スキル/ひるみ軽減

Last-modified: 2024-02-27 (火) 18:29:22

MHWorldで登場したスキル。

目次

概要

  • モンスターの攻撃味方の攻撃問わず、指定のモーションを無効化出来るスキル。
    Lv1はのけぞり無効、Lv2だと更に尻もちをのけぞりに軽減、Lv3で加えて尻もちも無効化する。
  • 大型モンスターのちょっとした噛みつき攻撃や、足踏みで怯まなくなる便利なスキル。
    英雄の盾のように、小型モンスターのちょっかいも無視できるようになり、
    剥ぎ取り中に攻撃されて中断される心配がなくなる点は大きい。
    • 小型モンスター対策のみで考えると万能ではなく、麻痺効果を持つランゴスタには普通に邪魔される。
      吹っ飛びは無効化も軽減もできないのでケストドン等の突進にはやはり邪魔されてしまう。
      そちらへの対策は威嚇の方が有効だが、両方を付けるとなるとさすがに重い。
      邪魔に思ったらいっそ掃除してしまうといいだろう。
  • 味方の攻撃にも対応している、という点がこのスキルの大きな特徴。
    MHWではハンターの攻撃モーションのほとんどがのけぞりまでに抑えられているため、
    スーパーアーマーが少ない武器種を担いでオンラインに入っても安心して狩れるようになる。
    特にランスやハンマーのように基本コンボではスーパーアーマーがない武器においては画期的なスキルであり、
    マルチプレイでは非常に人気が高い。むしろ必須級のスキルになっている。
    実際SAの付く技が少ない武器の為に、密集時は負荷が少ないLv1で対応可能なアクションで立ち回るという
    ハンターも多く、ランス、太刀、操虫棍が一所に集まって攻撃するという過去になかった光景が見られる。
    所謂吹っ飛ばし・カチ上げは使わないという従来の配慮に少しプラスした、転倒にも気をつけるという文化である。
  • なお、ガンランス竜撃砲による吹っ飛ばし、大剣や斧のかちあげ等は無効化出来ないので注意。
    上でも述べているが、尻もちを付く攻撃はLv3にしなければ無効化できない事にも気を付けよう。
    • いたわりと違い、自分が与えた攻撃によるパーティメンバーのリアクションは
      パーティメンバーもひるみ軽減をつけてない限りは軽減されない。
      あくまで自分を守るためのスキルである。
    • 当然だが咆哮や風圧、震動等は防げない。それらは別スキルでの対策が必要。
      であったのだが……(後述)
  • 欠点として睡眠などの状態異常になったときに小突かれても解除されなくなるという現象があった。
    詳しくは下記Riseの項目を参照のこと。

MHWorld

  • 入手できるのはかなり後半で龍結晶の地に到着してからである。
    ガストドンの防具「ガストホーン」に付与されているのが最初に入手可能な装備である。
    と言ってもそれ以外は本作のラスボスであるゼノ・ジーヴァの防具にしか付与されていない。
    ネタ以外でガストホーンをつける者は皆無に等しいが
    • ゼノ防具の腕部位α版には本スキルに加え、超会心のスキルが複合されているため人気が高い。
    • アステラ祭【煌めきの宴】で追加されたオリオンシリーズの胴部位にスキルLv1が付与。
      入手できれば下位から発動することが可能となった。
  • 護石も存在するが、作成時点でゼノ・ジーヴァの幽玉を要求されるので作りづらい。
    Lvも2止まり。他にも優秀な護石が多いので護石枠を使用してまで発動するのはいささか考えものである。
  • 装飾品も存在し、名前は耐衝珠【3】。
    スロットレベルが3なので付けられる防具は限られてしまうが、
    ガストホーン・ゼノラージシリーズを使用せずにひるみ軽減を付けたいならこの装飾品を使わざるを得ない。
    ちなみにラスボス防具に付いてくるスキルだけあって入手も困難…かというとそうでもなく、
    レア度6なので有り余るほど産出する。

