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FF14 用語辞典 - FF14 Online Wiki(作品解説)
FF14用語辞典 ~ ウィンダスの仲間たち版(作品解説)
概要
FFシリーズでは2作目となるMMORPG。
FF11とは別物としつつ、登場する種族などに同作を意識した製作がされており似た要素も多い。
2010年にリリースされたものの、それ以前のテスト期間から多くの問題点が指摘されており、2012年を以て一度サービスが終了。
設定のみ引き継いだ完全新作が改めてFF14としてリリースされ、10年以上続く人気作品にまでなった。
- これらの経緯についてはテレビ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!」でも取り上げられた。
以降は2012年に終了したものを旧FF14とし、特記がないかぎりは2013年にリリースされたものをFF14と称する。
旧FF14
2010年9月30日より、Windows通常版発売と共に正式サービスが開始。
本来はPS3版も存在したが延期ののち開発中止となっている。(FF13にβ版参加券が付与されていた)
プロデューサーは田中弘道氏と河本信昭氏。作曲の植松伸夫氏やアートディレクターに吉田明彦氏など豪華な顔揃い。
美麗なグラフィックで期待されていたものの、処理の重たさと扱いづらいUIにより不評が続出。誤植やグッズの不備もこれに拍車をかけた。
事態を重く見たスクエニは開発チームを刷新、吉田直樹氏が新プロデューサーとなる。
彼の発案でFF定番のジョブや新規ストーリー追加を実施しつつ、1から新たに作り直しを行うため、早期終了が決定。
ゲーム内においても、最期のイベントとして「第七霊災」という大規模破壊現象が起こったという扱いで、2012年11月11日にサービスを終了した。
舞台は神々に愛されし地エオルゼア。東にあるガレマール帝国からの侵略に晒されるこの地に一人の冒険者が現れる。
彼(彼女)は超える力と共に人々を助けていく中で、帝国による古代アラグ帝国の遺物である月の衛星「ダラガブ」をエオルゼアに落下させ破壊する『メテオ計劃』の作戦を知り、賢人達と共にそれを阻止すべく戦う。
しかし衛星の中から現れたバハムートによりエオルゼアは薙ぎ払われ、冒険者は光の中へ消え去ってしまった。
新生FF14
後述する新生エオルゼアから始まる一連の作品を指す。
旧FF14を1.0としてパッチ2.0からリリースがスタートしているが、設定以外はほぼ新規の作品。
- ただし前述の旧FF14のプレイヤーはキャラクターデータの引き継ぎが可能。
専用アイテムが貰えるなどのゲーム内特典に加え、永続的に月額料金が割安になっている。
特に戦闘関係は自動マッチング機能「コンテンツファインダー」やバトルの迅速化により快適性が向上。
大半の戦闘コンテンツはマッチングかPT結成のうえ、専用エリアに隔離され行うようになった。
以降のFF14は新生エオルゼアをベースに展開されている。
基本的にx.0が大型拡張とされ追加ソフトの購入が必要。大きなパッチ更新はx.5で一区切りとなり、次の大型拡張へ続く形となる。
各パッケージでの主な追加要素については下記の通り。
パッチ | タイトル | レベル上限 | 追加ジョブ | レイド | 追加種族 |
---|---|---|---|---|---|
2.0 | 新生エオルゼア | 50 | 召喚士&学者 (巴術士) 忍者(双剣士) | 大迷宮バハムート クリスタルタワー | ミコッテ男性 ルガディン女性 |
3.0 | 蒼天のイシュガルド | 60 | 暗黒騎士 占星術師 機工士 | 機工城アレキサンダー シャドウ・オブ・マハ(オリジナル) | アウラ |
4.0 | 紅蓮の解放者 | 70 | 侍 赤魔道士 青魔道士 | 次元の狭間 オメガ リターン・トゥ・イヴァリース | ― |
5.0 | 漆黒の反逆者 | 80 | ガンブレイカー 踊り子 | 希望の園エデン ヨルハ・ダークアポカリプス (別IPとのコラボ) | ヴィエラ女性 ロスガル男性 |
6.0 | 暁月の終焉 | 90 | 賢者 リーパー | 万魔殿パンデモニウム(オリジナル) ミソロジー・オブ・エオルゼア (オリジナル) | ヴィエラ男性 |
7.0 | 黄金の遺産 | 100 | ヴァイパー ピクトマンサー | 至天の座アルカディア(オリジナル) エコーズ オブ ヴァナ・ディール | ロスガル女性 |
新生エオルゼア
詳しくはこちら→公式サイト、FF14 Online Wiki
