武器/シゾー・ワーガ

Last-modified: 2023-11-15 (水) 19:41:42

目次

概要

  • オオクワアゲハの強靭な大アゴを加工して作られたチャージアックス。初登場はMHX。
    「鋭い棘が肉に食い込み、骨を断ち切る」と武器説明文にある通り、オオクワアゲハ由来の刺々しい刃が特徴。
  • MHP3での初登場以来、久々に増えた新規オオクワアゲハ武器。
    剣も盾もクワガタの大アゴを使ったハサミ状で、二叉に分かれているのが印象強い。
    大アゴの刺々しさだけが特徴ではなく、剣の刀身や盾の展開部に仕込まれたアゲハの翅飾りが美しくもある、
    オオクワアゲハを全体で表現している一品。
    • ハサミ状の剣だが刃はきちんと外側についており、チャージ・合体時には閉じられる。
      地味ながらギミック武器の一員といえるだろう。

性能

MHX(X)

  • 他の武器からの派生はできず、直接生産でのみ作成可能。また他の武器への派生も持たない。
    主な必要素材はオオクワアゲハの他、虫素材やゲネル・セルタス素材。
    いにしえの龍骨や獰猛な蝕龍鱗、赫い龍液なども用いる。
  • 性能面は攻撃力と龍属性がやや低めで、榴弾ビンを持つ。
    斬れ味は上位では白ゲージ、G級では紫ゲージが匠を発動させないと出ず、しかもあまり長くない。
    反面それぞれ青ゲージと白ゲージの長さは優れているので、
    匠を切って他のスキルを充実させるか、匠でより高い火力を求めるかで悩まされる。
  • MHXでは、LV4で最終強化の「鋏刃斧ロワーガ」となる。
    • 攻撃力200
    • 龍属性12
    • 斬れ味は素で青80、斬れ味レベル+2で白30
    • スロット無し
    攻撃力・属性値ともに少々物足りず、スロット無しもネック。
    獰猛化素材を要求されるので作成もやや面倒。
    青ゲージが長く攻撃力も低すぎるということはないので、使いやすくはある。

  • MHXXではLV6で究極強化の「鋏刃裂斧ギラロワーガ」となる。
    • 攻撃力300
    • 龍属性18
    • 斬れ味は素で白60、斬れ味レベル+2で紫20
    • スロット1つ
    今作の龍属性榴弾チャアクは層が厚く、ギラロワーガは匠の有無を問わず封龍盾斧【界分】に大きく劣る。
    さらに、匠有りなら黒龍盾斧という超強敵が現れる。
    これらより優れる点は、赫い龍液といくらかの虫素材で強化可能という作成の早さ・簡単さくらい。
    どうしようもないほどの弱武器というわけでは決してないのだが、見た目以外の理由でこれを使うことはほぼないだろう。

MHR(:S)

極限まで研ぎ澄まされた刃は、
鋭さを増して尚、頑強さを失わ
ない。シゾー・ワーガ強化型。
(鋏刃斧ロワーガ)

極限の鋭さと完全無欠の硬度を
誇る武器。この刃を振るえば大
地を割ることもできるという。
(鋏刃裂斧ギラロワーガ)

  • MHW系列ではオオクワアゲハと共にリストラされてしまっていたが、Riseで復活を果たす。
    上位最終強化で「鋏刃斧ロワーガ」となる。
    • 低めの攻撃力180に榴弾ビン搭載
    • 斬れ味は素で青、匠4から白
    • 高いとは言い難い龍22
    • 会心率15％
    • スロットはLv1が1個
    • 百竜強化は攻撃力強化III、龍属性強化III、竜種特効
    と、榴弾ビン持ちとしてはかなり寂しい攻撃力となっている。
    せっかく風神龍素材まで使っているのに、どうして…
  • 斧強化で振り回すのが最適なのだが、その土俵では夜走盾斧【冥冥裏】に押されがち。
    この作品では匠が異様に重いため、ロワーガの白ゲージは半ば無いようなもの。
    匠4+剛刃のスキル負担は極めて大きく、他のスキルを積む余裕がなくなってしまう。
    一方の冥冥裏は攻撃力190に匠不要の白ゲージ、Lv2スロット、極めつけに百竜強化で防御研磨術II。
    ロワーガの勝っているところは龍22のみ。しかし、これだけで物理性能の差を覆すのは無茶な話である。
    そのため、大半の武器と同じように「ナルガで良くね？」と言われると何の反論もできない状態であった。

  • 時が流れ、サンブレイクが狩猟解禁。「鋏刃裂斧ギラロワーガ」も復活を遂げる。
    要求素材が非常に軽く、作製難易度は全体を見渡しても低い部類。
    性能の方は、
    • 大幅に成長した攻撃力330、ビンは変わらず榴弾
    • 素で白40、匠でも紫は出ない
    • 特別高くも低くもない龍34
    • この攻撃力帯では最高の会心率15％
    • スロットはLv2が1個に成長
    • 百竜装飾品スロットはLv2と標準的
    攻撃力が急成長したのが最も嬉しいポイント。榴弾火力もある程度は見込めるようになっている。
    紫ゲージは持たないが、逆に言えば匠不要なのだと前向きに捉えても良い。
  • しかし、このスペックを以てしても立場は安泰ではない。
    同じXXからの復活組となるフォースofカタストルが強力なライバルとして行く手を塞ぐ。
    互いに超会心を積んだ斧強化運用に適性を持つ龍属性の榴弾盾斧で、性能を比較すると
武器名攻撃力斬れ味龍属性会心率スロット百竜スロット
鋏刃裂斧ギラロワーガ330白403415％Lv2Lv2
フォースofカタストル320紫10+白403020％Lv2Lv2

このように物理・属性・拡張性全てが拮抗している。え？THEセイヴァー？知らない子ですね…
  • 紫を維持すればカタストルの方が期待値は上だが、業物より重いスキル群が必須。
    一方、ロワーガの斬れ味ケアは業物3で済む。拡張性が同等である以上、スキル自由度や快適性ではやや勝るか。
  • この他にもラスボス武器や看板モンスと龍属性の榴弾盾斧は激戦区、
    なおかつ強烈な個性を持った強属性盾斧の存在もあり、この武器は少々影が薄い。
    前線に持ち出せるスペックは持っているので、外見に惚れ込んで使っても良いだろう。

関連項目

アイテム/オオクワアゲハ