MHW:I

  • MHW:Iのマスターランクでは上位までよりは発動防具が増え、序盤から作れるEXガストホーンに加え、
    マスターランク中盤から作れるようになるアンジャナフ亜種の防具とイヴェルカーナの防具、
    ストーリークリア後に作成できるマスターランクのゾラ・マグダラオスの防具などに付いている。
    • 耐衝の護石もLv3まで強化が出来るようになり、護石のみでLv3まで発動できるようになっている。
    • 装飾品はLv4のものに、耐衝・○○のものが複数種存在している。
      Lv3+Lv1~2の装飾品をLv4スロット1つで発動できるのでお得。
      その割にレア10なのでマスターランクの序盤からも入手しやすく、全ての武器種で気軽につけやすくなった。
  • MHW:Iとの同期を兼ねたVer.10.11以降は、
    追加効果として操虫棍のエキス効果一部効果上昇が付与された。
    橙エキスがある場合に、ふっとび攻撃を受けた際の転倒リアクションを軽減する効果と、
    三色を揃えた際に、耳栓風圧耐震と同等の効果が発動させているひるみ軽減と同じレベル分発動する。
    つまり、ひるみ軽減Lv3であれば三色発動時は咆哮小、風圧小、振動大を無効化出来るようになる。
    しかも、この効果は通常のスキルと合計され
    例えば耳栓Lv2をつけた状態でひるみ軽減Lv3の三色であれば咆哮大をも無効化出来るようになる。
    スキル必須ではあるが、操虫棍に過去シリーズの三色で発動していた金剛体をも凌駕する性能を得られる。
    マルチプレイ向けという認識の強いスキルだが、操虫棍においては一人での狩りにも発動させて損のないスキルになった。
    • エキスの三色アップは仕様上継続してかけ直すことが不可能なので、
      戦闘中効果が発動していないタイミングがどうしても出てしまうのが弱点。
      ちょうどエキスが切れた間隙に振動や風圧で身動きの取れない所に大技を食らうという事故もあり得るので、
      エキスが切れかかっている際のエキス欄の早い点滅を見逃さないようにしよう。
      猟虫強化で2回分のエキスを保持できるようになったのでうまく使えばエキスの無い時間を短縮できる。
    • ひるみ軽減がついている防具は上位までは上述の通り少ないが、
      上位ラスボスから作られるゼノラージシリーズは
      強化持続にシリーズスキルの業物と操虫棍に非常に嬉しいスキルが揃っているので、
      マスターランク序盤の操虫棍にとっては大きな助けになる。
      依存性の高いスキルが三拍子そろった結果呪い装備と化した気がしないでもない。
  • なお、マルチで味方の攻撃による怯みを無効化する効果も変わっていない。
    • マスターランクモンスターの攻撃がより一層激しくなったことで、
      味方の攻撃による一瞬の怯みが乙に繋がることも少なくない。
      また剣士同士の怯ませ合いに加え、弾による怯みを喰らいやすい散弾ヘビィが人気武器ということもあり、
      特に野良においては、ひるみ軽減Lv1が必須スキルという意見も少なくない。

