モンスターハンター:ワールドにて新たに確立された、モンスターの分類カテゴリ。
目次
概要
- 種別名の通り、現実世界の中生代に生息していた翼竜のような姿をしたモンスター群。
現在ではメルノス、ノイオス、ラフィノス、バルノス、コルトスの5種が確認されている。
また、小型モンスターのみが属しており、大型モンスターは存在していない。 - 骨格や動作はワイバーン型の飛竜種や、有翼の蛇竜種に酷似しているが、
それらと翼竜種を区別する明確な基準は不明。
余談
- 翼竜種の英語名は“Wingdrake”。
ファンタジー作品でもお馴染みの「ドレイク(Drake)」の名を冠する種族はモンハン史上初である。
「ワイバーン」の代表格である飛竜種の“Flying Wyvern”とも対照的であると言える。 - フィールドには以前から陸路や海路、果てには飛行船を用いた空路で移動していたが、
MHWにおいては、移動手段として使われる新たな手段として小型の翼竜が登場しており、ムービー中や
拠点から調査に出発する際は翼竜を指笛で呼び出している。 - 現実世界における翼竜は、中生代に生息していた爬虫類の分類群の1つであり、
初めて空を飛んだ脊椎動物でもある。
翼竜において、大抵の人がピンと来るのはプテラノドンであろう。
彼らは恐竜と共に生活していたが、厳密には恐竜とは別の種類であることが研究により判明している。
翼竜と恐竜は鳥頸類という共通の祖先を持ち、三畳紀辺りで分岐したと考えられている。
尚、モンハンシリーズにおいてこのような分類が存在するどうかは、
現状一番新しい「モンスターハンター超生物学」に掲載されている生物樹形図・改訂版においても
翼竜目翼竜科○○属(○○にはそれぞれの翼竜の名前)としか記載されていないため、不明である。- たまに、翼竜が進化して鳥類になったと思っている人もいるが、
鳥類の直接の祖先は翼竜ではなく恐竜の方であるため、その考えは間違いである。
- たまに、翼竜が進化して鳥類になったと思っている人もいるが、
- 翼竜は時代とともに徐々に巨大化していき、
中には翼開長10mを超え、現実のキリン並みの体高を誇る種もあったという。
中生代においてはまさしく空の生態系の頂点とでも言うべき存在であった。- 現実世界の翼竜は小型種が鳥類(の祖先)が発展してきた為にか衰退し、
結果白亜紀後期には大型種のみが残る事となったが、
モンハン世界の翼竜種は現状全て小型モンスターで構成されている。
モンハン界の空には鳥竜や飛竜といった強力な生物が割拠しているため、彼らとの覇権争いを避けたのだろうか。 - ちなみに、首長竜や恐竜と同様に白亜紀末の大量絶滅で大型の翼竜は滅び、
小型の鳥類に取って代わられたという歴史があるため、
モンハン世界の翼竜種が大型化しないのも間違った進化ではないのかもしれない
(と言ってもMH世界で確認できる鳥類よりは遥かに巨大なのだが)。
- 現実世界の翼竜は小型種が鳥類(の祖先)が発展してきた為にか衰退し、
- なおかつての翼竜は、上述した翼開長10mを超える最大級の種でも体重は100kg弱*1程度であり、
さらにどの種類も翼膜自体が脆く、些細な衝撃で簡単に破けて飛べないことが多かったと推測されており、
人を掴んだり乗せたりして運ぶことはまず不可能であったと思われる。脊椎動物は自分が飛行するだけで精一杯なのだ。
その点、フル装備の上にアイルーを背負ったハンターを運んで飛べる翼竜種の筋力は、流石モンハンの生物と言えよう。
- 翼竜種で現状別名を持つものはいないが、実はそうでもなかったりする。
例えば宝玉、砲術などとチャットで発言しようとすると「ほう」の時点で「芳翼竜」なる予測変換が確認されている。
また、「きょうよ」まで入力すると「響翼竜」という予測変換も確認できる。
ゲーム中にその名前が出ないので詳細は不明だが、既存の4種の内のどれかの別名であると思われる。- アジア版の中国語攻略サイトを見ると各モンスターの漢字表記が確認できるが、
それによると「芳翼竜」はラフィノス、「響翼竜」はノイオスを指す表記であることが分かる。
他にもメルノスは「行翼竜」、バルノスは「酸翼竜」、コルトスは「冬翼竜」という表記がなされている。
予測変換で出てくる別名らしきものは、あくまで設定資料の中のものかもしれない。
- アジア版の中国語攻略サイトを見ると各モンスターの漢字表記が確認できるが、
該当モンスター
- リンク先に一覧表あり。