- 種族
- 牙竜種(竜盤目 四脚亜目 凄爪竜上科 トビカガチ科)
- 別名
- 飛雷竜(ひらいりゅう)
- 異名
- 駆ける電影
- 英語表記
- Tobi-Kadachi
- 危険度
- MHRise・MHR:S:★5
- 登場作品
- MHWorld, MHW:I, MHRise, MHR:S, MHST2, MHNow
目次
生態・特徴
- 所々に黒が入り混じる青白い鱗や皮、背面の首から尻尾にかけてを包み込む純白の体毛、
そしてその身体の配色から一際目立って見える赤い眼が特徴的な牙竜種の大型モンスター。
大型モンスターとしては小柄で、胴体よりも尻尾の方が太く見えるほどに細身だが、
その体格から成る身軽さを武器として活用することに長けた種。
背の高い樹木が豊富に立ち並ぶ森林地帯の奥地や高所などに生息し、基本的には樹上で生活を送る。
四肢に備わる鋭い鉤爪を駆使し、木々にしがみつくように張り付き、素早くよじ登る。
- 前後の脚の間には皮膜が存在し、空中で広げるとある程度の滞空や滑空が可能。
全体的に高い運動能力を誇る牙竜種の中でも、
こと「空中」での機動力についてはトビカガチ種独自の大きな特徴と言える。
この皮膜によって木々の間を飛び移るように移動する事、そして後述する能力から《飛雷竜》とも呼ばれる。
トビカガチの縄張りに侵入すると、抜け落ちた体毛が雪のように降ってくる事があるが、
その光景を目にしたならばトビカガチの攻撃圏内まで接近してしまっている事を意味しているので要注意。
新大陸に生息している本種は比較的温厚な性質で知られており、
此方から危害を加えない限りは間近まで接近しても意に介さない場合が多いが、
手出ししていないにもかかわらず一方的に襲い掛かってきたという事例も報告されており、警戒は必要である。
- トビカガチの体毛は非常に静電気を溜め込みやすい性質を持ち、
その体毛の中には帯電性を持った針状の器官(電極針)が紛れ込むように多数備えられている。
普段から身体を地面や木に擦り付けるようにして移動する習性を持っており、
外敵に遭遇した際にはその身を震わせて体毛同士を擦り合わせる。
そのような行動によって溜められた静電気がピークに達すると、
体毛や電極針が電光を放ちながら一気に逆立ち、普段とは大きく異なる外見に変貌する。
この「帯電状態」こそトビカガチの本領発揮であり、
俊敏な身のこなしと電撃を纏った肉弾戦法で外敵を激しく攻め立てる。
特に尻尾を用いた攻撃は威力・リーチ共に強烈で、滑空の勢いを利用し振り抜かれるその一撃は、
重装備のハンターでさえ容易に薙ぎ倒してしまう。
また、一部の個体は尻尾を振り抜く勢いなどを利用して帯電した電極針を射出する技を持つ。
膨大な静電気を溜め込んだ電極針はトビカガチの身体から離れてもしばらくは帯電を維持しており、
地面などに突き立った後でも迂闊に触れれば感電してしまうので注意が必要。
ただ動かれるだけでも静電気は溜まっていく上、
こちらの攻撃が届きにくい樹上までよじ登り、その場で蓄電を行う事もあり、
交戦中にトビカガチの帯電状態への移行を完封するのは非常に難しい。
しかし、ハンターの攻撃などで痛手を被ると溜めていた電気が少しずつ抜けてしまうらしく、
一定値を下回ると帯電が解けて通常の状態に戻る。
また、体毛が濡れると静電気を溜めにくくなるため、過度に濡れる事を嫌う性質がある。
- 口内には小振りで鋭い牙が多数生え揃っている事から予てより肉食性であると考えられていたが、
トビカガチが獲物を襲い捕食する瞬間が目撃されたという公式の記録は皆無に等しい。
現大陸では一部のハンターから腐肉を食する姿が確認されたという報告が挙げられているが、
新大陸に生息する個体にはそのような様子すらも目撃されておらず、現在でも謎が多い。
一説にはトビカガチは慎重な性格に加えて獲物を横取りされる事を特に強く警戒するらしく、
食事も基本的には他の生物の目を避けるために樹上で済ませている可能性が考えられている。
また、大型モンスターの中では非常にエネルギー効率が良い体質で、
その代謝の低さから数日程度なら何も食べなくても生き抜く事が可能であり、
このような生態から元々捕食行動に移る頻度が少ないらしい事も一因と見られている。
- 樹上と地面を忙しなく行き来し、外敵の死角に入り込むように動こうとする習性を持つ。
地上では相手の間合いと隙をうかがうようにその周囲を歩き回り、頭上や背後から奇襲を仕掛ける戦法を好む。
一方で純粋な力勝負は得意ではなく、自分より体格で勝る相手と戦うのは苦手。
森林地帯などでは、本種と蛮顎竜アンジャナフが縄張りをめぐって衝突する姿が目撃される。
蛮顎竜の噛み付きに対して帯電した電極針を用いて反撃するなど健闘はするものの、
大体はアンジャナフの剛力に敵わず撃退されてしまう。
- トビカガチの鱗や毛皮は羽毛のような手触りと軽さを持ち、柔軟性にも富む。
これ等を加工した防具は着け心地を感じさせないほど体に馴染み、
