世界観/群れ

Last-modified: 2024-11-02 (土) 17:41:16

生物が集まっている状態。群生。

目次

概要

  • 動物でも植物でも一ヶ所に密集していれば群れ(群生)だが、
    群れと言えば主に動物の集団を指す場合が多い。
    現実世界では草食でも肉食でも多くの動物が群れを作り、その中で生活している種が多い。
    明確は定義は無いが大体4~5匹が集まると(小規模な)群れと呼ばれるようになる。
    単に「群れ」と言う場合には同一種の生物の集まりを示す事が多い様だ。
    • ほぼ同様の言葉に「群集」がある。
      「生物群集」とも言われ生態学では、
      「動物・植物・菌類・微生物何れも含んだ、一定地域の生態系を構築する生物全般の纏まり」
      の意味で用いる事もある(動物と植物に区別して用いることもある)。
  • シマウマに混じるキリンやハクチョウと一緒に泳ぐカモの様に、
    他の種と群れ(の様な状態にな)る場合は「混群」と言われる。
    これらは共生の概念も関わってくるか。
  • 単に群れといっても群れる理由は様々である。
    真社会生物(蜂、蟻)の様に生涯を群れの一員として過ごす種もいれば、
    普段は群れないが繁殖シーズンになると大集団になったり(蛇、鮭など)、
    乾燥期・寒候期など環境・食料事情から群れる事になったり(テントウムシなど)、
    小動物では障害物で通行が阻まれた末、群れの様になっただけなどという場合もある。
    また群れに混じる事で自分が天敵から狙われる確率を下げる等の目的もある。
    • 他にも幼少期は群れに属すが成長すると単独行動するケースや、
      「若いオスだけ」や「血縁者だけ」で群れを形成したりと、
      一口に群れと言ってもその成り立ちは千差万別なのだ。
    • 究極的なものが「蝗害(ローカスト プレイグ)」であり、本質的にはバッタの群れなのだが、
      その規模・様相・被害から災害として扱われる。
  • 英語は対象によって使い分けがされておりオオカミの群れは「pack」、草食動物の群れは「herd」、
    鳥の群れは「flock」、海生哺乳類の群れは「pod」、魚群は「shoal」などなどかなり細かい。
    外国のウィキペディアにページが存在するほどである。
    • 人の群れに限って言えば「団体」あるいは「集団」という呼び方をする傾向にある。
      こちらの英語には「グループ(Group)」「クラウド(Crowd)」が使われる事が多い。
    • 近年では「無名のNPC」や「脇役」のことをモブと表現するが、
      「モブ(mob)」も「群衆・雑踏」を意味のする言葉で、
      「その他大勢の一人」「主要ではない登場人物」をモブキャラ(クター)と称するのは
      和製英語であり厳密には誤用である*1
      (フラッシュモブというパフォーマンスが「脇役」という意味ではない、いい例であろう)。
      役割ではなく群衆状態になったキャラが「モブキャラクター」である*2
      群衆状態になる以上、どうしても主要キャラよりサブキャラの割合が多くなるため、
      結果として大量にいるサブキャラ・端役・脇役=モブという認識が広まったものと思われる。
      本来的には主役級の重要人物でも集まっていればモブであり、
      脇役キャラでも単独ないし少数であれば非モブである。

モンスター

  • MH世界では小型モンスターが群れを成して生活している描写や光景が多々見られる。
    ゲーム中でも草食種のモンスターが数頭でフィールドを歩いていたり、
    小型の肉食竜がグループで襲ってくる光景が見られる。
    小型の種は単体では強大な大型モンスターに対抗する力が無いので、数によって力の増大を図っている。
    MH3のOPジャギィリオレウスを威嚇しているのも、数さえあればある程度は抵抗できるからである。
  • クエストの受注書の出現モンスター欄に「○○の群れ」と書かれている時は要注意。
    各エリアの至る所に小型モンスターが群れている。
    大型モンスターと同時に相手にするのは危険なので、先ずは小型モンスターに的を絞って殲滅した方が無難。
  • ジンオウガドボルベルクなど、群れで子育てをする大型モンスターも確認されている。
    ただし、あくまで設定上での話であり、ゲーム中でこれらのモンスターの群れと遭遇する機会は今のところない。
    こんなのと遭遇したら最後、間違いなくハメ殺されて終了だろう。
    • ただし、連続狩猟という形で大型モンスターの群れを狩るクエストが提示されることはある。
  • 群れで生活する小型モンスターには群れ全体を指揮するボスがいることが多い。
    これらのモンスターはプレイヤーからは専らドス系モンスターと呼称されている
    (ドドブランゴやキングチャチャブー、ロアルドロスの様に別の呼び名がつく種も少なくないが)。
    一見似たように見えてもその形態は様々で、
    ボスが絶対であり敵にはボスの統率の下連携して対応するジャギィ種やブランゴ種、
    対極的に別段連携などはとらずボスが危険な状態になれば一斉に逃走してしまうマッカォ種。
    ボスが存在する群れでありながらも、特段協調も逃走もする事なく勝手に行動しているコンガ種。
    また、全ての個体にボスになるチャンスがあるジャギィ種に対して、
    最初から選ばれた個体がボスになるガレオス種…
    といった具合にそれぞれの種にそれぞれの形態があるのである。
  • 極小の生物が群体を作ることにより、一個体のモンスターとして数えられるケースも存在する。
    大雷光虫などが代表的。

