ニューオーリンズ級重巡洋艦 1番艦 ニューオーリンズ
この迷彩を付けるとSE音も変化する。
2024年12月の年末年始のキャンペーンにて発売されたホワイト迷彩のニューオーリンズ。独立した艦艇でオリジナルと同時に所有できる。諸元はまったく同じ。
性能諸元
・基本性能
Tier | 6 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Pensacola |
国家 | アメリカ | 派生先 | Baltimore |
生存性 | 継戦能力 | (A) 29,700 (B) 35,000 | |
装甲 | 6mm-152mm ・防郭 19-127mm ・艦首/艦尾 25mm ・砲郭 25mm ・装甲甲板 25mm-83mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 4% | |
機動性 | 機関出力 | 107,000馬力[hp] | |
最大速力 | 32.5kt | ||
旋回半径 | 660m | ||
転舵所要時間 | (A) 9.0秒 (B) 6.9秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 12.1km | 0.0km | 14.1km | 6.8km | |
航空発見距離 | 7.3km | 0.0km | 10.3km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | Mk7 mod.1 | 13.6km | 134m | |
Mk7 mod.2 | 14.9km | 145m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | (前期)203mm Mk14 | 3基×3門 | HE弾 2800(14%) AP弾 4600 | 13.5秒 | 25.7秒 | |
(後期)203mm Mk14 | 3基×3門 | HE弾 2800(14%) AP弾 4600 | 12.0秒 | 27.7秒 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 127mm Mk19 mod.6 | 8基×1門 | HE弾 1800(9%) | 4.5秒 | 4.5km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 20mm Oerlikon Mk4 | 26基×1門 | 94 | 2.0km | |
40mm Bofors Mk1 | 6基×2門 | 68 | 3.5km | ||
127mm/25 Mk19 mod.6 | 8基×1門 | 58 | 4.2km | ||
B | 20mm Oerlikon Mk4 20mm Oerlikon Mk20 | 9基×1門 17基×2門 | 32 104 | 2.0km | |
40mm Bofors Mk2 | 6基×4門 | 95 | 3.5km | ||
127mm/25 Mk19 mod.6 | 8基×1門 | 58 | 4.2km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ |
1 | ![]() | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 |
![]() | 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 |
![]() | 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | |
![]() | 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | |
3 | ![]() | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離 |
![]() | 操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | |
![]() | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (42,000) | ━ | モジュールスロット2 (84,000) | ━ | モジュールスロット3 (105,000) | ━ | Baltimore (210,000/-) |
船体 | ||
---|---|---|
![]() | New Orleans 船体B | 1,800,000 |
主砲 | ||
![]() | 艦砲 203mm/55 Mk14 | 225,000 |
