モンスター/ラフィノス
Last-modified: 2024-10-17 (木) 19:37:41
- 種族
- 翼竜種 (翼竜目 翼竜科 ラフィノス属)
- 別名
- なし*1
- 英語表記
- Raphinos
- 登場作品
- MHWorld, MHW:I, MHNow
- 狩猟地
- 陸珊瑚の台地, 瘴気の谷, 導きの地, 沼地(Now)
目次
生態・特徴
- 新大陸にて確認された翼竜種の小型モンスター。
体色は白を基調とし、背部を中心に淡い杏子色が掛かったような色合いになっている。
鼻先はやや膨らんでおり、クチバシは小振りであるため顔全体が丸みを帯びているように見える。
頭頂部には冠羽のようなものが生え、瞳は円らで小さくさほど脅威は感じない。
尻尾は途中で二股に分かれ、そこからさらに細長く伸びる構造になっている。
翼の構造はやや特徴的であり、翼膜の張った骨格からさらに先へと帯状に伸びている。
性格は温厚かつ非好戦的であり、他者から攻撃を受けると周囲の個体と一緒に逃げ出す傾向がある。
- ラフィノスは「陸珊瑚の台地」付近で群れを成していることが多い。
陸珊瑚は台地に吹く風を利用して産卵を行い、その卵は「陸珊瑚の台地」の広域に降り注ぐ。
ラフィノスはこの卵を好物としており、普段から陸珊瑚の近くで姿を見掛ける。
一方でラフィノスは「陸珊瑚の台地」において被食者であり、様々な大型モンスターから狙われている。
台地の主であるレイギエナは巧みな空中機動で難なくラフィノスを捕らえるほか、
飛行できないツィツィヤックは発光器官からの閃光でラフィノスの目を眩ませ、
バランスを崩して墜落したラフィノスの隙を突いて捕食を行う天敵となる。
ちなみにその肉は人間にとっても食用となり、アプトノスやメルノスなどと同じように調理すれば美味しく食べられる。
- 基本的には温厚でハンターを見付けても平然としていることが多いが、
何らかの事情で台地の下に広がる「瘴気の谷」へと落ちた場合、その様子は大きく変わる。
谷特有のバクテリア"瘴気"に侵されたラフィノスは身体が一部黒く変色してしまい、
その苦しみのためか性格も狂暴化、ハンターに襲い掛かるようになる。
概要
- 先に公開されたメルノス・ノイオスは恐竜図鑑などに載っていそうな厳つい顔をしていたが、
ラフィノスには長い嘴がなく、どことなくハトやオウムを連想させる鳥のような顔をしている。
鳴き声も公園などで見掛けるドバトを連想させるようなグルグル鳴くものであり、
淡い色合いも合わせて比較的癒し系の翼竜種である。
MHW(:I)
- 性格は温厚であり、ハンターに対して自発的に攻撃してくることは基本的にはない。
スリンガーなどで刺激するとその場から逃走を図り、ロープを引っ掛けると一緒に飛べる。
ラフィノスは群れで行動する傾向が強く、逃げる時は付近の個体も一緒に行動する。
この性質を利用すると複数のラフィノスを同一エリア内に集合させることができ、
ラフィノスを求めて現れる大型モンスターを該当エリアへと誘導できる。
- 陸珊瑚の卵を好んで捕食するため、「陸珊瑚の台地」周辺でよく確認される。
"卵"からも判る通り珊瑚は動物であり、開発陣もそのことを承知しているような発言が見られるものの、
ラフィノスは便宜上「草食モンスター」として呼称されている。
このことから、卵以外では動物などを襲うことはしないようである。
瘴気の谷の個体
- 通常は穏やかなラフィノスだが、何かしらの事情で台地から谷底へと移動してしまうことがある。
「陸珊瑚の台地」の下に広がる「瘴気の谷」はその名通り有害な瘴気が充満しており、
影響下にあるモンスターは狂暴化する傾向が見られるという。
不幸にも落ちてきてしまったラフィノスは瘴気の影響を受けることで豹変し、
ハンターなどに積極的に攻撃を仕掛ける性格へと転じてしまっている。
- 瘴気による侵蝕を受けて体の一部が変色し、身体からは少し煙が発生している。
その様子は台地に現れる個体とはまるで異なり、別のモンスターであるようにも感じられる。
- この個体から攻撃を受けた際、「瘴気侵蝕状態」という状態異常に陥る場合がある。
なんと一定時間体力の最大値が半分で固定されてしまうという代物であり、大変危険。
