キャラクター/【ゴルベーザ】/FF4TA

Last-modified: 2023-05-11 (木) 16:28:17

【関連項目】
キャラクター/【ゴルベーザ】/FF4
キャラクター/【ゴルベーザ】/DFF
キャラクター/【セオドール】(本名)
モンスター/【ゴルベーザ】


FF4TA

概要

月の民編にて登場。
リディア編で初登場した黒衣の男→ゴルベーザ。

  • イラストやゲーム画面での姿を見る限り別に黒衣じゃないような気がしなくもない。
  • むしろ薄衣(薄着)の男。あれを鎧の下着・インナーとみるか、寝巻きとみるか…。
  • 黒いのは服というより肌のような…
    • 「裸足の男」とか「半裸の男」にするわけにはいかないからさ…。
      • 英語では「Man in black」となっている。
        ラスボスの素性を考えるとなかなか合ってるネーミングかもしれない。

暗黒騎士と戦うイベントでセシルとゴルベーザがいる場合、死亡してしまう。
彼らとセオドアローザを連れて行くと生き残る。

  • 正確には、セシルとゴルベーザがいて、セオドアとローザがいない場合、死亡する。
    ちなみにセシルやゴルベーザがいない場合、強制ゲームオーバー。

正直、FF6のシドの二の舞になりそうな予感が…

  • の味で生死が決まる彼と一緒にするのはあんまりだ。
    • 生存ルートのパーティがメインキャラで「王道」であること、小説版が生存ルートで書かれていることを考えると、ゴルベーザは死なない方が正史なのだろう。
      一方、FF6ではセリスがバンダナを手に海岸に佇むムービーが存在することから、シドは死ぬことが前提な気も。

エンディング後は、フースーヤの生死を確かめるという用事もかねて、再び月に行く。

  • 『行く』というより『戻る』といったほうが正しいか。
    仮にフースーヤの死亡が確認済みでも戻るんだろうし。
    • 小説版では「月にしか居場所がない」と地の文で書かれているしね。

クルーヤのことは父さん呼び。
てっきり父上みたいな堅い呼び方だと思ったのに。

  • 10才まで普通の少年やってたんだし、ゴル兄さんの真っ当な人間としての時間はその時点で止まってるに等しいんだから、父さん呼びの方が自然かと。
  • 鹿賀丈史氏の声で言ってるのは想像し難い。

各章の主人公が謎の少女にやられまくる中、兄さんだけは返り討ちにしてしまう。
(結局罠にはめられる感じにはなるので、勝負に勝って試合に負けるといったところだが)

ゴルベーザを最終戦メンバーに入れないと、声援を送るシーンで「フースーヤ、父さん力を貸してくれ」みたいなことを言うが…あなた自身は貸してくれないんですか? (^^;

  • ↑「自分が力を貸すのは当たり前」ということだろう。

セシルたちと別れてからずっとコールドスリープしていたのだとしたらTA時点での肉体年齢はセシルより若くなっているかもしれない。

戦闘

黒魔法と、敵の動きを止める「いあつ」、敵からの攻撃を引き受ける「ひきうける」を使う。

  • FF4時代の姿で使えるのは黒魔法のみ。他はたたかう・アイテムしかない。

かつての鎧姿は伊達ではなく、今作ではきちんと重装備が可能。
その一方で魔道士系の装備も可能。まさに魔法戦士といった風格。

  • 聖なる力を持つ武器以外の剣・槍・斧を初めとして、今作最多の装備数を誇る。
    黒魔法は補助系以外を網羅。フレア・メテオも覚える。
    MPも多く、物理攻撃・魔法のいずれをメインとしても運用できる。
  • 他方、バンド技に乏しく、物理攻撃メインの場合、豊富なMPは宝の持ち腐れ。
    • バンド技でもゴルベーザが物理攻撃で参加するバンドはカインとの「スパイラルブロウ」だけであり、他のバンド技は全て黒魔法の威力に拠る。
      基本的には「物理攻撃も出来る黒魔」といったところ。
  • 覚える黒魔法はほぼ全て攻撃系、間接系はドレイン、アスピルだけと、実に男らしいラインナップである。
    • 回避率重視の装備(+リボン)で後列でひきうけると敵の攻撃をほとんどシャットアウトすることが可。
      しかし…後列武器は装備不可…ってわけでリカバリーロッド持たせてました。
      …攻撃は黒魔法使えば良いんだけどね…。
    • 黒魔道士用装備や戦士用装備のみならず、なんと一部の杖まで装備可能である。ゴルベーザはどこを目指しているのか。
  • アルテマウェポン装備で攻撃回数16回とか本職の戦士系も真っ青の性能だったりもする。