射撃管制装置(照準装置) | ||
![]() | 照準装置 Mk6 mod.2 | 225,000 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5秒 消耗品の準備時間:60秒 |
十字キー上 | |||
![]() | 水中聴音 | 2回 | 消耗品の動作時間:94秒 消耗品の準備時間:180秒 魚雷発見:2.9km 敵艦発見:4.2km |
十字キー右 | |||
![]() | 水上戦闘機 | 4回 | 消耗品の動作時間:360秒 消耗品の準備時間:180秒 HP:x 秒間平均ダメージ:53 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ニューオーリンズ級は、アメリカ海軍における新世代の重巡洋艦のうち最初期のもののひとつであり、装甲防御力が大幅に強化されていた点が特長でした。排水量の制限を考えると、火力、防御力、速力のバランスが極めて優れていたと言えます。
解説
- 概要
バランスの良い性能を持つ、アメリカTier6巡洋艦。
- 主砲
最大の特徴として、前級のペンサコーラから主砲旋回速度が大幅に向上している。
主砲改良2を搭載しなくても、全力転舵に余裕で砲が追従してくれるため、機動戦がやりやすくなった。
主砲をアップグレードすることで装填速度が1.5秒短縮されるので早めに更新しておきたい。
砲門数はペンサコーラの10門から1門減少し9門となったものの、砲性能がTier7相当と非常に優秀で砲の取り回しの良さも相まって申し分の無い火力投射が可能となっている。
使用する砲弾はペンサコーラと同じものであり、基本は強力なAP弾を使用しつつ、駆逐艦や艦を立てている敵に対してはHE弾を適宜使用していこう。
主砲射角は前方35度、後方30度であり、若干引き撃ちの方が戦いやすい。
実はこの主砲(以降NO砲と仮称)、AP弾の方がHE弾より速いという面白い性質を持っている。
これはT7以上のツリー米重巡にはない特徴であり、身近な艦で速度比較すると
「NO砲(AP)≒T5-7日巡砲>T7米巡砲>NO砲(HE)」という関係になる。
以下にAP弾とHE弾の特徴を記載してゆく。
- AP弾
Tier6から引き続き、跳弾優遇と十分な貫通力を併せ持っており、スペック上は、5kmで330mm、10kmで225mm、15kmで155mmまでの垂直装甲を貫通できる。
これは「半径15km以内の45度傾斜した艦の100mm装甲を確率跳弾判定を無視して貫通できる」と言い換えてもよい。(実際には、複数装甲・傾斜装甲に命中したり、落角や前後砲塔の位相差があるため、単純に三角関数で計算した値にはならない。一種の目安と考えてほしい)
同格以下のほぼ全ての巡洋艦の船体中央防郭が100mm以下であることを考えると、これは非常に大きなアドバンテージである。こちらに腹を向けている、向けそうな巡洋艦はとにかく刺していこう。味方戦艦とクロスをとれる位置取りを意識して動くと、狙い目の巡洋艦を探しやすい。
跳弾が発生し難く、弾速が速いという特徴から、実は駆逐艦にも有効であったりする。203mm砲はAP弾の信管発動に34mmの装甲を必要とするが、甲板に命中したり、16mm部分に60度超で着弾することで通常貫通となる可能性がある。(流石にこの角度まで行くと確率で跳弾するが)駆逐艦=HEとしか考えないのは非常にもったいない。
- HE弾
威力・発火率は並であるが、山なりに飛ぶ低速弾である。図体のデカい戦艦相手なら全く問題はないのだが、小回りの利く駆逐艦や巡洋艦相手にはお世辞にも向いているとは言い難い。(HE主体で戦いたいなら素直に妙高やAlgerieに乗るべき)
米巡のお家芸ともいえる島越・島影からのHE投射のポテンシャルは高いが、レートが低く、レーダー艦ではない当艦が序盤から積極的に扱える戦法とは思わない方が良い。
元気なうちは大海原を泳ぎ回りヘイトを適度に引き受け、中盤以降に中破~大破したのを見計らって、地味にツリー米重巡で最優秀な素の最大射程を生かした火力投射艦に転身するのがおススメである。(よって、アドレナリンラッシュはかなり有力な選択肢)
- まとめ
ペンサコーラから変わらない(と筆者が思う)NO砲の総評は
「AP弾の通る艦にはめっぽう強く、通らない艦にはめっぽう弱い」である。
同格以下の巡洋艦には、いつでもAPを撃ち込める心構えでいるとよい。熟練装填手は必須に近いとすら感じる。
固い格上巡洋艦にはどうしても苦戦を強いられることが多い。やはり、安定したダメージソースであるHE弾が遅く当て難いのが非常に痛い。追い打ちをかけるように、高Tierは交戦距離も遠くなりがちである。
トップTier戦では、存分にオラつこう。
13mm未満の艦首艦尾の巡洋艦群に対しては全距離、全姿勢でAPを撃って問題ない。
