聖なる名を持つ者法王陛下

Last-modified: 2018-09-11 (火) 00:02:50

解説

第十章にて存在が語られた謎の人物。ファングオブヴェスティア法王陛下と読む。

千人斬りの夜にズィャ=パリスまんが一夜にして1つ残らず消滅した*1事件の犯人であるとカーバンクル公が明かし、謎の影が出没する事件とは無関係であると指摘した。

実際にズィャ=パリスまんを自身の魔力に変換してしまったのはサー=ヴァル暗黒卿なのだが、この人物が犯人だと語られた理由は諸説あり

  1. カーバンクル公がサー=ヴァル暗黒卿をかばうために、機転を利かせて嘘をつき罪を被せた
  2. カーバンクル公は誤った推理をしており、本気でファングオブヴェスティア法王陛下が犯人だと考えていた

のどちらかだと考えられるが、直後にサー=ヴァル暗黒卿が「カーバンクル公 何で知っておりながら目を瞑っておるのー」と反応しているところを見るに、前者の可能性が高い。もしそうだとするなら、この際カーバンクル公は眉一つ動かさず、目線も泳がず、淀みなく話していたため人を騙すことに関してはかなりの才能の持ち主である。*2
この対応にはサー=ヴァル暗黒卿も驚き、「…はは、イカれてるぜ、お前……!?」と賛辞を送った。

なお、この法王陛下が実在するかは不明である。

関連項目



*1 にも関わらず眼の前のテーブルにズィャ=パリスまんが置いてある
*2 仮に後者だった場合ドヤ顔で迷推理を披露していたことになるが、結果としてサー=ヴァル暗黒卿は自分を守ってくれたと思ったようなので結果オーライといったところか