前衛キャラにしてはあまり伸びが宜しくないHP(エブラーナ王以下)とは対照的に、異常な程、体力パラメータの基本値・上昇値が高い。
ブリンク等のサポート無しでも物理攻撃・魔法攻撃双方に十分に耐えうる堅さである。


HPは「2971」で固定。
恐らく本編の「にくしみ」に続いて「つぐない」のもじりであろう。

  • TAスレで誰かが言ってた「ふくない」(服無い)を支持したいwいや、「にくない」 (肉無い) だろ。
  • リディア編ラストのタイタン戦で加わる時一瞬だけHPが表示されるのだが、この時は800になっている(アプリ版のみ)。
    この時はまだ2971の語呂は決まっていなかったのだろう。
    Wiiウェア版とPSP版ではちゃんと2971になっている。

HPがレベル55まで一切伸びないため、レベルが上がってくると他のキャラに抜かれてしまい、セシルやカイン辺りには1000くらい差をつけられてしまう。
しかし、レベル70辺りからHPの上昇値が大きくなり、最終的にセシルらを追い抜くことに。
今作はレベル70以降のランダム成長が無くなり、さらにここから能力の上昇値がガクッと落ちるキャラが多い中、彼のHPだけは異様に伸びるのであった。

  • 最終的にはヤン、ゲッコウに次ぐHP(ドーピング無しで)になる。
    (Lv99でゴルベーザは約7600、ヤンは約8300、ゲッコウは約7900)
  • DFFでの異名は魔人。そして魔人といえばFF3。
    特に関係はないだろうけど高い体力の黒魔法使いという点が共通している。

さあ皆さんは改心し、セシルたちと共に戦ってくれる兄さんを育ててくれるかな?

  • いいですとも!!
    • まあ、改心というか「正気に戻った」という言い方のほうが正しい。
      • ゴルビー「私はしょうきにもどった!」

最高レベルが月の民編では45、集結編では55と、他のキャラより5ポイント高く設定されている。
強さ的に他のキャラよりも一つ上を行っているといったところか。


強力な黒魔法を使える上に、装備が整うと前衛キャラとしても使える。
後衛で魔法キャラとして使うもよし、前衛として攻撃で押すのもよしという万能なキャラ。


元の能力値は高いが、初期装備は古代の剣漆黒の衣ルーンの腕輪と結構貧弱。
とくに古代の剣など、攻撃力の低さも相俟って前作と同じく正直役に立てる場面は殆どない。
月の民編は魔法メインの戦いになり易い(というか、魔法での戦いでないと厳しい場面が多い)ため、予めしっこくのつるぎを回収しておいた方がいいだろう。
流星落下跡に行けば新しい剣が取れるものの、所詮ミスリルソード、やはり弱い。
月の地下通路に行けばブラッドソードもあるが、レベルが低いうちはやはり使いづらいだろう。
終盤月の地下渓谷に戻ってくればアイスブランドが手に入るため、漸くゴルベーザの物理攻撃力を生かせるようになる。
どうしても序盤から強力な武器が欲しい場合は、序盤の強制エンカウントで出てくるフレイムナイトから炎のヤリフレイムソードを狙うと良い。


前作での諸々の事情から聖なる力と無縁のイメージがあるためなのか、槍の中でホーリーランスだけは装備出来ないと勘違いされやすい傾向があるが、一応装備可能である。
とはいえホーリーランスはセオドアやカインに回される場合が多いので、気付かれにくいのも無理はないかもしれない。


パーティーの盾。
TAではとりあえずゴルベーザとギルバートをパーティーに入れておけばいい、というくらい便利なキャラ。


PSP版では盾や鎧などの重装備ができなくなるというバグがある。発生原因は不明だがハードのリセットをかけると直る。


ゲームラボという雑誌には、「集結編序盤をゴルベーザに頼りっきりでいくと後半きつくなる。」と書かれていたが、本作の難易度的に序盤だろうが終盤だろうが、ゴルベーザに頼らないと無理じゃね!? (--;
ていうかゴルベーザがいてもめっちゃ難しいし、絶対暗黒騎士のシーンで死なせたらダメだ!

  • 恐らくその記事は、ゴルベーザがイベント次第で死んでしまうことを指しているんじゃないかと。
    彼が死ぬ可能性があることをネタバレするわけにはいかないが、頼りきりだといざ死んだ時にキツいからゴルベーザだけでなく他のキャラも使ってレベルを上げとけ、と言いたかったものと思われる。

容姿

カインと同じく、オリジナル版発売から17年目にしてとうとう素顔が判明。
結構な強面で、コマンド「いあつ」も妙に納得がいく。
 
本編では鎧兜に身を包んでいたが、今回はその反動か、どえらく薄着。
というか露出魔スレスレの風貌である。

  • ていうか、寝起きそのままで着たからパジャマなのでは?
  • 攻略本に載ってたスタッフのインタビューでも、「寝起きの格好で臨戦態勢ではない」みたいなこと言ってました。
  • 服を着る暇も無いほど切迫した状況のなか月を飛び出して来たようなので、ハレンチなのは許してあげよう。
    • こっちに降りてきた時に服を買えというツッコミは野暮でしょうか?
      • 青き星の通貨持ってなかったんじゃない?とゆーか、本人はあのカッコでも全く気にしていないのだろね。
      • 通貨は宇宙共通なのでは?

