目次
概要
- MHWから登場した、飛雷竜トビカガチの素材を使用する盾斧。
トビカガチの毛皮をボーンアームズに貼り付けたような、いわゆる「汎用デザイン」の武器として登場。
序盤モンスターの武器らしく簡単に作製でき、最終強化まで非常に早いのが特徴。
MHWorld
- 骨素材系武器のボーンアームズIIからパルサーアームズIへと派生する。
下位の時点ではトビカガチ以外のモンスター素材はほとんど使わず強化でき、
上竜骨といびつな狂骨を用いてパルサーアームズIIIとなる。
- その性能は、
- 悪くはない攻撃力468
- 下位では貴重な会心率10%
- もう一声欲しい雷属性120
- 強属性ビン
斬れ味はそこそこ長い緑で、作製難易度の割には使いやすい。
- 上位に入るとカガチノカイナと銘が変わり、最終強化で滅尽龍の尖爪を用いてカガチノカイナIIIが完成する。
- やはり平凡な攻撃力648
- ちょっぴり成長した会心率15%
- 斬れ味は素でそれなりの青、匠追加分は全て白
- 伸び悩んだ雷属性210
- 変わらない強属性ビン
- Lv1スロットを1つ搭載
また、レア度が6と上位武器の中で最も低い。3枠あるカスタム強化でどうにか差別化を目指そう。
暴君が圧政を敷いていた当時ではどのみち見向きもされなかっただろうとか言ってはいけない
- 発売当初はタイラントブロスの超火力に他武器ともども圧倒されていたが、
アプデによって属性武器も日の目を見る時がやってきた。この武器がとは言ってない。
日の目を見たその武器の名は、マム・タロトを撃退することで獲得できる「皇金の盾斧・飛雷」。
まさかのトビカガチの別名を冠したその性能は…- カガチノカイナを大きく上回る攻撃力720
- 並んでしまった会心率15%
- 圧倒的な雷属性300
- 当然のように強属性ビン
- 斬れ味は素で長めの青、匠追加分は全て白
- スロットはなし
- 武器自体に「会心撃【属性】」が付与
- レア度8故、カスタム強化は1枠のみ
MHW:I
- Worldではタイラントブロスと皇金飛雷によって散々な目にあわされた本武器だが、
マスターランクに昇格し大きく環境は変動する。
榴弾ビンで全てを蹴散らしていたタイラントブロスはマスターランクで大きく伸び悩み、強武器の座から転落。
上位互換だった皇金飛雷もいわゆる発掘武器なので強化不可能と、目の上のタンコブがまとめて消え去ったのだ。
一方で、カガチ武器は序盤モンスター故に強化が容易。
最終強化の「カガチノミタマII」までに使用する素材はトビカガチ素材各種と、惨爪竜の強硬筋のみと非常にお手軽。
- その性能は、
- 全盾斧中最低タイの攻撃力828
- 会心率15%でほんのりと底上げ
- 一応伸びた雷属性330
- 斬れ味は素で白、匠Lv4から紫が出現
- 強属性ビン、Lv1スロットが1つは変わらず
- レア度10なのでカスタム強化は最大の10枠
- パーツ強化も可能
- 発売当初にライバルとして立ちはだかるは、ジンオウガの素材で作製する王牙盾斧【風雷】。
攻撃力936に雷390、さらにこちらと同等の斬れ味を誇るため素の火力では圧倒されてしまう。
が、そこは属性値こそ正義の強属性チャアク。
カスタム強化やパーツ強化で属性値をブーストすれば、ビンダメージでは風雷を上回る。
幸いMRには怒り喰らうイビルジョーやリオレイア希少種といった雷の通りやすい難敵が存在するため、
愛着以外でも風雷を差し置いて担ぐ理由は十分にあるだろう。- 風雷は物理と属性を両立した業物だが、MR解放後でなければ作製できない欠点がある。
レア度12故にカスタム強化での伸びしろも少なく、固有デザインなのでパーツ強化も不可能。
その点、本武器は強化難易度とカスタム強化、そして皮ペタが上手く噛み合い、
属性特化型のチャアクとして独自の地位を確保できたと言える。
- 風雷は物理と属性を両立した業物だが、MR解放後でなければ作製できない欠点がある。
- 発売から日が経つと、風雷ともども赤龍ノ護ル盾斧や、遂に強化可能になっ
てしまった皇金飛雷に立場を取られてしまう。
しかし序盤モンスターの素材から作れる武器でありながら、
MR解放後しばらくまで第一線で戦った事実は目を見張るものであろう。
飛電盾斧タツカガチ
飛雷竜の鱗から造られた盾斧。
刃より解き放たれた雷撃を
浴びた者は、命脈を断たれる。
(飛電盾斧タツカガチ)
さる名家の家宝だとも言われる
由緒正しき盾斧。雷の力により
斬れ味が格段に増している。
(飛雷盾斧【大典太】)
格段に威力を引き上げた
飛雷竜の盾斧。銘にこめられし
雷神の如き力を解き放つ。
(万雷盾斧【大典太】)
MHRise
- 最終強化に竜玉を用いて「飛雷盾斧【大典太】」で完成を見る。天下五剣の一振りを銘に背負ったその性能は…
- 平均的な攻撃力180
- あって嬉しい会心率15%
- 低い雷属性20
- 榴弾ビン
- 斬れ味は青40、匠Lv3から白
- スロットはLv1が2つ
- 百竜スキルは「攻撃力強化II(+6)」「会心率強化III(+8%)」「属性強化【雷】III(+8)」
属性値も同属性中ブービーだが、最下位の金剛盾斧イカヅチは攻撃力240に榴弾ビンと