一般的な装備とは一線を画す軽やかな動きを可能にする。
また、毛束は静電気を発生させやすく、その影響により加工後もほぼ常に逆立っている。
これを武器本体に巻き付けながら特殊な加工を施す事で、
毛束に蓄えられた静電気を武器に通電させ、単純な攻撃に電撃を付与する機構を作り出せる。
概要
- MHWから登場した大型モンスター。
別名は"飛雷竜"だが、飛竜種ではなく牙竜種に分類される四足歩行のモンスターである。
TGS2017頃に公開されたMHWのPV第3弾にて初めてその姿を見せた。
亜種については下記の記事を参照されたし。- モンスター/トビカガチ亜種(飛毒竜、MHW:Iより登場)
- 「帯電することで能力を強化する牙竜種」という特徴を持つことから、
雷狼竜ジンオウガの後継者とでも呼ぶべき生態を持つモンスターである。
ただ、PV公開時点では皮膜を用いて滑空するケチャワチャのような生態も確認できていたため、
種族が公開された時も妥当なものと受け止める人が多かった。- 発電方法は上記の通り毛皮を擦り合わせ静電気を身に纏うというものだが、
なぜか報酬には内臓器官であるはずの電気袋が入っていることがある。
電気袋は電気を蓄積する器官であり、また意外にもトビカガチの鱗や毛皮には
ジンオウガの「帯電毛」のように電気を蓄える特性はないので、
電気を溜めるのはこの袋に依存していると考えられる。
ただしこの場合「体外で発生した静電気をどうやって袋に溜めているのか」という話になるが…。 - シビレ罠を使用すると通常状態では電力をチャージ、超帯電状態では罠を破壊してくるジンオウガと違い、
トビカガチは状態を問わずちゃんと効き、電気もチャージしてこないようである。 - ちなみに静電気を用いた発電のメカニズムはMHFにファルノックという前例が存在する。
流石に奴のように妙な動きで電気を出したりするわけではないが。
- 発電方法は上記の通り毛皮を擦り合わせ静電気を身に纏うというものだが、
- PV公開当時の評としては「ナルガクルガっぽい」といった物も見受けられた。
木々の間を機敏に動き、瞬間的に広範囲攻撃を行う様子は確かに類似点が見られる。
防具でも回避関連スキルが発動するなど、共通点はある。
- 「古代樹の森」生態系ではアンジャナフにやや劣るポジションに位置付けられている。
アンジャナフとの遭遇時には「縄張り争い」に発展することもあり、
帯電体質を用いて抵抗はするものの、最終的には顎に捉えられて一方的に押し負けてしまう。- また、イビルジョーと出くわしてしまった場合は帯電体質も意味をなさず、鈍器として咥えられてしまう。
- MHWorldでは序盤~中盤頃に遭遇するモンスターの1体であり、
植生研究所の若所長から依頼される任務クエスト★3「電影走るはトビカガチ」にて対峙する。
発売前の実機プレイでも取り上げられ、登場ムービーも公開された。
このクエスト受注頃には特殊装具「隠れ身の装衣」が利用可能になるため、上手く活用していきたい。
- 部位破壊箇所は「頭部」「前脚*1」「背中」「尻尾」の4箇所。
尻尾は部位破壊のみで、切断は出来ない。- 頭部~首の判定と尻尾の判定がそれぞれ広いためか、
間に挟まれる形となる背中の判定が妙に狭い。
比較的小柄な体躯とはいえ、短リーチ武器が容易に地上から狙えるような部位でもない。
部位破壊にこだわるなら、各種ダウンの隙を見逃さず正確に狙って攻撃しよう。
World系列では乗り攻防での部位ぶつけを利用してダメージを稼ぐのも手だが、
相応に時間はかかってしまうのが難点。
そして同作はトビカガチ以降も、
「やたら背中が破壊しづらいモンスター」が続々登場するのであった……
- 頭部~首の判定と尻尾の判定がそれぞれ広いためか、
MHWorld
- 森に生える豊富な樹木によじ登り、滑空で攻撃してくる俊敏かつ技巧派の大型モンスター。
戦闘中に身体を震わせて蓄電し、ある程度静電気が溜まると帯電状態に移行する。
帯電した状態は体毛が逆立つ、発光するなど外見でも変化が著しく、戦闘面での大きな特色となる。- 帯電状態は怒り状態とは別の状態変化であり、非怒り時でも帯電状態に移行する。
帯電した肉弾技には当然雷属性が宿り、対策なしでは雷属性やられと猛攻で気絶しやすくなってしまう。
怒り状態では俊敏性がさらに増すようで、帯電したトビカガチは難敵となる。 - 雷の蓄積値は怯み、ダウン、乗り成功、状態異常、罠などで減少させることができる。
また、ミズタマリゴケをスリンガーで撃ち込む「スリンガー水流弾」を当てると少々低下する。
加えて、古代樹の森にあるフィールドギミック「浮き岩」を激突させるとかなり減少させられる。
- 帯電状態は怒り状態とは別の状態変化であり、非怒り時でも帯電状態に移行する。
- 戦闘スタイルも特徴的であり、標的の背後に回ろうとするのか歩き回る行動を多用する。
ジンオウガの闊歩を連想させるが、トビカガチのそれは基本行動といっても過言ではない頻度。
