理攻撃扱いで、石化効果の方は魔法攻撃扱いという違いがある。
よって前者は即死防御率がゼロであってもぼうぎょ状態で無効化できる。
また必中ではないので回避率で回避できたり、睡眠状態が解除されたりする。

FF9

クアールが帯電時に使用する特殊攻撃で、単体をストップ状態にする。
弱体化したように感じられるが、FF9では全員がストップでも全滅扱い。
止まらずの術は必須。
もし覚えてないなら、使われる前にレベル5デスで瞬殺しよう。

FF10

クァールが使用する単体石化攻撃で、成功率が非常に高く、普通の石化防御では全然防げない。
更に、マスタークァールの使うものは耐性無視の即死という怖ろしい効果。
ここで再びの面目躍如を果たす。


このクァールたちのブラスターは、虎が威嚇しているような雄たけびを上げて発動する。
ちょっとカッコイイ。

  • ガオーッ!

クァールレギナ更に強いブラスターを使う。

FF10-2

クァールが使ってくる固定値攻撃。必ずヒットする上に、HPが1になる。
使われる前にチェインを使って速攻で倒したほうが良い。

FF11

クアール族の特殊技。
単体対象に麻痺の効果。今回は効果が麻痺固定で即死になることはない。
しかし、この技による麻痺は効果深度が深く、早急に治さないと行動がほとんどできなくなる。


詳細はこちら→ブラスター

FF12

単体に最大HPの1/4ダメージ。
睡眠+スロウ+沈黙+くらやみの追加効果。


ブラスターの上位版として「デビルブラスター」がある。
単体に最大HPの3/5ダメージ。
石化中+睡眠+スロウ+ドンアク+ドンムブ+沈黙+くらやみ+猛毒+スリップの追加効果。


臭い息の効果にダメージが追加され、更にスロウの状態にもなるのでエスナだけでは治らない。

FF14

クアール系などの技。
対象に向けて扇状の範囲に麻痺の効果。たまにダメージを与えてくる奴もいる。


オメガが使用するものはプレイヤーにランダムで線を付け、一定時間後に特大の円形範囲攻撃を発動し麻痺を付与するものとなっている。
受け渡しが可能なため、STが線を取って離れることで安全に対処が可能。
零式ではHPが100%でない状態で受けると死の宣告が発動するため慎重に受けなければならず
100%の場合も最大HPが大幅に低下するデバフがかかるため次の全体攻撃に備える必要がある。

FF15

プロンプトコマンド。ゲージ消費2。
マシンナリィの最大出力で攻撃し、大きなダメージを与える攻撃コマンド。


FF15にもクァールは登場するが、ブラスターは使用しない。

  • ブラスターは使用しないが、即死技が無い訳じゃない。

FFT

レッドパンサー系のモンスターであるクアールバンパイアが使用可能。
ただしクアールは「まじゅう使い」が必要。
石化ストップの効果がある。


石化は解除方法が豊富で立て直しがしやすいが、ストップは解除方法がチョコエスナとデスペナしかない。
逆に、ストップは自然治癒するが、石化は自然治癒しないので、どちらが危険かは状況による。
ヒスイの腕輪で完全防御できる。

FFTA

クアールが使う技。単体を石化させる。射程3で、MPは消費しない。
要はノーコストのブレイク


クアールは比較的よく見かけるモンスターなので、この技の危険に晒される機会も多くなる。
当たってしまえばレベル差があろうと問答無用で無力化される上、石化耐性を持つ装備品も少なめ。
使われる前に無力化したり、リボン装備のヴィエラに相手をさせたりして対応したい。

FF零式

コルシの洞窟奥にいるクアールのボスが使う。
キャラクターと同じサイズくらいの金色のエネルギー球体を一つ配置する技。
それに触れた者は即死する。


アギトの塔に出現するクァールはこれを複数配置し、また追尾性能がある。

  • さらに言うと加速性能も持っている。頑張って逃げても回り込まれたり電撃に引っ掛けられたりでもうイヤ。

配置型故か、敵モンスターのようにロックオンできる。
一定時間が経つと自然消滅するが、ロックオンしているとキルサイトが表示される。

PFF

単体にダメージ+麻痺の効果。
エフェクトはFF4のもの。
クァール系や一部のボスが使用する。

FFRK

共通必殺技。
必殺技が付いている装備は「ルビーの胸当て【II】」。

ブラスター【XV】

プロンプトのバースト超必殺技。
バーストアビリティは「狙い撃ち」「ジャンプ撃ち」。
必殺技が付いている装備は「バイオブラスト【XV】」。修得ボーナスは攻撃力+10。


また、プロンプトの英雄専用アビリティとしても登場している。
カテゴリは機工士で、敵単体に4回連続の雷属性遠距離物理攻撃+自身の機工士アビリティの待機時間を2ターン短縮する。

究極ブラスター【XV】

プロンプトの究極神技。
英雄アビリティ「トリガーハッピー」「ブラスター【XV】」が極化される。
必殺技が付いている装備は「ハイパーマグナム【XV】」。
2022/12/26、「極フェス(2022~2023)」第1弾で追加された。

その他

アンリミテッド・サガに同名の術が登場。効果はダメージ+気絶(即死と似たようなもの)。
元ネタはやはりFFのそれだろう。
また、同サガスタッフの手がけたゲーム、ラストレムナントにも登場。
効果は防御力無視のランダムダメージor即死or状態異常複数発生。FF外でも荒ぶりすぎである。


LoVのクアールの特殊技でもある。こちらでは範囲雷属性のダメージ技である。コスト不相応の火力だが、肝心のクアールが紙装甲な上に、初期の頃からのカードなので、案外見かけなかったりする。