2013年8月27日サービス開始。Windows版とPS3版の同時発売となった。また、2014年4月14日からPS4版も開始。
先述の通り実質的な新作状態でスタートしており、戦闘以外にマウント(騎乗)など快適に冒険できる要素が増えた。
旧FF14と同様にエオルゼア三国が主な舞台。同作と比べ行けなくなった地域もあるが、それでもかなり広い範囲となる。
第七霊災から5年を経たエオルゼアには、未だに各地に大きな変化と混乱が残っている。
そんな中に一人の冒険者が降り立つ。彼(彼女)は依頼をこなすうちに「暁の血盟」に見出され、やがてエオルゼアを守るために蛮神やガレマール帝国、そしてアシエンとの戦いに身を投じていく。
光のお父さん
2017年4月~5月にかけて放送されたテレビドラマ、及び2019年6月21日から上映された映画。(キャストは異なる)
実在するプレイヤーのブログが原作で、FFシリーズ作品としては史上初の実写化作品である。
FF14を始めた父親とゲーム内での正体を隠し共に遊ぶ息子の日常を描きながら、二人が息子の仲間たちと共に様々なコンテンツへ挑んでいく。
作品はブログに倣い、新生エオルゼアまでのコンテンツを扱っている。
蒼天のイシュガルド
詳しくはこちら→公式サイト、FF14 Online Wiki
2015年6月23日にリリース。
新生エオルゼアをベースに、飛行機能「フライングマウント」を初めとした新たな機能が多数追加された。
名の通りイシュガルドを主な舞台とし、新生時点では鎖国を理由に入れなかった同国やその地域を冒険する。
英雄としての名声を政変に利用され三国を追われた冒険者は友の助けによりイシュガルドへ逃れる。
冒険者はそこから暁の血盟の再建を目指すと共に、竜との1000年にも続く戦争を止めるべく戦うこととなる。
紅蓮の解放者
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2017年6月20日にリリース。本作からPS3版への対応は打ち切られた。
アディショナルアクションの廃止など戦闘システムは大きく刷新。
水中へ潜水しての冒険ができるようになるなど、戦闘以外の追加も多数行われた。
舞台は西州エオルゼアの東端であるアラミゴと、はるか東方にある東州オサードとなる。
リセの決意を受けた冒険者と暁の血盟はアラミゴと帝国軍との戦いへ身を投じる。
彼等は同じく帝国の圧政を受けるドマを、そしてアラミゴの解放を目指し各地を旅していく。
漆黒の反逆者
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2019年7月2日にリリース。
紅蓮から更にTPの廃止やヘイト関連の一新で戦闘システムはスリム化。
また、本パッチからフェイスとのダンジョン攻略が可能となった。
冒険は異世界である第一世界で繰り広げられる。
謎の呼び声に導かれ、冒険者と暁の血盟は光の氾濫により滅びの危機に瀕する第一世界へ降り立つ。
夜闇を取り戻す闇の戦士として、世界を救うための戦いが始まる。
暁月の終焉
詳しくはこちら→公式サイト、FF14 Online Wiki
2021年12月7日にリリース。戦闘システムは漆黒を踏襲。
漆黒からの新規プレイヤーの増加を受け過去パッチの改修が大きく行われはじめた。
世界の終焉に立ち向かうということで、世界各地や、のみならず星外へも向かうなどスケールはより壮大となっている。
敵であったアシエンから示された過去の世界の終焉。そしてそれを再現せんとする一派「テロフォロイ」の暗躍。
迫り来る終焉に立ち向かうべく、冒険者と暁の血盟は世界各地を巡っていく。
黄金の遺産
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2024年夏リリース予定。(発売日は更新時点では不明)
当辞典で使われている用語について
ID | 4名1PTでダンジョン踏破を目指すコンテンツ。インスタンスダンジョンの略。 |
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レイド | IDの8名1PT版。1PTで行うノーマルレイドと3PTのアライアンスレイドがある。 ノーマルレイドはボス戦のみの物も多い。 |
討滅戦 | 参加者8名でボス撃破を目指すコンテンツ。討“伐”戦など別名を冠する場合もある。 |
履行技 | 主に蛮神が派手な演出と共に行う全体攻撃。イフリートの地獄の火炎など。 |
DPS | いわゆるアタッカーのこと。 |
マウント | チョコボなどフィールド用の乗り物。徒歩より速く、条件を満たせば飛行も可能。 |
ミニオン | タウンエリアで連れ歩けるデフォルメキャラ。過去作キャラも多い。 |