これによって位置取りを変えてくるため、武器種によってはいやらしく感じられるかもしれない。
帯電状態になると頻度が減り、素早く続けて行動してくる傾向が強まる。
- 「木々を飛び回る」という行動もこの一環で行ってくる傾向があるらしく、
最初にしがみついた木から別の木へと次々跳躍し、様々な行動へと派生してくる。- 三角跳びの要領で木にしがみ付いた直後に素早く反転、着地する技。
- 樹上から威嚇するような動作を取った後、皮膜で滑空して着地点を尻尾で薙ぎ払う技。
- 近くの木々を次々と飛び移り、上記の行動を取ってくる技。
- 比較的安全な樹上で体を震わせ、蓄電を進める行動。
そのため、ゲーム誌などでは戦闘エリアを意図的に変えることも有効な戦略だとされている。- 一方、この木に掴まる行動はトビカガチにとってある種の弱点ともなりうる。
木にしがみついた時に攻撃されて怯むと、そのまま地面に落ちて大ダウンする。
落とし物を落とすことも多いため、慣れてきたら狙って見ても良いだろう。
- 地上では噛み付きや跳びかかりを多用し、多彩かつ強力な尻尾攻撃を交えてくる。
尻尾攻撃は始動こそ判りやすいものの範囲に優れたものが多い様だ。- 単純な噛み付きは解りやすいものの、トビカガチは身体を捻り二連続で行う噛み付きも用いる。
やや変則的な軌道の攻撃だが、強敵であるオドガロンも似たような攻撃を備えているため、
トビカガチである程度慣れておいた方が良いかも知れない。- 二連噛み付きは往復するような攻撃パターンだが、ガード方向は最初の噛み付きの方向と同じである。
一回目を運よくかわし、背後に迫る二回目を正面から受け止めようとするとめくられてしまうので注意。
- 二連噛み付きは往復するような攻撃パターンだが、ガード方向は最初の噛み付きの方向と同じである。
- 跳びかかりはスタッと着地する小ダメージの技と、皮膜を広げ飛び上がる技がある。
後者は標的のハンターに尻尾を叩き付ける強烈な攻撃であり、警戒を要する。 - 尻尾攻撃は後方を凪ぐ技だけでなく、周囲を一閃するように素早く振るうこともある。
- 単純な噛み付きは解りやすいものの、トビカガチは身体を捻り二連続で行う噛み付きも用いる。
MHW:I
- 大型拡張DLCであるMHW:Iでももちろん続投。探索や非クエストターゲットとして序盤から姿を見せている。
ちなみに、初めて遭遇した際にはフリークエストが発生するので、全クエ制覇をする上では無視できない。- なお、MHWorldから続投している他の大型モンスター(一部を除く)同様、
捕獲した際に特殊闘技場での狩猟クエストが発生するので必ず1回は捕獲する必要がある。
- なお、MHWorldから続投している他の大型モンスター(一部を除く)同様、
- 下位・上位では帯電状態に入るまでにはそれなりに時間がかかり、
適正ランクの装備でも攻撃を加え続ければ一度も帯電状態を見る事無く狩猟する事も十分可能だったが、
マスターランクの個体は遭遇してすぐに帯電状態になり、
解除した後も1分も経たない内に再度帯電状態へ移行する為、
かなりの長時間高圧状態のトビカガチを相手にすることになる。
- また、帯電状態が更に1段階上の高圧帯電状態が追加されている。
高圧帯電状態になると毛の発光が眩しいほどに強くなり1段階目以上に体毛が逆立つ他、
攻撃の威力は勿論、範囲もやや広くなるので油断は禁物。- それとは別に、
マスターランク個体の新モーションとして亜種の方が使用する毒棘飛ばしと同じものが追加されている。
あちらと違い飛んでくるものが無い為、距離さえ開けていればなんの問題も無い。
- それとは別に、
- クラッチクローの導入により、傷付けを行ってからのぶっ飛ばしをうまく活用すれば
背中を含めて全部位破壊は容易となった。
- 何かと比較対象に挙げられていたナルガクルガやジンオウガと本作で共演するに至ったが、残念ながら
そのどちらとも縄張り争いは行わない。
MHRise
飛ぶが如く暗きに紛れた 野風に乱れる栲衾
血をばよこせと紫電まといて 飛んで面輪を覆うなり
- MHWorldにて初登場した本種だが、PV第一弾にて早くも登場が確定。
とはいえそこまで強力な種ではないことが災いしたのか、
メインモンスターであるマガイマガドの噛ませ犬にされてしまった。
尚、本種以上の体格を誇るアオアシラもPV2で似た扱いをされてしまっている。
- 本作ではあの水没林にも出現することが、ライトボウガンの紹介動画にて判明した。
- 動画内では既存のモーションに加えて、亜種が使用していた
滞空からの螺旋状の尻尾攻撃やオドガロンの引っ掻き攻撃を使用しているのが確認できる。 - 一方で、新大陸の通常種が得意としていた『樹を用いた攻撃モーション』は確認されていない。
古代樹の森の環境に深く依存したモーションであるため、本作でも披露されるのかは現状不明である。- そもそも、トビカガチは本来樹上棲の牙竜種なのだが、水没林は熱帯雨林のような環境とはいえ、