MHRise

  • MHWorldから効果は変わらず続投。Ver.3.9以前は最速でもチェーンSベストと相変わらず上位限定だったが、
    クロオビシリーズの追加でゲーム始めたての時点でも発動できるようになった。
  • 最大の変更点として、装飾品のサイズがLv1になった
    攻撃や見切りなどの火力スキルを筆頭にLv2以上に拡大された装飾品も多い中、大幅なサイズダウンである。
    Lv1スロットが余りがちになる環境も相まって、非常に採用しやすくなった。
    • 装飾品の作成時期はキー素材が上位ジンオウガの素材なのでやや遅めだが、
      上位防具でひるみ軽減がついたものはすぐ調達できる。
      少々素材がもったいないが、マカ錬金の護石でスキルを指定することも出来る。
    • 本作では通常攻撃モーションのスーパーアーマーが大幅に削減されており、
      マルチでは味方に斬られたり背中から撃たれたりして不意に動きが止まってしまいやすい。
      運が悪いとモンスターの大ダウン中に味方の攻撃でのけぞっているだけで一発も殴れずに終わる事も
      少なからずある事から、味方に妨害されやすい一部の武器にとってはマルチ必須スキル扱いされている。
      装飾品サイズがLv1になった事や、火力に直結するスキルは軒並みLv2~になっている事などから、
      余ったスロットに入れやすいのが救い。
    • また、ひるみ軽減の装飾品のサイズダウンも一因となり
      とあるスキルがひるみ軽減の完全下位互換となってしまった。
      詳細はリンク先を参照されたし。
  • MHW:Iでの操虫棍専用効果はオミットされた。
    今回の操虫棍は白橙エキスを取っていれば(強咆哮含む)全ての咆哮を無効化できる為、無くてもあまり不満はないだろう。
    むしろひるみ軽減が必須ではなくなり、サイズダウンも伴ってスキルの幅が増えたともとれる。
  • 相変わらずLv3まで入れても吹き飛ばし(かち上げ)になるものは防ぐ事ができない。
    具体的にはハンマーのアッパー系モーション、ガンランスの竜撃砲、ボウガンの拡散弾など。
    (MHRise Ver3.xまでは大剣の斬り上げ、スラッシュアックスの圧縮解放フィニッシュも対象であった)
  • 今作ではMHWorldと同じく気絶や麻痺などの状態異常やモンスターの風圧・震動によって
    ハンターが行動不能状態に陥った際にオトモがハンターを攻撃して救出してくれることがあるが、
    Lv1以上の本スキルを発動している場合オトモが救出行動を取らないという現象が知られていた。
    これはどうやら不具合であったらしく、Ver3.0にて本スキルの発動の有無に関わらず救出を行うように修正された。
    ただし修正後も咆哮やられはどのような条件下でも解除してくれない。
    • 過去作では咆哮やられが解けた瞬間に殴られ硬直し咆哮後の大技を被弾する事が稀にあったためだろう。
      しかし風圧と震動は救出のタイミングが悪いことが多く、救出からの大技確定コンボをもらう事故が起きてしまう。
    またこの修正が悪さをし、他プレイヤーの救助行動に巻き込まれてひるむ事故が発生するようになった。
    さらに、ガルクの搭乗中の攻撃までもスーパーアーマーを貫通するようになり、
    他者への妨害へ使えるようになってしまっていた。
    • Ver.3.2.0アップデートにて追加の修正が入り、上記の問題のうちガルクのものは解消された。
      また公式サイトで発表された更新内容の表記のせいで、
      オトモの救出行動もひるみ軽減を無視できなくなってしまうのではと危惧されていたが、
      蓋を開けてみればこれまでと同様に救出行動のみひるみ軽減を貫通し、しっかり助けてくれる仕様で落ち着いた。
      ただしその際に雇い主が誰なのかを参照せずに攻撃判定を行っているためか、
      他プレイヤーの救助巻き込まれに関してもそのままとなっている点には注意が必要。

MHR:S

  • MHR:Sでは後述のお団子ふんばり術がテコ入れされ、
    実質的にひるみ軽減Lv1と同等効果を食事で確実に得られるようになった。
    スキル自体は効果位置づけなどは変わらず続投している。
    Lv4スロットが要るが、一発でひるみ軽減Lv3が出る耐衝珠III【4】も登場している。
  • Riseでは付けやすくなったことやクロオビシリーズの存在などから、
    ひるみ軽減に関する論議などはあまり目立たなかったのだが、
    MHR:Sで復活するナルガクルガ希少種の公式プレイアブル動画にて、
    本スキルが無い(と思われる)ハンターが味方の攻撃で怯むシーンがあり、
    Twitterのトレンドに一時「ひるみ軽減」が浮上するほど話題(=発動の要否に関する論議)になった。
  • このスキルをもってしても吹っ飛ばしは防げないため、
    マルチにおける一部の武器種の立ち回りが大きく制限される事態に陥っていたが、
    Ver.15にて同じく上位(水光原珠と上竜骨なので上位に上がった時点ですぐに)から生産可能なLv1装飾品スキル「緩衝」が登場。
    味方への、或いは味方からの攻撃に限り、怯み~吹っ飛ばしを全て無効化するスキルとなっているが、
    こちらと違いモンスターからの攻撃での怯みは抑制できない。
    そのため、モンスターの攻撃で怯まされたくなければこちらのスキルを使う必要がある。

