- 種族
- 翼竜種 (翼竜目 翼竜科 ノイオス属)
- 英語表記
- Noios
- 登場作品
- MHWorld, MHW:I, MHNow
目次
生態・特徴 
- 「翼竜種」に分類される小型モンスターの1種。
特徴は赤味がかった褐色の皮膚に、鳥のような嘴、先の少し膨らんだ尻尾、
皮膚と同じ赤味がかった翼竜種らしい大きな翼である。
翼膜には特徴的な模様が認められ、ノイオス種を見分ける際の目印となる。
- 食性はメルノスとは真逆に肉食性が強く、特に死肉を見つけると一目散に集まり、
同じく腐肉食のニクイドリと共に捕食する姿が目撃されている。
又、たとえ同族の死骸であろうと捕食を行う。
性格は基本的には消極的。数体から10数体にもなる群れで行動し、驚くと高周波の爆音を発する。
その行動の理由は、生まれつきの防衛本能による反射行動なのか、外敵への威嚇なのかは判明していない。
- 又、現時点で確認されている翼竜種のモンスターに共通する事柄として、
脚の握力も高く、少なくとも武装したハンター1人を運べる程の力を持つ。
その特性から、一部のハンター達は彼らの脚にスリンガーを括り付け、
滞空して近道代わりに用いられることもある。
しかし、同じ翼竜種のメルノスと比べて確保や性質に難があるのか、飼育はされていない。
概要 
- MHWにて初登場した分類「翼竜種」に属する小型モンスター。
- 初公開はMHWのPV第2弾
。
メルノスに次いで2種類目の翼竜種であったが、当初は名前は不明であった。
PVで中心的に取り上げられた新狩猟地「大蟻塚の荒地」上空を飛ぶ場面が多数登場したが、
その中では地面に足を付いたり、大勢の群れで飛び回る姿が確認されていた。 - 正式名称については、2017年9月16日の公式Twitterのツイートによって判明した。
- 初公開はMHWのPV第2弾
- 体色は全体的に赤褐色であり、乾燥地では保護色のようになる。
頭部はメルノスよりも比較的単純でハゲワシのようなシンプルな嘴を蓄えている。
メルノスよりも肉食性が強いが、性格は消極的であり、進んでハンターを襲うことは無い。
設置した罠肉などには反応を示し、しばらくすると群れで食べに降りてくる。- ゲーム開始直後のイベントで遭遇するバルノスとは暖色系の色味が似ている。
見分ける際の特徴として挙げられるのは翼膜で、ノイオスには暗い色の模様がある。
翼を広げた際には、まるで漫画における音波表現のようにも見えるものとなっている。
また、翼の骨格構造自体もノイオスとバルノスでは全く異なっている。 - MHWのディアブロスと戦う任務クエストではムービーシーンに登場する。
顔がドアップで映る場面もあるが、その姿は正直なところ不細工である。
喉の袋に加えて顔全体もややたわんでおり、皺も多いことからあまり格好良くはない。
ハンターが近付いてもさほど警戒する様子は見せず、ムービー内で攻撃してくることもない。
- ゲーム開始直後のイベントで遭遇するバルノスとは暖色系の色味が似ている。
- 基本的に大蟻塚の荒地では、開けた砂地の上空にて数体で飛び回っていることが多く、
時には十数体もの群れを作ることもある。
彼らに向けてスリンガー等の攻撃を当てると、驚いて高周波の音波を発する。
真下の地面に居るディアブロス等の音に弱い大型モンスターに高周波を浴びせることが可能。- 大蟻塚の荒地エリア8番の大ギミック「流砂の地盤」発動のトリガーになりやすい。
上述のギミックを発生させると、大きな音を嫌ったディアブロスが現れることがある。
このディアブロスは真下のエリア(13)からエリアを跨いだ地面を突き破って現れ、
流砂に巻き込まれた大型モンスターなどは下に落下、大ダメージを受けることとなる。
ディアブロスもそのモンスターを排除しようとするため、追加で大きなダメージが期待できる。
逆に言えば、もし新米のハンターが間違えて大物を呼び寄せた日には最悪の一日が待ち受けているだろう…。 - MHWではかなり有用なテクニックだったものの、MHW:IのMRではやや困る事態も。
以前は出現モンスターの候補が限られ、クエストにディアブロスが滞在することも多かった。
このためディアブロス以外を狩猟対象とするクエストでも利用しやすい状況があった。