流石に古代樹程に巨大な樹木は見られなかった*2。
そんな旧大陸フィールドに生息している本作の個体は、一体どのような生態を持つのだろうか。
それ以前に、あれ程多湿な環境の中で安定して静電気を溜められるものなのだろうか…。
- そもそも、トビカガチは本来樹上棲の牙竜種なのだが、水没林は熱帯雨林のような環境とはいえ、
- 動画内では既存のモーションに加えて、亜種が使用していた
- 発売前から噛ませとしてのイメージが固まってしまったが、蓋を開けてみるとまさかの危険度★5という出世ぶり。
これはリオレイアを上回り、リオレウスやナルガクルガ、ジンオウガの一つ下ということになる。- ナルガクルガとはモーションが似通っており、MHWでは下位互換などと揶揄されていたが、
本作においてはナルガクルガが威力重視、トビカガチが速度重視と明確に差別化されている。 - 里クエストでは★4、集会所クエストでは下位が★3、上位が★6で登場。
動きはMHWの時よりも苛烈さが増しており、多くの初心者ハンター達の壁として立ちはだかった。
中には、MHW経験者でも思わぬ苦戦を強いられたという声も。特に上位個体はかなり手強く、
「たかがトビカガチ」と舐めてかかった新大陸帰りのハンター達を悉くBC送りにした。
ぶっちゃけマガドより手強いと感じるハンターも少なくない- おそらくこういった結果になった主たる原因は追加されたモーションにあると考えられる。
前述した螺旋状の尻尾攻撃に加え、同様に亜種の使用した棘飛ばし*3、
同期のオドガロンが使用していたひっかき攻撃、
同じ牙竜種骨格のドスギルオスやマム・タロトが使用する横タックルなど、
続投している同期たちと異なり、なんと4種もモーションが追加されているのである。
俊敏性に優れている上に攻撃バリエーションが増えているとなれば苦戦するのも仕方ないと言えよう。
伊達に多湿な水没林で生き残っていないということだろうか - サイドステップによってカメラ外に移動し、画面外から攻撃を行う戦法を多用する。
攻撃速度自体は早いが攻撃範囲は狭く、攻撃前の予備動作は一貫して大振りであるため、
カメラ操作で常にトビカガチを画面内に捕えていれば、基本は時計回りに歩いているだけで避けられる。 - 高威力技による痛み分けや、モンスターの怯みを期待してゴリ押しする戦法を避け、
相手の攻撃後にチクチクと1、2回殴る戦い方をすれば、一転して倒しやすいモンスターに変わる。
幸いなことに防御は脆く、全身が弱点のような肉質であるため、
3回殴れるときは2回、2回殴れるときは1回というモンハンの基礎さえ守っていれば、
初心者でも時間はかからずに倒せるだろう。強引に攻撃していく戦い方が一番危険である。
ロマン砲やお祈り技*4によるブッ放しから脱却する為の先生といえるモンスターである。
- おそらくこういった結果になった主たる原因は追加されたモーションにあると考えられる。
- また、トビカガチに限らない事だが疲労時の息切れモーションがワールドの時よりかなり短くなっており、
攻撃チャンスだと思ってバカスカ攻撃を当てに行くと、急に動き出して反撃を喰らってしまう。
本種は特にすばしっこいので、せっかくの攻撃チャンスが無くなってしまい狩猟時間が長引いてしまう事も。
この現象は転倒モーションからの起き上がりが異様に早かったアイスボーン時のアンジャナフ種を思い出させる。 - 弓の入れ替え技「剛射【絶】」を開放するための集会所★6クエスト「鍛えよ!弓の型」では、
このトビカガチ2頭を狩猟する必要がある。
- ナルガクルガとはモーションが似通っており、MHWでは下位互換などと揶揄されていたが、
- MHWの時と違い、今作ではこちらから手出ししなくても襲いかかってくる。
MHWでは大人しかったクルルヤックも同様。
- スリンガーが存在しない今作では、泥玉コロガシや操竜による水やられを活用することで
帯電状態への移行を抑えることができる。大社跡も水没林も水場が豊富な分、
水属性の使い手も大抵その辺にいるため、うまく利用すると狩猟が楽になるかもしれない。
状態異常ももちろん有効で、トビカガチがターゲットのクエストでは毒投げクナイが支給品に入っている他、
強力な大型モンスターたちが揃って「毒に弱い」とはいえない耐性である中
トビカガチだけが「毒に弱い」という扱いなので毒属性武器も十分有効といえる*5。
また、つかまれるような樹はないが壁にとりつくことが可能で、ここから跳躍して攻撃を仕掛けてくる。
とりついている間にダウンさせれば大きな隙をさらすのも変わっていない。
- 前脚の判定がかなり小さい…というか、胴や頭に吸われがちで、前脚の破壊がかなり難しい。
(尖)爪は前脚の破壊報酬が最も確率が高いが、入手方法自体は剥ぎ取りからぶんどり、落とし物まで
豊富に用意されているのは幸い。- 判定の縮小についてだが、どうやら肘から下の部位のみが前脚として扱われるようだ。
トビカガチは他の大型牙竜種と比べても比較的小柄な体躯である上、