前作でも魔道士とは思えぬ物々しい甲冑姿で大きなインパクトを残したが、今作で明らかになった甲冑の中の姿も、やはり筋骨隆々とした逞しい体格であった。
しかし線が細く端正な顔立ちをしている弟のセシルとはあまりにかけ離れた容姿の違いに、戸惑いを覚える人も少なくないはず。

  • セシルは父母の両方に似ているのに(バロン王、フースーヤの証言)、ゴル兄はどっちにも似なかったらしい。
  • 最新の攻略本その他の絵ではマッチョぶりがやや抑えられ、セシルの兄と言っても(そこそこ)違和感が無いようになってきた。
  • オルトロスの評価では兄弟揃って筋肉モリモリらしい。顔立ちが繊細そうか威圧的かだけで体付きは似ているようだ。

今更だけど、バロン城にて初見で自分の兄貴だと見破れたセシルは凄いかもしんない。

  • セシルの当時の状況とその後の発言から考えるに、ゴルベーザを「見て」分かったわけではなく、朦朧とする中で兄の存在を感じ取ったっぽい。
    • じゃあ「貴様は…!」とか言ってたエッジってセシルよりすごいんじゃね…?
      前作で会った時間も他の皆さんより少ないんだし。
      • 意識がはっきりしてなかったセシルと違って、エッジの前に現れたときはシチュエーションがいかにもだったし。
        けどエッジも正体が完全に発覚する以前は確信には至ってなかったんじゃ?

携帯版、Wii版の顏グラだときりっとした顔立ちの二枚目として表示されているが、PSP版の顏グラはオグロアキラによる設定イラスト(黒衣の男)をそのまま利用しているため、かなり厳つい人相をしている。
また、台詞ごとに顏グラフィックを表示する設定にしておくと、リディア編の時点で既にネタバレとなってしまうので注意。


攻略本のスタッフインタビューによると、携帯・Wii版のドット絵は、担当者の渋谷氏が自重して上半身の露出度を減らしたらしいのだが、PSP版では全く自重せずにその肉体美を披露している。
特にWメテオ時にガッツポーズを決めながら「いいですとも!」を言う様は必見。

余談

フースーヤとのバンド技W黒魔法の中でWメテオが発動すると例の台詞をしっかりと言ってくれる。


「ひきうける」の時にいいですとも!っていってくれているんだな。
「いあつ」の時は、なんていってるんだろうな。

  • だめですとも
  • ま"っっっっ!!!!

公式HPの右上にある月にはFF4TAの登場キャラクターが投影されているが、そこに黒衣の男(天野絵版)が写った時のみBGMが「ゴルベーザ四天王とのバトル」に変化する。
公式からの小粋なネタばらしである。

  • そういや、あのBGMは原曲?それとも4TA版アレンジ?
  • 4TA版アレンジな気がする。
    • TAアレンジっていうかDSの使い回しなので…

小説版

ゲーム本編同様、リディアとルカがアガルトでタイタンと戦っているときに黒衣の男として登場。
因みにこの小説では月の民編がばっさりカットされているため、彼の月での出来事やフースーヤに関しては彼の言葉から、ちょっと説明されるのみとなっている。
終盤では先発隊として抜け殻になったセシルを背負い、カイン、ローザ、ヤンと共に出発する。
道中は自分からはあえてあまり目立った行動はしない様子だったが、再生されたスカルミリョーネとの対決の時などは、自ら引導を渡していた。
ラストではゲーム本編同様、魔導船に乗って故郷の月の様子を確かめるため、帰って行った。


多くのプレイヤーを驚愕させたあの服装は「申し訳程度の布」と表記されている。
三十路過ぎの男に使われても全く嬉しくない表現である。

  • 黒衣の男を見て真っ先にゴルベーザと気付くのはゲームではセシルだが、小説ではカインになっている。
    おそらくカインはFF4本編時代に兜の下の顔を見たことがあったのだろうと思われる。
    ゲームと変わったのはセシルの精神世界の描写が小説ではしにくかったのだろうか。
    • 本編(前作)の小説版でのカインとゴルベーザの関係を思えば、納得できる展開ではある。

終盤でのセシルが光を取り戻すイベントがセオドア主体に変わっているためあまり目立った所はないのが残念。