一方、MR帯では荒地の出現モンスターが大幅に増えたため、ディアブロスが居ない場面も増えた。
せっかくノイオスを利用しても肝心のディアブロスが居なければこのギミックは利用できないため、
以前にもましてクエストに登場する非ターゲットモンスターを考慮する必要性が出たと言える。 - ただ、マスターランクのディアブロスは怒り状態に、潜行強襲→突進などの行動→再び潜行を
3セット連続で繰り出すことがある。
隙が少なく、一方的に威力の高い攻撃を浴びせる行動だが、
連続で潜行するのが災いし、ノイオスの高周波を当てるチャンスになるので、
ギミックに拘らず、単純に対ディアブロスに使う事も有効である。
特にぶっ飛ばし等でスリンガーの弾を使う時や、
納刀が遅く装填に手間取る武器種を使う時に役立つだろう。それと音爆弾を忘れた時も
- 大蟻塚の荒地エリア8番の大ギミック「流砂の地盤」発動のトリガーになりやすい。
- これは他の翼竜にも言えることではあるが、高空にいる個体は剣士の攻撃では届かない。
スリンガーで状態異常にしたり閃光弾で叩き落すなどの工夫は必要になるだろう。
ガンナーなら普通に弾を当てていれば撃ち落とせる。
また、適当に生肉を置いておくと降下してきて捕食するため、その習性も利用したい。
- 肉質は非常に柔らかく、どの物理属性でも容易くダメージを与えられる。
属性は火・龍属性の通りが多少悪い位であり、水・雷・氷属性はよく通る。
- 既に新大陸古龍調査団で飼われているメルノスと違い、本種は飼育されていない様子。
メルノスの飼育は酒場「星の船」に居る編纂者などが時折餌やりを行っているようだが、
流石に肉食であるノイオスは非戦闘員には少々危険なのかもしれない。
また、古代樹の森近くにあるアステラでは植物は容易に入手可能であるため、
そういった与える餌の観点からも飼育には向かなかったのかもしれない。
- 位置情報ゲームであるMHNowにもメルノス、ラフィノスと共に出演。
砂漠エリアの小型モンスターという立ち位置であり、討伐すると翼竜の皮が手に入る。
小型モンスターは5分毎にリポップする性質を持っているため、討伐数を稼ぐクエストがある場合はお世話になるだろう。- メインシリーズでは音波を出して地下のディアブロスを引き摺り出すなどの要素があったが、
流石に今作ではそうしたシステムは存在しない。
あくまで砂漠のモンスターBポジションなのは少々寂しいところか。
- メインシリーズでは音波を出して地下のディアブロスを引き摺り出すなどの要素があったが、
余談 
- 名前の由来は「雑音、騒音、喧噪」を意味する「ノイズ(Noise)」であろう。
- 大蟻塚の荒地以外では全くと言っていいほど空気に近い存在である。
荒地の中でも基本的には乾燥している砂漠のような場所が移動範囲となっており、
もっぱらディアブロスを音で刺激するという利用法が中心となっている。
- ノイオスのアイコンは「大音量を発する」ことがデザインに取り入れられており、
シンプルな他の翼竜種とは異なり上に向かって絶叫している姿が描かれている。
- MHW:Iではディアブロス種の潜行行動が増加しており、音爆弾の需要も上がっている。
今作ではオトモダチ探検隊でノイオスがいるエリアに派遣すると最大1枠で5つ分鳴き袋を持ち帰る事がある。
他に欲しい素材がないときは検討してもよいだろう。
素材 
メルノス・ラフィノスとは異なり鳴き袋が剥ぎ取れる一方、生肉は剥ぎ取れない。
- 翼竜の皮
- 翼竜種の小型モンスターから共通して剥ぎ取れる汎用的な素材。
色合いは違うが、メルノスの皮と同じ素材として扱える。
上位クエストなどでは「翼竜の上皮」として扱われるが、概ね下位と変わらない。
鳴き袋の剥ぎ取り確率が高いため、必要な場合はメルノスかラフィノスの方が良い。
- 鳴き袋
- ノイオスから剥ぎ取れる素材。本作における主な入手手段となる。
旧作における中型鳥竜種などから得られる物と同じように扱え、
スリンガー用の音爆弾へと調合することが可能である。
関連項目 
モンスター/翼竜種
モンスター/メルノス - 本シリーズの翼竜種で、特に公式の広報においてピックアップされている。
アイテム/音爆弾
アイテム/鳴き袋