脚が横に張り出さず直下に伸びているため、字面以上に判定範囲は狭い。
その上、大きく移動する動作が多くあまり立ち止まらない行動パターンの都合、
定点攻撃がしづらいという二重苦である。 - MHW時代は狙いやすい前脚破壊によってひとまずダウンを奪い、
その隙に背中などの狙いづらい部位を攻撃するのが一種のセオリーだったが、
今作では、「ダウンを奪える前脚を狙うためにはまず何かしらダウンや拘束を発生させたい」
というなんだか本末転倒じみた現象が起きている。
背中の方はと言えば他部位への吸われやすさが特に改善されたわけでもないようで、
乗り攻防での部位ぶつけやクラッチぶっ飛ばしなど
特定部位に直接ダメージを与える手段が廃止されたこともあり、
意識して狙わないとうまく破壊できないことも。
前述した毒に弱い特性も、部位破壊を狙う上ではむしろお邪魔要素になりかねない。
部位破壊限定、ないし入手手段が極端に限られるような素材が無いのはせめてもの救いか……。 - 判定の縮小についてだが、どうやら肘から下の部位のみが前脚として扱われるようだ。
- ムービーで「暗きに紛れた栲衾」「飛んで面輪を覆う」と言われていることからわかるように、
モチーフとなった妖怪の一つは野衾である事が明かされている。
他には飛倉もモチーフである可能性も挙げられる。
夜に現れる妖怪でムササビやモモンガのような姿をしており、
人の生き血を吸ったり、顔に覆いかぶさって窒息させたりするとされている。
ふすまとは寝具の一つで、掛け布団のように体を覆うものである*6。
野衾はいきなり顔に被さってくるふすまのような妖怪という意味であろう。
えらく静電気の凄い寝具である。- ほかにモチーフとなった妖怪としては、雷獣が挙げられるだろうか。
雷と共に現れる哺乳類のような見た目の妖怪で、鋭い爪があり尾が長いという。
ただし雷獣自体には発電能力などはなく、大体は雷や悪天候の時に現れる、
または興奮したり活気を得るという生き物らしい。
- ほかにモチーフとなった妖怪としては、雷獣が挙げられるだろうか。
操竜
- 操竜時の性能は優秀な部類であり、↑+Aの飛び掛かり、↓+Aの尻尾叩きつけといった強攻撃の発生が速い。
とりあえず↓+Aを連打すれば操竜大技まで持っていくのは難しくないうえ、ダメージも低くないため使い勝手も良好。
おまけに雷やられを付与できるため、気絶によるさらなるダウンも狙える。- 弱攻撃1(X / ↑+X)はダッシュ噛みつき。
攻撃時に短い溜めが入るのが気になるが、射程が長く、発生速度早めの優秀な技。
この攻撃を当ててから尻尾叩きつけへのコンボを入れると反撃をもらいにくい。 - 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は尻尾薙ぎ払い。
噛みつきよりも威力は低いが、発生が早く雷やられを付与できる。
上記の噛みつきと同じく、一発入れてから尻尾叩きつけに派生すると安心。 - 強攻撃1(A / ↑+A)はモモンガモードで接近してからの飛びかかり。
移動距離が長く、威力も高いのでちょっとした隙に撃っていける物理技。
飛んで接近する関係上、撃ち落とされると隙が大きいのでゴリ押ししないように。 - 強攻撃2(→+A / ↓+A)はナルガクルガよろしく尻尾叩きつけ。
攻撃開始時の溜めは長いが、トップクラスの威力を持つ。しかも雷やられ効果付き。
相手が転倒している時は、この攻撃と回避を交互に行うとダメージを稼げる。
ただし注意点として、尻尾を相手に向ける関係上、
この攻撃後を行った後に突進離脱を行うと、敵に背を向けて走り出してしまう。 - 操竜大技(X+A)は上記の強攻撃2種のコンボ。飛びかかり→尻尾叩きつけ。
飛びかかりの段階で操竜から降りるため、ハンターの地上復帰が早い。
事前に雷やられにしているなら、さっさと頭を殴ってスタンを取ろう。
- 弱攻撃1(X / ↑+X)はダッシュ噛みつき。
MHR:S
- MR個体が登場。後半での登場だった上位までと違い、なんとM★2という早期の登場となっている。
これでもMHW:Iより遅く、かつて格上であった筈のアンジャナフより後での登場である
MHW:I同様明らかに帯電状態に入るまでの時間が短縮されており、
すばしっこさも相変わらずでMRらしく攻撃力も高いのでランクの割には強敵。
薙ぎ払うような(放電)噛みつきからすぐさま飛び退き、帯電状態に応じた追撃を見舞うコンボが追加された他、
空中からの尻尾薙ぎ払い時にその場で短時間放電するトラップが設置されるようになっている。
立ち回りが激変するほどの変化でないのは幸いか。
傀異化
- 傀異クエストではEX★3で登場。傀異化素材は「傀異化した鱗」。
全身の肉質がかなり柔らかいためか、あろうことかリオレイアに次ぐ体力を与えられての登場。
強個体を引いた場合はその体力はなんと80,000を超える有様である。
しかしその俊敏さからくる攻撃チャンスの少なさはリオレイアの比ではなく、