関連スキル

ネコのふんばり術 / ネコの尻もち着かず

  • ひるみ軽減の実装より前のMHP3から存在する食事スキル
    MH3Gまでは「ネコの尻もち着かず」と言う名称だったが、MH4以降は「ネコのふんばり術」に変更されている。
    おだんごスキルとなったMHRiseでは「おだんごふんばり術」と言う名称。
  • ひるみ軽減LV2の「尻もちをつく攻撃をのけぞりに軽減する」効果だけを付ける食事スキルとなる。
    ネコのふんばり術だけではしりもちの軽減はするがのけぞりは何をやっても無効化できない。
    よって、ひるみ軽減Lv1スキルをつけているときに限り、ひるみ軽減Lv2と同じ効果として作用する。
  • MHRise Ver.10.0.2以降ではサンブレイクでのお団子スキルのLv制追加の兼ね合いからか
    遂にのけぞりを無効にする効果を内包するようになった。
    通常のおだんごふんばり術(Lv2)でひるみ軽減Lv2と同等の仰け反り無効と尻もち軽減効果を持つようになり、
    ひるみ軽減がスキルをつけられない下位のハンターでも快適にマルチプレイを行えるようになっている。
    ただし、発動確率は55%のままなので謹製おだんご券込みでも95%と必ず発動するわけでは無いので注意。
    • MHR:Sでは跳び竹串によっておだんごふんばり術Lv4,Lv3,Lv1が発動可能になる。
      ふんばり術Lv1はひるみ軽減Lv1と同等の効果、
      発動確率が65%に上昇するので謹製おだんご券込みで100%発動できるようになり、
      ひるみ軽減に割くLv1スロットすら惜しい場合やソロとマルチで装備を変えるのが手間というときにも、
      快適にマルチプレイを行えるようになっている。
      • ふんばり術Lv3,4は怯み&尻もち攻撃限定でダメージを大きく軽減する効果がついた*1
        主に噛みつきや引っ掻き攻撃や、小型モンスターによる攻撃が対象となる。
        転倒・吹っ飛ばし攻撃には効果が無く、
        これらをハイパーアーマーで耐えた場合も当然通常通りダメージを受ける。
        発動確率もLv2から減少するためひるみ軽減効果を目当てにしている場合には注意。

ネコの○○の鉄人

  • こちらも食事スキルとして初期作品からあるスキル群。
    特定行動中のみ攻撃を受けてものけぞらなくなる。
    種類としては以下のものがある。
ネコの解体の鉄人
剥ぎ取り中。
ネコの運搬の鉄人/超人
運搬中。超人は更にスタミナ消費軽減効果もある。
ネコのはりつき鉄人/超人
壁やツタ・つらら等に掴まり中。超人は更に掴まり中からの回避行動でのスタミナ消費軽減効果もある。

体幹強化

  • MHNowに登場する、ダメージリアクションを軽減するスキル。最大レベルは3。
    ジャグラス装備に搭載されているため、序盤から使っていけるスキル。
    本作はハンターの攻撃が他のハンターに当たらないため、ひるみ軽減ほどの重要度はないが、
    狩猟時間が75秒しかないため、このスキルをつけていると時間切れのリスクをいくらか減らせる。
    ジャスト回避に慣れていない序盤には重宝するかもしれない。

関連項目

アクション/怯み
システム/スーパーアーマー
スキル/いたわり - ひるみ軽減をマルチプレイに特化させたMHFのスキル。
スキル/緩衝 - いたわりを意識した類似スキル。
システム/旋律 - 狩猟笛の旋律「のけぞり無効」でも類似効果が発動
スキル/ジャンプ鉄人 - 空中限定での類似スキル。要するにほぼ下位互換
スキル/剥ぎ取り - 剥ぎ取り中限定での類似スキル「剥ぎ取り鉄人」についても紹介
スキル/不動
モンスター/ガストドン
モンスター/ゼノ・ジーヴァ


*1 ふんばり術Lv3は約20%カット、ふんばり術Lv4は約30%カット