「そうか!君がそんな風にちゃんとしているのはきっと靴紐のお陰なんだろうなぁ?」
日本版タイトル | きたないきかんしゃ | ||
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英語版タイトル | Dirty Objects/James in a Mess | ||
脚本 | ウィルバート・オードリー | ||
放送日 | ・1984年12月25日(英国) ・1987年5月6日(オーストラリア) ・1989年4月23日(リンゴ・スター版米国) ・1990年12月20日(日本) ・1991年11月26日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年3月23日(ドイツ) ・2008年1月12日(ハンガリー) | ||
話数 | 第23話 | ||
この話の主役 | ジェームスとトビー | ||
シーズン | 第1シーズン | ||
機関車紹介 | トビー、パーシー、ジェームス | ||
登場キャラクターA | ジェームス、パーシー、トビー、いたずら貨車・いじわる貨車(石炭の貨車) | ||
登場キャラクターB | ヘンリエッタ | ||
登場キャラクターC | 無し | ||
登場キャラクターD | トーマス、アニーとクララベル(絵本での言及のみ) | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、ジェームスの機関士 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ジェームスの機関助手、トビーの機関士、トビーの機関助手、エルスブリッジ駅の作業員 | ||
登場人物C | マロン駅のポーター、マロン駅の作業員 | ||
登場人物D | ジェレマイア・ジョブリング(言及のみ) | ||
登場スポット | ・エルスブリッジ駅 ・ナップフォード駅 ・牛の野原 ・ゴードンの丘 ・マロン駅 ・マロン信号機の線路 ・ティッドマス貨物駅 ・マロン橋 (未公開シーンのみ) | ||
対応原作 | ・第7巻『機関車トビーのかつやく』 (第3話『トビーとジェームス 』) | ||
あらすじ | ・トビーに出会ったジェームスは彼を汚いと馬鹿にする。しかし、ジェームスは貨車達に押されて、タール運搬車に突っ込んで自慢の赤いボディが汚くなり…。 | ||
メモ | ・『トビーとハットきょう』に続いて、他の機関車がカメオ出演しない話でもある。 ・ジェームスの靴紐事件がトビーに迄伝わった*1。 ・貨車達に突き飛ばされて脱線したジェームスを救助しにクレーン車が来たのは2回目である。 ・クレーン車、脱線事故現場へ3回目の出動。 ・トビー、初めてジェームスやパーシーと会話する。 ・初対面早々トビーに暴言を浴びせるジェームス。 ・初対面のパーシーに醜態を晒すジェームス。 ・遠藤武さんのジェームスの機関士の声はこの話が最後となる。 ・オリジナル版ではあの時に続いてジェームスがタール運搬車に衝突するシーンで、一台目の貨車の後ろにスタッフの指が映り込んでしまっている。 ・マロン駅の線路が直線で登場する最後の話*2。 ・絵本ではトーマスとアニーとクララベルが言及されている。 ・ジェームスがナップフォード駅に客車を留置するシーンで、2両目と3両目の客車が入れ替わっている。 ・トップハム・ハット卿にタメ口を利くトビー。*3 ・この話の出来事は第2シーズン『ふたごのきかんしゃ』で言及され、第23シーズンではこのエピソードの一部シーンがリメイクされた。 | ||
原作との相違点 | ・原作ではトビーはこの回以降、車体がチョコレート色、車輪のカバーが青に塗装される。 ・原作では貨車の編成のうち先頭車両が有蓋車だが、人形劇では全て無蓋車となっている。 ・原作ではジェームスがタールタンク車に衝突した操車場はウェルズワーズ駅近くだが、人形劇ではマロン駅近くである。 ・原作では、トーマスも救助活動に加わっている。 | ||