極力攻撃を受けないようにし、受けた場合はその場から逃れるかウチケシの実を用いたい。
- MHW:Iでは導きの地の瘴気地帯にも出現する。
- この瘴気に侵されたラフィノス、出会う場所こそ限られているが
他のモンスターには無関心なのにハンターを見つけたとたん好戦的になる、
やたら広い視覚を持ちどこまでも追ってくる、無視しても画面外からふいに突進してくる、
近くでモンスターが寝ていても空気を読まず体当たりをかまし叩き起こす、
いざ駆除しようとした途端に上空へ逃げる、倒してもすぐに次が湧いてくる、
使用する状態異常が致命的など厄介な要素てんこ盛りの大変困ったさんとなっている。
- 特に導きの地瘴気地帯ではモンスターが休眠する高台付近を飛んでおり、大型モンスターが寝ている隙に
捕獲や睡眠ぶっ飛ばしを決めようとしても構わず突っ込んできて妨害されることが多い。
また導き固有の採取採掘素材を集めているときにも邪魔されやすく、大変嫌われている。
- 同じく瘴気に侵されて狂暴化するモンスターにギルオスがいるが、あちらは
大型モンスターのダウン時に追撃して麻痺させたり、オトモダチにできたりと有益な面もあるのに対し
こちらはプレイヤーに実害しかもたらさないのでタチが悪い。
- こういった時のための対策スキルが威嚇…と思いきや、威嚇の正確な効果は
「小型モンスターが戦闘状態にならない(ミニマップが赤くならない)」であり
瘴気に侵されたラフィノスは戦闘状態でなくとも攻撃してくるため意味が無いのである。
またランゴスタのようにスリンガー松明弾やヒカリゴケに寄ってくるというような性質も無いため対策は取りづらい。
「閃光弾や閃光羽虫を利用する」「ひるみ軽減をLv3まで積む」といった方法もあるが、
前者は近くに大型モンスターがいたら反応されるリスクがあり、後者はスキル面で負担が大きい。
- 屍套龍ヴァルハザク戦ではかなり深い階層にまでその姿を見せる。
こちらは状態異常をばらまくだけでなく、ヴァルハザクに瘴気を吸われることで彼を強化してしまう。
空を3匹程度で旋回していることが多く手出しし辛いが、気になるならば排除しても良いだろう。
- なお、ヴァルハザクが瘴気を吸う仕草を見せると墜落して苦しみ始める仕草を見せる。
特に立ち上がりながら吸った場合はそのまま無残な死骸と化してしまうことも。
- たまにどういうわけか瘴気に侵されていない個体が紛れ込む。でも瘴気に侵された個体と変わらず攻撃的。
外皮で確認できないだけで内臓からやられてしまっているのだろうか・・・。
MHNow
- スマホの位置情報ゲームであるMHNowにも登場。
翼竜種仲間であるメルノスやノイオス、陸珊瑚の台地仲間であるシャムオスなどと再び共演している。
- 今作ではなんと沼地フィールド固有の小型モンスターとして登場。
陸珊瑚の卵が飛ぶ幻想的風景から一転、泥臭いエリアに配置される事となってしまった。
なお、同じく陸珊瑚の台地出身のシャムオスやパオウルムー、レイギエナも沼地や砂漠に登場する。
- メルノス共々温厚的な性格故か、ラフィノスの方から攻撃してくる事はない。
少々心苦しいが、モンスターの討伐数を稼ぐためにもささっと討伐してしまおう。
余談
- 陸珊瑚の台地にはパオウルムー・レイギエナと飛行する白い大型モンスターが多く、
同じく白いラフィノスの群れに紛れてしまい場所が判らない……といった事態が起こっていた。
どのモンスターも飛行が得意であり、頭上を飛ばれると見失うのもやむを得ないことである。
- デザイン面においては、「食べられるモンスター」を意識して作られたらしい。
確かに他の翼竜と比べて肉付きがよく美味しそうに見える。
素材
- 「陸珊瑚の台地」「瘴気の谷」それぞれで剥ぎ取り素材に差異はない様子。
ただし詳細については精密な攻略本が出ない限り未解明な部分はある。
- 翼竜の皮
- 翼竜種から共通して剥ぎ取れる素材。上位では「翼竜の上皮」となる。
- 生肉
- ラフィノスの肉。他のモンスターと同様、ハンターの食用肉として扱われる。
陸珊瑚の台地ではレイギエナ・ツィツィヤックといったモンスターに対して被食者となっている。
なお、瘴気の谷の個体についても剥ぎ取りは行える。
かの地における唯一の生肉供給源だが、食べてしまって大丈夫なものだろうか…
関連項目
モンスター/翼竜種