メインシリーズ

MH~MHP

  • 上記の様にドス個体が率いる群れはハンターにとっても厄介だが、
    群れ同士が出くわすと縄張り争いに発展する事もあるようで、
    複数狩猟クエストのターゲットとして登場することもある。
  • 初代MHのドスランポスのみ、ゲーム内でも実際に部下のランポスを組織的に率いてハンターに襲い掛かってくる。
    MHG以降はMHP2Gに至るまでこの仕様はオミットされてしまっているが、のちにMH4で復活している。

MH2~MHP2G

  • 草食種ではガウシカポポ、甲虫種では大雷光虫ランゴスタ、鳥竜種ではギアノス
    牙獣種ではブルファンゴコンガブランゴ、蛇竜種ではガブラスと、
    多数の種族で群れを作るモンスターが登場している。
    • この内ランゴスタ、ギアノス、牙獣種たちはリーダー個体に率いられることもあり、
      特にブルファンゴは初登場こそMHだが、リーダーと共に群れるようになったのはここからである。
    • ブランゴはリーダーへの適性を常に厳しく見定めており、普段は忠誠心に篤いものの、
      リーダーの証である牙が破壊されると途端に長の資格を失ったと命令に従わなくなる。
    • ドスギアノスはドスランポスに似てはいるもののより社交性が高いようで、
      リーダーが率いる群れ同士が合流するとボスの座はそのままに合体し、
      強いリーダーを二頭揃えた大きな群れにまで発展してしまうという事もあるようだ。
  • ガブラスは「災厄の使者」として忌み嫌われているが、
    これは群れで強力なモンスター、特に古龍について回り、おこぼれを狙う性質に起因したものである。
    このため街などでガブラスの群れを視認した場合、周囲に古龍が接近している可能性が考えられる。

MH3~MH3G

  • 多くのモンスターが総入れ替えとなったため、群れるモンスターも新顔が非常に多い。
    小型モンスターのみで群れるものは、草食種のリノプロスズワロポスエピオス
    甲虫種のブナハブラオルタロス、鳥竜種のガーグァ、魚竜種のデルクス、海竜種のウロコトルがいる。
    • デルクスはガブラスの様に古龍に群れで帯同する性質を持つため、大砂漠などで巨大古龍と共に現れることが多い。
    • ウロコトルは幼体の時は群れで暮らすが、成体のアグナコトルになると群れなくなる。
      ただし成体となっても幼体に交じっていたり、他のアグナが縄張りに入っても追い出さずにいたり、
      同種同士で盛んにコミュニケーションを取ったりと、社交性の高いモンスターであり、
      生息環境の変化などが原因で結果的に複数個体が集まったりもする
  • 大型モンスターに率いられるものは、鳥竜種のジャギィバギィフロギィ、海竜種のルドロスが登場した。
    • ジャギィ種はオス個体であるジャギィ、メス個体であるジャギィノスが区別されており、
      リーダーであるドスジャギィは2種を統率して戦う戦略的な戦い方を見せる。
    • ルドロスはオス個体であるロアルドロスを中心としたハーレムを形成しており、
      水中、陸上の両方で10頭規模の群れを作って暮らしている。
  • 設定上だけではあるが、群れを作る大型モンスターも登場している。
    牙竜種のジンオウガ、獣竜種のドボルベルクウラガンキン亜種が該当する。
    • ジンオウガとドボルベルクに関してはゲーム中で見られるオスの個体とは別に、
      メス個体と幼体を中心とした群れを形成する事が知られている。
      オスのジンオウガは狩った獲物を群れに供給しに戻るなど、今でも群れに属しているようだが、
      ドボルベルクの方はすでに群れを離れて単独で生活しているようだ。
    • ウラガンキン亜種は亜種だけに群れが確認されている極めて珍しいケースである。
      通常種も繁殖期にオスがメスにアピールしたり、オス同士でメスを巡って争ったりなど、
      他の個体との関わりが多いモンスターではあるが、群れというほどの集団は今のところ確認されていない。
      一方、亜種の方は地鳴りの原因を探ったら鋼鎚竜の群れだった、という事態が頻発しているようで、
      群れが存在する事は確かなのだが、なぜ群れるのか、どういう風に生活しているかなど、
      群れの詳しい内情については良く分かっていない。