ミドルTier戦ならば、素直に与しやすい相手から順番に刺していこう。
ボトムTier戦や局地的Tier不利の場合は、「即座に引き撃ちに移行可能な形でしか撃たないこと」を意識すると良いかもしれない。HEが遅いなら敵の方から突っ込んできて貰えばいいのである。ボトム巡洋艦に積極的攻撃姿勢を期待するなら、それは味方が間違っている。
- AP弾
- 装甲
装甲もペンサコーラ級から大きく改善され、巡洋艦の8インチAP弾に対しても有効な防御力を持つようになった。また主砲が1基減ったことによりVPが小さくなり、相対的な防御性能は前級から格段に向上している。
船首・船尾・甲板・砲郭が25mmとTier5戦艦と同等レベルの重装甲かつ、装甲が薄い部分がかなり少ない為、防御姿勢を保持できれば14インチ(356mm)砲以下のAP弾を弾く事が可能と非常に堅牢。
ただし、修理班が使えない上に重巡にしてはHPが低めなせいで継戦能力が低く、15インチ(380mm)以上の砲は普通に強制貫通される為、大口径の戦艦が相手の場合は慎重に立ち回りたい。
- 対空
対空砲が初期艦体から多数搭載され、艦体改良で更に増量されるので、アメリカ巡洋艦らしく戦艦の随伴艦としてしっかり防空を意識しよう。射程は短めであるがTier6としては強力な対空砲火を展開できる。
本艦の本領発揮は中距離(3.5km圏内)からである。加えて、短距離(1.5km圏内)は米重巡でトップ(なんとAlaskaよりも微妙に高い)。
島越しに奇襲でもされない限り防御姿勢が間に合う舵の良さも相まって、特に爆撃機、雷撃機の迎撃は非常に効果的に行える。ただし戦艦に腹を見せないように注意すること。
対空防御砲火の使用タイミングはよく測ろう。おおよそ4kmで艦載機がヘッドオン気味であればしめたもの、Tier5なら瞬く間に叩き落し、Tier7も容赦なく漸減する。
大海原で回避盾と対空戦闘を両立し続ければ、おのずと味方の負担も減るだろう。
- 機動性
前級ペンサコーラの優秀な機動性はほぼ引き継がれており、旋回半径は660mと拡大したものの転舵所要時間は6.9秒と同Tier巡洋艦内ではトップの性能を誇る。
前述のとおり主砲旋回が速いため、回避しつつの砲撃戦には困らないだろう。ただし最大速力は32.5ktと平凡であるため、追撃・撤退の状況判断が遅れないように注意が必要である。
- 隠蔽性
隠蔽距離は12.1kmとTier6としては比較的良好な隠蔽性である。
迷彩と艦長スキルにより、イタリア巡洋艦並みの10km以下まで短縮するも可能である。
- 総評
ペンサコーラ級のネックであった主砲旋回速度の遅さが解消され、その他の性能も軒並み強化されている。
上方修正によって重巡らしい堅牢な装甲と高い砲性能を手に入れて生まれ変わった強力な巡洋艦に仕上がっている。
レーダーや煙幕といった特殊な消耗品は持たないものの、攻撃力、機動力、防御力の三拍子が揃った非常に扱いやすい巡洋艦と言えるだろう。
ただしあくまでも巡洋艦であるため、油断していると敵戦艦や巡洋艦のAP弾によって手痛い一撃をもらう事になる。巡洋艦の基本をしっかり守りつつ戦う事が重要となる。
史実
米条約型重巡洋艦の第4陣にして、ポートランド級の改良型として建造された本艦型は、装甲の強化とそれまで問題となっていた復元性・居住性の問題を改善した「米条約型重巡洋艦で最も完成された艦」と評価を受けることもある巡洋艦である。装甲はペンサコラからノーザンプトン、ポートランドと強化されてきたが、船体や防御区画のさらなる縮小によって区画防御の効率化が図られ、ニューオーリンズでは垂直最大127mm・水平最大57mm、砲塔も200mm~70mmというさらなる重装甲化が行われまた増強されている。外見的な変化である、近代的な塔型艦橋や前後煙突の間から後部煙突後方へと移動したカタパルト、及び航空機格納庫も兼ねる大型の後部構造物も防御力向上に繋がっている。
本艦型は7隻が建造され大戦中の殆どを大西洋で過ごした助かるさタスカルーサ以外の6隻は太平洋で活躍した。そしてその6隻の内3隻は第一次ソロモン海戦で戦没、残った3隻も第三次ソロモン海戦、ルンガ沖夜戦で甚大な被害を受け日本海軍と壮絶な死闘を演じた。
余談
本艦型ニューオーリンズ級は、当初1番艦にアストリアが就役する予定だった名残でアストリア級と呼ぶ場合もある。
米重巡の魚雷発射管は竣工時に搭載されていながらも後の改装によって取り外されていったが、ポートランド級からは完全に廃止。よって本艦型も最初から搭載していない。
ルンガ沖夜戦にて被雷し、艦首を損失・仮装艦首を取り付けたニューオーリンズ・ミネアポリスの写真があるので興味がある方は調べてみるといい。
小ネタ
公式動画
編集用コメント
コメントはありません。New Orleans/編集用?
コメント欄
最新の15件を表示しています。コメントページを参照