傀異クエらしく攻撃力も大幅に強化されているため、EX★3では屈指の強敵である。- 幸いギミックや固有環境生物の豊富な密林でのクエストとなっているため、
上手いこと割合ダメージを活用して削ってしまいたい。これはリオレイアにも共通する。 - 傀異核は全身各部位の最大2箇所にランダムで発生する。
判定が小さい上トビカガチの部位の中では肉質が硬めな前脚や後脚、
武器種によっては翔蟲を駆使しないと狙い辛い背中にも容赦なく発生するが、
うまく破壊できれば各破壊可能部位へ確実にダメージを蓄積させるチャンスでもある。
一方、全身肉質は柔らかめなので、傀異核破壊にこだわらず
とにかくダメージを稼いで鈍化を狙うのも一つの手ではある。
- 幸いギミックや固有環境生物の豊富な密林でのクエストとなっているため、
- 傀異討究クエストにも当然登場するのだが、こちらの体力補正は基本的にレベルによる一律補正であるため、
基準体力が最も高い本種とヤツカダキがそのまま最高体力の持ち主になり、
Lv.100時点で10万弱、決戦場単体50分の特別討究では22万弱という凄まじい体力を有する。
あの小柄な体躯のどこにそんなタフネスが…
もっとも、物理属性ともに通じにくいヤツカダキと違って防御面は貧弱であるため、
数値ほどにはタフに感じられないであろう。
逆にこれで体力が並であった場合は格に対して脆くなりすぎていた可能性もあるか。
派生作品
MHST2
- PV等で登場することが判明していたモンスターの1体。PV同様にオトモンにできる。
ストーリー「飛ぶ電」で戦うボス個体討伐後に、野生個体がロロスカの岩峡に出現するようになる。
戦闘では通常時はスピード、怒り時はテクニック、帯電時はパワー攻撃を仕掛けてくる。
- 狩猟笛で尻尾を破壊すると帰巣しやすくなる。
タマゴが欲しい場合は狩猟笛片手に拠点とロロスカの岩峡を往復することになる。
- ロロスカ地方のモンスターの巣の内部にも生息しているが、内部は凍てつく極寒の環境である。
静電気の発生と言う意味ではちょうどいいのかもしれないが、樹上生活は難しそうなため若干不自然に見える。
まあ、ロロスカ地方に生息してるモンスターがいろいろとおかしいのは、こいつに限った話でもないが。
オトモン
- 野生の時と同様にスピードがメイン。
絆技では「カガチノイカヅチ」という全体攻撃が放てる。
- ライドアクションは「ジャンプ」。
キングモンスターのこいつを除くと、ドスランポスの次に仲間になるジャンプ持ちである。
ドスランポスでは力不足を感じる場合は、この辺りで乗り換えてもいい。
- アクティブスキルは雷まとい遺伝子【中】の「ハイボルテージ」、
スマッシュ遺伝子【小】の「イナズマオトシ」、そして雷撃遺伝子【小】の「ライデングルマ」を持つ。- ジンオウガも持つハイボルテージは雷属性攻撃力を上昇させ、外見が帯電状態に移行する。
- イナズマオトシは追加効果のないスピードタイプの雷属性攻撃小ダメージ。
- ライデングルマはスピードタイプの全体雷属性攻撃小ダメージで、低確率で麻痺を狙うことができる。
- ただ、同じスピードタイプの雷属性のオトモンにはジンオウガがおり(しかもライドアクションまで同じ)、
全体的な性能としてはジンオウガの事実上の下位互換的なポジションなのが残念なところ。
一応ロロスカ地方のジンオウガは強力なキングモンスターなので、
仲間に出来なかった場合の代用として使い分ける事は可能なのが救い。
MHNow
- MHWorldモンスターが多く参戦しているMHNowにトビカガチも電撃登場。
リリース時から新大陸メンバーと共に登場しており、天敵のアンジャナフとも一緒である。- 登場フィールドは森林エリア、沼地エリアの2種類。森林はともかく沼地とは意外な選抜に思えるが、
MHRiseで泥濘の多い水没林に登場していた事を受けての事だろうか。
- MHWorld要素の濃い本作だが、緊急クエストのムービーでは
MHRiseの登場ムービーで出ていた皮膜を広げて飛ぶシーンと似たようなカットがあり、
しっかりとメインシリーズの内容が反映されている事が分かる。
- 登場フィールドは森林エリア、沼地エリアの2種類。森林はともかく沼地とは意外な選抜に思えるが、
- 最初に登場するのはチャプター4-4で、
ドスギルオスから2連続で牙竜種の緊急クエストが続く事になる。
ストーリーとしてはナビゲーターアイルーの荷物を盗んだモンスターを探す内容となっており、
チャプター4では特産キノコの納品クエストなども存在する。
そしてトビカガチは案の定犯人ではないし、この話でだいぶ長い事ストーリーを引っ張る
緊急クエストをクリアすると★3モンスターが解放される。- ★2からの登場となっており、ドスギルオスと並んで
「適当にタップしているだけでは勝てない」事を教えてくれる先生ポジション。
麻痺という厄介な要素こそないものの、高い体力にそこそこの攻撃力を持ち、
すばしっこく回り込んでくるモーションでこちらの攻撃をすかしつつ避けづらい攻撃を仕掛けてくるなど、