MH4(G)

  • MH3でリストラされていたモンスターが復活し、群れるモンスターも多く登場したが、
    群れる生態を持つ新顔のモンスターに関しては登場しなかった。
  • MH4Gの看板であるセルレギオスムービーにおいて集団で飛び立つ様子が見られるためか、
    群れる生態を持つ大型モンスターであると勘違いされがちであるが、実のところセルレギオスに群れを作る性質はない
    • セルレギオスは本来未知の樹海という限られた地域にのみ生活していたが、
      それがある事件で住処から逃げ出し、世界中に散らばったというのが《セルレギオス事変》の概要である。
      未知の樹海では群れを作っていたという認識で語られやすいが、
      セルレギオスはそもそも縄張り意識の極めて高いモンスターであり、
      未知の樹海という狭い場所でさえ同種での争いが絶えず
      敗者は樹海から追い出されて死に至るという厳しい生態を持っているため、そもそも群れなど作りようがないのである。
      上述のムービーに関しても狭いところから一斉に飛び立ったせいで群れてるように見えるだけであり、
      飛び立った先の地で群れるようなそぶりは一切見せていないのが実情である。
      よって、セルレギオスは高い縄張り意識で同種にも他種にも挑みかかる孤高の姿こそが本来の姿なのである。

MHX(X)

  • MHXXでは群れる草食種としてムーファリモセトス
    ドス個体をリーダーとしたマッカォの群れが登場している。
    • ドスマッカォは他のドス鳥竜と同じく部下のマッカォを統率しているが、
      他の種と比べるとあまりカリスマがないようで、ピンチになると部下がリーダーを放って逃げ出してしまう事もある。
  • 本作の四天王のうち、ガムートタマミツネは群れに関した生態を持っている。
    反対にライゼクスディノバルドはどちらかと言えば孤高の生き方を好むようだ。
    • ガムートは基本的に群れを作らないが、親子で行動している際は草食種であるポポの群れに合流し、
      子供をポポに紛れさせてもらう代わりに、捕食者から群れを守るという共生関係を築く。
      モンハン世界でも2種以上の生物種が混じった群れはなかなか珍しい。
    • タマミツネは、ハンターが狩猟する単独行動している個体はオスであり、
      メス個体は幼体を子育てしながら人に見つからない奥地で群れを作っているとされている。
      ジンオウガやドボルベルクなどとも共通する生態だが、彼ら全員がユクモ村にほど近い地域に生息していると考えると、
      あの地方の山奥には3種もの大型モンスターの群れが潜んでいるのだろうか…?

MHW(:I)

  • 舞台が新大陸へと移った本作では生態系を構成するモンスターも一新している。
    小型モンスターのみで群れを作るのは草食種のケストドンガストドン
    牙竜種のシャムオスウルグ、そしてすべての翼竜種が該当する。
    • ウルグは群れを統率する中型こそいないものの高い結束力を持っており、
      1匹が獲物を追い回して群れの待つ場所へ誘導して襲い掛かったり、
      大型モンスターが体勢を崩した際にも群れで組み付きに行くなどの生態を持つ。
    • 翼竜種は何かしらの異常を感じると群れでエリアを移動するというルーチンを持っており、
      これに乗じてスリンガーで翼竜の群れについていくことも可能。
      特に狙うものが多いラフィノスの群れを誘導する事で捕食者をおびき出す事も出来る。
    • 今作で復活したアプケロスは群れで防御行動を行うという生態を持っており、
      ゲーム中でも大型モンスターが近くにいると円陣を組む姿を観察する事が出来る。
  • ドス個体に率いられる群れを形成するのはジャグラスギルオスの2種。
    どちらも牙竜種であり、ドスジャグラスは群れの為に捕食した獲物を吐き戻して与える生態を、
    ドスギルオスは音で部下に高度な命令を出すなど、群れとして生態に基づいた多様な行動を行う。
  • 陸珊瑚の台地の頂点捕食者であるレイギエナは基本的に群れを作らないモンスターなのだが、
    ある時何かに導かれるように大群が古代樹の森に集結、群れで渡りを行うという異常行動が観測された。
    新天地である渡りの凍て地においては生態を大きく変化させており、
    寒冷地に適応した個体を中心とした群れでの生活を行っているようで、
    特殊個体の呼びかけに応じて通常個体が助太刀しに来るようなことまである。
  • ウィッチャー3とのコラボで登場したレーシェン(とその強化個体)は、
    魔法を用いてジャグラスと環境生物のニクイドリの群れを使役するという行動を取る。
    2種類もの群れを率いる姿はコラボらしい特別仕様と言えるだろう。

