シパクトリ

複数のメディアで活躍する怪獣俳優にして、異世界エルドラド出身の「転光生」。
かつてその怒りは大地を揺らし、火山を噴火させ、天変地異を引き起こすと人々に信じられた。
そんな彼は、この東京において正体を隠して暮らしている。
その棲み家はエンタティナーズの所有するオペラ座、その地下の更に奥深く。
特撮俳優たる「シパクトリ」は故郷を滅亡寸前まで追い込んだと「信仰」される名そのもの。
ミュージカルスターとしては「イミシュ」という別の名を仮面として被る。
本人は怪獣や怪物役を好まないが、クリスティーヌとシパクトリのコンビは観客からの人気が非常に高い。
代表作としては「オペラ座の怪獣」や「美女と怪獣」などがあるそうだ。
彼は怪獣として人々から恐れられ続けた過去があるため、他者と距離を置きがちである。
だがファンをはじめ、怪獣たる自分に好意を向ける者たちに対しては心を許しているようだ。
別の異世界オールドワンズの「転光生」からは、そんな反応を不可解に思われているらしい。
ひとの想像が及ぶ現実の「外」を舞台とする時、シパクトリは「無限」の資格を得るという。

人知を超える自然災害として、生贄を無限に貪り喰らう「役割」を持つ。それを象徴するかのように、彼の身体の節々には全部で18にも及ぶ口がついている。
その一方で彼が持つ「権能」は、その畏怖を与える容姿とは対極にあるものであった。
それは喰らったエネルギーを循環させ、世界を豊かに廻すためのもの。彼が現在棲んでいる地下空間は、元々は何のために作られたかも不明なただ巨大な地下空間であった。
だが、彼の「権能」故、現在では故郷エルドラドによく似た植物が繁茂する自然豊かな光景が広がっている。
同じギルドの者でも、訪れる者がほとんど居ないため、独りで人目を気にせず思い切り歌うのが日課。
ただ最近は、歌い終わるとよく神出鬼没のクリスティーヌやビッグフットが拍手をくれるそうだ。
今では歌い終わった後に誰も居ないと寂しい気持ちになってしまうらしい。
エルドラドで際限なく捧げられていた生け贄のせいで大きなお腹をしている。東京へ転光してからもピザに出会ってしまったため、一向に痩せる気配がない。
エンタティナーズの役者たちは誰しも素晴らしい実力を持っていると考えている。多くの人生を知り、様々な熱演を見せる新人俳優をひときわ高く評価している。
生まれつき口が悪さをする者から、共感に似た感情を寄せられている。

1ヒットあたりの基本ダメージ(多少の誤差を含む可能性アリ)

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  • オペラ座の怪獣
  • 限り無き大決戦！

　:メインクエスト 　:イベントクエスト 　:キャラクエスト
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(言及、登場情報募集中)