属性など不要と言わんばかりの物理火力を誇る脳筋怪物であるため、実質属性面でも最下位である。
榴弾チャアクはイカヅチの他にも- 匠不要の斬れ味+高会心で斬撃ダメージに特化した夜走盾斧【冥冥裏】
- 伝統と実績の暴君素材を用いたゼミラブロスアームズ
- 圧倒的な万能さがウリの百竜盾斧【随機応変】
かといって属性と会心を生かした斧強化運用で勝負しようとすると、これまた業物が控えており八方塞がり。
- 最終装備にはならないが完成時期は早く、トビカガチの上位個体を狩猟すれば簡単に作れる。
他の雷属性盾斧が完成するまでの繋ぎとしてなら悪くはないかもしれない。
MHR:S
- 最終強化に傀異化素材が必要な関係上、最終強化はMR解放後。
とはいえこれは全武器に言えることであり、欠点とはなっていない。
その性能は、- 標準的な攻撃力330
- 嬉しい会心率15%
- 合格点の雷属性42
- 素で長めの白。匠でも紫は出ない
- スロットは2-1-1に進化
- 百竜装飾品スロットは残念ながらLv1
- 変わらない榴弾ビン
- 特に攻撃力が大幅に伸びており、榴弾ダメージが平均レベルに達しているのが嬉しい。
- 攻撃力330にプラス会心は地味に好待遇で、他には叛盾斧アルマイサと鋏刃裂斧ギラロワーガ、
ルナ=エストオレと業火斧ヘルメスレイののみ。
プラス会心持ちの盾斧の中では攻撃力の高い武器の1つとなっている。
この個性を活かした運用を心掛けたい。
- 攻撃力330にプラス会心は地味に好待遇で、他には叛盾斧アルマイサと鋏刃裂斧ギラロワーガ、
- ライバルは復活したライゼクス由来の霹靂斧アムガラクレス改。
プラス会心持ちの雷属性榴弾盾斧という点が丸被りしている。
防具とは仲が良いのに武器とは犬猿の仲のようだ。- あちらは会心率30%に素紫を持ち合わせるが、代償に攻撃力310と榴弾ダメージには期待できない。
ある程度は榴弾ダメージも取れるこちらと異なり、完全なる斬撃特化型である。
しかし素の紫が10しかないため、業物Lv3で紫を維持することは不可能。
会心率的に達人芸運用したいが、達人芸に装備やスロットを取られると純火力スキルを積みづらくなる。 - 今作でも会心率を盛る手段は豊富で、会心率15%の差は埋めるのはそう難しくない。
弱特Lv3+渾身Lv3だけで会心率は95%。あと5%を埋めれば紫ゲージのアムガラクレスの期待値を超える*1。
メルゼ頭+冥淵胴で弱特Lv2、ゴルム腰で渾身Lv2が発動するため、装飾品も使えば苦労しない。
あとはテオ腕辺りで見切りLv1と超会心でも付けられれば十分だろう。
- あちらは会心率30%に素紫を持ち合わせるが、代償に攻撃力310と榴弾ダメージには期待できない。
- 明確に頭が痛いのは百竜スロット。各種特効が入れられない点で不利を背負う。
特効込みのアムガラクレスに斬撃で勝つのはかなり難しくなってしまうので、
GPをしても斬れ味を心配しなくて良い点や榴弾ダメで差別化していきたい。- Ver.11.0にて、傀異錬成によりこの問題は解決できたといえる。
が、錬成枠の大部分をスロット拡張に取られるため
直接ステータスを強化したくても属性がちょっと上がる程度しか枠が無い。- ありがたいことに錬成枠は最終的に10枠まで拡張可能となり、
4枠を百竜スロット拡張に割いても残り6枠で好きにいじれる。
ここらで本領発揮と洒落こもう。
- ありがたいことに錬成枠は最終的に10枠まで拡張可能となり、
- Ver.11.0にて、傀異錬成によりこの問題は解決できたといえる。
- 他にはラージャン武器も雷榴弾盾斧の強豪として存在する。
- 通常個体から作る金剛大盾斧カントキは攻撃力340とこちらを上回るが、属性値が24と低いうえに
絶妙に使いづらい斬れ味。武器スロットもないのでスキル自由度ではこちらが優位だろう。 - 激昂個体の鬼神盾斧【夜叉】はMR50で解禁され、攻撃力330に百竜スロットLv1。
属性値に至ってはたったの18と、これだけならカントキの劣化に見える。
しかし長めの紫ゲージで斬撃期待値は高く、武器スロットLv2が2個という個性を持っている。
とはいえ、属性武器とは言い難いのでライバル感は薄めか。
- 通常個体から作る金剛大盾斧カントキは攻撃力340とこちらを上回るが、属性値が24と低いうえに
- パッとしなかったRiseから一転、十分に使える仕上がりとなっている。
高い火力に十分すぎる属性値と会心を備え、さらにスロットも豊富など至れり尽くせり、
榴弾特化運用でも斧強化運用でも、両方を織り交ぜても良いなど多彩さが光る。
レア素材も入手手段の多い大竜玉程度と、作製難易度の低さも嬉しいところ。
余談
- 初期段階の「パルサー」は恐らく英語のPulsar。強い磁場を持ち、電波を放つ中性子星を意味する。
- Riseから付けられた大典太とは平安後期に生み出され日本刀で、
手がけた刀工の名を取り『大典太光世』とも呼ばれる。
日本国宝で、その中でも有数の『天下五剣』に名を連ねる正真正銘の名刀である。
品格だけでなく実力も折り紙付きで、病苦すら払うと言わしめるほどの凄まじい斬れ味を誇り、
かつては注連縄を張られるほど神聖視されていたという。