一筋縄ではいかない相手になっている。
スムーズに倒すためにはロックオン機能を用いてトビカガチに食らいつき、
相手の攻撃モーションを把握してしっかり避けるなどの対策が必要になるだろう。- 最要警戒技は滑空尻尾叩きつけ。
飛び上がるモーションにも攻撃判定が発生し、尻もちをついてしまう。
予備動作から攻撃判定が出るまで極めて速く、油断していると回避の間もなく被弾してしまう。
特に防御力が足りない状態で格上のトビカガチに挑んでいた場合、
これに掠っただけで体力の半分以上が消し飛ぶこともある。
叩きつけ攻撃は後ろにも判定が強く、真後ろにいても被弾する。
最悪のパターンが飛び上がりに被弾して尻もちをつき、
すぐに距離を詰めようと近づいて叩きつけの後ろ部分に被弾する事。
また、飛び上がりを太刀でジャスト回避し、直後の見切り斬りで接近した際にも同様に被弾することがある。
戦いなれていても焦ってしまうと案外こうなりやすい。尻もちをついても距離を詰めるのには細心の注意が必要。
- 最要警戒技は滑空尻尾叩きつけ。
- ★4からは飛雷竜の本領発揮という事か、体毛同士を擦り付けて発電し、帯電状態へと移行するようになる。
特に雷耐性の低い防具で挑むと目も当てられない結果となるだろう。
逆に考えると戦闘中に帯電行動で隙を晒す時間も増えているという事でもあるため、
この行動中にどれだけ的確に弱点を狙えるかといった事が大事になってくるだろう。
また、部位破壊を行うと帯電を解除するため、帯電した時に部位破壊出来ると一石二鳥。但し、帯電状態になっていない時に部位破壊を行うと咆哮を行うため注意が必要。- 帯電状態になると全方位尻尾なぎ払いが解放される。
帯電状態にならないと使用しないため、予備行動で対処できずになぎ払われる可能性が高い。
見慣れない予備動作を確認したら速やかに距離を取りたいと言いたいところだが、実戦で対処できるとは限らない。
- 帯電状態になると全方位尻尾なぎ払いが解放される。
- ★2からの登場となっており、ドスギルオスと並んで
- さて、このトビカガチから作れるカガチ武器だが、実は後ほどかなり重要になってくる。
何を隠そう、本作ではどんな武器であれ属性が最も重要視されるバランスになっているのだが、
そのうち強力なモンスターであるリオレイア、リオレウスが雷弱点となっているのである。
後ついでにプケプケとジュラトドスも
リリース時に雷属性がある武器はカガチ武器のみであるため、
強力な彼らを効率よく倒すためにはカガチ武器が非常に有用なのである。- また、ストーリーが進むと新たなモンスターが出現したり、モンスターの★の数も増えるが、
それはトビカガチの出現数が相対的に減る事を意味する。
そのため、モンスターの少ない今のうちにトビカガチを倒しまくり、
ストーリーの進行と並行してカガチ武器を作って強化していくと
後々トビカガチを探して駆けずり回らなくて済むだろう。
強化するのにもたもたしていると雷属性牙竜種の先輩が来るかもしれない
- また、ストーリーが進むと新たなモンスターが出現したり、モンスターの★の数も増えるが、
- 上記の様なトビカガチ需要の高さを公式も把握したのか、
「ディアブロス襲来!」に続く本作第2回目のイベントとして「トビカガチウィークエンド」が開催された。
2023年10月6日~2023年10月8日が対象期間となり、
イベント期間中では森林エリア・沼地エリアの両方でトビカガチの出現率が上がる他、
トビカガチの緊急クエストをクリアしていなくてもHR11以上であれば誰でもイベント対象になる。- なお、このイベントの翌日からはリオレイア亜種が初登場する「リオレイア亜種・リオレイアウィーク」が開催される。
リオレイア亜種の弱点も通常種同様の雷属性(と当時使い手のいなかった龍)になっているため、
ここでトビカガチ武器を強化してリオレイア亜種に挑んでくれ、という事なのだろう。
- なお、このイベントの翌日からはリオレイア亜種が初登場する「リオレイア亜種・リオレイアウィーク」が開催される。
- 2023年10月16日からは、関西電力グループとのコラボ企画として「モンハン電力調査」が開催。
その第1弾はなんと“発電する白き影”なる異名を付けられたトビカガチが対象となる「トビカガチ調査クエスト」。
関西電力曰く、トビカガチの発電は二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーのヒントとなるらしく、
調査のためにトビカガチの情報を求めている様子。
そのため、戦闘中のスクリーンショットあるいはAR写真を撮影し、
X(旧Twitter)に投稿すると抽選でプレゼントが当たる、というキャンペーン内容となっている。
詳細はリンク先を参照の上、是非ともチャレンジしてみると良いだろう。- それにしても短期間で2度もトビカガチをメインに据えたイベントが開催されるとはなかなか驚きである。
