FFT 
言語別 | ||
日本語 | ヴォルマルフ・ティンジェル | |
英語 | PS | Vormav Tingel |
PSP | Folmarv Tengille![]() | |
韓国語 | 볼마르프 틴젤![]() | |
ロシア語 | Фольмарв Тенгил |
FFTにおける暗黒司祭的ポジションにいる神殿騎士であり、神殿騎士団の団長。46歳。
グレバドス教会の復権を狙って教皇フューネラルが人心を掴むために再現しようとした
「新生ゾディアックブレイブ」の筆頭でもあるが、
その正体はルカヴィたちのリーダー・統制者ハシュマリムであり、
教皇の思惑さえも利用する物語の黒幕である。
だが、2章序盤から登場し、その時点で既にそれらしく振舞っていたり、
進んで方々へ足を運んで人と会ったり、リオファネス城では部下に任せず
自ら城兵を皆殺しにしたり…と、行動派で画面への露出も多めだったので、
そんなに黒幕らしい印象を与えない。
『“究極の力”を持つ“血塗られた聖天使”を復活させ、ルカヴィが彼らの世界と人間の地上世界とを
聖石による適合者への転生なしで自由に行き来できるようにする』というのが彼らの当面の目的。
これをクリアすれば、ルカヴィは伝承通りの人智を超越した魔神の力を発揮できるようになるため、
将来的に人間界をも支配するつもりだったのだろう。
既に転生しておりヴォルマルフ本人ではないとはいえ、実の息子を血祭りにあげるなど冷酷非情な性格だが、
ルカヴィとしての強大な力とカリスマ性ゆえか団員からの信頼は厚いようだ。
また、自分の正体を知らないオヴェリア王女を「哀れな娘よ」と評し、
真実を平易に説明してやるなど、人間的な感覚もそれなりに持ち合わせている。
ハシュマリムへの転生を果たしてからかなりの時間が経っているようだが、
娘のメリアドールや息子のイズルードが気付いたのは大分後のこと。
元からこんな感じの人物だったのかもしれない。
- ウィーグラフがベリアスと融合し、ルカヴィの肉体を得た際に「素晴らしい」「幾百年分の知識が頭に刻み込まれていく」などの発言をしている。
- このことから、ルカヴィに転生したからといって、精神までルカヴィのものになるわけではないことがわかる。
ヴォルマルフのときも同様だったと思われるため、イズルードやメリアドールが気づかなくても無理はない。
- このことから、ルカヴィに転生したからといって、精神までルカヴィのものになるわけではないことがわかる。
上記のように、初登場時から「こいつは不倶戴天の敵となる」という匂いをプンプンに発しながら
いざラスボスの前座に登場すると、だいぶ前に登場するウィーグラフ(ベリアス)や
エルムドア&セリア&レディに比べて、力不足が否めない情けないルカヴィである。
トルネドやメテオ、呪縛など強力な魔法を使いこなすが、
エクスカリバー装備でヘイスト状態のオルランドゥに先制攻撃を食らわされてしまうため、
せいぜい2回行動できたら良い方である。報われない。
また、PSP版FFTでは第三のバランスブレイカー・バルフレアが登場するため、
ラスボスの前座としては余りにも物足りない。
彼との戦いではアルテマデーモンなどのお供がいない。やはり報われていない。
これもその冷酷すぎた行動ゆえか。
- FFTは、後半の敵はみんなそんなもんだから仕方ない。
- ルカヴィになるにはウィーグラフの転生シーンから強烈な負の感情が必要なのが窺えるが、ヴォルマルフは何によって負の感情を抱いたのか一切が不明。
- やはりFFTにおいて(質・量ともに)最大の謎を抱えるのは彼のようだ。
- イズルード「父上みたく、対処法一つで弱くなる無能にはなりたくない」
- ↑×5 ただ単にメテオ用のMPを確保するためにお供召喚のMPをケチっただけじゃないの。
また、何気に人間状態の彼とは一度しか戦わない。彼の息子と娘も一度しか戦わない。
彼らの家族は戦いが嫌いらしい。
某黒本で「さあ、来るだ!!」とあんまりな誤植がされている…。
- 農民上がりだったのかもしれない。
奥さんがどんな人だったのか気になるところである。
結局獅子戦争でもティンジェル家勢揃いとはならなかった。
まあ、もとよりFFTは「母」の影が薄い作品であるが。
- そう言えばラムザ(とアルマ?)の母親(名前は〇〇・ルグリアだと思われる)も出てこない。
- このゲームに出てくる「母親」ってひょっとしたらルーヴェリア王妃だけなんじゃないだろか。