台詞 | ・ナレーター「トビーとヘンリエッタはソドー島での新しい仕事を楽しんでいた。でも彼等は古びていてペンキを塗り替える必要があった。ジェームスが彼等を見て失礼な事を言う。」 ・ジェームス「うわぁー!汚い奴だー!」 ・ナレーター「トビーは遂に怒った。」 ・トビー「じゃあジェームス、如何して君は赤いのさ!?」 ・ジェームス「そりゃあ素晴らしい機関車だからさ!僕は何だってできるんだ。君は僕のペンキが汚れてるの一度も見た事が無いだろう?」 ・トビー「そうか!君がそんな風にちゃんとしているのはきっと靴紐のお陰なんだろうなぁ?」 ・ジェームス「くうーっ!!なんって失礼な!!」 ・ナレーター「ジェームスは更に赤くなって怒った。以前故障を起こしてお客の靴紐で修理した時の事を言われたからだ。」 ・(BGM) ・「ジェームスは引き込み線に客車を残して次の列車の用意に掛かった。今度は各駅停車の貨物列車だ。駅毎に止まっては荷物を上げ下ろししなきゃいけない。ジェームスは各駅停車の貨物列車を牽くのが嫌いだった。」 ・ジェームス「うわぁー!汚い貨車だー!」 ・(BGM) ・ジェームス「本っとに嫌になっちゃうよ!!あーあ、ついてないや…。」 ・ナレーター「初めの内、貨車は少しだったのに各駅に止まる毎に貨車が増えて、段々長い列車になっていった。」 ・(BGM) ・ナレーター「最初は貨車達も素直について来たがジェームスが意地悪くぶつけるので遂にジェームスに仕返ししようと決めた。やがてゴードンの丘の頂上に近づいた。重い貨車を牽く時は普通ここでブレーキを掛ける為に一度止まらなきゃいけない。なのにジェームスはそれをすっかり忘れた。」 ・ジェームスの機関士「あー!止まれー、ジェームス!」(遠藤武さんのジェームスの機関士の最後の台詞) ・ナレーター「機関士が叫んだが、ジェームスは止まらなかった。今度、トビーに会ったらどうやって言い負かしてやろうかと、考えるのに夢中だったのだ。貨車達の仕返しをするチャンスがやって来た。」 ・貨車1「そーれやれー!」 ・貨車2「やっちまえー!!」 ・ナレーター「貨車達は車体をガンガンぶつけ、ジェームスを下に押して行った。」 ・ジェームス「押すなーっ!止まれっ!止まれ~~!!」 ・(BGM) ・ナレーター「凄まじい勢いで駅を通り過ぎると災難が待ち受けていた!」 ・(BGM) ・ナレーター「ジェームスの体中にベタベタした染みが飛び散った。タール運搬車に突っ込んでしまったのだ。怪我は大した事は無かったが、全身真っ黒けに汚れてしまった。タール運搬車と貨車は滅茶滅茶に壊れてしまった。パーシーとトビーが大急ぎで助けにやってきた。」 ・トビー「見ろよパーシー!この汚いのは何だろう?」 ・ナレーター「トビーが言った。」 ・パーシー「ジェームスだよ!分からない?」 ・トビー「ジェームスに似てはいるけどさぁ。ジェームスは赤くて立派な機関車だろう?こんなに汚くはないんじゃない?」 ・ナレーター「ジェームスは聞こえないふりをした。」 ・(BGM) ・ナレーター「トビーとパーシーは壊れていない貨車を片付け、ジェームスが帰るのを手伝った。駅に戻るとハット卿が待っていた」 ・トップハム・ハット卿「パーシー、トビー、ご苦労だったな。」 ・ナレーター「そしてジェームスに言った。」 ・トップハム・ハット卿「貨車を吹っ飛ばしてしまうとはなぁ…驚いたよ。だが、そんな姿のままじゃはいかん。すぐに綺麗にしよう。トビーはペンキを塗り替えてやろう。」 ・トビー「じゃあ、ヘンリエッタも塗り替えて貰えませんか?」 ・トップハム・ハット卿「勿論だよ。」 ・トビー「有り難う!彼女も喜びますよ!!」 ・ナレーター「ジェームスは、トビーが大喜びで走り去って行くのをただ眺めているより他は無かった。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター | ||
米国版CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン | ||
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・ジェームス:森功至 ・パーシー:中島千里 ・トビー:川津泰彦 ・いたずら貨車・いじわる貨車:里内信夫 ・いたずら貨車・いじわる貨車(石炭の貨車):塩屋浩三 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ジェームスの機関士:遠藤武 | ||
シリーズ前回 | トーマスとけいさつかん | ||
シリーズ次回 (英語) | ゴードンみぞにはまる | シリーズ次回 (日本) | トーマスのクリスマス・パーティー |
原作前回 | トーマスとおまわりさん | ||
原作次回 | キンドリー夫人のクリスマス | ||
参照画像 | きたないきかんしゃ/画像 きたないきかんしゃ/リメイク画像 |