MHR(:S)

  • 舞い戻って現大陸が舞台の今作では、小型モンスターの群れとしてメルクーオルギィ
    大型モンスターが率いる群れとしてイズチツケヒバキハゼヒバキが登場する。
    • オサイズチはイズチの中でも精鋭のイズチを連れたって歩くが、
      この精鋭との関係は特に親密なようで、毛繕いするシーンなども見られる。
    • ツケヒバキはヤツカダキの子供であり、ヤツカダキに付き従って攻撃や移動のために奔走する。
      特に亜種に関しては音による強制的な操作幼体死を前提とした攻撃をさせる事もある。
      ここまで部下に厳しいリーダーもなかなか存在しないだろう。
  • 設定上では、ビシュテンゴにも群れが確認されている。
    大型モンスターの群れの先例と同じく、メス個体と幼体で構成された群れが存在しており、
    オス個体は基本的に単独で行動し、繁殖期になると別の群れへ混ざりに行くという。
  • 本作においては「百竜夜行」という
    数多のモンスターらが大挙してカムラの里に襲い来る現象が確認された。
    これに関しては特定のモンスター種によるグループのようなものではなく、
    下は鎌鼬竜から上はかの古龍級生物の金獅子まで様々なモンスターが
    ごった返して押しかけてくるものである。
    • ゲーム内ではいわゆるWAVE事に「第○の群れ」と表記されており、
      それぞれの群れは一際体格が大きくタフネスのある「大物」ないし「ヌシ」と呼ばれる個体が率いているようだ。
      ただ、彼らがカムラの里を目指して進行する理由は長らく謎であった。
      里に徒党を組んで駆け込んでまで欲しい何かがあるのだろうか。それとも……

MHWilds

  • 上記の様に設定上群れを作るモンスターはいても、
    ゲーム中で描写されるのはせいぜい小型モンスターが10匹いるかいないかで、
    MHWまでは大型モンスターも小型モンスターを率いるのが関の山。
    MHRiseにおける百竜夜行では5~6頭の大型モンスターの群れが登場するが、
    いずれも行動を制限され、ほとんどが撃退でいなくなってしまうという制限付きのもの。
    このようにゲームスペックの問題に阻まれ、現実世界のような大規模な群れを描写するのは難しい状態であった。
  • しかし、時代と技術が進歩したことでこの傾向にも変化が訪れることとなった。
    次世代ハードで展開されるMHWildsではこの問題に深く切り込んでおり、
    なんと本作では小型モンスターのみならず大型モンスターの群れも頻繁に登場する
    設定上やムービー上に留まらず、実際のゲームプレイ上で大型モンスターも群れで行動し
    群れで一斉にハンターに襲い掛かってくるという状況が有り得るようになったのだ。
    • 更に、今まで汎用フィールド上に存在できる大型モンスターは3頭までという制限がついていたが、
      本作ではこの制限を取っ払い、同一フィールドに9頭が同時に登場可能になっている。
      もはやこれまでのシリーズでは考えられない大規模な大型モンスターの群れが、
      ゲーム内でも実際に体験できるようになったのである。
    • 大型モンスターの群れには姿や大きさが通常と異なるボス個体が存在しており、
      狩猟クエストなどではこのボス個体がメインターゲットになることが多いようだ。
  • 小型モンスターの群れとしてはケラトノス、ダルトドン、ブブラチカ、タリオス、ピラギル、
    大型モンスターの群れとしてドシャグマ、バーラハーラが新登場している。
    また今作で復活を果たしたイャンクックも群れを形成する模様。

映像作品

ハリウッド実写版

  • ハリウッドで製作された実写映画である本作では、
    メインシリーズから設定変更がされて群れるようになったモンスターもいる。
    • 本作のネルスキュラは砂漠地帯に群れで巨大な巣を作って生活しており、
      獲物に卵を生きたまま植え付けるなど、クリーチャーじみた生態になっている。
      映像をよく見ると1匹1匹被っている生物の皮が違うなど、なかなか凝った演出がされている。
    • また、ディアブロス亜種も映画の冒頭において複数で砂上船を襲う描写がなされている。
      繁殖期の彼女らがなぜ群れでいたのかはよくわからないが、以降に出てくるのは単独でいる個体だけになっている。
      ディアブロスの婦人会か何かだったのだろうか…?