- 王妃にしたってものすごく母親をしていたイメージもなければ、それほどストーリーに絡んでくるわけでもないんだが。
- オーランの義父もシドだが、シドに奥さんがいるかどうかも不明。
初登場時に賞金をチマチマと値切っている。ケチらしい。
結果的にラムザ一行一人殺すごとに700ギルという値段まで値切った。
ラムザの命の値段はバックラーひとつ分らしい。
- しかも「お前ら全員異端者にするぞ。」と恐喝してる。
どこのヤ○ザだ。 - 本気で殺りたいならこの時点で自分が手を下せばよかったんじゃ…と思わないでもないが、
まぁ、なんか計画があったんだろう。多分。- レベル1の頃に殺っておけば良いのに殺さずそのまま勇者を泳がせておく魔王みたいなもんだろうか。
- 自分の計画に利用していた、と言うオチもたまにあるがこの場合は邪魔しかされてない気がするし…。
- レベル1の頃に殺っておけば良いのに殺さずそのまま勇者を泳がせておく魔王みたいなもんだろうか。
この時点でラムザ様ご一行は聖石の事実や教会の陰謀などを全く知らない状態なので、
神殿騎士団が出向いてまで始末するほど重要な相手ではなかった。
それに下にあるように暗躍している身分であり目立つ行動は控えたい。
配下のディリータが逃げ切れるまでの時間稼ぎができれば十分で、運よく始末できればなお良しといった感じ。
状況的には黒幕として正しい振る舞いをしている。
あまり神殿騎士団が表に出過ぎると、それだけ目撃者も増えてしまう。
下手をすると、戦乱を裏で操っていたのは教会だと気付くものまで出てくるかもしれないし、
そこまでいかずとも暗躍を疑われただけで清廉潔白なイメージに傷が付いてしまう。
そうなると教会の「獅子戦争を調停し、威信を取り戻す」という目的にも支障が出る。
よって、外部との接触は最低限にして、こういう間接的な干渉に止まらざるをえないのだろう。
…上記を前提とすると、ヴォルマルフは最初から傭兵に報酬を払わず消すつもりだったのでは、と思えてくる。
なら値切り交渉とか必要ないんじゃ?と思われるかもしれないが、
あまり気前よく報酬を約束すると、それはそれで用心深い相手には疑われる元になる。
あえてケチに振舞うことで、話に信憑性を持たせたのではないだろうか。
あの傭兵たちは所詮捨て駒である。でも口約束で消すつもりならもう少し多めに資金を出しても惜しくないだろう。
モンスター狩った方が金になる仕事を受ける方も受ける方だしシステム上逃げられないとはいえ、
あんなに値切ったら、ゲーム次第ではガフガリオンの姿を見ただけで逃げ出すのでは?
- 宗教は実際にお金がかかる。有名なのとカトリックの教会が発行した免罪符あたりだろうか。
- 他には帝釈天が行き倒れ寸前の旅人に変装し、森の動物たちが色々な食物を取ってくるものの兎だけは何も取れなかったので
自ら火に飛び込み食べてもらおうとしたという説話もお布施をするべきという意味だったらしい。 - 神殿騎士団に入っていなかったらほんとにヤ○ザになっていたかもしれない。
- その場合は組長か若頭、メリアドールは姐さんがお嬢、イズルードは坊ちゃんと呼ばれていたことだろう。
ジョブはディバインナイト。
敵として戦うのは聖ミュロンド寺院広間での一回のみで、腹心のローファルとクレティアンを引き連れて登場する。
ローファル同様、アクションコマンドは剛剣のみなので、メンテナンスがあればほぼ無害。
娘メリアドールに「化け物」と呼ばれて激昂する様には人間的なものの残存を感じさせるが、
下に見ている人間風情に逆に見下されて激怒しただけなのだろう。
- リオファネス城でのキレ方もマジギレっぽい感じがする。
ヴォルマルフとハシュマリム、どちらの性格かは分からないが、あまり気が長い方ではなさそうだ。 - FF12で判明した真実からするとルカヴィは元々は神々が天地を統べる為に創造した天使的存在である。
そんな彼らにとって「化け物」と呼ばれることはかなりの屈辱なのかもしれない。
アルマを拉致った時に(アルマが持っていた)聖石パイシーズを落っことす。その後ラムザの手に渡ってしまう。
中々おっちょこちょいなオヤジ。
その癖「オドレと手ェ組んでやったのに聖石の殆どがあのクソガキの手に渡ってもうたやないけェッ!!!」と、
半ば八つ当たり気味に教皇フューネラルとその側近達をSATUGAIするところが、とってもラヴリー。