Niantecからはハンターを集められるポテンシャルのあるモンスターだと見做されているのだろうか。
- それにしても短期間で2度もトビカガチをメインに据えたイベントが開催されるとはなかなか驚きである。
余談
- 「牙竜種」とはいうものの、その外見は牙竜よりも「蛇」を連想させる要素が多い。
白基調の体色に黒い突起、赤い瞳という見た目はMH4の蛇王龍ダラ・アマデュラを連想させ、
とぐろを巻くように木を登る場面*7も哺乳類より爬虫類を思わせる。
下記の通り、そもそも名前の「カガチ」も日本の古語で"蛇"を表す言葉の一つである。
種族不明だった頃には「新骨格の蛇竜種ではないか?」といった意見も見られた。
- MHWではフィールドで相対した場合、
トビカガチがこちらを発見しても目玉アイコンが付かず、発覚状態にならない。
こちらから攻撃しない限りその後戦闘状態に移行せずに並走する事が出来る。
これはクルルヤックやラドバルキン、ドドガマルのように非肉食かつ縄張り意識が強くない*8、
あるいは多くの古龍種のようにハンターを歯牙にもかけないほど強大な存在に見受けられる行動
(いわゆるノンアクティブ)である。
後を追っていくと古代樹の森の樹木の生い茂るエリアをゆっくりと歩き回ったあと
飛竜種の巣で自発的に眠り込む、その間も首を動かせる範囲にハンターがいる場合は
そちらに視線がむくなど、ハンターを認識していない訳ではないようである。
尚、この自発的睡眠中は睡眠時の初撃威力倍増効果が発生する。
- 「トビカガチ」という名称の由来だが、カガチは日本の古語でヘビを意味するものであり、
(現代でも日本の毒ヘビの「ヤマカガシ」などにカガチの呼称の名残が見られる)
滑空するヘビっぽいモンスターということでそのまま「飛び蛇(カガチ)」という命名だとみられる。
- 雷属性を操るモンスターといえば終盤に登場する強力な存在というパターンが多いが
トビカガチは中盤頃に狩猟可能となり、似たような立場のモンスターは
今までフルフル辺りしか存在せず非常に珍しい位置付けであると言える。
今後の雷属性を担う貴重な中堅モンスターとして大いに期待したい。- 通常種が雷、亜種が毒というのはギギネブラと丁度真逆になる。
素材
- 固有素材のアイコンはすべて青緑色。属性がまるっきり違うせいか、大竜玉以外は亜種とは別物として扱われる。
- 電気袋/電撃袋/雷電袋
- シリーズ恒例の雷属性素材。MHWorldには雷属性使いがトビカガチとキリンしかおらず、
電気袋と電撃袋はトビカガチ専用素材になっている。どこかで聞いた話だ
雷電袋についてはアンジャナフ亜種やジンオウガからも手に入るので入手経路は多くなった。
が、雷電袋を求めるハンターはマスターランク序盤に登場し、かつ最も狩りやすいトビカガチを狙う事が多い。
- 飛雷竜の鱗
- トビカガチの汎用性の高い鱗。幅広い用途に活用される。
この素材から作る防具は、驚くほど軽量に仕上がる。
上質な鱗は「飛雷竜の上鱗」と呼ばれ、羽根のような柔軟性と、風のような軽やかさを備える。
厚いものは「飛雷竜の厚鱗」と呼ばれ、強度は増しているが、柔軟性は一切失っておらず、軽やかな素材。
MHNowでは良質な素材として「飛雷竜の良質な鱗」が入手できる。
- 飛雷竜の毛皮
- トビカガチの体表に見られる毛皮。雷耐性の高い素材として知られる。
静電気が発生しやすく、常に毛が逆立っている。
上質な毛皮は「飛雷竜の上毛皮」と呼ばれ、強い電気を蓄積しているため、毛が雄々しく逆立つ。
太い毛が幾重にも重なっているものは「飛雷竜の厚毛皮」と呼ばれ、電気を豊富に蓄積しており、逆立っている。
- 飛雷竜の皮膜
- トビカガチの脚にある柔軟な皮膜でトビカガチの特徴的な部位の一つ。防具によく利用される。
透けるほど薄いが風を受け止める耐久力がある。
分厚く上質なものは「飛雷竜の厚皮膜」と呼ばれ、より風を捉えるように発達し、空中での機動力を支えている。
- 飛雷竜の爪
- トビカガチの鋭利な爪。武器加工に利用される。
鋭い鉤状の爪は、木を軽快に上り下りするのに最適。
尖ったものは「飛雷竜の尖爪」と呼ばれ、木々を移動し生活するため、鋭く研がれた爪になっている。
剛健なものは「飛雷竜の剛爪」と呼ばれ、その鋭利な爪は移動だけでなく、攻撃においても絶大な威力を発揮する。
- 飛雷竜の電極針
- トビカガチの頭や尾の電気を帯びる針。蓄電しやすい性質で電気を利用する武具に用いられる。
発達したものは「飛雷竜の雷極針」と呼ばれ、蓄えた電気を放つことによって、あたりに紫電を迸らせることもできる。
より発達したものは「飛雷竜の雷光針」と呼ばれ、膨大な電力を蓄え大地すら焦げ付く威力を放つ。
導きの地の個体からは「まばゆい雷光針」、導きの地の歴戦個体からは「歴戦の雷光針」が手に入る。
関連項目
モンスター/トビカガチ亜種
武器/カガチ武器
防具/カガチシリーズ
モンスター/ジンオウガ - 牙竜種、雷属性を使う点が共通。また亜種は雷属性が苦手。