MH:LotG

  • 本作では古龍渡りによって複数のモンスターが恐慌に陥り、群れで逃げ惑う様子が描かれている。
    多種の小型モンスターに加えてテツカブラの姿も見られるなど、
    規模としてはMHRiseの百竜夜行と遜色ないレベルである。

モンスター以外

環境生物

  • MHWorldから新登場した、フィールド上に存在するモンスター以外の生物、
    環境生物にも当然ながら群れを成す生物が存在する。
    モンスター以外の生物として生態系を彩る彼らは、モンスターよりも下層の生態系を支える存在として、
    時にモンスター以上に大規模な群れを見せる事もある。
  • かつてのアイテムが環境生物に転身する事もあるが、
    その場合はフレーバーテキストで言及されていただけだった生態が、
    フィールド上で実際に見られることもある。皇帝バッタなどが良い例だろう。

MHW(:I)

  • 作品中で群れることが確認されているのは以下の種。
    群れに向かって捕獲用ネットを放てば複数体を捕まえる事も出来る。
    時には彼らの群れの中に混じってレア環境生物が出現する事もあるようだ。
陸棲
モリゲッコー
アリヅカゲッコー
クラヤミゲッコー
スカベンチュラ
ニクイドリ
ケイコクチョウ
トウゲンチョウ
ユラユラ
ハコビアリ
キブクレペンギン
ギンセンザル
テツカブトガニ
ヘイタイカブトガニ
キンパクカブトガニ
カワリカブトエビ
カッパーカラッパ
皇帝バッタ
暴君バッタ
水棲
ホッピングッピー
空中
コバルトモルフォ
ウロコウモリ
コンジキウロコウモリ
ドレスサンゴドリ
オソラノエボシ
ツキミアゲ
閃光羽虫
ムカシマンタゲラ

MHR(:S)

  • 群れる環境生物自体は登場しているが、捕獲が出来なくなった分、
    実用的な意味で群れている環境生物が多い。
瞬間強化
ヒャクメマダラ
赤シラヌイカ
山吹シラヌイカ
緑シラヌイカ
罠型
ホウヘイヒザミ
セキヘイヒザミ
キガニア
コダマコウモリ
イロヅキムシ
ツラヌキイカ
猟具
マキムシ
その他
金霊テントウ
黄金霊テントウ

MHWilds

  • 再び捕獲できるようになったため、生態表現としての環境生物の群れも多数登場。
    今までのシリーズの比ではない数が群れている場合もあるようだ。
    また、群れの密度で別の環境生物に変わるという変わり種も登場。
陸棲
雷光虫
空中
大雷光虫

その他

  • 環境生物が登場する前の段階から、フィールド上でモンスター以外の生物の群れを見る機会も存在した。
  • 例えばMH3~MHXXにおける虫系アイテム採集ポイントは蝶の群れであり、
    ここに虫網を振るう事で様々なアイテムを入手することが可能だった。
    また、採集ポイントでは蜂の巣にいるハチなども群れと言える。
  • ジンオウガ種が共生している超電雷光虫蝕龍蟲なども群れを成しており、
    こちらは帯電中などにジンオウガに群がっていく様が見られる他、雷光虫弾や蝕龍蟲弾として一塊で放たれる事もある。
  • MH4で初登場したフィールド、原生林は背景の描写がとても凝っており、
    モルフォ蝶のような美しい蝶や、フラミンゴのようなピンク色の鳥の群れが描写されている。
    もし今後再登場する事があるならば、彼らも環境生物に成ったりするのかもしれない。
  • MHR:Sで登場したキュリアはモンスターでも環境生物でもない存在だが、
    ストーリー上において非常に重要な立ち位置を占める生物である。
    モンスターと共生し、群れで獲物の精気を吸い尽くすという生態を持っており、
    ムービーやゲーム中においても群れで活動するのがよく見られる。

関連項目

アクション/取り巻き
アイテム/皇帝バッタ
世界観/雌雄
世界観/幼体
世界観/パートナー
モンスター/オストガロア - 「遺骸群集」が題材の古龍


*1 同様の使い方をする言葉に「バイプレーヤー(byplayer)」があるが、こちらも和製英語である。ただし「バイプレー(byplay)」という英語は存在する。
*2 ちなみに『脇役・端役』の英語は「サポーティングアクター(supporting actor)」や「サイドキャラクター(Side characters)」。『エキストラ(extra)』は「臨時で雇ったの出演者」くらいの意。